毎日が35oC近い気温。夕方に涼しい風が吹いたりしますが、25oCを下回る訳でもなく。。。いつまでのこの暑い夏が続くのか。植物の生育にもよくない環境なのですが。。。
7/30(水):仙台市立新田小学校・学校運営協議会
6/19(水)に同校の学校運営協議会が開催され、今回は委員の方に加えて、小学校の先生方との議論。初めての機会でしたが、小学校で何が起きているかを理解できることは、10-20年後の大学、大学院で起き得る事象を考えるヒントに。よい機会でした。ありがとうございました。
7/31(木):兵庫県立豊岡高等学校・探究基礎「身の回りの不思議を実感し、なぜと思う心を醸成する」
14年目になった兵庫県立豊岡高等学校でのアウトリーチ活動。担当の中井先生が別案件ということで、担当は三木先生。豊岡高との交流のきっかけになった小松高でのお願いをされた先生でした。人との出会いの大切さを少し話をして、前半は野菜の多様な果実を使っての植物の分類と形態。普段何気なく食べている「果実・種子」がどうなっているのか、考えるきっかけになったのでは。何よりも身近なものを「まじめに」観察することの大事さだと思いますので。
休憩を挟んで、後半は種子、果実が形成される植物の生殖に関わる話とキャリア形成について。駆け足でしたが、これからの学び、進路というキャリアに繋げて頂ければと。質問の時間も的を射ている質問も多かったです。是非、今日の振り返りをしてみて下さい。
わたなべしるす
【アウトリーチ活動】仙台市立新田小学校・学校運営協議会、兵庫県立豊岡高等学校・探究基礎(7/30, 31追記)
2025年7月31日 (木)
奈良出張
2025年7月30日 (水)
こんにちは!M1の阿部です。渡辺研究室に所属してから、あっという間にもうすぐ4ヶ月が経ちます。明るく楽しいラボで充実した日々を過ごしています。
さて、学生がこの研究室ダイアリーを更新するのは約2年ぶりだそうです...!今回は、先日林さんと一緒に行ってまいりました奈良出張についてご報告させていただきます。
6月30日から7月4日までの5日間、共同研究のために奈良先端科学技術大学院大学へ行ってまいりました!
今回の実験の詳細については、近いうちに形にして発表できたらいいなと考えています!
私は今回、初めて東北大学以外の研究室を訪問させていただきました。渡辺研とは異なる雰囲気、初めて見る装置や、多くの留学生が在籍している環境など、すべてが新鮮で刺激的でした。
なかでも印象的だったのは、日本人の学生が留学生と英語で自然にコミュニケーションを取っていたことです。私は、英語は得意ではないのですが、身振り手振りも交えながら、なんとかコミュニケーションをとれたかなと思います。(やっぱり大事なのは気持ちですね笑)
皆さんとても親切に接してくださり、おかげさまで有意義な実験ができました。また近いうちに再訪する予定なので、その際もよろしくお願いいたします!
最終日は18時まで実験を行ったあと、林さんとともに急ぎ足で大阪万博へ行ってきました!短い滞在時間となりましたが、各国の文化やiPS細胞から作られた心筋シートの展示、ドローンショーなどを楽しむことができました。大屋根リングの幻想的なライトアップに夜風も気持ちよく、今度はパビリオンを予約してゆっくり来たいなと思いました!
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滞在中には奈良の魅力も体感しました。実験後の奈良の地ビールと大和牛のすき焼きは最高でした!
(個人的にはこのお店の店員さんの話術とおもてなしに感動しました。)
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可愛い親子鹿。 |
絶妙な距離で鹿と触れ合う林さん。 |
とても有意義な5日間でした。この経験を今後の研究室生活に活かせるよう頑張ってまいります。
![]() (無事にホテルにありました笑) |
M1 阿部
【アウトリーチ活動】青森県立五所川原高等学校・SSH運営指導委員会、山形県立東桜学館高等学校・SSH運営指導委員会、兵庫県立氷上高等学校・課題研究検討会、仙台市立新田小学校・特別講義、清真学園高等学校・SSH国内研修、岩手県立一関第一高等学校・SSH講演会、小中高大連携型「科学者の卵養成講座」特別講義(6/30, 7/15, 19, 24, 26追記)
2025年6月30日 (月)
6月最後。仙台は30oC越え。35oC以上という「猛暑日」が全国で100観測点を超えたとか。明日から7月。9月まで暑さが続くとしたら、100日弱。今年の夏の暑さがどうなるかで、秋のアブラナの作付けにも影響することが今から気になっているわけで。。。
6/30(月):青森県立五所川原高等学校・SSH運営指導委員会
6/30(月):山形県立東桜学館高等学校・SSH運営指導委員会
6月最終日はSSH運営指導委員会を梯子。これがリモートで参加できることのよい点。終わったあとに、ゆっくり話す時間が取れないという欠点もありますが、参加できるというプラスの点が一瞬で移動できる点。このおかげで、2つに平行して参加できるわけです。五所川原高はI期目、東桜学館高はII期目だったかと。皆さんそれぞれの問題点を抱えつつも、頑張っておられました。詳細はご容赦ください。
6/30(月):兵庫県立氷上高等学校・課題研究検討会
とある学会での接点で兵庫県立氷上高・濱邊先生のマメ類の高校生の研究を時々、進捗状況相談と生徒さんたちとの議論。SSHでも同じですが、実験を計画して、発表して、質疑応答して、というのが大事な点。生徒さんたちとの議論もなかなかでした。議論の詳細はご容赦を。。。
7/15(火):仙台市立新田小学校・特別講義「環境問題を多角的に考える」(楽しい理科のはなし2025--不思議の箱を開けよう--主催:河北新報社、協賛:東京エレクトロン)
今年で8年目となる「楽しい理科のはなし」。東京エレクトロン、河北新報社との共同企画。最初の予定では6月下旬だったのが、こちらの不摂生でこの日にシフト。仙台市立新田小学校は県内でもトップの児童数。講義をした6年生は4クラス。昨年度と同じように、「環境問題を多角的に考える」。
小学校の教科書で学習する環境問題は地球規模の大きな問題。でも、実際には身近なところに様々な「環境問題」。渡辺自身、席替えは楽しみな「環境問題」でした。そんなところからスタートして、環境問題の本丸とも言える地球温暖化。CO2の削減は地球レベルの課題。どうやって削減するのか、みんなで頭を抱えているわけですが、普段の学びから興味深い発想を提案してくれました。この回答には感動!!!!まさに、「コロンブスの卵」でした。低温不足による開花しない木々、遺伝子汚染など、多岐にわたって考えてもらい、発表する2時間でした。これからもなぜかな??と思うことを見つけて、考える習慣のきっかけになれば、と思った出前講義でした。
7/19(土):清真学園高等学校・SSH国内研修「植物を用いた「考える」実験」
SSH実施校である清真学園高等学校の生徒さんが研究室訪問されるのはこの時期。これまでの多くが梅雨明けまで雨降りなのが、今年は空梅雨だったこともあり、天気がよかったのですが、その代わり、アブラナ科植物を観察する時間もなく。実験と研究室見学。例年、10名程度の生徒さんだけなのですが、今年は卒業生で農学部の学生さん2名も参加。「経験値」が高いということが、実験だけでなく、色々なことで大事ということを実感頂けていれば、ありがたいのですが。いかがだったでしょうか。後半の研究室の見学は大学の実験環境であったり、多様な植物を扱っている実感を持てたかと思います。TAをして頂いたM2の直江さん、M1の村尾君、ありがとうございました。
講義の前々日に柴山校長先生、SSH担当・十文字先生が研究室に来て頂き、SSHの今後の方向性について議論できたのは貴重でした。
7/24(木):岩手県立一関第一高等学校・SSH講演会「将来に向けたキャリア形成と『考える基礎』となる課題研究のあり方」
SSH運営指導委員も務めている一関一高への出前講義。課題研究を通じてその分野の「歴史(先行研究)」学ぶことの重要性、課題研究を通じた経験値を上げることなど、何故、課題研究を行うのかということを、前半に講義。
後半は渡辺の小学校からの歩みを紹介して、キャリアをどのように積み上げるのか、キャリア形成のために学んだことをどのように活かすのか。渡辺の歩みが参考になればよいのですが。講義のあと、SSH担当の先生方と意見交換。昨年度の講義で質問した生徒さんがこの講義を活かしてキャリア形成に繋がっているというのを伺い、何よりです。
7/26(土):小中高大連携型「科学者の卵養成講座」特別講義「進化論を唱えたダーウィンも注目した高等植物の自家不和合性」
2009年に始まった「科学者の卵養成講座」。昨年度は日本バイオテクノロジー学会とのコラボで行われたこの講義。今年度はいつものように土曜日の講義枠の中で。コロナ禍からは事前に講義をビデオ学習し、講義当日は講義を聞いたあと、グループで討論。そのあとに、質問タイム。hybrid開催なので、現地とリモートの両方から質問。
講義内容は植物の生殖、受粉反応、自家不和合性。植物も工夫して生きていることを実感できたのではないでしょうか。
わたなべしるす
【アウトリーチ活動】山形県立米沢興譲館高等学校・SSH異分野融合サイエンス、福島県立福島高等学校・SSH運営指導委員会、埼玉県立熊谷西高等学校・SSH運営指導委員会、香川県立観音寺第一高等学校・SSH課題研究発表会・運営指導委員会、兵庫県立豊岡高等学校・SSH運営指導委員会、宮城県仙台第三高等学校・SSH運営指導委員会、仙台市立新田小学校・学校運営協議会(6/10, 12, 16, 18, 19, 20追記)
2025年6月16日 (月)
東北地方まで梅雨入り。とはいえ、今週は最高気温が30oCを超えるとか。この高温にどのように適応できるのか、心配ではあります。かなり。。。「学校」と呼ばれるところは何処も忙しい。どうすればよいのか。悩ましいわけですが、アウトリーチ活動をすることで、小中高大の横串を挿して、問題解決の糸口を見出せればと思うこの頃です。
6/10(火):山形県立米沢興譲館高等学校・SSH異分野融合サイエンス「バイオ産業科学と社会課題」
今年の米沢は昨年ほどの暑さはなく、講義をする側も落ち着いてできる環境。講義の最初は新聞記事で見つけたネタからスタート。これからを生きる世代が解決しないといけない問題。どうするのがよいのか、難しい問題です。そのあとはいつものように、果物・野菜の観察から。どこを食べているのか、食べている部分はどこが成長したのか、分類学的に見た時、どれが同じ分類群なのか。毎日食べる「野菜・果物」を見る眼が変わったでしょうか。
後半は、果実・種子形成に必要な「受粉・受精」のからくり。そんな「受粉」の研究をしている渡辺のこれまでの歩みである「キャリア形成」について紹介。SSHでの活動を通じて、生きる力、学ぶ力などを身につけて下さい。
6/12(木):福島県立福島高等学校・SSH運営指導委員会
6/16(月):埼玉県立熊谷西福島高等学校・SSH運営指導委員会
6/16(月):香川県立観音寺第一高等学校・SSH運営指導委員会
先の出前講義の後、3つのSSH実施校で運営指導委員会が開催され、今年度の方向性、学校が抱える問題点など多岐にわたって、議論できたことはこちらも刺激を頂きました。ありがとうございました。なお、会議内容は秘匿事項ということで、ご容赦ください。
6/16(月):香川県立観音寺第一高等学校・SSH課題研究発表会
昨年度に引き続き、on-lineで鹿児島県立国分高等学校とのコラボによる「課題研究」発表会。コロナ禍を受けて、リモートで交流できる仕組みが発達。四国と九州、物理的に近そうですが、実際に行こうとすると意外と遠い距離。この仕組みで多くのSSH校を初めとする課題研究を行っている高校が交流できればと思います。
6/18(水):兵庫県立豊岡高等学校・SSH運営指導委員会
6/20(水):宮城県仙台第三高等学校・SSH運営指導委員会
先週に続いて、SSH運営指導委員会が2つ。これから発展の方向性、実施状況の問題点の議論などについて多岐にわたって、議論できたのはよい刺激でした。ありがとうございました。なお、会議内容は秘匿事項ということで、ご容赦ください。
6/19(木):仙台市立新田小学校・学校運営協議会
学校だけでなく、地域を含めて支援する仕組みが「学校運営協議会」。昨年度から仙台市立新田小学校の委員を担当。前半は各学年の授業参観。後半は課題を決めてグループ討論。議論の内容は秘匿ですが、子供の問題は大人の問題ではないのか。上に立つものはちゃんとしないと。そんなことを考えることができた時間でした。ありがとうございました。
わたなべしるす
もっちもち研一BIGぬいに会いに行ってきたよ
2025年6月16日 (月)
こんにちは、スズキです。東北地方が梅雨入りして久しい今日この頃、いかがお過ごしですか。
さて、今日は6月16日月曜日。何の日でしょうか。和菓子の日?麦とろの日?無重力の日?そうですね、それも大事だけど....今日はもっちもち研一BIGぬい、研一ボールペン発売日です!!わーーー!ぱちぱちぱち!!!
研一(けんいち)とは、
東北大学創設時からいる妖精だそうです。普段は青葉山の奥深くから学生の事を見守っているそうなのですが、東北大学創立115周年・総合大学100周年が嬉しくて、初めて学内に足を踏み入れた、とのこと(東北大学創立115周年・総合大学100周年記念事業の一環として公募されたキャラクターで、2022年から活動しています)。
スズキは以前から研一の追っかけをしており、ラボメンバーに生暖かく見守られているのですが、その様子はこちらからご覧ください。その研一をミニサイズにした「もちもち研一ぬい」、これが衝撃的なカワイさで、過去2度の再販は全て完売しており、東北大生を中心に大きな人気を博しています。
そして、いつか発売されるのでは、と噂されていた、「もちもち研一ぬい」を超える「もっちもち研一BIGぬい」...ついに本日発売とのこと!
「もちもち研一ぬい」も3度目の再販、そして新たなグッズ「ボールペン」もあるとのこと!楽しみです...楽しみで夜以外寝られませんでした。
いかなくては...!ビックになった研一ぬいに会いに行かなくては!
という訳で、開店1時間前のさくらショップ前に来ました。入口横のベンチにご婦人がひとり座っていらっしゃいます。お休みになっていらっしゃるのかな、と思ったら、どうやら7時20分頃から「研一ぬい」のために並んでいらした、1番目のお客様でした。河北新報の記事を見て研一を知り、ぬいぐるみのかわいらしさに惹かれ、さくらショップの店員さんから情報を得て、本日いらっしゃったそうです。すごい行動力、情報収集能力....見習いたいです。
入口のポスターもしっかりチェックしていたみたい。すごいですね。
その方としばし、歓談すること小一時間(肉のいとうやお魚の喜楽久亭、お野菜の須藤商店のお話など、楽しかったです)。いつの間にか、ぞろぞろと人が集まり、20人ほどの列になりました。そのうちの一人の方が、
「もう他の東北大学生協ではもっちもち研一BIGぬいは売り切れですって」
さくらショップは学生少なめの穴場ですからね...。
そして、ついに開店の時間になりました。そこには、弾幕のような研一が!やばい!
殺到する人、そして、無くなっていく研一。
大変な人気を目の当たりにしました。すごいですね...!さくらショップの喧騒を抜けて、静かなラボに帰ってきました。
さて、早速手に入れた「もっちもち研一BIGぬい」を撮影してみました。研一はビックで、頭の萩に芯が入っています。このため、萩が寝ないでピンとしたままなのですね。
もちもちしていて可愛い!!撮影ブースにおさまりきらない大きさです。
今回、ボールペンも発売だったため、全色揃えてみました。こちらもカワイイ!!!
どうやら、今回はぬいを時差式で出しているようで、後でラッキーゲットできた一般の方もいたみたいですよ。河北新報や日本経済新聞に取り上げられ、突撃ナマイキ!TVなどへの出演も通して、地元への露出が増えた研一。東北大学だけでなく、仙台市民の中にも、多くのファンがいると実感しました。本当にビッグになったね。
もっちもち研一BIGぬい、アクスタとも比較すると、色味の再現度もすばらしいことが分かります。研一と仲良しのお姉さんお兄さんの強い愛を感じる仕上がりでした!すごい!
これからオープンキャンパスの季節。リアル研一のお出ましも、きっとあるでしょう。また、研一に会えるまで、もっちもち研一BIGぬい、もちもち研一ぬいをもちもちしながら、楽しみにしようと思っています。
スズキ