11月とは思えないような暖かさかと思えば、この週末は最低気温が0oC近くになるとか。初秋と冬を行ったり来たりの今年の天候。植物、農作物への影響もあるようですが、例年のようにゆっくりと冬にならない「秋のような天候」、こんなに体にこたえるとは。。。そんな11月の4週目は仙台市内の小学校へ。![]()
11/22(月):仙台市立将監中央小学校・特別講義「環境問題を多角的に考える」(楽しい理科のはなし2023--不思議の箱を開けよう--主催:河北新報社、協賛:東京エレクトロン)
2015-2019年にコラボで実施していた「楽しい理科のはなし」。コロナ禍を受けて、4年間の中止期間を経て、2023年の今年度から復活。仙台市内、大和町内の小学校へまずは1回ずつの出前講義ということで、2023年度は将監中央小学校へ。この過酷な環境変動を考えるということで、「環境問題を多角的に考える」と題した講義。
環境問題というと、もちろん、地球温暖化などありますが、もっと身近なところに「環境問題」はあるのだということを実感してもらい、地球温暖化、動植物への影響など、いつもの理科とはちょっと離れるかもしれないですが、色々な角度からの環境問題について考える時間になったと思います。最後に挨拶をしてくれた代表の児童の方、講義の内容をしっかり理解して、環境問題を考えることができると思います。みんなの地球です。身近なところから考えて、少しでもよい環境にできればと。![]()
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11/11(土):みらい型科学者の卵養成講座・特別講義「教授の進路選択アドバイス-人生を戦略的に考える-」
本来なら記事の順番が逆なのですが、11日前の「みらい型科学者の卵養成講座」での特別講義の記事を記すのを失念。ちょっとこの間が慌ただしかったなどあり。。。順序が逆ですが、簡単に。今年で15年目の科学者の卵養成講座。毎年、渡辺の研究である「植物の自家不和合性現象」とこれまでの歩みである「キャリア育成」の講義を。
小学校時代に始まり、渡辺が何を考え、行動したのかなど。15年にもなるので、世代のずれが大きいのではないかと言うことも、講義のあとの取材で実感。ただ、「コスパ」「タイパ」などと言う言葉が今の若者では言われているようですが、時間がかかったことから学ぶこともあると。レポートを拝見して、こちらの意図は伝わっているのを実感でした。![]()
11/29(水):今治市立常盤小学校・ふるさと出前授業「自分の将来を考えて、どんな職業でがんばるか考えて見よう!」
今年のふるさと出前授業も残すところ、常盤小と九和小。今日は常盤小学校の5年生に、渡辺がこれまで歩んできた道をお話しして、小学校の頃はみんなと同じような子供時代を過ごし、植物の研究の道に進んだことをお話。それらを通じて、児童のみなさんが自分たちがこれから積み重ねるキャリアであったり、職業を考えるヒントになればという講義。リモートでしたが、対応頂いた白石先生をはじめ、関係の先生方がたくさんのカメラで体育館の情報を送ってくれて、とてもスムーズでした。
こちらからの問いかけにもしっかりとした自分の考えていること、思っていることを表現できていたのはniceです。また、5, 6時間目の間の休み時間もひっきりなしに質問に来てくれた方々の熱意もとてもよかったです。最後の質問の時間は、予定の時間をoverするくらい、今日の講義の感想、質問などあり、それでも時間が足りないくらいでした。今治で出前講義をするきっかけを頂いた常盤小学校で、こうしたふるさと出前授業ができ、こちらもほっとです。来年は予定を合わせることができれば、現地に伺いたいと思います。![]()
11/30(木):山形県立東桜学館高等学校・SSH特別講義「SSH課題研究を始めるに当たって」
この冬一番の寒気が入り、仙台市内でも雪が舞い、昼間の気温が6oCくらいが最高気温。北風も冷たい。そんな11月最後は山形県立東桜学館高等学校へ。峠筋は真っ白に積雪。もちろん、山形県側の方が仙台よりも一段と寒い状況。外気温だけで、室内は暖かいので、講義に問題ないわけですが。
コロナ禍だったり、会議・講義の重なりなどがあり、現地での講義は3, 4年ぶりのような。とはいえ、リモートであっても現地であっても、講義内容は同じというか、質量ともに変わらずにやることが要諦。「課題研究」を行うためにどのような心がけが必要か、また、そのテーマを決めるとき、どの様な過程を踏んで実験系などを構築するのかということについて、Research Question(RQ)という言葉を使って、実際に「花」を使った実験例を紹介することで、どんなことをやるのか、イメージを持てたのではないでしょうか。
講義の後半は、課題研究で身につけた考え方は、大学、大学院、社会人としても大事なこと。そうしたキャリアを積み重ねる過程でも大事にしてほしいということで、渡辺の歩みを紹介しつつ、どんな問題点に接して考えたのかについても。これからの課題研究、さらにキャリア形成のヒントになればと。最後の質疑の時間もしっかりした質問が多く、課題研究発表会を楽しみにしております。また、現地の講義風景を写真で頂きました。ありがとうございました。![]()
11/30(木):山形県立東桜学館高等学校・SSH特別研究指導「データをどう考え、どのようにプレゼンテーションを行うのか?」
講義のあと、課題研究を行っている2年生のチームから、現状までの研究成果をまとめたものを準備いただき、プレゼンを拝見しながら、データに対する考え方、どの様なストーリー性を持たせるのか、結果として何を結論にするのか、など、研究室にいても学会発表、学位審査などで問われるような点について、議論をしつつ、研究指導を行いました。
生徒さんたちにとっては、これが限界という形でプレゼンを作ったようでしたが、こちらからのコメント等で、ずいぶんと実験に対する考え方も変わったようでした。実験をまとめる時、今回と同じように考えるようにしてみて下さい。また、今回の研究指導を他のグループにも展開して頂ければと思います。![]()
わたなべしるす
【アウトリーチ活動】仙台市立将監中央小学校・特別講義、みらい型科学者の卵養成講座・特別講義、今治市立常盤小学校・ふるさと出前授業、山形県立東桜学館高等学校・SSH特別講義及びSSH特別研究指導(11/22, 11, 29, 30追記)
2023年11月24日 (金)
【アウトリーチ活動】今治市立清水小学校・ふるさと出前授業、仙台市立桜丘小学校・理科特別授業、山形県立米沢興譲館高等学校・SSH異分野融合サイエンス(10/16, 19, 11/9追記)
2023年10月16日 (月)
10月も中旬。最高気温が25oCは超えないものの、それに近い温度。寒暖の差が大きいのは植物にとってよいことなのか。いくつかの事案を抱えつつも、今週もいくつかのアウトリーチ活動という予定。![]()
10/16(月):今治市立清水小学校・ふるさと出前授業「花の不思議な世界」
月曜日の午後は、リモートで今治市立清水小学校へ「ふるさと出前授業」。清水小学校は渡辺が通っていた桜井小学校の隣の隣の校区。校区の中を自転車で通ることはあっても、清水小学校へ行ったことがあるのは、コロナ禍前にふるさと出前授業で伺ったのが最初。そんなことをイメージしながら、「花の不思議な世界」。あらかじめ接続テストをしたにもかかわらず、通信が一方向のみ。「???」という状態でしたが、研究室のスタッフに助けられ、何とかスタート。久しぶりにプレゼンと「ホワイトボード」のようなものを組合せて、切り替えながら。この作戦がうまく機能したのか、あとで検証が必要なのですが。
途中の休み時間を入れて、2hr弱。普段見ているけど、余り考えたことがない植物についてあれこれと考えたのではないでしょうか。これから秋、冬の果物がおいしくなる時期。それが花だった頃、受粉したあとにどうなったのか、何が起きたのか、果実が大きくなるようにどんな工夫をしているのか、そんなことを考えながら、是非、そんなことを話題にして、学校、自宅で果物を食べてみてください。この2hrで「植物の受粉・受精・結実」のところについて、脳みそはしっかりversion upされていますので。
PS. 講義の中で、これから将来に向けて「赤いリンゴでなく、黄色のリンゴ」が多くなるかもしれないけど、それでよいのかと聞いたのですが、「OK!!!」と答えてくれていた児童のみなさん。実際のスーパーに並んでいる様子を研究室のスタッフが写真に。本当にこんなになりますが、大丈夫ですか???
やっぱり、赤いリンゴがよくないですか? 赤いのがあると、こんな風景になりますよ。![]()
10/19(木):仙台市立桜丘小学校・理科特別授業「環境問題を多角的に考える」
朝の気温が10oC近くでも、日中は25oC近くになり、少し秋らしく。おかげで出前講義を体育館で実施しても問題なくできるように。この日は午前、午後で仙台市立桜丘小学校へ。午前が6年生向けの「環境問題」。環境問題というと、自分とは遠い世界で起きていることのように捉えられがちですが、今年の夏の暑さを例にしたり、毎日の生活の中に、「環境問題」が潜んでいるのは理解できたのではないでしょうか。学校での学習環境が少しでもよくなるように。
もちろん、昨今問題の地球温暖化、遺伝子汚染など、トピック的な内容も扱いつつ。さらには、そんなことは実際にはできないかもしれないけど、それができたら、解決ができるかも。そんなちょっと突飛な発想かもしれないけど、そんなことを考えることが新しいことを考えるきっかけになるということも。この講義をきっかけにして、様々な「環境問題」に目を向けてくれることを期待して。。。![]()
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10/19(木):仙台市立桜丘小学校・理科特別授業「花の不思議な世界」
午後からは5年生に「受粉・受精・結実」の講義。昨年度と同じように事前に受粉の授業をされた上で質問、疑問点を担当の佐藤先生がまとめて下さり、それについての解説が5時間目。昨年度と同じように「大学、大学院レベル」の講義を。必死にメモをしたり、挙手して答えてくれているのがとても印象的でした。全てが理解できなくても、ここはおもしろかったということがあれば、中学、高校でのまなびにつながると思いますので。![]()
後半は通常の5年生向けの講義を1/2の時間に圧縮してとなるわけですが、大半は前半で話をしているので、自家不和合性、果実の観察を中心に。前半のdeepな講義にしっかりついてきた児童の皆さんだけあり、ちゃんと答えてくれて、最後の質問の時間に。質問も直球ど真ん中の質問がほとんど。とてもよかったです。今回のように学校でのまなびをちょっと難しい本を読むなどして、深めることをしてみて下さい。今までになかった世界が拡がっていますので。
これで今年度の「仙台市理科特別授業」を完了。それぞれの小学校の担当の先生方にはお世話になりました。ありがとうございました。また、次年度講義ができるのを楽しみにしております。
11/9(木):山形県立米沢興譲館高等学校・SSH異分野融合サイエンス「バイオ産業科学と社会課題」
仙台も急に朝夕が寒くなり、この週末から週明けは12月上旬並みの寒さになるとか。米沢までの出張の車窓も福島-米沢間はかなり紅葉が進んでいました。
今年度2回目のSSH異分野融合サイエンス「バイオ産業科学と社会課題」で出前講義。前半が植物というのか、農作物の類縁関係と形態的特徴の観察。知ってそうで意外と知らないことも多かったようでした。今回の講義をきっかけに、身の回りの野菜、果物を食べながら、これは何なのだろうとか、考えることをしてみて下さい。
後半は、前半の講義をfollowする「植物の生殖」の講義と「キャリア形成」を考えるために、渡辺のこれ前での歩みを紹介して、受講生のこれからの進路などのキャリア形成にいかしてほしいという講義。最後の質問の時間も「これ」という質問内容でした。こちらの答えがよいきっかけになればよいのですが・・・。で、講義の合間、終わったあとに、担当の山下先生、山口先生を交えて、意見交換会も。ありがとうございました。次年度も何とか時間を確保したいと思いますので。![]()
わたなべしるす
【アウトリーチ活動】今治市立伯方小学校・ふるさと出前授業、今治市立桜井小学校・ふるさと出前授業、仙台市片平丁小学校・理科特別授業、今治市立吉海小学校・ふるさと出前授業、仙台市新田小学校・理科特別授業(9/27, 10/2, 3, 4, 5追記)
2023年9月30日 (土)
朝夕少し秋らしくなってきた9月下旬。アブラナの栽培が遅れるとどうなるのか、秋も気温が高めに推移するということで、開花まで至るのではないかと。![]()
9/27(木):今治市立伯方小学校・ふるさと出前授業「花の不思議な世界」
9月最後の出前講義は「ふるさと出前授業」。初めての伯方島、今治市立伯方小学校へ。2019年以来の現地での「ふるさと出前授業」。開花から結実までをリンゴをモデルとしての授業。伯方島の自然をしっかり観察したり、学習していることから、受粉から受精、結実のことをこちらから質問しても、しっかり答えてくれていたのが印象的でした。リンゴをモデルにしたので、昨今の黄色いリンゴ品種が増えている原因についても考えてもらいました。赤い系のリンゴで色むらがあっても「真っ赤な」リンゴを選ぶことなく、食することができるように約束してくれたのはさすがでした。![]()
後半は受粉時の自家不和合性、果実のどこに花があったのか、果実の中で種子がどのように配置されているのか、いつもとは違うきり方で果実を観察したり。自家不和合性がある原因もよく考えていました。最後は質問の時間。こちらがどう答えたらよいのか困るような鋭い質問も。とても楽しい2hrでした。ありがとうございました。講義が終わったあと、今年度から「ふるさと出前授業」を統括頂いている木山校長先生と今年度、次年度に向けての方向性も議論できました。ありがとうございました。
10/2(月):今治市立桜井小学校・ふるさと出前授業「花の不思議な世界」
先週は「ふるさと出前授業」を統括されている木山校長先生がおられる伯方小学校へ。打合せもあることから、まずは現地へ。今週はリモートでの問題点というか、改善点も含めて何ができるかということで、母校の今治市立桜井小学校。いまでも学年のトップが班長さんをして集団登校をしているだろうと。そんな地域の話から。講義の内容は先週と同じ「花の不思議な世界」で開花、受粉、受精、結実。リモートからは難しいと思ったのですが、受粉のあと、花粉管が伸びて、受精する。動物も植物も受精を経て、次の世代である子孫ができるというのは、理解してもらえたようでした。さすが、我が後輩たち。
後半は自家不和合性という性質が何故あるのだろうか。遺伝子を混ぜて生じる多様性の重要性を認識してもらえたのではないかと。また、リンゴの果実のどこに花があり、普段置いている姿でよいのか、改めて考えてもらえたのではないでしょうか。身の回りにはたくさんの不思議がありますので、しっかり観察してみてください。最後に「努力する事、頑張ること、続けること」の大切さを伝えて、あっという間の2hrでした。ありがとうございました。
PS. 講義の初めに、学校の支援員さんとお話しする時間が。どこかで聞いたことがある声にはびっくりでした。色々なところで活躍されているのだろうと改めて実感。こんなことからも対面でということの大事さを再認識でした。ありがとうございました。
10/3(火):仙台市片平丁小学校・理科特別授業「花の不思議な世界」
先週から3つの小学校で続けての出前講義。お題はいずれも「花の不思議な世界」。片平キャンパスから一番近い、小学校である仙台市立片平丁小学校へ。HPにもあるとおり、創立150周年の記念行事が最近あったとか。
小学校での「受精」のまなびは「動物」が対象。では、植物は受精をしないのか。そんなことはないわけです。遺伝的に多様な子孫を作るという意味で大事なわけです。このレベルまで来ると、高校生物なのかもしれないですが、そこはあえてチャレンジ。この日の片平丁小学校の5年生は、受粉、給水、花粉管伸長、受精、種子形成という一連の過程の理解に深く考え、答えていたのが印象的でした。何より、どんな質問にも積極的に答えてくれたことは、これからの様々な学びでも同じようなチャレンジをして下さい。
もちろん、本題のリンゴに纏わる事象(バラ科、八重咲、自家不和合性)についても講義をしてきちんと理解できていたと思います。八重咲になる原因、バラ科の多様性、自家不和合性を持っていることの大切さ、リンゴ果実のどこに花があったのかなど、学んだことを秋、冬の果実を食べながら、また、考えて見て下さい。![]()
10/4(水):今治市立吉海小学校・ふるさと出前授業「自分の将来を考えて、どんな職業でがんばるか考えて見よう!」
今年度4校目の「ふるさと出前授業」は今治市立吉海小学校。ほぼ、毎年のように授業を行っています。昨年度は現在統括をされている伯方小学校の木山校長先生が教頭先生として「キャベツとブロッコリー」を講義したのですが、今年度はいわゆる「キャリア教育」。小学校の頃から将来はこんなことをしたいなど、「夢」があるわけです。では、その夢をどんな風に実現するのか、揺れ動く夢でよいのかなど、渡辺を実例に、小学校、中学校、高校、大学、現在に至るまでを示して、いろんな場面でみんなはどう考えるのか、発表してもらいました。小学校5年生という年齢でしゃべるのが恥ずかしいなどあったかもしれないですが、ほとんどの方がいずれかの質問に答えてくれて、とてもよかったです。
小学校、中学校までは大島の中ですごし、そのあとは島の外での生活になるかと思います。そんなことを通じて経験値も上がると思います。一方で悩ましいこともでてくることでしょう。そんな時、今日の講義のことを思い出して、頑張ってください。こちらからの質問にしっかり答えてくれたみんなであれば、きっとできると思いますので。![]()
10/5(木):仙台市新田小学校・理科特別授業「環境問題を多角的に考える」
今週は4日連続の出前講義。その最後が仙台市立新田小学校。初めて伺う宮城野区の小学校ですが、校長先生は、片平丁小学校、館小学校などでお世話になっていた大友校長先生。コロナ禍でお目にかかれなかった時期もあり、久しぶりでした。で、講義は「環境問題を多角的に考える」。理科で環境問題を学習しているので、イントロで環境とは時いてみると、地球温暖化など、しっかりとした答え。でも、もっと身の回りの環境問題である「教室内での自分の席の周りにどんな友達が座っているのか」。学習する上で「適切な環境」といえるのか。ちょうど、今日から席替えがあったところのクラスもあり、この重要なことについて考えると、環境問題はとても身近なことを理解してもらえました。とてもよいタイミングの「席替え」でした。![]()
このあとは、地球温暖化、遺伝子汚染、絶滅危惧種、外来種など、環境を考える上で考える大事なことを深く掘り下げ、その問題点、解決方法など、みんなで考え、発表できたのはとてもよかったと思います。理科だけのまなびではなかったかもしれないですが、環境ということが複合的な要因で起きていて「理科」だけでは解決できないことを理解できたのではないでしょうか。明日からといわず、今日から身の回りの「環境」がよくなるように今日のまなびを活かして下さい。![]()
PS. 講義が終わったあと、大友校長先生、学年主任、理科専科の先生方と、教育の現状、どのような経験が子供たちを成長させるかなどdeepな議論ができたのはとても楽しい時間でした。ありがとうございました。![]()
わたなべしるす
【来客・学会発表】タイ国Chulalongkorn大・Chaumpluk准教授来仙、及び第144回日本育種学会ワークショップ(9/16, 20)
2023年9月21日 (木)
この記事を書いているのが、9/21(木)。前日の18:00頃には25oCくらいの気温に。そのまま気温が下がり続けて、日中は21oCくらい。もう少し雨が降ればと思いつつ。これで本当に夏が終わるのか、気になるところですが、天気予報を見る限りは、ほぼ30oCになることもなさそう。最低気温も10oC台に。秋の作付けが困難だったので、週明けにはできるかと。問題は従来のように生育してくれるか。気温が下がるので、微妙なところかと、そちらも気になる9月下旬。
前日の9/20(木)には、タイ国Chulalongkorn大・Chaumpluk准教授が来仙。渡辺が助手になってすぐくらいにマレーシアから10ヶ月のサバティカルで研究に来られていた方がいたのですが、それ以来の東南アジア諸国から訪問のような。積極的に質問する2名の学生さんと、今回の来仙などを設定された元・岩手生物工学研究センターの山村博士も。山村様に会うのは10年以上前のような。懐かしい時間でした。ありがとうございました。コロナ禍も収まる方向なので、時間を見つけて、こちらからも訪問できればと。
その前の週の土曜日が日本育種学会の年会。玉川大・肥塚教授と石川県大・高木准教授が企画された「アブラナ科作物の遺伝・育種学の未来像を描く」と題したワークショップのトップバッターとして、「アブラナ科作物研究の過去から学ぶ」という演題で20min弱の講演。若手の方も多くいらしたので、少しは昔のことに目を向けるきっかけになったのでは。と思っています。ありがとうございました。
わたなべしるす
【アウトリーチ活動】仙台市立秋保小学校・特別講義、仙台市立将監中央小学校・特別講義、仙台市立遠見塚小学校・特別講義、福島市立三河台小学校・スーパーサイエンス講座(8/30, 9/5, 9/7, 11追記)
2023年9月 8日 (金)
夏休みの宿題。小学校から高等学校まで3学期制だったので、この時期というか、8月末はパンク状態。改善を試みましたが、容易ではなかった記憶が。。。その習慣は少しはカイゼンされたものの、やっぱり「宿題」には頭を抱えるこの時期。一方で、今年度も仙台市教育センターからのリクエストで「仙台市理科特別授業」を7件、承りました。うれしい限りです。![]()
8/30(水):仙台市立秋保小学校・特別講義「花を解剖して、花の構造を理解しよう!」
今回のスタートは、仙台市立秋保小学校から。秋保温泉街があるところからさらに先へ。平年よりも3oCくらい高温だった今年の夏。その影響か、稲穂はすでに黄色くなりつつあり、収穫も近いのではと。当日も30oCを超える状態で、稲穂が首を垂れた状態の写真を撮ることもできず。。。5年生2名に講義を。花を自由に解剖して、観察してもらうのですが、2名でしたので、学校の畑の花の観察から。アサガオ、ヘチマなども観察用にサンプリング。この人数だからできる双方向での質疑のやりとりも。これからも秋保の自然をしっかり観察してください。![]()
9/5(火):仙台市立将監中央小学校・特別講義「花の不思議な世界」
以前、七北田小学校、黒松小学校での出前講義でもお世話になった椎名先生が将監中央小へ異動。早速、講義のリクエストをいただき、季節には少し速いですが、リンゴをモデルに、受粉から受精にかけて。小学校で受粉は教えるのですが、受精は「メダカ」のみ。動物は受精するけど、植物は受粉だけで完了と思うのではないかと、心配になるわけです。もちろん、植物も受精をしますが、簡単には見えないので。そんな動画があれば、小学生も「なるほど!!、植物すごい!!」となるのでは。そんなことを思いながら、講義を。
後半は自分の花粉で受精しない「自家不和合性」の話も。植物にはまだまだたくさんの不思議がありますので。植物を解剖して観察してみてください。![]()
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9/7(木):仙台市立遠見塚小学校・特別講義「花を解剖して、花の構造を理解しよう!」
国道4号線バイパス沿いに前方後円墳の「遠見塚古墳」があります。道路沿いから見ることはあるのですが、公園になっていて、上からも見ることができるはずなので、いつかはと思いつつ。そんな「遠見塚古墳」の隣にあるのが、遠見塚小学校。2010年に出前講義に伺っているので、13年ぶり2回目。今回は秋保小学校で行った「花の解剖」。体育館に机、顕微鏡、花を準備頂き、各自が用意した花も一緒に解剖。渡辺が子供の頃が学校の帰り道に花、稲穂等をばらばらにしたのですが、いまはそんなことがままならない状況。ということで、こんな講義枠を作ってみたわけです。
自宅からおおきな「ユリ」の花を用意してくれた方がいて、受粉をすると、めしべの先端に花粉が着くのを実際に観察。大きな花を見つけたら、受粉をしてみると、楽しいですからやってみてください。講義の中では一生懸命に解剖、スケッチなど。45min授業を連続して90min集中してできていたのが印象的でした。![]()
9/11(月):福島市立三河台小学校・スーパーサイエンス講座「花の不思議な世界」
先週前半の豪雨で気温が一端下がったものの、週の後半で熱帯低気圧から変わった温帯低気圧の影響で週末から30oC越え。いつになったら秋らしくなるのか。植物を栽培する側としては問題が大きい今年の9月。考えると1/3は終わっていることに気がつき、かなり問題なわけですが。。。
そんな中、SSH運営指導員つながりで、福島県教育委員会から福島市立三河台小学校での「スーパーサイエンス講座」。体験講座を通じて、職業・産業への興味・関心を醸成、さらに将来に対する夢・希望を膨らませるという言葉があり、とてもよい企画だなということで伺うことに。福島市立三河台小学校では長きに亘り、理科教育に注力されたというのを山本校長先生から伺い、講義に。最初の数枚のスライドで話をしたところで、とても積極的で、活発な発言があり、それがまた、的を射る発言でいきなり感動でした。講義の内容はいつもの「花から結実、つまり、受粉から受精まで」のところですが、小学校ではこれはしゃべらないだろうということをたくさん議論したり、説明したり。講義の合間もホワイトボードに記したことをメモする児童も。本当に感動でした。
後半は自家不和合性の話へ。自家不和合性が必要とされている原因を考えるところは少し悩ましかったようですが、それでもしっかりクリア。最後はリンゴの果実の観察から果実、種子がどのような意味を持つものかを考えるところもしっかりできていました。終わりのところは、いつもちょっとずつ頑張ろうというスライド。今回の講義の種子にあっているのではと。質問のところもとてもよかったです。楽しい講座でした。次は福島高校のイベント「ふくしまサイエンスフェスティバル」でお目にかかるのを楽しみにしています。
PS. 9/11(月) 18:00。三河台小学校のHPに今日の記事を見つけました。ありがとうございました。
わたなべしるす

