2017.06.22
科学者の卵第一回目を受講して
こんにちは。岩手県立一関第一高等学校の八幡佑奈(やはたゆな)と申します。会話することが大好きなので、たくさんの方々と交流したいと思っています。よろしくお願いします。
第一回目について話す前に、一つ感動したことがあったので紹介したいと思います。それは、青葉山駅から青葉山キャンパスまでの道です。ゆっくり歩いてみたのですが、とても美しいのは言うまでもなく、知的な雰囲気も感じました。この場所で呼吸をするだけで、学力が上がりそうだとさえ思いました。また、科学者の卵に参加できるという喜びも噛み締めることができたので、自然とモチベーションが上がりました。学ぶ環境が個人に与える影響が大きいことを再認識したので、東北大学は本当に素晴らしい環境であることを感じました。
第二回目が二日後というとても遅い投稿になってしまいましたが、第一回目の科学者の卵を受講しての感想を述べさせていただきます。
今回は開講式と伊藤幸博先生による講義でした。開講式では、まず、ひよこの方々からお話をしていただきました。先輩方のお言葉に鼓舞させられ、自分も頑張ればできるんじゃないかと思ったので、頑張っていこうと改めて決意しました。また、簡潔にまとめられていて、とてもわかりやすいプレゼンテーションだったので、先輩方の素晴らしさをこのことからも感じました。
さらに、アメリカ研修へ行った方々のお話も聞きました。とても興味があったので、お話を聞くことができて光栄でした。どんなことをしたいのか、何を目標にしたかなどは十人十色だったので参考になり、普段から目標を立ててみようと思いました。
次に、伊藤幸博先生による講義を受けました。講義は思っていた以上にスピーディーで大変で、ついていこうと必死でした。内容を聞きながら質問を考えようとしましたが、今回はついていくだけで精一杯だったので、講義を重ねていくうちにできるようになりたいと思いました。講義の内容で一番感銘を受けたのは、アグロバクテリウムです。この生物に対するみなさんの第一印象はどうでしたか。私はずる賢い生物だなと思いました。しかし、先生の講義を聞き、この生物が遺伝子組み換え技術に必要不可欠な存在であることに非常に驚きました。このように、植物にとっては有害な生物が私たちに利益をもたらすことがあるので、科学の発展には身近なものも見逃さない姿勢が必要なことを学びました。
また、先生が研究なさっている食糧・燃料両用イネに興味があります。もし、このようなイネができたら、飢餓に苦しむ人々のための食糧を燃料にすることを抵抗なく行うことができるようになると思います。
今回の講義では、科学についてだけではなく、自分のビジョンを考えたり、世界の問題を考えたりすることもできました。有意義な時間を過ごすことができたので、第二回目も楽しみです。
投稿者:岩手県立一関第一高等学校