横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校 内田舜也
私は、12/16.17に開催された研究発展コース1 グループ1に参加した。グループ1のテーマは「放射線測定の基礎と測定結果の可視化について」である。今回は、放射線測定を行う上での基礎知識を得る為、金田先生が講義をしてくださった。レポートをもとに今回の感想などを書きたいと思う。
先ず自分たちが知っている放射線につての単語を書きだした。意外と言葉が出てこなく無知の自分に気が付かされた。その後、それらの言葉の分類分けを行い、確認していった。その後さらに詳しく放射線の概要や被爆、測定方法について講義を受けた。ベータ線が発生する過程での話が複雑だった。電子の反物質の陽電子や反電子ニュートリノなど初めて聞く名前が多く出てき驚いた。内部被爆と外部被爆では体内に入ってしまう内部被爆の方が危険なのではと考えていたが、同じ線量なら影響は同じだということが驚きだった。又、東日本大震災で起こった原発事故の影響においての土壌汚染分布図を見たのだが、原発に近いところが高い線量とは限らないと分かった。当時の大気の状態で放射線物質がどこに落ちるかは左右すると分かった。その為、関東地方が強く汚染する可能性はあった。このことに私はとても驚いた。
また今回は、自然科学においての考え方を学んだ。「定量的に考え、再現性を確認し、因果関係の立証を行う。」発展コースの活動や来年度のSLⅡなど自分の研究活動において参考にしたいと思う。
次回は受講者同士で土を持ち寄り、実際に放射線測定を行う。どのような結果になるか楽しみだ。今後も頑張りたい。
(SLⅡとは私の学校での履修科目である、サイエンスリテラシーⅡの略。自分で課題設定をし、研究活動を行う。)
投稿者:横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校