土曜日の夜中に、いきなり大きな揺れが。日曜日の朝、現場を確認して、唖然と。どうなるのかと思いました。また、3.11からの復旧と同じくらいと思ったのですが、電気、水道、ガスが通常であったことから、足の踏み場がなかった状態から、現場を確認しながら、15日の朝から、研究室のメンバーで復旧作業を。被害を受けたものも大きいですが、暫定的ですが、一見すれば、何となく、元に戻ったように見えます。もちろん、影響は大きいので、しばらくは不自由な側面もあるかもしれないですが。。。 朝から精力的に復旧作業をしてくれた研究室の皆さんに感謝です。ありがとうございました。
わたなべしるす
【速報】2021年2月13日, 23時08分頃の震度5弱の地震からの復旧(2/15)
2021年2月15日 (月)
【速報】2021年2月13日, 23時08分頃, 福島県沖(M7.3)地震に伴う影響(2/14)
2021年2月14日 (日)
このところ、コロナ禍のことを気にすることが多く、あと、1ヶ月弱で3.11から10年になろうという土曜日の夜中。大きな搖れが。。テレビをつけると、M7.3の地震で、仙台市は震度5弱。結構揺れたので、研究室の状況を心配しましたが。。。 3.11に近い状態の崩れ方。日曜日と言うこともあるので、片付けは月曜日以降で。人的被害はでてないですが、10年目の3.11を無事に迎えることができなかったのは。。。今回の災害に遭われた方に、お見舞い申し上げます。
わたなべしるす
2020年度博士前期課程最終試験
2021年2月11日 (木)
去る2/9に、博士課程前期の最終試験がありました。当研究室からは、M2古井さん、矢野くんが試験に臨みました。
今年度の最終試験はオンライン上での開催なので、発表を研究室の自席から行う学生が多いみたいです(自宅からもアリ)。もちろん、主査、副査の先生方も自席で臨みます。いつもの環境、いつものパソコンを使える利点もありますが、オンライン発表ならではのタイムラグや音声の不明瞭化もありまして。そのあたり、チャット機能もうまく使いながら座長の先生方が運営を行っているようでした。練習の成果もあり、スムーズに発表が進んでいきます。えらいぞ、M2~ず・・・
・・・あ、話は変わるんですが、東北大学は、英語でTohoku Universityと訳されます(スペルあってる?)。この「University」、分解すると「Uni」+「verse」+「ity」=「ひとつの」+「向きを変えた」+「こと」、転じて、「(学びが)一つに集まる場所」、「(教師と学生の)共同体」、という意味があるんだそうです(「College」はどうなるんだ、という君は自分で調べるとよろしかろう)。今までは、先生が(授業などで)訴えかけ、学生がそれに質問し、それに答えがもたらされる、という形ですが、最終試験ではそれが逆回転になり、共同体の中で学びが周る。もちろん、修士論文をまとめた上での話ですけど、こういう形での最終試験って「大学」という場を象徴するようなラストステージだな、と思ったりしています。かといって、私、もう一回やりたくないけどね~・・・
・・・とかなんとかぼんやりしているうちに、昼前、無事にM2ーずの発表と質疑応答が終わりました。ほっと一息のようすのM2ーず。私もほっとして遅めの朝のコーヒーを淹れたのでした。座長である先生方もお疲れ様でした。
発表が終わった後は、各自希望のキルフェボンのケーキを、ひとりひとりの席で、黙々といただきました(なべさん、御馳走様でした!大変美味しかったです)。あと、M2に記念品(tile)とアルバムと小さなブーケをお渡ししました。アルバムはM1金さんが手をかけてくれました。ありがとう!
今年度はコロナ禍で、色々大変なことがたくさんあったかと思います。そんな中、M2~ずは本当によく頑張りました。お疲れ様でした。しばしゆっくり体を休めてください!
マスコ
【アウトリーチ活動】仙台市立長命ヶ丘小学校・特別講義、福島県立福島高等学校・ふくしまサイエンスフェア、東北地区サイエンスコミュニティ研究校発表会・助言者(1/14, 27, 29追記)
2021年1月14日 (木)
コロナ禍に加えて、今年の冬はかつての仙台の冬がもどってきたような寒さ。-5oCを下回る日もあり、真冬日も数日間。場所によっては水道管が凍結したところもあったとか。中旬を過ぎた頃から少しずつ暖かくなったものの、今度は平年並みの積雪。
1/14(木):仙台市立長命ヶ丘小学校・特別講義「環境問題を多角的に考える」
そんな1月半ば、仙台市教育センターとのコラボの特別講義。一ヶ月ぶりくらいでしょうか。仙台市立長命ヶ丘小学校へ。ただ、講義のテーマは「環境問題を多角的に考える」。一ヶ月ちょっと前の館小学校と同じテーマ。体育館に暖房を入れて頂きましたが、コロナ禍を受けての三密を避けるということで、講義を聴くことが申し訳ないような「環境」。玄関先では、welcome boardがお出迎え、ありがとうございました。 新型コロナvirusが拡大していますが、これは「環境」なのか。というところから。もちろん、生活の中が一変したはずなので、その意味で大事な環境。理科の時間に「環境問題」として、あれこれとこれから学ぶのだと思いますが、環境とは身近な問題だと言うことを認識してもらうことがスタートポイント。もちろん、この寒さの中で、講義を聴くというのもとても大変な「環境」下での出来事。忘れないようにして下さい。
児童の皆さんにとっては、テレビ番組の「環境問題」であったり、実際に自分で生き物を飼育するときに考えないといけないようなこと。それをすでに実体験として、ルールを守れている方がいたのは、とても素晴らしいことですし、環境を浄化しようということへの積極的な考えも大事にして下さい。今回の講義で触れたことは、ほんの一部の環境問題。とても広い問題ですから、理科の時間に学習するかも知れないですが、広く捉えて、考えるようにして下さい。さすがの寒さで少し早めの講義を終了。いくつかの質問も出て、とてもよかったです。
講義の初めに少しだけですが、最後になりましたが、今年度から着任された鈴木校長先生とコロナ禍での学校の状況などの意見交換もできました。時間の関係でゆっくり話がデキズというのが残念でした。最後になりましたが、鈴木校長先生、理科担当の佐藤先生をはじめ、6年生の先生方には大変お世話になりました。次年度もリクエスト頂ければ、幸いです。ありがとうございました。
1/27(水):福島県立福島高等学校・ふくしまサイエンスフェア「参加証明書」到着
12/22(火)から公開された、YouTubeチャンネル「こむこむチャンネル」。1ヶ月を超えて、渡辺が提供した「バナナからDNAをとってみよう」。この記事を書いている時点で97回。「サイエンスフェア2020」のtopは209回。渡辺が作ったものよりも、子供たちに刺激だったと思うと、次に向けて工夫をしないと。。。 そんな水曜日。午後からはリモートでアウトリーチ活動関係の会議があったのですが、また、そんな話はいつの日か。お昼の郵便で届いたのが「参加証明書」。ありがとうございました。来月には、SSH発表会もありますが、これもリモートでの参加。少しでもよい形でコメント等ができればと思っています。というか、あと、11ヶ月後には今年度の同じイベント。できれば、現地で子供たちに実験をしたいと思っていますが、収束がどうなるのか。難しいところです。こうしたことを励みとして、これからも精進したいと思います。ありがとうございました。
1/29(金):令和2年度 東北地区サイエンスコミュニティ研究校発表会・助言者
この週末は荒れ模様とか。空気の入れ替えように空けている窓からの風が冷たい。向こう1ヶ月も気温は平年よりも低めに推移しそうで。実験に使っているアブラナの春化処理にはちょうどよい気温なのだろうと。現在のように、SSH実施校相互の交流が始まったのが、2008年に岩手県立水沢高等学校で開催された東北地区のSSH合同発表会。その時、コメンテーターとして参加。本来は別の先生が担当されるはずだったのが、何かの関係で渡辺が参加して。思わぬ発見、つながりもでき、今に至っているのだと。 そんな岩手県立水沢高等学校主催する「東北地区サイエンスコミュニティ研究校発表会」。2008年は東北全体で3校(八戸北、水沢、相馬高)。今では19校に。場所も2008年は高校内の施設だったのが、今回は密を避けるということで、市内の奥州市文化会館Zホール)。盛岡に7年ほど住んでいたときに、聞いたことがあるホール名。ホールの名称である「Z」の由来は、岩手県水沢の緯度観測所(現、水沢VLBI観測所))・初代所長であった木村栄博士の「Z項」)に由来するとか。発表会が終わったら、改めて、学習してみようと。。。 で、現地に参加をしたいところでしたが、県外への移動ということもあり、リモートでの参加。発表する高校も、リモート参加というところもあり、いわゆるhybridでの開催。with コロナを考えると、こちらも参考になりました。発表内容については、秘匿事項と言うことでご容赦を。コロナ禍の大変な時期での研究活動、発表、大変だったかと思います。これからも、感染防止に努め、がんばって下さい。最後になりましたが、今回の企画・運営では、岩手県立水沢高等学校・千田先生をはじめ、関係の先生方にお世話になりました。ありがとうございました。after コロナになったところで、出前講義などに伺うことができれば、幸いです。
わたなべしるす
2020年を振り返り、2021年を迎えて。。(1/3)
2021年1月 3日 (日)
2020年の年始にこの記事を書いた1年前。その後、1年間、「三密」を避けるということが起きるとは。。。2月くらいには、危なさを感じつつ、3月には出張を停止、4月からはBCPレベルも上昇、緊急事態宣言、徐々にBCPレベルも低下。それに伴い、危機管理をしての出張も可能に。とはいえ、可能な限り、リモートで。研究室の窓は隙間を空けたままの朝から帰りまで。いつまで続くのか。そんな「三密を避ける」2020年、密を避けつつ、3つの論文、1つの書き物を発表。1つの論文が印刷中で、2つは審査中。宿題の「本の原稿」ができてないのが、まずいのですが。年始にプレッシャーのmailも。これは何とかしないと。 さて、渡辺の退官まで10年3ヶ月ということで、2021年の目標は、この10年間でやり残した問題に対して「一点集中」で突破し、先端的なことを取り入れつつ、これまでの歴史を振り返ることも忘れずに。可能な限り異分野との「融合」研究を。どんな「苦難」、「試練」をも乗り越えて、これという成果を出せるようにと言うことにしたいと思います。宿題の「本」の原稿はもちろんのこと、可能な限り、形ある成果にし、教育研究に精進したいと。。。。今年もよろしくお願いいたします。
わたなべしるす