[最終報告]私と植物の成長(工:吉田朱里)
2020年1月26日 (日)

対に最終発表となりました。
TOP画像は家にある多肉植物です窓際に放置ですが元気に育っています。(水不足で茎の途中から根が出ているところはありますが...)授業で育てていた野菜たちと比べると手間のかかり具合は雲泥の差ですが我が家のかわいい植物たちの一員です。
(1) 植物、作物の栽培を行って、最初に想像していたよりも、たいへんだったこと、逆に、以外とうまくいったなどの栽培面で感じたこと
私の場合、最初から注意はされていたものの、徒長に対して苦労していた気がします。なかなか土に押し込めたつもりでもまたすぐに初期は乾燥後の風などで出てきてしまい、それを繰り返すことで土の表面も縁すれすれまで来てしまってなかなかリカバーできなくなってしまっていました。おそらく初期の段階でもっと茎を曲げてでも押し込んでいたらその分低くできたのではないかと思いました。そのため二回目のハツカダイコンでは押し込んだ上で一気に土を増やしてみました。これは最近行ったのでどうなるかわかりませんが、風よけもあるので成功することを願っています。
(二回目のもの土寄せ前後)
一回目の方はだいぶリカバーできなくなってしまった影響が顕著に出てしまい、他の今年度のハツカダイコン栽培者である日野原さんのものと比べても私のものはだいぶ斜めに、またものによってはアーチ状に育ってしまっていました。どちらも土寄せと肥料の追加後は太くなるとともにだいぶまっすぐにはなりましたが例年の受講者の方々のようなきれいな見た目にはなれませんでした。前記事の収穫でもわかるように作物自体に何かしらの悪影響があるわけではないので良いのですが、そこは少し心残りです。一回目のもの収穫後の二回目がまっすぐ育ってくれるといいなと思っています。
また、水のあげる頻度にもだいぶ苦労しました。あげすぎは良くないと知って以降は逆にあげなさすぎ気味になってしまったなど、なかなか正解に至ることができていませんでした。しかし途中からは、とくにふあふあミックスで、なんとなくですが葉っぱのさわり心地でややふにゃっとしているとそろそろ水をあげなくてはとわかってきました。なんだかそんなちっぽけなことでも観察してきた甲斐があったなと感じられました。
そしてうまくいかなかったと言えるのか、立地的にしょうが無かったのかはなかなか断定できませんが、日当たりに関してはいまいちのままだった気がします。アルミホイルでの反射板など、工夫はしてみたものの紫高菜や赤茎かいわれ大根の色づきを見る限り効果はいまいちだったように思われます。実際は対照で育てたものがないので少しは効果があったのかもしれませんがやはり他の方と比べた成長具合などからしてもやや足りてなかったようです。仙台自体は地元と比べてみたところ圧倒的に日照も良く日光量的には良いはずだったので、工夫の仕様はもう少しあったのかもしれません。
逆に成功したと感じたところは発芽率です。この成功点についても環境的な面かもしれませんが、ハツカダイコンでは100%、ふあふあミックスもかなりの高確率での発芽でした。ハツカダイコンは過去の記事などから嫌光性であることを確認し、完全には遮光しないもののスプラウトの横など室内での置き場は工夫しました。ふあふあミックスは種まきの時点でやらかしてしまい、最初は以下の写真ほどの発芽量で発芽率約88%でたが、最後の方に土のしたから成長してあらあれたものもあったためほぼ100%だったと言えるかと思います。この、後から成長してくるものはうれしさの反面謎でもありましたが佐々木さんの方のちょい辛ミックスでも似たようなことがあったそうで、そちらのコメントより、同じく暖冬といったことが影響していたのかもしれません。
(上;最初の発芽量/下;1/11 94日目 後からの株と目安)
振り返ると成功よりも失敗ばかり思い出されてしまいますが、なんだかんだ続けてこれたおかげで、まだまだ記事を書いている途中ですが達成感は大きいです。
(1407)
(2) 植物の観察眼を養うことを目的としていましたが、それ以外の科目などへの波及効果もあったのではないか。どの様なところに波及効果があったかを、実際の講義名を入れながら、どの様な波及効果なのか。
現セメスターでは実験がなく、英語の授業も第3希望のクラスとなってしまい問題をといて意見を文章にすると言った授業で、他も全て座学となっているため観察眼の直接の効果を他の授業内で実感したことはなかなかありませんでした。(授業は計算またはひたすら暗記科目でした...)そのためやや趣旨が違うかもしれませんが、文章を書くという面では、SAPという短期留学の事前調査にてその係をやっていたこともあり、いかに見やすく誰が見てもわかりやすくできるかで工夫をしようと心がけられたことが上げられると思いました。自分の文章はもちろん、全員から集まったものを被り等見つけてはつなげたり、他のグループには説明が必要な内容だと思ったところは説明の追加を加えたりしました。一応、過去や他の受講者の記事を色々と読み参考にしていたこととつながるかと。
(355)
(3) 毎日の観察をすると言うことで、どの様なことが身についたのか。
実はこの講義の前に、親戚から葉牡丹の苗を2個いただいて育てていました。もらったのは実家から仙台への途中で9月中旬すぎころでした。もともとそのころからこの講義を取りたいと考えており、練習としていいだろうと思っていました。しかし事件が起こりました。まだ毎日観察するとまではせず、なんとなく窓越しにちらっと様子見をしながら程度にしてしまっていたところ、仙台に帰ってきて数日後、片方の株になんだか葉に小さな青虫がついていました。当時はこのくらいならほっといてもいいんじゃないかとあまり確認せず放置してしまいました。その数日後、再び見ると見るも無惨に...
もう片方もあまり確認せず、離しておけば大丈夫だろうとずらしただけでした。心配になって翌日見ると、それもたった一日でぼろぼろになってしまっていました。これは調べなかったのも問題でしたが、毎日しっかりと観察をしていなかったのも原因です。そんなこともあり、講義が始まってからの観察では細かいところまでしっかり確認するよう、特にあの事件後すぐは気にしていました。寒くなって植物の成長も遅くなってからは、虫も減る時期でもあり、やや観察が薄くなってしまいましたがだいぶ変化には自然と目がいくようになりました。例えばふあふあミックスのそれぞれの生育の差と違い、肥料による変化。これらなどは日々の観察があったからこその気づきだったと思います。
(519)
(4) 文章を書くという点で、ゼミ開始前とあとでどのような変化があったか、考察。
この授業の記事では私の場合、前説+記事本文+前回に関してのような大きく3つの文章を書いていたのでそれぞれに関して。前説というか、日常や出来事に関して、こちらは私の場合普段と違うことが少なく、3回に2回くらいの高確率でなかなかに悩んでいました。最初は本当にどうしたらよいかわからず夏の出来事を書いていましたが、最近は自由度を増して好きなこと、書きたいことをすらすら書けるようになりました。ここでの成長は今後の実験・演習でのおそらく毎週のレポートでの考察等に生かせていけるのではないかと考えています。当然レポートなので自由すぎるのは問題ですが。
記事本文としては過去のを見返すとだいぶ単なる時系列になっていました。途中途中の渡部教授からのコメント記事などで、次第に単なる時系列ではなく書きたいこと(言いたいこと)を意識して書くようにはなっていったものの、やはり他の受講生の方々と見比べているとうまくまとまっていなかったり読みにくさがあったりする気がしてしまいます。他の受講生、過去の受講生の方々の文章の書き方を改めて見ていったところ、うまいなと思った人などは例えを入れていたり、言い換えがうまく伝わりやすかったりしていました。言い換えてわかりやすくするのはとても大事なことですが、どうも私は苦手な気がしています。特に英語でわかりやすい表現で自分の語彙力で伝えるなど。今後は、今回の最終発表を書くに当たり気づいたことをいかしていけたらと思っています。
そして今は5000字というおそらく今までで一番長い文を書いていますが、こちらも普段の1000文字以上の記事をこなしていたおかげか、やや多いけど無理ではない、とそこまで悲観的にはなりませんでした。なかなか毎週は投稿できていなかったもののこまめに休み時間などを使って書いていたためある程度の文量となり、だんだんと苦ではなく、日常へとなってきました。(ただ、地味に写真をスマートフォンからパソコンに送るのが面倒で後回しになってしまったことは多々ありました。)3セメスターで取っていた基幹科目で4000字以上のレポートという課題が最後にあり、そのときは今と比べものにならないくらいひどかったと思います。世界各国のかき氷を比較したのですがとにかく各特徴を並べたようなものになってしまい、単なる図鑑に近くなってしまっていたかもしれません。そんなものでも当時は4000字という量に苦しんでいたためその頃と比べるとだいぶ長文には慣れてきたんだと実感しています。
(1031)
(5) 植物を栽培して、観察するということは、客観的に物事を捉えて、自然科学的なものの見方を学ぶということ。そうした点について、自分自身が習得できたと思う点、他の受講生と比較して、さらに、研鑽を積むことが大事と思う点。
この授業を通して定期的に植物を観察するとともに、
自然科学的なものの見方としては、何かしらの結果があり、それが見られたとき、絶対にその結果には理由があるはずであり、それに対して追求していくことが習得できた気がします。例えば最近だと、ハツカダイコンの収穫時、根の割れていたところがほぼ分離し、薄皮の紐状になって対にそれぞれ反対方向についていました。最初はその結果を書こうとしていましたが、書いていて、なぜ、その分離した根の表皮は正反対方向についているのか。それも考えなくてはと思えました。私的にはその"なぜ"なのか追求していくことが自然科学的なものの見方、考え方にとって大事な気がしています。この事象に関しては正しい結論までたどり着けなかったかもしれないものの子葉と関わりがありそうだという考えには至れました。
そして他の受講生の方々と比較して、対照実験といった比較のできる実験をしていなかったことはまだまだ足りていなかったなと感じました。私も記事中でスプラウト2回目栽培時、次は密度を変えて挑戦したいと述べていましたが忙しさから結局やらずじまいに終わってしまっていました。最終発表後にも挑戦できるものの、対照実験のように栽培をして考察等を書けていたら良かったなと感じています。
(781)
(6) 双方向性を意図して、構築した展開ゼミで、ラボスタッフのオガタくん、増子さん、渡辺教授がコメントしました。そのコメントにどの程度、followできたのか、意味があったのかということについて。
いただいたコメントに関しては、やや遅くなってしまっても大半はFollowできた気がしていました。ただ、振り返ってみたところ、例えば初回いただいた「全てをフルに盛り込む必要はなく、ピンポイントもありです(水やりなど)。」このコメントをいただいた後もだいぶ盛り込もうとしてしまっていました。もっとこの初心に返っていれば記事の回数をこなせた気がしています。何度も様々なところで書かれていた水やりでの「鉢底から水が出てくるのをしっかり確認」。こちらはいま育てているハツカダイコン用小さな鉢2つでは実践できていますが、ふあふあみっくすとハツカダイコン一回目+二回目一部用大きな鉢では実践できたことがほぼ無かった気がします。一度に大量には与えているつもり(水がしみこむのに追いつかずややたまるくらい)ですがこれ以上はどうなんだろうと躊躇してしまっていました。特に最近は気温が低く土もなかなか乾かず与えすぎは酸欠を起こしやすそうだと感じてしまっていました。結果的にはそれでも与えていたからか最後の方はしばらく立つと鉢底から水が出てきているのが確認できたので良かったです。最後の方になってですがこれくらいが言われていた量なのかと思えた気がします。
また、+αで書いていたコメントに対しても色々とコメントをいただけて、学んだことが数多くありました。具体的には[2]の"光のクロロフィルによる吸収"、[6]では"カビ"、[8]では"アントシアニン"、[9]は"反応速度"、[10]は"植生と差"、[11]は"陶器"、[12]は"sRNAによる情報伝達"についても勉強になりました。私の化学・バイオ工学科という学科では当然ながら工学に関することも、有機化学などの化学反応に関すること、生物の生体内の反応に関すること、幅広く扱っています。そのため専門の授業でも生物の構造や反応の制御、結晶のでき方など上記のことと関わりのあるものを同時進行で学んでいました。そのためそれぞれで、これは最近やったなどと思いながら学ぶことができました。タイミング的にはたまたまなのでしょうが結果的には良かったです。
そして、一時期コメント欄で料理に関しても学ばせていただき楽しかったです。レパートリーが増えました。
(909)
(7) 中間発表で目指した点がどれだけ達成できたのか。
中間発表では今後、理系らしく数値をしっかり計測していくと目標を立てていました。実際にハツカダイコンの地上部の根の太さを計測してはいましたが、そのときもう一つの目標としての「できる限り同じスパン」はかなり間の開く微妙な結果となってしまいました。サイズを測ったのはおおよそ1週間ペースで、結果としてはそこまで急な成長ではなかったので良かったものの、生物を相手にするにしてはあまり良くなかった気がします。目標を立てたからこそ、頭の隅に測らなくてはと言う意識があり実行できたものの、やはりもう少しこまめに習慣づけるべきでした。達成が微妙な結果になってしまった理由としては、生活リズムが不規則でさらに他の大きな提出物との被りもありややおざなりになってしまったことだと思います。ここは自分の意識で改善できた気がするので完全に私の甘さでした。
間引き、収穫の時期のみ逃しに関しては中間発表以降はまあまあ良く進んだのではないでしょうか。ハツカダイコンもまだ1株のみの収穫ですが"す"も無く、いいタイミングだったと思います。もう1株はもう少し大きくなるのか様子を見ています。時期は逃さないように気をつけたいです。
文章に関しては以前よりはすらすら書けるようになったものの、なかなか長文としてはいまいちな気がしています。何かを調べたときはそれに関して長文を書けたものの、普段の記事としてはそこからの発展(追加の調べ物をする以外)は内容が浅く短くなっていた気もします。これは先に述べたように他の方々をもっと参考にできていれば良かったなと思います。
(660)
(8) 以上の(1)~(8)を踏まえて、この展開ゼミで学んだことを、大学での活動を含めた日々の生活に対して、どの様に活かすことができるか。さらには、まだ、収穫していない作物を今後、どの様に管理したいか。
もともと色々とチャレンジをして+αになるよう挑戦したい、また、TGLプログラムにもつながるという利点もあり受けたこの授業。毎週決まったキャンパス内の場所で受けるのではなく各家庭、場所で毎日観察をしていくという、まだ研究室配属されてない私たちにとっては初めての形式の授業でした。始まった当初は、ちょうど専門の授業の多さ、バイトからもかなり忙しい毎日になってしまっていましたが次第に慣れてきて、最終的にはあきらめず続けて良かったなと思えています。上記で書いたように良い習慣も身についたと思います。内容はやや被ってしまいますが、研究室配属後、特に生きてくることを見越して今後もこの、気になったことはすぐ追求していく姿勢、何かを続けていく姿勢は大事にしていきたいです。まだ何の研究をしたいか決まっていませんがだからこそ、気になったことをすぐ調べ、興味を持つことを増やして、それが将来の目標につながるといいなと思います。今後もまだまだ自分に負荷をかけるかたちで授業を取っていく予定です。今回頑張って続けられたからこそ、そのことを思い出しながら乗り越えていきたいです。
まだ収穫していない作物に関してはハツカダイコン1回目はSAPで旅立つ前までに収穫を、2回目はおそらく無理なので友人に託したいと思っています。ふあふあミックスは残すもの以外をハツカダイコン1回目のもの同様収穫して残りは様子を見てみたいです。ハツカダイコン二回目に関してはダイコンと言えば花が咲くと思い、開花まで育ててみる株があっても良いのではと思ったので1~2株は花まで目指してみるかもしれません。
(672)
(計 6334 文字)
コメントに関して...
それにしても来週だけでそんなに試験とはけっこう単位をたくさん取るんですね。
以前、今後、卒業までに取りそうな単位、目指して取りたい単位も合計して計算したところ、最低限の卒業単位数よりも20近く多くなってしまいました...なのでたぶん私が多めに取っているだけかもしれません。ただ今セメスターは専門科目の必修、選択でもみんな取るような科目が多いため避けては通れない道となっています。がんばります。
ハツカダイコンの根の割れについて、きちんと調べているのは大したものです。ただし、敢えて言うならばそれはネット情報で多く見られる「列挙」です。
これは私も書きながらこれはブログから引用しているようなものだし調べが浅いだろうなとは感じていました。しかし、この最終発表とテスト勉強もしなくてはと妥協してしまいました。もうすでに最終報告をしている日野原さんの記事を見てもやはりしっかり読まれていると改めて実感し、もう少ししっかりとした根拠を取り入れば良かったなと思いました。
宮城県では何と「曲がりネギ」が特産なんですね
この前スーパーでネギがまっすぐなものと曲がっているもの、そして小ネギが売られていてこんなにも種類があるのかとなっていました。曲がりネギは特産品なんですね。今度挑戦してみたいです。
(以前コメントで教えていただいたホワイトソースも作ってみました!友達も大絶賛。ほぼだまにならずトロトロに。何を鍋敷にしているかは......)
今まで様々なコメント等、サポートありがとうございました。今これを書きながらもなかなか明日のテスト大丈夫かなと言った心境でもありますがとても達成感でいっぱいです。コメントでいただいたようにこれからもつながりを大事に精進していきたいと思います。半年間ありがとうございました。(2月も忙しいのでできるかわかりませんが、なるべく2月中の収穫も最後に記事として出せるようにするつもりです。)
コメント
工学部・吉田さん
育種の渡辺でございます。この講義を開講して5年目くらいかと思いますが、ほぼ毎年、1名くらい2年生以上の方が受講してくれます。よい意味でのメンター(路先案内人)として、他の受講生をリードしてくれたのではと思います。収穫のタイミングを外さず、「す」がはいらないで、収穫できたのも、何よりかと思います。自然科学的な側面を重視したいとこちらは思っているので、グラフ化したり、数字を出してくるという点でもよかったと思います。最終報告で仙台とさいたまの日照量を数値で出していますね。惜しむらくは、どこから出した数値なのか、そのグラフ化、あるいは、積算値を出して、仙台の方がというようなことがあれば、より説得力があったと思います。どうでしょうか。 ことしは「トーホク」さんとのコラボで種子がミックスされたものを使いました。他のものはシャーレで発芽させてと言うことをしたのですが、ミックスだけは、直接、種播きをしてもらったと思います。受講生によって上からかける土の具合、芽が出るまでは「水を切らさず」に、たっぷりと水やりをするのですが、その当たりの周知がいまいちだったのでしょうか。市販している種子なので、「休眠」しているということはあまり考えられないので。最終的に100%に近い発芽率だったのは、播種したときの土の具合でしょうか。考えて見て下さい。現時点で、他の講義への影響について感じてないようですが、最後のところに書いてあった、研究室に配属されたあとの卒論などの実験で今回のことがきっと活かされると思いますので。また、文章をかく上での最初のイントロの文章。難しいと思います。慣れるまで。でも、今回の講義で自由度をどの程度にすればよいのか、分かったかと思います。是非、他の講義のそうした点、議論を書いたり、結論に導くための論旨の展開の時に、今回のイントロ文を書くことが活かされることを期待しています。
何かの虫に食われたのか、鳥にやられたのか、いずれ、みすぼらしくなった「ハボタン」。でも、そんな経験があったからこそ、今回のような植物へのcareであったり、観察するポイント、その重要性などに気がついたのではないでしょうか。これからの科学(化学)実験でも、反応のどこを見るのか、何の変化を見るのかという、観察のポイントというか、コツを身につけることは大事なこと。今回の観察が、そんなきっかけになれば、よいのですが。文章を書くときに、読み手がおもしろいと思える文章を書くことも大事。reader-friendlyという意味で。一方で、辞書的なこととして、特定の事象について、まとめることができるというのも大事なこと。どちらも書くことができれば、これから先、心強いことかと思います。
気になったら、その時に調べる。昔であれば、図書館、あるいは先輩、指導教官に聞くと言うことだったと思いますが、今の時代、強い味方の「Google先生」がいます。すぐに調べると言うこと。できれば、それを書き残しておく、メモしておく、気になったことと、それが記されたURLを整理しておく。そんなfileを管理しておくと、あとになって、これはということを思い出したり、それを素材にイントロを書いたり、議論をすることができるのではと思います。渡辺の場合、気になった新聞の記事のタイトルとURLをtextで保存しておいて、あとから何かに使うようにしています。是非、調べることを習慣にして下さい。「なぜ」ということを考えること。それがどの様にして起きているかを考えること。1つ前の教育学部・日野原さんにも書いたように、仮定を立てて、それを実証すると言うことにつなげて下さい。と言うか、きっとそうした考え方はできていると思うのですが。手元に残ったものは、是非、収穫して下さい。もちろん、開花させて、どんな風に、花が咲くのかと言うことを理解するのもよいかと思います。ダイコンで花が咲く、なるほどと思える瞬間だと思いますので。この最終報告で、頑張ることができた分、今日からのテストも頑張ることができていると思います。この後どうなったかなどの記事を投稿、welcomeですので。お待ちしております。タイトルの通り、植物とともに、生長したというのが分かる最終報告でした。
わたなべしるす