こんにちは。宮城県仙台二華高等学校1年の関 百咲です。
先日(...と言っていいのかわからないほど経ってしまいましたが)飛翔型「科学者の卵 養成講座」第2回目を終えました。
ブログが遅れた理由の一つには、英検があります。
実は私は英検準一級を受けていました。結果は合格だったものの、基準点の僅か2点上。単なる偶然だとしか思えませんでした。今回はダメだと思っていたので二次試験の勉強も一切しておらず、ついこの間の二次試験は撃沈だったように思います。
何より衝撃だったのは、得意だと思っていたリーディングで得点できていなかったこと。今回の講義で、橘先生はリーディングをアウトプットの一つだと定義し、「インプット量が多いほどアウトプットも強くなる」とおっしゃっていました。さらにリーディングは英語の基礎で、日本語に訳さず「左から右に」読んで理解できるように、とのことでした。そういえば一次試験、長い文は何度か「返り読み」してしまった...。
講義後、もらった資料と英検の問題を引っ張ってきて、リーディング失敗の原因を自己分析してみました。考えついたのは2つ。一つは単語の意味のレパートリー不足です。その単語を見て一部の意味しか知らなければ、別の意味で出てきたときに理解できないのは火を見るよりも明らか。もう一つは文構造の理解不十分です。読むのに急ぐあまり単語のニュアンスだけを追っていれば、どこかで思い込み、勘違いを起こします。しかもそれに気づくのはしばらく後、徐々に内容に違和感を覚えるという形で。そして何行か戻り、結局時間も倍かかるんですね...。とにかく何より単語・文法=インプットが足りない! テストの最初にあるような単語・文法問題は当たり前のようにすらすら解かなければないんですね。
講義のほうで一番印象的だったのは、「英語は発音ではない!」というリチャード先生。英語が通じないのは発音が悪いからだと思っていた私は、発音記号を全部覚えました。大変でした。しかしそれでも通じないことが多々あり、悩んでいたところだったので非常に驚きました。日本語と英語の違いは、音節と強調、どちらを重視するか。(stressの訳あってますかね...? アクセントとはちょっと違いますよね)今まで受けたどんな英語の授業より得るものが多かったです。本当にもっと早く受けたかった!
学校では英語部にも所属しており、留学生などと接する機会が多いのですが、やはりまだまだナチュラルスピードに口も耳もついていけません。TOEIC Bridgeのリスニングは「ネイティブが注意深く話すスピード」だと聞いて、正直にいえば余裕をこいていました。ところが実際、不安な問題が何問かあり、リスニングも鍛えねばならないと実感しました。講座で紹介があったLinc Englishでは豊富な教材全てに音声がついており、精聴・多聴をたくさん練習するのにうってつけだと思いました。次のTOEICまでにはネイティブの英語を聞いて理解できるようになるのが目標です。
順番が入れ替わりましたが、冒頭のサイエンスチャレンジは本当に楽しかったです。とにかくメンバーに恵まれ、一人一人が改善案を出し合ったり、分担して協力したりできました。土台は四角で安定させよう、でも長さが足りなくなる、ピンポン玉は網目状に竹ひごを組んで乗せようか、モールで固定しようか......?シンキングタイムが非常に充実していました。しかしその結果、考え過ぎていたせいか本体を完成できず、記録なしで終わってしまいました。悔しかった...。それでもお昼は同じ班になった4人で食べ、他県他校の様々な話を聞けました。ゆきくん、ゆなっしー先輩、ジャック先輩、ありがとうございました!
そういえば、この間初めて油絵を描いてみたのですが、本当に水と油は全然混ざってくれないので、筆を洗うのにもとても苦労しました。台所用洗剤やシンナーでないと落ちてくれないんですよね。シンナーってどんな成分なんでしょう...? 取扱注意って言われますがなんででしょう...? まちかどサイエンスを意識していると「なんでこうなるの?」「こういう理由かな?」などと、日々の生活でも考えることがあります。来月は卵もないので、まちかどサイエンス、そろそろ投稿してみたいです。
と、その前に今月は、生命倫理についてのサイエンスカフェ、今も進歩を続ける航空機の講義と、磁石から惑星にまでわたる講義と、盛りだくさん3本立てです。次も予習して、レポート頑張るぞ!
長くなりましたが、ここまでお読みいただきありがとうございました。
投稿者:宮城県仙台二華高等学校