東北大学・飛翔型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業)

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平成21年度活動ブログ

平成21年度活動ブログ養成講座の活動を記録しています。

2014年3月の記事一覧

2014.03.13

3/15のプレゼン会議が終わってからが・・・!

皆さんこんばんは。日置です。夏にウクライナに行っていた日置です。覚えていていただけましたでしょうか。

今週末で今期の科学者の卵も終わりになりますね。1年間の講座を通じて、受講生の皆さんは何を得たでしょうか。去年の11月に全国発表会に一緒に行った方は一度聞いた話かと思いますが、ひとつ、書かせてくださいね。
プレゼン会議は、1年間の卵の集大成です。ここで一段落着いて、1年間の活動が終わるわけですが、皆さんに意識してもらいたいのはここからが本番ということです。

ここまでは、いろんな方が皆さんを支えてくれました。卵の実行委員会の先生方、事務の方々、たまにOB、OG、など高校生である皆さんに科学の面白さを知ってもらいたい!と尽力してくださっていました。これがふっと、無くなってしまうわけです。カタパルトで発射された皆さんが、今度は自分の力で飛んでいくことになると思います。
科学の道を選んだとしてもそうでないとしても、ここでの経験は活かすことができると思います。ここから先は皆さん次第だということです。
皆さんがこの経験をバネに、さらに活躍することを期待しています。

さて、こんな終わりの話をなぜここに書いているかと言うと、残念なお知らせがあるからです。
今週末の卵には参加できません・・・・(_ _)
実は今週末からロシアに海外研修に行くことになっていて、予定が重なってしまったので申し訳ないのですが参加できません。
特にExtendの原田君には企画まで準備していただいたのに申し訳ない!頭を下げた勢いで地面に穴を開け、ブラジルまで落ちていってしまいそうな勢いで申し訳なく思います。

エクステンドに進む人はまた来年、そうでない方も、いつでもメールしてくれればお答えしますので連絡してくださいね!
ocean.of.europe1552y@gmail.com

それでは、また会える日まで~Пака!
全国受講生発表会2013_2.jpg
日置

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2014.03.07

第3回サイエンス・インカレに参加してきました

こんにちは、卵OG・東北大学工学部3年の邉見(へんみ)です。

卵を卒業してもうすぐ4年が経ちますが、ここに投稿するのは初めてです。

OBOGとの懇談会や全国発表会に顔を出していたので、何人かの方はご存知でしょうか?


さて、今回は3/1()3/2()2日間参加してきた"サイエンス・インカレ"という研究発表会について少し紹介したいと思います。

サイエンス・インカレは全国の大学や高等専門学校などで自主研究を行っている理系学生を対象とした研究発表会で、数物・化学系、工学系、生物系、情報・融合領域系の4分野に分かれて発表を行います。

そのほとんどが卒業研究に関連しない研究で、みなそれぞれに研究室に教えを請いに行ったり、自分で実験器具の手配をしたりと、アイデアも研究手法も大変自主性に富んだものばかりでした。

 (きっと将来のサイエンス・インカレでは卵から孵ったみなさんが発表していることでしょう...)


この発表会の大きな特徴として、自分の発表を聞くのはその分野とは関係のない、いわゆる"素人"である、という点が挙げられます。

通常の学会では、専門分野が似た人の集まりである上、聞き手は経験や知識が豊富な大学院生、大学教員であることが多いため、細かい基礎知識の説明はたいていの場合不要です。

しかし、サイエンス・インカレでは微生物の研究をしている人が超伝導物質の話を聞く、といった具合に専門の全く異なる人同士が発表し合うのです。

 

背景知識のない人に対して自分の研究の意義や魅力を伝えるのは本当に難しいことです。

自分が研究の中で「あたり前のこと」として扱っている事柄ですら、他分野の人には通用しません...

これって結構大変なことなのですが、ふと科学者の卵の発表を思い出してみると、高校生の皆さんは様々な分野の人に対し発表し、またそれを聞きあっていますよね。

大学に入ると、自分の専門にいい意味でも悪い意味でも"染まってしまう"のかもしれないなと思い、もっと柔軟性をもてるようになりたいなと感じました。

 

「人にものごとを伝える力」って、これから科学者を目指す人にとって本当に大事な力です。

どんなに素晴らしい研究成果が出ても、それをアピールする力がなければ実用化してもらうこともできません...

3/15()の発表会では、たくさんの人に研究の魅力が"伝わる"発表が聞けることを楽しみにしています!


邉見 ふゆみ


P.S.

私は"卵"時代は基礎コース生だったので、実際に発表をしたことはありませんでした。

いい発表にはいい質問がつきものです。基礎コースの皆さんも是非積極的に質問して、有意義な発表会にしてくださいね!


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