こんにちは。仙台二華高等学校一年の梶川友寧です。科学者の卵養成講座第5回目の講義に参加しました。
午前は2回目の英語交流サロンの活動が行われました。2回目となり少しずつ馴れてきて、言葉に表すのが難しいことを説明する際に絵を描いて表したり、ジェスチャーや擬音を用いて説明したり、工夫をこらしながらコミュニケーションできたと思います。グループ内の他のメンバーも積極的にお話していたので、私もみんなに負けないようにたくさんのことを話そうと思い、人見知りですが精一杯頑張って英語で交流しました。今回もインドネシアの方からお話を伺うことができました。インドネシアの自慢できることを伺ったら、食べ物が美味しいところや民族や宗教が多様なところなど、様々なおすすめポイントを教えていただき、国ごとに色々ないいところがあるのだなと世界の多様性について考える機会になりました。幾つか質問もしたのですが、快く答えてくださったので嬉しかったです。
午後からの講義は川添教授の「自然を正しく理解する?-やってみても分からない-」でした。自然を正しく理解すつるとはどういうことだろうと思っていたのですが、今まで常識だと思っていた「月は地球の周りをまわっている」、「鉄は錆びる」などの事柄は実は違う!という衝撃の事実を知りました。他にも、ビン、カンのゴミは分別して出す必要はない、タイヤは三角形でも走れるという今までの固定概念を覆す様々な事実を知り驚きっぱなしの2時間でした。実演でもドリルを用いてルーローの三角形は回転させると四角形になること、それを応用して実際に車を走らせたり、四角形や三角形など多角形の孔を開けることができるドリルを作るなど、目の前で体感することができました。しかし最後のレポートの計算問題が難しくてうまい答えが見つからなくて悔しいです。
二つ目の講義は堀井教授の「がんを知り、診断し、治療する~病に立ち向かう病理学の世界~」でした。がんはただ怖い、治らない病気というイメージが強く、その本質についてはあまりわからないでいました。でもこの講義の中で、がんができて進行するまでの過程を知ることができ、がんができる方法や転移する方法は様々であるということで、一つの治療法では対処しきれないということがわかりました。今もがんで苦しむ人々がたくさんいる世の中で、一刻も早くがんをうまく治療できるような薬や治療法が見つかればいいなと思います。もちろんそれも大事ですが、まず私たちにとっては今できる一次予防をすることが大切だと思いました。
今日もたくさんのことを学ぶことができました。次回以降も積極的に参加していきたいです。
投稿者:宮城県仙台二華高等学校