東北大学・飛翔型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業)

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平成26年度 活動ブログ

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2014.09.26

第3回講座/初の英語交流サロンと講義を受けて、初ブログ!!③

こんにちは!
宮城県仙台第三高等学校の藤原杏華です。
期末テストが終わり、色々と一段落したのでブログを更新しました。
テスト期間中は、精神的に疲れて勉強が手に付かなくなったときがありました。そんな時、ふとアンパンマンマーチを耳にしたのですが...よくよく聞くととても深い歌詞です。勉強など、色々な事に興味を持つ楽しさを思い出せました!そのおかげもあり、勉強に打ち込むことができました。  みなさんも、辛いことがあったり なんとなく やる気が出ないことがあったら、是非聞いてみて下さい!! 
それでは、今回は前回書けなかったミニ講義について書いていきたいと思います! 

**[ミニ講義]視点を変えて気づく発見**
     長神 風二教授は、科学と社会、生命倫理についての講義をして下さいました。私たちは最初に、これから5~10年後に実用化されそうな科学技術を考えてみよう、と質問されました。自分の今持っている知識から少し先の未来を考えるのはとても楽しかったです! その後の意見発表で、他の受講生の方々のアイデアを知れました。 私が思いつかなかったような意見が沢山出て、とても刺激になりました。特に印象に残っているのは、電車の振動で発電する、という考えです。 エネルギーの枯渇、電気不足が懸念される現代で、最も需要があり現実的な考えだと思いました。実際に公共施設で、人が床を踏んだときの重みで発電するという設備を備えている所もあると聞いたことがあります。着眼点が鋭くて すごいなぁ...と尊敬しました!! 
    その後私達は...その技術を最大限に悪用したら、どんな悪いことができるか?!  という質問をされました。今まで生きてきて思いつかなかったことだったので、考えていて楽しかったです笑
    これもみなさんの意見を聞けました。 発想豊かな意見が沢山でましたが、中でもすごい!と思ったのは擬似触覚の悪用です。 先ほどの質問で出た、「触覚を再現した技術」というアイデアに対して、擬似触覚を使った拷問という考えを思いついた方がいたのです!
先生によると、脳に直接痛みを与えるという形で実現は可能なようなので少し怖いです。。。実現しようとする研究者が出ないことを願います。
    ミニ講義を通して、沢山の人が集まってアイデアを出し合うことで今まで考えたことも無かった新たなアイデアが生まれやすくなるということが分かりました。新たなアイデアを生み出す上で大事なことは、相手の意見を深く受け止め自分の意見と融合させて考えることだと気づきました。
    また、どんなに良く便利に見える科学技術でも、悪用しようと思えば悪用されてしまう危険性を持っていることも分かりました。これから先、研究職に携わっていくことがあったら最も懸念しなければならないことです。
    教授は講義で、科学によって生まれた悪の責任はどこにあるのか、ということについて問題提起されていました。私には正しい答えが何なのかまだ分かりませんが、世界には悪い事を考える人が沢山いることは事実です。
    難しいですが、私は、それを踏まえて色々な危険性を考慮し、対策を用意した上で世間に公表することが技術を生み出す者としての責任ではないかと考えました。 
    日々の生活を通して、色々な視点から物事を見れるようになりたいと思いました。これは、勉強においても、人間関係においても、色々な場面において重要になってくることだと思います。 広い視野をもって物事を考えることを目標に、これからも頑張っていこうと思います。
    長神教授、ありがとうございました!!  


私たちの世代で、世間の人々の役に立つ技術を生み出せたら最高ですね!そんな時は、技術を良い方向に利用できるように頑張りましょう!!
   今回も長くなってきたので、ここで区切ろうと思います。次回は講義②について書きます。 良かったらまた読んでください! 
   季節が段々と秋に差し掛かり、私の周りでも風邪気味になる人が増えてきました。
元気に冬を乗り切りましょう! ではまた!!    


    plam**

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