みなさん、今日はお疲れさまでした!
仙台青陵中等教育学校 4年 山本望海です。
今回の英語交流サロンでは、減災アクションカードを使ってゲームをしましたが、グループで発表したことで「自分の取るべき行動を説明すること」以上に、「ある状況に置かれたときに、私たちができる行動はいろいろある」ということを学ばせてもらったと思います。
私は、自分の取るべき行動について考えて発表することは出来たのですが、同じグループの方が違うカードで別の行動を発表してくれたときに、自分が1つの行動に固執してしまっていたことに気づかされました。
また、東日本大震災を経験したときにパニック状態に陥ったことを思い出し、実際に自分が災害にあったときに冷静に自分の取るべき行動を考えることは難しいので、こういったゲームを通じて普段から取るべき行動について考えておくことが大切だと思いました。
さらに、英語で説明したことで、自分の中で日本語でぼんやりと考えるよりも、減災に対してきちんと向き合って深く考えることが出来たのではないかと思います。
そして、午後の安藤教授のプラズマの講義は、今まで全くプラズマがどんなものか知らなかった私にとって、プラズマがエネルギーになる可能性を大いに秘めた資源となりうることを教えて頂く貴重な機会になりました。
環境への負荷が少ないうえにロケットにおいてエネルギーが燃料よりも2倍以上になるとのことで、環境破壊とエネルギー枯渇が問題視されている今の世界の現状において非常に期待できる存在だと感じました。
また、私は人工衛星から見た世界の夜景を見て想像していた以上に日本が光って国の地形がはっきりと見えていたことに驚きました。そしてプラズマが世界の供給エネルギーとして利用できるようになったら、砂漠地域へのエネルギー配給や日本のエネルギー源の転換を速やかに実行していくべきだと思いました。
最後に渡辺教授による「人生を考えるキャリア教育」を受けさせて頂き、自分の向き・不向きを出来るだけ早く見極めることの大切さや、自分が受け身になるのではなく「いい(良い)」加減に挑戦してみることが人生や日本の科学を良いものに導いていくカギとなることを痛感させられました。
また、私は正義と悪について北朝鮮を題にして質問させて頂きましたが、渡辺教授と安藤教授のご回答から、全ての人やものに善いところと悪いところの両方が存在し、この世に正義と悪は存在しないのではないかと思いました。
そして、私は渡辺教授の講義を通じて、常に何か目標を持ってそれに対して努力を重ねられるような人になろうと決意することができました。
今日は少し肌寒い日になりましたね。体調を崩さないよう気をつけて過ごして下さい。
来月またお会いできるのを楽しみにしています!
投稿者:仙台市立仙台青陵中等教育学校