2017.09.07
科学者の卵養成講座第三回目について
皆さんこんにちは。山形県立寒河江高等学校の武田帆乃佳です。遅くなり大変申し訳ありません。今回は、科学者の卵養成講座の第三回目について、感想を書かせていただきます。
まず、午前中に行われたサイエンスカフェでは、長神風ニ先生による「科学・社会・生命論理」についてのお話と、班内での話し合いでした。2017年の今から5〜10年後に初めて実用化されそうな技術を一人最低3つずつ想像し、書き出してみて、それらについて班の中で話し合いました。私の想像した技術は、
1.YouTube上で香りが伝わるようになる。
2.インターネット上の画像が立体的に見えるようになる。
3.人間の赤ちゃんの遺伝子が選択できて、髪の色や目の色、身体的な能力などを変化させることができる。
4.高齢者向けの介護ロボットが人間と同じような感情を持ち、高齢者の生活の質(話し合いや日常生活で困った時など)を良い方向に改善することができる。
この4つです。これらが実用化されたと仮定して、それによって引き起こされる悪用の用途について班の方々に考えていただき、意見を言い合いました。
1.不快になる香りが伝わる。
4.ロボットが遠隔操作されて、高齢者に被害を与える。
次に、どうやったらこのような悪用の用途を防ぐことができるのか自分で考えました。
1.香りは自転的に出るものではなく、あくまでも本人の意思で嗅ぐことができるようにする。(不快になる香りの場合は注意が出される。)
4.他人から操作されそうになったら、自動的に停止する。
思いついたことを深く考えれば考えるほど、様々な問題が生じてきて、とても難しかったです。
次に、浅井圭介先生による講義についてです。物体が空を浮かせる技術についての歴史はとても長く、それほど困難なことだったんだなと思いました。特に印象に残ったのは、プレーリードックが流体の基本公式であるベルヌーイの定理を利用して巣穴を換気していたことです。なぜ、プレーリードックが気づいたのかがとても不思議なので、機会があれば調べたいと思います。
最後に、中村教博先生による講義についてです。私の学校では地学を学ぶことはできないのですが、知らなかったことを知ることができて嬉しかったです。隕石の種類は鉄隕石と石質隕石、石鉄隕石の3種類があり、それぞれ鉄、石、石と鉄でできていて、そのなかでも石鉄隕石が原始太陽系の磁場を捉えていることを聞いて、私は鉄隕石だと思っていたので驚きました。
今回はこれで終わりにしようと思います。皆さんこれからもよろしくお願いします。
投稿者:山形県立寒河江高等学校