栃木県立栃木高等学校1年4組多田圭吾です。
講座から日が開いてしまったのですが第一回の講座を受けての感想等です。
まず一つ目は皆さんも気になっていて、今も重要な社会問題の一つでもある人の遺伝子組み換えについてです。やろうと思えば人は遺伝子組み換え可能というのは、私たちから見るときっと興味が尽きず、夢にまで見たことが実現できると感じる人が多いはずです。しかし現在では技術的には可能なのに、生命倫理により懸念され禁止されています。こういう科学者と社会のすれ違いのような問題は多く、たとえば人工知能などでも社会は不安に感じています。もともと科学が好きというのに理由はありませんが科学者になるという理由には、社会に役立つ仕事がしたいと考える人が多いのではないでしょうか。このことから科学を学ぶにあたって、「科学と社会の上手な付き合い方」というのも一緒に考えなければならないと思いました。
二つ目は人為的突然変異です。これは講座であった突然変異体は暗号解読キーという説明から疑問に思ったのですが、人為突然変異については存在を知っているだけなのですが、人為突然変異を使えばDNAの解読がスムーズになるのではないかと思いました。しかしこれは自分一人で調べるのには少し難しいのでぜひ先生に聞きたいと思いました。自分はピンポイントで人為突然変異を起こすのは技術的に非常に困難であると考え、さらにそれはする個体ごとに方法も違ってくるだろうし限度があるだろうなと感じました。まったく的外れかもしれませんが、気になりました。
最後に講座の感想です。最初の講座ということもあってすごく刺激的でした。まず東北大の大きさや初めて入るような講義室、そして大学の雰囲気に圧倒されてしまいました。開講した後では海外研修に行った先輩方からのメッセージを聞いてとても面白そうというのと、海外研修に行ってみたいという思いが強くなりました。その後の講座では理解が遅れついていくのがやっとでしたが、普段の「勉強」ではなく興味のあることを「学ぶ」という感覚でとても楽しめました。そこで上の質問やアグロバクテリウムで遺伝子組み換えしたものは子孫に受け継がれるのかなどの疑問は出ましたが、レポートに力を費やしてしまったり、質問する勇気が出なかったりと情けない理由でできなかったのが今後の課題です。そしてそのレポートも全然書き終えませんでした。特に裏面で書きたいことはあったのですが、表面で考える時間が多く、時間内に埋められませんでした。これも今後の課題の一つです。
初めての講座にたくさんの刺激を感じましたが、同時にたくさんの課題も出てきました。今後チャレンジ精神を大切にして、課題を解決し、いろんな科学を学びたいと思いました。これからよろしくお願いします!
投稿者:栃木県立栃木高等学校