みなさん、こんにちは!
仙台青陵中等教育学校4年 山本望海(みう)です!
昨日はお疲れさまでした。私は今までほとんど科学について語り合える仲間に出会ったことがなかったので、昨日は話をしながら皆さんの好奇心の高さに刺激を受け、胸が高りっぱなしの1日となりました。
ジャンルでいうと生物が好きな私は、かなり意気込んで今回の講義に参加しましたが、レポートで打ちのめされました...今までいかに自分がインプットするだけで満足していたかに気づかされました。科学者の卵から孵るには、これまでの研究で解明されてきたことを学ぶだけではなく、自分の頭を使って自分なりのアイデアをもち、そしてそれを発信していく必要があると実感しました。相手に伝えたり言葉で表現するというのは難しいですね...
私は今回のレポートで、ビタミンB2を細胞内で生産する桜の葉があればいいなと書きました。桜の花は私たちにとって春の象徴、花見の対象として親しまれていますが、もし花びらが散ってしまった後の葉の葉緑体が、太陽の光エネルギーと反応してビタミンB2を生産する遺伝子を持っていたら...
きっと人類は①食料資源面と②健康面で救われると思います。
①昔の日本人がビタミンB2の欠乏で脚気になり亡くなった人が多かったように、現在も貧困地域で栄養失調(ビタミン不足)で命を落としている人が多くいます。葉なので輸送がしやすく、肉や魚よりも長期保存が可能なので良いと考えました。
②ビタミンB2を多く含む食材として豚肉が挙げられますが、最近日本をはじめ先進国(ヨーロッパ諸国)では肥満の子供が増えているので、豚肉など脂質を多く含む食材ではなく、植物にビタミンB2が含まれていれば脂質を摂らずに必要な栄養を摂取できるので、最近の健康問題の解決につながると考えました。肥満は栄養失調に比べて軽視されがちですが、肥満は命に関わることが多いので決して無視できる問題ではないと思います。
桜だと日本固有の植物なので、「ああ、違う植物の方が良かったかな...」「経済面や実用性、必要性で考えるとどうだろうか」など今じっくり考え直してみると色々と改善できた点があったように思えます。時間内に書くのは難しく大変ですが、この一年間を通して、貴重かつ最高な環境の養鶏場(笑)でこれを楽しめる余裕が持てるようになりたいです!
最後にこれを読んで下さった皆さんは私のアイデアをどう思いましたか?ぜひブログや次回の講座の時に意見を聞かせて下さい!!
これから一年間よろしくお願いします!
投稿者:仙台市立仙台青陵中等教育学校