こんにちは、岩手県立盛岡第三高等学校の佐々木暖人です。前回の講座(5月27日)から、だいぶ時間が経ってしまいましたが、講義を受けての私自身の感想を綴りたいと思います。稚拙な文章かもしれませんが、最後まで読んでいただければ幸いです。
まず、私は、講座に参加するための受付を済ませてから、建物内を見て回りました。すると、広い学食コーナーがありました。その日、私は自宅から昼食を持参してきたので、学食を実際には食べませんでしたが、とても美味しそうで魅力的なメニューがたくさんありました。また、学生の方々も親切に案内してくださるなど、場に流れる雰囲気もとてもなじみやすく、今までよりも一層、東北大學にいきたいと思うようになりました。
次に、本題の講義についてですが、今回の内容は、前半は「開講式」、後半は伊藤先生による、「DNAと遺伝子組み換え植物」という演題の講義でした。前半の開講式では、科学に興味がある百人以上の参加者が初めて対面しました。ほとんどが知らない人である中で、私は内心、とても緊張していましたが、周りの受講生の方々は皆、積極的に初対面の私にも話しかけてくれました。そのおかげで、私の緊張は少しずつほどけていきました。今後、英語サロン等の自発的なコミュニケーション力が試される機会が多くなるので、少しずつでも、自分から他者へ話しかけることができるようになりたいと思いました。また、昨年度の海外研修に参加された方々の貴重な発表を聞くことで、海外の文化や社会、そして研究について、今まで知らなかったことを新たに知ることができました。後半のDNAと遺伝子組み替え植物の講座では、私たちの生活の身の回りにある食べ物や原材料に応用されている遺伝子組み換え技術が、アグロバクテリウムが植物に遺伝子を注入する際に使う方法を模倣して考えられたということを知りました。
このように、多くのことを学ぶことができたうえ、「科学」という同じ一つのことに興味を持つ仲間と出会えた、とても有意義な一日でした。最後に、来週の土曜日(6月24日)もよろしくお願いします。
投稿者:岩手県立盛岡第三高等学校