東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

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研究室ダイアリー

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みたび、研一に会いに行ってきたよ(with 芋煮会)

2024年10月26日 (土)

まだ夏だった頃、星稜キャンパスに現れる研一に会いに行ってきました。

研一(けんいち)とは、

東北大学創設時からいる妖精だそうです。普段は青葉山の奥深くから学生の事を見守っているそうなのですが、東北大学創立115周年・総合大学100周年が嬉しくて、初めて学内に足を踏み入れた、とのこと(東北大学創立115周年・総合大学100周年記念事業の一環として公募されたキャラクターで、2022年から活動しています)。


研一はフッ軽(フットワークが軽い)な妖精です。東北大学の行事に、風のように現れます。先日、9月卒業の学位授与式や、ホームカミングデイに現れ、大人気であったと聞いています。


研一は公式ウェブサイト公式Xなどを駆使して、ますます
ファンを増やしています。分霊である研一ぬいは東北大生と日本全国ばかりか、世界中を旅していると聞きます(Xで「#研一 #研一といっしょ」を検索)。もはや、妖精界のインフルエンサーと言っても過言ではありません。学生の親御さんや、他大学の偉い先生に大人気という噂も、最近良く聞くようになりました。


今回は、東北大学祭2024に、大学祭公式キャラクターである「ぺーとん」(ひよこの男の子、こちらも大人気)と共に現れ、限定ステッカーを配布するのとのこと。前日に、M1の直江さんに教えてもらいました。

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この日は、生命科学研究科のレクリエーション「ソフトボール&芋煮」の日なんだけど・・・行かなくては。研一に会いに行かなくては!!


当日は抜けるような青空で、ソフトボール&芋煮&大学祭日和でした。牛越の河原に芋煮の材料を運んだあと、残ったメンバーにお願いして芋煮を託し、M1の直江さんと川内キャンパスに向かいました。

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早速、川内キャンパスに着きました。さすが東北
大学祭、ソワソワと楽し気な学生がたくさんいます。出店も多く立っており、ロックな歌声が爆音で響いています。

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案内板を見ながら、研一を探してウロウロしていると、いたいた!研一です!秋の日差しを浴びて、神々しいお姿です。東北大学祭公式キャラクターぺーとんは既に活動限界を迎え、ブルーシートの陰に隠れてしまっていましたが、研一はたくさんの人に囲まれて、一緒に写真を撮っています。

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早速、お願いして、一緒に写真を撮ってもらいました。ありがとう、研一。

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研一と仲良しのお姉さんが「これが最後のステッカーですよ・・・!」と、学祭限定ステッカー、残り2枚を我々に下さいました。本当にギリギリで間に合ったようです、良かった!

ほどなく、研一は活動限界を迎え、そっと青葉山へ去っていきました。

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その後、急いで河原に戻ると、芋煮がすっかり出来上がっていました。D3福島くんが土井義晴先生を時々思い出しながら薪をくべ、M2原田さんが味を調えたという芋煮は、本当に丁度良い味で、里芋も柔らかく、肉もジューシー。とても美味しかったです。ありがとう。

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生協で買ったおむすびとともに、美味しく頂きました。この時点になってはじめて、「軍手を持ってきてほしい」、という原田さんのヘルプに気が付いた始末。本当にごめん(土下座)。


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芋煮は、菅野研の留学生シュウさん・カンさん、M2石川くんとも一緒に頂き、お腹がいっぱいになったところでソフトボール大会を横目に見つつ、帰りました。良い一日でした。



東北大学祭2024は、明日まで川内キャンパスで開催されています。今日は、各種サークル企画やステージ・教室企画とともに、ヤーレンズとTOKYO COOLのお笑いライブ、美と性に縛られない多様性にフォーカスした新形態のコンテストである第2回ミクスチャーコンテストなどが行われたそうです。明日は、最後に花火が上がるらしいです。すごいですね!



研一・ぺーとん、お疲れ様でした。研一と仲良しのお姉さんたちも、お疲れ様でした。大学祭の喧騒から離れた片平キャンパスから、そっと東北大学祭の盛況をお祈りしています。

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スズキ

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【アウトリーチ活動】仙台市立新田小学校・理科特別授業(10/10)

2024年10月10日 (木)

  先週の金曜日は東京出張。その日の最高気温は30oC越え。夕方、出張を終えて仙台にもどると気温は20oCちょっとだったような。週末は最高気温が20oCを下回る状態。すっかり秋風が。さらに今週は最高気温が15oC近い日もあり、平年の最高気温以下も。。。さすがに体調管理が難しいこの頃。
 
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 10/10(木):仙台市立新田小学校・理科特別授業「環境問題を多角的に考える」
 
 9/24(火)の午後は山形県立米沢興譲館高等学校への出前講義。実はその午前中に仙台市立新田小学校での学校運営協議会が計画されており、米沢がリモートになったので、参加できたかもしれないのですが、新幹線がストップで脳みそがパニックで伺うことができず、その時の意見交換も大友校長先生と。

 仙台市教育センターからリクエストの理科特別授業の第一弾。「環境」について考える講義。環境というと、地球温暖化などもちろん、小学校でも扱う題材かもしれないですが、もっと身近なところに環境問題はあるわけです。近年明らかに夏の気温が高く、秋が短いなど、言われるとそうだなということが多いはず。そんなちょっとした変化に気がつくことが大事ということが講義の前半のテーマ。また、そんな地球温暖化の原因のCO2をどうやったら減少させることができるのか、どんなideaがあるのかも発表してもらい、さすがというような考えの発表もありました。

 後半はもう少し各論で、遺伝子汚染とか、絶滅危惧種とか、テレビを見ていても環境問題を取り上げているのは多いはず。今の小学生はテレビを見る時間が少ないのかと思いましたが、ちゃんとみてくれていました。講義の最後は、質問の時間。10minくらいでしたが、環境だけでなく、普段の研究についても。ありがとうございました。
 
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 わたなべしるす

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秋のフルーツと「やるか、すぐやるか」

2024年10月 5日 (土)

スズキです。

暑さ寒さも彼岸まで、とは言いますが、日中は例年より温度が高い仙台です。東北大学片平キャンパス・生命科学研究科本館の中庭には金木犀が植わっていて、最近、花が咲いて香りがするようになりました。日も短くなり、否応なく秋を感じます。


そんな中、ここ最近、研究室で色んなお祝いごとがありまして、フルーツパーティが開かれました(いたがき本店いとうさんが買ってきてくださいました。ありがとうございます!)

20241004161019-3429ba0f3a3c26c585e96103b2a2d11b07af57dd.jpgぶどうに梨にグレープフルーツ、キウイフルーツ、すももなど、あらゆる果物の宝石箱!みんなで手分けして皮を剥いたり、切ったりしました。どれも甘くて瑞々しく、大変美味しかったです。渡辺教授、ご馳走様でした!

20241004161050-78f7d7a4ac83b32a267ede9da8fbf45ea87a38dd.jpgさて、そんな渡辺研ですが、最近、スズキの机には、なぜか掛け軸がかけられています。

「やるか、すぐやるか」???

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なんとこちら、NHKの番組『みんなで筋肉体操の筋肉指導・出演などでおなじみ、順天堂大学スポーツ健康科学部の谷本道哉教授直筆の掛け軸です。なぜ直筆?なぜ私の机に?実は先日、私がほぼ日の學校のプレゼント企画に応募し、当選したのです。びっくりしたでしょう。私もびっくりしてます。

ほぼ日の學校とは、様々な分野の方がご自分の専門分野や知識・考え方を話して下さって、それをどこでも視聴することができるアプリです。私は、家事や通勤、子供の送り迎えや、実験のスキマ時間に、ラジオ代わりに聞いています。人の話すリズムが、作業のお供にピッタリなのです。


ほぼ日の學校での谷本道哉教授の授業は、私がもともと『みんなで筋肉体操』が好きだったこともあって、聴いてみようと思いました。本格的ではないのですが、去年からジムに通いはじめ、筋トレをして、高血圧などの体質改善に取り組んでいる私。しかし、中学・高校と文化部で、大人になっても運動と無縁だった私には、運動や筋肉についての知識や体感が少ないのです。

そんな中、谷本教授のお話は、初心者にもわかりやすく、ハッとするお話ばかりで、とても面白かったです。ツラい筋トレを続けるための前向きなマインドセット、スロートレーニングの重要性、筋肉を効果的にトレーニングする常識はどんどんアップデートされている、など。

谷本教授の授業の一部は以下のほぼ日の學校公式youtube、文章としては、ほぼ日刊イトイ新聞「老い」と「筋肉」は前向きに考えようから、ご覧になれます。フルバージョンは、ほぼ日の學校で視聴することができますよ。

(12分30秒あたりから説明されているスクワット、とても効きますよ)

動画にもあるのですが、谷本教授は3つの筋肉標語を掛け軸に書いています(授業の間も背景に映っているものです)。


「やるか、すぐやるか」

「キツくても、ツラくない」

「あと5秒しかできません」


私は掛け軸プレゼント応募にあたり、できれば「やるか、すぐやるか」が手元に来たら嬉しい、と希望に書きました。そして、もし「やるか、すぐやるか」の掛け軸が、万が一にも私の手元に来ることがあったら、私は後回しにしがちなことを頑張ろう、と決めていました。

その一つが、仕事机の片付けです。掛け軸をきれいにかけるためにも、積みあがった書類などを片付け、処分しました。滅多にやらない事をしていると、近くの学生やスタッフは、すぐに様子がおかしい事に気づきます。ありのまま事情を説明し、感嘆のどよめきをもらいました。

しかし、渡辺教授には説明しそびれたまま、なんとなく日々が過ぎました。先日、ついに渡辺教授に認知されるに至り、事情を説明すると、

「ダイアリーに記事を書いておいて」

と言われ、こうして書いています(記事を書くにあたり、ほぼ日の學校・スタッフの方にも連絡し、快くOKをいただきました、ありがとうございました)。書くか、すぐ書くか、です。


「やるか、すぐやるか」


筋トレについての言葉ではあるのですが、あらゆる物事に通じる言葉だと思います。なんとなくエンジンがかからない時、あと一歩背中を押してほしい時。目にして頑張ろうと思います。今年もあと3か月弱。後回しにしていたこと、やらなくてはならないこと。一層、頑張ってみようと思います。

スズキ

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2024年度、秋の研究科説明会・研究室公開終了(9/28)

2024年9月30日 (月)

 2024年度、秋の研究科説明会・研究室公開。予定通り、9/28(土)に実施しました。午前中からのポスターセッションには数多くの方がホスターに訪問して頂き、午後からの研究室公開にも3, 4年生の方に参加頂きました。今後の進路選択の一助となれば、幸いです。ありがとうございました。
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 わたなべしるす

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【アウトリーチ活動】山形県立米沢興譲館高等学校・SSH異分野融合サイエンス(9/19)

2024年9月24日 (火)

  この記事を書いているのは、9/24(火)。2週続けての3連休で2回目の3連休はキャンパス停電。連休前の金曜までは真夏のようなというか湿度の高い30oCくらいの最高気温が連休中は15-20oCが最高気温。すっかり秋が深まる気温。夏から一気に晩秋かと思いましたが、10月になっても30oCが見えそうな最高気温。もう少し気温が下がってくれる方がよいのですが。。。
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 9/19(木):山形県立米沢興譲館高等学校・SSH異分野融合サイエンス「バイオ産業科学と社会課題」
 
 出前講義実施日の8:00過ぎに、東北新幹線ではやぶさ、こまちが走行中に分離。その影響で東北新幹線が東京--新青森間でストップとなり、急遽、米沢興譲館高への出前講義はzoomでのリモートでの講義に変更。担当の山下先生に準備頂き、講義中に植物の観察をするときは、山口先生に支援頂きました。前半はトマト、スイカなどの果実の観察とそこに含まれる植物学というか果実の特徴から分類学へ。概ね観察ができていると思いました。
 
 後半は渡辺の研究内容、これまでのキャリア形成についての講義。果実、つまり、受粉・受精の結果形成される種子と果実。スタートの受粉から考えると、自殖性と他殖性植物が。何故、植物はこうなっているのか。あれこれと考えてもらえたのではないでしょうか。また、渡辺がいつから科学に興味を持ち、今の遺伝学、育種学を志したのか。これからのキャリア形成のヒントになればよいのですが・・・。
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 わたなべしるす

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