こんにちは。
岩手県立一関第一高等学校2年の八幡佑奈(やはたゆな)です。
雪が降り、季節を感じる天候となりました。
冬といえばインフルエンザですが、今年はインフルエンザワクチンが不足しているようなので、早く行かなければなりませんね!
では、少々遅くなりましたが、第6回目の反省を記したいと思います。
*減災アクションカードゲーム
今回、私はインド出身の方と交流させていただきました。内容をうなづきながら聞いてくださったので、とても嬉しく感じました。私が今回重視したことは、「人を納得させるような内容を話す」ことでした。普段から、「人を納得させるような話し方」は行っているので、内容を重視することが目標でした。そのために単語やイディオムを事前に調べました。しかしながら、内容の濃い話をすることはできませんでした。決してバラエティーに富んでいるとはいえないことばかり話したことを反省しています。
一方、留学生の方やグループのメンバーが話したことを聞いて、見方がたくさんあることに驚きました。このことで、現時点で私に足りないものは多角的な視点だと気づきました。前回の川添先生の講義を思い出しながら、日常生活で1つのものをさまざまな見方をすることで獲得していこうと思いました。
*安藤晃教授による「プラズマと核融合」
講義の内容を端的にいえば、核融合によって生じるエネルギーについてでした。ちょうど、現代文の授業で未来の化石燃料の枯渇を題材とした文章を学んでいたので、私にとってタイムリーな講義でした。私は、核融合といったら太陽が1番に思いつきます。しかし、何が関係するのか全く想像はついていませんでした。そして講義が進み、あることを聞いてとても驚きました。地上で核融合反応を起こすことでエネルギーを獲得しようというのです。確かに、莫大なエネルギーを得られるでしょう。なにしろ、太陽で起こっている反応ですから。とはいえ、銀河系で最も大きくて、高温で、地球以外の惑星にも多大な影響を与えてしまうような太陽で起こっている反応を、大きさが太陽の約1/109程度しかない地球で起こそうとしているのです。そんなことができるのでしょうか。
$emsp;そうこう思っているうちに、さらに講義が進み、またまた驚くべき事実を知りました。現時点ですでに工学的実証まで辿り着いており、2050年には実用化を予定しているそうなのです。科学の進歩の速さに驚きを隠せませんでした。
しかし、冷静になって考えてみると、これが実現したら私たち人間はエネルギーをさらに浪費するようになると思います。とても素晴らしいことだと思います。夢があるし、理想的です。けれども、よく言われているのが、私たち人間の心が科学の進歩に追いついていないということです。今回の講義に直接関係はないと思いますが、そのことも視野に入れて考えることが大切だと思いました。安藤先生、ありがとうございました。
*渡辺正夫教授による「教授の進路選択アドバイス~人生を戦略的に考える~」
渡辺先生の人生をみて、自分の人生を戦略的に考えてみることが今回の講義の目的でした。その中で最も印象に残っているのは、「研究者vs.プロ将棋棋士」というスライドです。
「プロ棋士は300名しかいない。では、研究者はここまで厳しいか?」
「兄達は頭が悪いから東大へ行った。自分は頭が良いから将棋指しになった。」(米長邦雄)
この2つの言葉からわかることは、プロ将棋棋士を目指すよりも研究者を目指すほうが現実味があり、容易だということです。今までそんな発想をしたことがなかったので、納得し、感銘を受け、自分のエンジンがかかりました。この状態で、少なくとも今年度中は走りきりたいと思っています。「最後まで諦めない」で、自分の夢を実現します!渡辺先生、ありがとうございました。
今回も充実した時間を過ごすことができて満足しています。
残り4回の機会を今まで以上に大切にして、多くの学びを得ようと思います。
今回もありがとうございました。
投稿者:岩手県立一関第一高等学校