こんにちは。仙台二華高等学校1年、関 百咲です。
3/17~26まで、科学者の卵養成講座 海外研修プログラムに参加してきました。そこで体験したことと学んだことを、何回かに分けて記していきたいと思います。
1日目 3/17(土) 成田
この日は飛行機に乗る前の最後の日。成田空港内のホテルに集合し、出国・入国手続きの注意点やSTEM高校で行う日本文化のプレゼンの練習を行いました。
そして海外研修に向けて、次のような目標を立てました:
1. ものを見る力を鍛えること
科学者の卵としてこの研修に参加するので、物事を科学的に考えながら生活する。科学といっても分野は広いので、他の人の話やレポートも参考にして、視野を広げる。
2. 自己管理をしっかりすること
アメリカの犯罪率は日本に比べて非常に高く、持ち物の管理はもちろん、単独行動しない、指示と時間を守る。また自分の身の回りのことは自分でしなければならないので、
3. ずっと付き合える仲間を作ること
ホストファミリーの方だけでなく、自分にないものをたくさん持っている9人の仲間ともコミュニケーションをたくさん取って、刺激を受けてきたいと思います。
2日目 3/18(日) 成田→アメリカ
午前中は研究発表の練習、その後空港で飛行機に乗りました。
ロサンゼルス空港へ降り立ち、その後ホストファミリーと合流してサンタモニカ・ベニスビーチへ連れて行ってもらいました。ロサンゼルスにはヤシの木の仲間や仙台で見たことのない植物がいて、渡辺先生や伊藤先生に教えて頂いたり調べたりしていました。ビーチは暖かいロス市街とは一転、夜になると本当に寒くなってギブアップしてしまいました。また立石さんが、ヤシの木に挟まれた電灯の柱部分がザラザラしていることに気づいていました。景観配慮でしょうか。電灯というと、ビーチもステイ先の家も、日本より電気の数が少ない気がします。日本はやはり電気を使いすぎなのでしょうか...。 夕方の時間帯は陸風が吹くはずなのに、海から風が吹いているように感じる場面が多々ありました。地形的に見ても解決しなかったので、海より陸のほうがまだ暖かかったのかもしれませんね。
3日目 3/19(土) アメリカ
STEM高校で歓迎されたのち、C-CERTというUCRの研究所、ボーンズ社を訪問しました。C-CERTでは英語の説明で、完全に理解はできませんでしたが、様々な研究を行っている複合施設でした。車の排気ガスを車や燃料、走行条件を変えながら調査しているのが印象に残っています。 ボーンズでも英語でした。飛行機の部品や車のみならずオーディオ機器にもかかわっているそうです。STEMに戻って巨大ジェンガを楽しんだ後は、室内のミニゴルフをしました。夕食は麗奈先輩と私で日本の料理を披露しました。
私は唐揚げを(唐揚げ粉で)作りましたが、その時に油の温度の大体のはかり方について調べていました。日本なら箸をつけることでわかりますが、アメリカにはないのでパン粉が含まれているであろう唐揚げ粉を散らしてみて、広がり具合で見分ける方法を調べました。おそらくはパン粉の中の水分が蒸発するのが早いほどパン粉の質量も軽くなり、広がりやすいのだと思います。
4日目 3/20(土) アメリカ
リバーサイド市長を訪問させて頂きました。 その後メトロポリタンミュージアムへ行き、展示を見たり、水を使わず絵を描く体験をしたりしました。絵の具が伸びないので、凹凸のある紙上では地の色が見え隠れするようになります。昼ごはんはSTEMの生徒に案内してもらいました。ところで人間の感じる味というのは、甘味・塩味・酸味・苦味・旨味の5つに分けられるそうです。主に2つ、サブとして1つの味が感知できると、美味しいと認識すると聞いたことがあります。とすると、このピザはベーコンの塩味と、チーズの酸味と、加えてパイナップルの甘味を効かせておいしさを感じさせていたのかもしれません。スケッチでは官庁街に足を延ばしました。遠近法を教えてもらい、私たちは裁判所をスケッチしました。
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投稿者:宮城県仙台二華高等学校