6/11(日)に、東北地方も梅雨入り。今年は例年よりも湿度が高いような梅雨。気温が20oCより少し高い程度なのに、住みにくい空間に。ガラス室の植物も日照不足で病害虫の発生があるのではと気になるところ。
6/12(月):福島県立安積高等学校・SSH運営指導委員会
6/15(木):福島県立福島高等学校・SSH運営指導委員会
6/16(金):宮城県仙台第三高等学校・SSH運営指導委員会
6/21(水):兵庫県立豊岡高等学校・SSH運営指導委員会
6/21(水):香川県立観音寺第一高等学校・SSH運営指導委員会
今週はSSH運営指導委員会が集中した週。それぞれの学校での実施内容、年間計画へのコメント、助言など。中身についてはそれぞれの学校の取組ですので、ご容赦ください。1年間の活動がよりよくなることを祈っております。
6/21(水):香川県立観音寺第一高等学校・SSH課題研究発表会
コロナ禍が終わりつつあるとはいえ、今回は発表会も運営指導委員会もリモート。リモートシステムができたおかげで、同日に、香川県と兵庫県に参加できるわけで。。。肝腎の課題研究発表会は、物理、化学、生物、地学、数学の10課題。生徒さん、運営指導委員などとのdeepな議論。何よりも本物を見てということは大事なことだと改めて実感でした。
わたなべしるす
【アウトリーチ活動】福島県立安積高等学校・SSH運営指導委員会、福島県立福島高等学校・SSH運営指導委員会、宮城県仙台第三高等学校・SSH運営指導委員会(6/12, 15, 16, 21追記)
2023年6月15日 (木)
【アウトリーチ活動】宮城県仙台第三高等学校「三高探究の日」コメント、岩手県立一関第一高等学校・高志探究IIB研究計画助言、上島町立魚島小中学校・ふるさと出前授業、香川県立観音寺第一高等学校・SSH講演会(5/16, 17, 6/5, 8追記)
2023年5月22日 (月)
5月初旬から寒暖差は激しいまま。30oC近い最高気温もあれば、10oC近い最低気温も。植物も管理をする人間にもさすがに厳しい寒暖差。また、手帳の予定表に隙間ができるのはしばらく先になりそうな5月。遅くなりましたが、5月のアウトリーチ活動。
5/16(火):宮城県仙台第三高等学校「三高探究の日」発表会へのコメント
宮城県仙台第三高等学校でのSSH課題研究の発表会。対面でのということも可能だったのですが、別案件もあり、zoomでの質疑、コメント。最初の頃の発表会から見ると、ずいぶんと形になってきたのではないかと実感。更なる発展を期待しています。
5/17(木):岩手県立一関第一高等学校・高志探究IIB研究計画への助言
翌日の午後が同じくリモートでの課題研究指導。本企画は「国際植物の日」との連動企画。課題研究の素案ができたところで、その実験系、仮説などはありかなど、短い時間での双方向での議論。昨年度も実施したような。こちらからの助言を踏まえて、改定されていたのを思い出します。今年度もさらなるカイゼンを期待しています。
6/5(火):上島町立魚島小中学校・ふるさと出前授業「環境問題を多角的に考える」
2023年度のふるさと出前授業もリモートでの実施。その第1弾は上島町立魚島小中学校。「環境」について考える授業。今シーズン最初のふるさと出前授業というか、小中学生向けのリモートでの講義。そんなことを言い訳にしてはいけないのですが、身の回りの色々なことが「環境」に関わる問題であると。コロナ禍でマスクをしていたことなどを、話のきっかけにすればよかったのですが。すっかり失念。そんな中でも、普段から上島町内の色々な学校とリモートでの授業をされていることから、こちらからの問いかけにもしっかりこたえてくれたのは、ありがたいことでした。
講義の内容は、理科的な環境問題もあるけど、実は環境問題はいろんなところにあり、身近な問題なのだということを、温暖化、植物の開花、生き物を飼育し続けることなど。ちょっとしたことから、環境を考え、少しでも地球にやさしい生活を考える一端になったことを感じることができた2hrでした。
PS. この記事を書いている6/6(火)の10:00まえには、魚島小中学校のHPに講義のお世話役してくれた本宮先生が記事を書いてくれていました。ありがとうございました。
6/8(木):香川県立観音寺第一高等学校・SSH講演会「将来に向けたキャリア形成と『考える基礎』となる課題研究のあり方」
新型コロナウイルスが5類になったこともあり、出張は可能なのですが、いくつかの別事案があり、今年度もリモートでの講義。課題研究をどのように考えるのか、また、課題研究を基盤とした将来のキャリア形成を考えてほしいというのが、今回の講義のポイント。課題研究を行う意義、失敗から学ぶこと、可能な限り色々なことに興味を持つこと。また、自然の移り変わりに気がつき、そこから「なぜ」ということを思ってほしいと。最後の質問コーナーでもそんな気付きがあったと思います。
キャリア形成はこれから先の重要な問題。今からしっかり将来を見すえている生徒さんもいました。渡辺の頃と違って、高校生のうちから「大学、学部、研究室」を見学できる時代。もちろん、websiteなども準備されていて。そうしたものを活用して、また、決断をしたことが結果としてよかったと思えるようにしてほしいと。2hr弱の講義、質疑でしたが、あっという間でした。レポート課題を楽しみにしております。
わたなべしるす
2023年入試説明会・研究室公開、予定通り終了、オンラインでは5月7日に実施予定(4/22)
2023年4月26日 (水)
2019年の入試説明会・研究室公開は問題なく、研究室公開ができていましたが、2020年4月にはBCPレベルが3-4くらいになり、リモートでの研究室公開。というか、スタッフ、学生との交流のみ。2020, 2021, 2022年の3年間。このシステムでの研究室公開。2023年4月からBCPレベルが0という「beforeコロナ」の状態になり、これを受けて、入試説明会・研究室公開が現地で可能に。「beforeコロナ」の状態とはいえ、かつてのような賑わいはなく。。。研究室を訪問してくれた方々。ありがとうございました。研究室のことなど、遠慮なく問い合わせて下さい。
また、5月7日(日)は、オンラインを使っての研究室公開を行います。10:00-12:00, 13:00-15:00を予定しています。かならず、研究科の申込をして下さい。植物、植物の生殖、受粉反応に興味がある方、是非、申込をしてzoomでお目にかかりましょう。お待ちしております。渡辺だけでなく、他スタッフ、学生さんとも交流できるようにしていますので。
わたなべしるす
【非常勤講師講義】東北芸術工科大学「芸術平和論」(4/25)
2023年4月25日 (火)
今朝の最低気温は、4.4oC。県内の内陸、北部は氷点下。先週は25oCを超える状況なのに。ガラス室内の温度を下げるのに苦労していたのが、朝の気温は寒すぎ。交配して鞘ができたのに、生長が後れるのが気になるところ。。。同じことは、バラ科などの果樹の果実の生長。果実の質の低下が起きないことを祈るばかり。暖かい空気、冷たい空気をどこかにためて、逆の気音地に放出したくなるくらいの4月終わり。 今年で5年目となった東北芸術工科大学での非常勤講師としての「芸術平和論」の講義。昼と夕方に1コマずつの講義。双方向でのやりとりのために、zoomを使っての「挙手」などで受講生の感覚もわかるようになり、最初のころのリモートでの講義よりは安定感が。5月初旬から新型コロナが5類になるとは言え、「平和」にはまだまだの2023年。「生命科学」、「歴史」、「if」などがkeywordだったかと思いますが、受講生にとって、1つでも「これ!!」というのがあればよいのですが。講義の最後に2つの質問があり、こちらの回答に対してwelcomeのようだったので、ほっとでした。少しずつ「平和」が近づいているのを感じた4月末の非常勤講師としての講義でした。担当の吉田先生、ありがとうございました。
わたなべしるす
【アウトリーチ活動】たねまきめぶき「キャベツの秘密」、福島県立福島高等学校・SSH特別講義(4/15, 20追記)
2023年4月17日 (月)
例年この時期には、ソメイヨシノが散り始める頃。ところが、今年は3月の暖かさで3月中に開花、4月10日前には花も終わり。一部、シダレザクラがちょうど満開のところもありますが。
そんな中、去年に引き続き、共同研究をしている方にご紹介頂き、小学生向けオンラインワークショップ「たねまきめぶき」に参加。今年のタイトルも「キャベツの秘密」。月に2回の開催で、多様な分野を学習。詰め込みすぎず、キャベツを使った実習も。キャベツは食べるものですが、解剖して観察するのは初めて。いろんな不思議・秘密を見つけることができたのではないかと。最後の質問の時間もたくさんありました。とてもしっかり理解していて直球の質問は驚きでした。他の講師の先生方の講義も楽しんで下さい。
というか、この先、ちょうど、5月の連休。外にはたくさんの花が咲いているかと。そんなものであったり、身の回りの野菜も是非、解剖して観察してみてください。
PS. この記事を書いている時にはすでに、HPに当日の様子の記事が。あわせて、ご覧下さい。
4/20(木):福島県立福島高等学校・SSH特別講義「将来に向けたキャリア形成と『考える基礎』となる課題研究のあり方」
昨日のニュースだったか、コロナの第9波(??)がとか。確かに少し増加のような。一方でマスクをするという制限がなくなり、これが常態化するのか。そんな不思議な4月。4年ぶりに、福島県立福島高等学校での特別講義。zoomでのリモートでのよさはよさとしてある一方で、現地での対面のよさは反応をその場で見ることができること。今回のイントロは2008, 2009年に福島県立福島高等学校で行った出前講義で不思議なつながりが。 リモートでの講義で、1枚のスライドでしゃべりすぎないような習慣がついたので、ある程度、想定の時間内で、課題研究、キャリア形成についての話ができたのではないかと。質問もかなり多くの質問で、将来をしっかり見すえているからということかと思います。質問をくれた方の中には、12月の小学生向けのイベントに参加してくれた方も。また、最後の代表挨拶。しっかりとこちらの話を理解していたことを実感でした。なので、課題研究を通じて、不思議、疑問に思ったことを深く、論理的に考えることで、自分に合ったものが見えると思いますので。
講義の前後は丹野校長先生をはじめ、SSH関係の先生方と高大連携についての貴重な意見交換もでき、とても有意義でした。ありがとうございました。
わたなべしるす
PS. 今日の福島市内の最高気温は30oCを超えたとか。。。4月下旬とは思えない今年最初の真夏日との遭遇でもありました。5月の連休明けまで「アブラナの花」が持ちこたえるのか。。。
PS.のPS. 4/21(金) 12:30。福島県立福島高等学校のHPに関連記事を見つけました。ありがとうございました。