東北大学・飛翔型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業)

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平成25年度活動ブログ

平成25年度活動ブログ養成講座の活動を記録しています。

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2013.12.25

発展コースに参加して・・・

 

 お久しぶりです!!  山形西高等学校一年の佐藤真由です。

 

 ブログ投稿二回目になります。 今回は秋田南の一ノ関さん、仙台二華の丹野さんとともに渡辺先生の研究室にて、発展コースに参加させていただきました。

 今回は発展コースを終えて私自身学んだことについても書かせていただきたいと思っております。

 

 

 私たちは「プラズマ照射法で自家不和合性を破る」という実験を行いました。

 内容については丹野さんと一ノ関さんがわかりやすく説明してくれたので、お二人にお任せして・・・(笑)

 さっそく感想から・・・。

 

 

 私は小学校のころから理科が大好きで、中学校に入るとその気持ちはもっと大きくなりました。 当時の担任の先生の影響もあり 、将来は理科にかかわる仕事に就きたいとぼんやり考え始めました。

 そんな時高校に入り科学者の卵の募集を知り、自分の可能性を広げてみたい、そう思い応募しました。

 

 発展コースでいざ実験をさせていただくと「研究する」ということの奥深さを身にしみて感じました。今までの私の考えはぬるかったな・・・と。

 調べれば調べるほど「ここも調べたい」「ここはもっと数をこなさないとまだわからない」とやりたいことが増えていき・・・研究の難しさとともに、いや、それ以上に、楽しさを知りました。

 

 実験結果は三人でディスカッションを重ねた末うまくまとまってきたので、ぜひ三月の発表会、期待しておいてください!! (ハードルあげてしまった・・・)

 

 

 二日目の渡辺先生からの講義の時間は、温室に連れて行っていただき、カリフラワーやブロッコリーを観察したり(丹野さんの記事の写真にもありましたが、茎が木になっていてビックリ!)、時には食したり。 ちなみに、カリフラワーが個人的に一番美味しかったです。カメレオンの目のようなものはとても苦かった・・・。(渡辺先生的には栗の味がして美味しいそうなので、ぜひ一度食べてみてください笑)

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↑温室のカリフラワーです♪ 成長すると右の写真のようになってしまうそうです。(でも食べれそう笑)

 

 渡辺先生がおっしゃっていましたが、小学校・中学校・高校と大きくなるにつれて植物と触れ合う機会が減ってしまう、と。 確かに、昔はよく草や、道にはえた野生の豆などを摘みながら登校して教室のロッカーにいれてたりしてましたが・・・今は道にはえた草に触れることすらありません。 いきものに関してもそうです。

 

 触れることすら日常的に禁止している最近の教育の現状もあり、私たちよりもっと若い世代が命の大切さを知る機会も減ってしまっている、と。 今回の発展コースでは触れることでわかることは多いな、と私自身も感じました。

 

 例えば、渡辺先生が教えてくださったことですが葉っぱを手でこすると葉の緑色が濃くなること。これは、植物が体内からロウを分泌して葉の表面をコーティングしているから手でこするとそれが取れて色が濃く見えるのだそうです。 実際に触ってみないと気が付かないですよね。 身近なことなのに以外と何も知らないのです。

 

 維管束も表皮も葉緑体も。学校で学んで、実際に触れてみて、やっと確実に理解するのです。 自分で行動して体験することの大切さを学びました。 

 

 

 それも踏まえて行った葉の解剖は三人とも時間を忘れてはまってしまいました。 顕微鏡を貸していただき、葉っぱをちぎって、皮をはいで、断面を見て・・・とても楽しかったです!! 忘れかけていたことを思い出したような気がしました。

 

 

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 ↑ 大量の葉っぱ!! 顕微鏡をのぞいてみると知らなかった世界が広がります。 

 

 

実験でもコントローラーを使って操作する顕微鏡やUVを当てて観察する顕微鏡、Heを充満させて高エネルギーをかけプラズマを発生させる操作など、普段の生活では決して体験することのできないことをさせていただくことができ、本当に嬉しかったです。

 これもTAの曽根さんや辺本さんのご協力があったからであり・・・本当に感謝、感謝、感謝です。

  

 

 研究室の中では集中した雰囲気と、時には和気あいあいとした雰囲気が流れ(たまに渡辺先生が爆笑している声も笑)、大学院で研究したいという気持ちが強くなりました。( あと、やっぱりバリィさんがかわいかったです。 アイディアに詰まった時、どーんと座るバリィさんを見て和んでいました笑)

 

 

 このような体験ができたのも、毎回中身が深く面白い講義をして下さった上に忙しい中レポートを見てくださる先生方、白戸さんや科学者の卵OB・OGの先輩方を始めとして科学者の卵の運営をしてくださっている方々、TAの曽根さん辺本さんを始め研究室のみなさん、一緒に研究してくれた一ノ関さんと丹野さん。そして今回私たちを引き受けて指導してくださった渡辺先生。

 みなさんのおかげだと思っております。 本当にありがとうございます。

 

 

 これからも、今回学んだことを学習面だけでなく日常生活にも生かし「日進月歩」で頑張っていきたいと思っております。

 

 

 でも、今回の経験で一番感じたことそれは・・・

 

 

 『楽しかった!!!』

 

 

 これにつきますね(笑)

 

 

 またも拙い文章で長文になってしまいましたが、最後まで読んでくださりありがとうございます(*^^*)

 

 ではでは次回は科学者の卵、片平さくらホールでお会いできることを願って・・・!!

 

 山形西 一年佐藤真由

 

 

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