9月に2件のアウトリーチ活動。あれこれとあったこともあり、その記録をHPに書くことさえ、失念して、10月に。簡単に記しておきます。あわせて、10月のアウトリーチ活動についても。。。
9/9(火):岩手県立一関第一高等学校・SSH運営指導委員会
7月にSSH講演会で伺った一関一高。今回はリモートでのSSH運営指導委員会。諸事あり、委員会を統括する座長に。何とか会議はこなせたのではないかと。
9/22(月):福島市立三河台小学校・スーパーサイエンス講座「花の不思議な世界」
2年前の同時期にも出前講義をお願いされた福島市立三河台小学校・スーパーサイエンス講座。HPを拝見すると、令和6年度 福島県教育委員会 教育・文化関係表彰 優秀教職員を団体と個人で受賞。今回も「植物の花の不思議」について、「リンゴ」をベースに先取りになるようなことについても講義をしましたが、難しいことにもしっかりチャレンジしていたのが、印象的でした。また、講座の後にはふり返りもされていたのは、しっかりした小学校だなと、感心しました。また、次の機会に・・・。
10/7(火):山形県立米沢興譲館高等学校・SSH異分野融合サイエンス「バイオ産業科学と社会課題」
米沢興譲館高へは、6/10(火)に前期分の講義を行い、後期の講義はこの時期に。13名の受講生。コロナ禍を除いて現地での講義でしたが、今回は諸事あり、リモートでの講義。現地の先生方に支援頂きながら、前期と同じく、前半は「果物・野菜」を分類的、形態的な特徴から観察。後半は「受粉から果実形成」、「キャリア教育」。最後の質問では、植物と動物の受精後の発生について。リモートからの説明になったので、うまく伝わったのか、。いずれ、よい質問でした。
わたなべしるす
【アウトリーチ活動】岩手県立一関第一高等学校・SSH運営指導委員会、福島市立三河台小学校・スーパーサイエンス講座、山形県立米沢興譲館高等学校・SSH異分野融合サイエンス(9/9, 22, 10/7追記)
2025年10月 6日 (月)
秋のオープンラボ、明日(9/20土)です!!
2025年9月19日 (金)
こんにちは、スズキです。
生命科学研究科秋の入試説明会とオープンラボが9月20日(土)に行われます。
なんと今のところ...
あんまり大きな声では言えないので、ナイショにしておいてくださいね?お願いしますよ?
渡辺研への希望者...0人です。やばいです。
(追記:その後、希望者がいらしてくれました!ありがとうございました!)
確かに今年はオープンラボの告知をサボっておりました、ええ。ほんとごめんなさい。反省してます。
入試説明会とオープンラボは明日ですけど、事前登録の期限は切れてますけど、渡辺研へ見学に来てみませんか。ぜひ。そんな遠慮なさらずに。少しばかりですが、ケーキをご用意して、お待ちしておりますよ!
そんな明日だなんて、急に言われても困ります、という貴方、もしくは貴女。
大丈夫です。個別に対応いたします。
お問い合わせから、ご連絡ください。見学や、学生とのお話ができるように個別で対応いたします。
渡辺研ってどうなの?生命科学研究科どうですか?などなど、ざっくばらんにお話できると思います。
どうかどうか!渡辺研に見学にいらしてください!!今年受験しなくても、来年受験するつもりなんです、という方でも是非!!!おいでください!!!!
また、お友達に外部進学を考えているヒトがいるよ、という方。ぜひ渡辺研をオススメください。
よろしくお願いいたします!!
スズキ
【アウトリーチ活動】仙台市立新田小学校・学校運営協議会、兵庫県立豊岡高等学校・探究基礎、仙台市科学館ボランティアーズクラブ・研究室訪問、岩手県立盛岡第三高等学校・SRH中間発表会、岩手県立盛岡第三高等学校・SRH運営指導委員会(7/30, 31, 8/24, 27追記)
2025年7月31日 (木)
毎日が35oC近い気温。夕方に涼しい風が吹いたりしますが、25oCを下回る訳でもなく。。。いつまでのこの暑い夏が続くのか。植物の生育にもよくない環境なのですが。。。
7/30(水):仙台市立新田小学校・学校運営協議会
6/19(水)に同校の学校運営協議会が開催され、今回は委員の方に加えて、小学校の先生方との議論。初めての機会でしたが、小学校で何が起きているかを理解できることは、10-20年後の大学、大学院で起き得る事象を考えるヒントに。よい機会でした。ありがとうございました。
7/31(木):兵庫県立豊岡高等学校・探究基礎「身の回りの不思議を実感し、なぜと思う心を醸成する」
14年目になった兵庫県立豊岡高等学校でのアウトリーチ活動。担当の中井先生が別案件ということで、担当は三木先生。豊岡高との交流のきっかけになった小松高でのお願いをされた先生でした。人との出会いの大切さを少し話をして、前半は野菜の多様な果実を使っての植物の分類と形態。普段何気なく食べている「果実・種子」がどうなっているのか、考えるきっかけになったのでは。何よりも身近なものを「まじめに」観察することの大事さだと思いますので。
休憩を挟んで、後半は種子、果実が形成される植物の生殖に関わる話とキャリア形成について。駆け足でしたが、これからの学び、進路というキャリアに繋げて頂ければと。質問の時間も的を射ている質問も多かったです。是非、今日の振り返りをしてみて下さい。
8/24(日):仙台市科学館ボランティアーズクラブ・研究室訪問
2019年の夏にも見学にいらした「仙台市科学館ボランティアーズクラブ」。今回は9名の方々が見学に。当日はこの夏一番とも言える暑さで35oC越えの猛暑日。植物の栽培している様子も見学頂きたかったのですが、暑さを考えると、室内限定に。普段の仙台市科学館での説明をする上での何かの参考になれば、幸いです。
次回いらっしゃるときは、冬の時期の方がよいのではと思った次第です。アブラナの栽培もしていますので。ありがとうございました。
8/27(水):岩手県立盛岡第三高等学校・SRH中間発表会
SRH中間発表会が開催されたのは、8月下旬。文章を記しているのは9月上旬。その中でも9/2(火)には、仙台の最高気温が37.4oCという記録更新。体温を超えるような暑さ。8/27(水)の盛岡はそこまで暑くはないものの、不安定な気象条件。研究活動を始めて半年での発表。色々模索されているのはなるほどでした。昼を挟んでの討論会でコメントしたようなことを参考して、さらに研究を深めてください。
8/27(水):岩手県立盛岡第三高等学校・SRH運営指導委員会
元々は、SSHとしてスタートした盛岡三高のSRH。限られた財源でdeepな課題研究から通常の探究活動も実施。毎年、感動して拝見していました。次年度から名称が一部変更されるようですが、文系・理系を問わず、deepな課題研究ができる体勢に。さらなる発展を楽しみにしております。
わたなべしるす
奈良出張
2025年7月30日 (水)
こんにちは!M1の阿部です。渡辺研究室に所属してから、あっという間にもうすぐ4ヶ月が経ちます。明るく楽しいラボで充実した日々を過ごしています。
さて、学生がこの研究室ダイアリーを更新するのは約2年ぶりだそうです...!今回は、先日林さんと一緒に行ってまいりました奈良出張についてご報告させていただきます。
6月30日から7月4日までの5日間、共同研究のために奈良先端科学技術大学院大学へ行ってまいりました! ![]()
今回の実験の詳細については、近いうちに形にして発表できたらいいなと考えています!
私は今回、初めて東北大学以外の研究室を訪問させていただきました。渡辺研とは異なる雰囲気、初めて見る装置や、多くの留学生が在籍している環境など、すべてが新鮮で刺激的でした。
なかでも印象的だったのは、日本人の学生が留学生と英語で自然にコミュニケーションを取っていたことです。私は、英語は得意ではないのですが、身振り手振りも交えながら、なんとかコミュニケーションをとれたかなと思います。(やっぱり大事なのは気持ちですね笑)
皆さんとても親切に接してくださり、おかげさまで有意義な実験ができました。また近いうちに再訪する予定なので、その際もよろしくお願いいたします!
最終日は18時まで実験を行ったあと、林さんとともに急ぎ足で大阪万博へ行ってきました!短い滞在時間となりましたが、各国の文化やiPS細胞から作られた心筋シートの展示、ドローンショーなどを楽しむことができました。大屋根リングの幻想的なライトアップに夜風も気持ちよく、今度はパビリオンを予約してゆっくり来たいなと思いました!
滞在中には奈良の魅力も体感しました。実験後の奈良の地ビールと大和牛のすき焼きは最高でした!
(個人的にはこのお店の店員さんの話術とおもてなしに感動しました。)
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可愛い親子鹿。 |
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絶妙な距離で鹿と触れ合う林さん。 |
とても有意義な5日間でした。この経験を今後の研究室生活に活かせるよう頑張ってまいります。
(無事にホテルにありました笑) |
M1 阿部
【アウトリーチ活動】青森県立五所川原高等学校・SSH運営指導委員会、山形県立東桜学館高等学校・SSH運営指導委員会、兵庫県立氷上高等学校・課題研究検討会、仙台市立新田小学校・特別講義、清真学園高等学校・SSH国内研修、岩手県立一関第一高等学校・SSH講演会、小中高大連携型「科学者の卵養成講座」特別講義(6/30, 7/15, 19, 24, 26追記)
2025年6月30日 (月)
6月最後。仙台は30oC越え。35oC以上という「猛暑日」が全国で100観測点を超えたとか。明日から7月。9月まで暑さが続くとしたら、100日弱。今年の夏の暑さがどうなるかで、秋のアブラナの作付けにも影響することが今から気になっているわけで。。。
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6/30(月):青森県立五所川原高等学校・SSH運営指導委員会
6/30(月):山形県立東桜学館高等学校・SSH運営指導委員会
6月最終日はSSH運営指導委員会を梯子。これがリモートで参加できることのよい点。終わったあとに、ゆっくり話す時間が取れないという欠点もありますが、参加できるというプラスの点が一瞬で移動できる点。このおかげで、2つに平行して参加できるわけです。五所川原高はI期目、東桜学館高はII期目だったかと。皆さんそれぞれの問題点を抱えつつも、頑張っておられました。詳細はご容赦ください。
6/30(月):兵庫県立氷上高等学校・課題研究検討会
とある学会での接点で兵庫県立氷上高・濱邊先生のマメ類の高校生の研究を時々、進捗状況相談と生徒さんたちとの議論。SSHでも同じですが、実験を計画して、発表して、質疑応答して、というのが大事な点。生徒さんたちとの議論もなかなかでした。議論の詳細はご容赦を。。。
7/15(火):仙台市立新田小学校・特別講義「環境問題を多角的に考える」(楽しい理科のはなし2025--不思議の箱を開けよう--主催:河北新報社、協賛:東京エレクトロン)
今年で8年目となる「楽しい理科のはなし」。東京エレクトロン、河北新報社との共同企画。最初の予定では6月下旬だったのが、こちらの不摂生でこの日にシフト。仙台市立新田小学校は県内でもトップの児童数。講義をした6年生は4クラス。昨年度と同じように、「環境問題を多角的に考える」。
小学校の教科書で学習する環境問題は地球規模の大きな問題。でも、実際には身近なところに様々な「環境問題」。渡辺自身、席替えは楽しみな「環境問題」でした。そんなところからスタートして、環境問題の本丸とも言える地球温暖化。CO2の削減は地球レベルの課題。どうやって削減するのか、みんなで頭を抱えているわけですが、普段の学びから興味深い発想を提案してくれました。この回答には感動!!!!まさに、「コロンブスの卵」でした。低温不足による開花しない木々、遺伝子汚染など、多岐にわたって考えてもらい、発表する2時間でした。これからもなぜかな??と思うことを見つけて、考える習慣のきっかけになれば、と思った出前講義でした。
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7/19(土):清真学園高等学校・SSH国内研修「植物を用いた「考える」実験」
SSH実施校である清真学園高等学校の生徒さんが研究室訪問されるのはこの時期。これまでの多くが梅雨明けまで雨降りなのが、今年は空梅雨だったこともあり、天気がよかったのですが、その代わり、アブラナ科植物を観察する時間もなく。実験と研究室見学。例年、10名程度の生徒さんだけなのですが、今年は卒業生で農学部の学生さん2名も参加。「経験値」が高いということが、実験だけでなく、色々なことで大事ということを実感頂けていれば、ありがたいのですが。いかがだったでしょうか。後半の研究室の見学は大学の実験環境であったり、多様な植物を扱っている実感を持てたかと思います。TAをして頂いたM2の直江さん、M1の村尾君、ありがとうございました。
講義の前々日に柴山校長先生、SSH担当・十文字先生が研究室に来て頂き、SSHの今後の方向性について議論できたのは貴重でした。
7/24(木):岩手県立一関第一高等学校・SSH講演会「将来に向けたキャリア形成と『考える基礎』となる課題研究のあり方」
SSH運営指導委員も務めている一関一高への出前講義。課題研究を通じてその分野の「歴史(先行研究)」学ぶことの重要性、課題研究を通じた経験値を上げることなど、何故、課題研究を行うのかということを、前半に講義。
後半は渡辺の小学校からの歩みを紹介して、キャリアをどのように積み上げるのか、キャリア形成のために学んだことをどのように活かすのか。渡辺の歩みが参考になればよいのですが。講義のあと、SSH担当の先生方と意見交換。昨年度の講義で質問した生徒さんがこの講義を活かしてキャリア形成に繋がっているというのを伺い、何よりです。
7/26(土):小中高大連携型「科学者の卵養成講座」特別講義「進化論を唱えたダーウィンも注目した高等植物の自家不和合性」
2009年に始まった「科学者の卵養成講座」。昨年度は日本バイオテクノロジー学会とのコラボで行われたこの講義。今年度はいつものように土曜日の講義枠の中で。コロナ禍からは事前に講義をビデオ学習し、講義当日は講義を聞いたあと、グループで討論。そのあとに、質問タイム。hybrid開催なので、現地とリモートの両方から質問。
講義内容は植物の生殖、受粉反応、自家不和合性。植物も工夫して生きていることを実感できたのではないでしょうか。
わたなべしるす

