東北大学・飛翔型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業)

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平成25年度活動ブログ

平成25年度活動ブログ養成講座の活動を記録しています。

2013年12月の記事一覧

2013.12.25

発展コース(12/22~24)

 

こんにちは、秋田南高校の一ノ関留奈です。

今回がブログ初投稿です。

 

タイトルの通り、12月22日から24日までの三日間

東北大学片平キャンパスにある渡辺先生の研究室にて

プラズマ照射法を使って自家不和合性を破ろう!ということで

実験をしてきました。

 

プラズマといえば「プラズマテレビ」という言葉で

よくみなさん耳にするのではないかと思います。

3月のプレゼンテーションのときにもお話しますが、

窒素分子が高いエネルギーをかけることで解離して、

そこにもっーと高いエネルギーをかけると電離します。

そうして生じた気体がプラズマです。

 

解離?電離?よく分からない!...なんていう方も

きっといらっしゃると思うので、もっと分かりやすく

説明できるように3月までに工夫してきますので

今回はこれくらいでご勘弁を...(>_<)

 

発展コースの感想ですが、本当にやってよかった!と。

選抜されたときはもちろん嬉しかったのですが、

正直のところ、自分の知識でついていけるのかな...と

とても不安にも思っていました。

が、実際研究室に入ってみると、楽しくて楽しくて

仕方がありませんでした!

 

また、2日目の実験の合間に渡辺先生に

敷地内にある温室を見せてもらったのですが、

これがまたたまらなく楽しかったです。

tohoku1.jpg.jpg

上の写真はロマネスコという植物だそうで。

食べさせていただいたのですが、一緒に実験した

メンバー2人と私は苦さに撃沈...。

渡辺先生は「栗みたいで甘い」とおっしゃっていましたが...

きっと調理すれば美味しくなるのではないか、と(笑)

 

今まではあまり植物に興味を持たなかったのですが、

この3日間で植物の魅力に気付かされました。

tohoku2jpg.jpg

これは私の祖母が趣味で育てているデンドロビウムというラン科の植物です。

本当は花が咲くのですが、鉢にきちんと植えているデンドロビウムの芽を

水に入れて、花を咲かせることができるかどうか試してみているらしいです。

こういう身近な植物にも目がいくようになりました。

 

最後に、本当に貴重な体験をさせていただきました。

渡辺先生をはじめ、科学者の卵事務局の皆さん、研究室のメンバーの皆さん、

一緒に研究してくれた仙台二華の丹野さん・山形西の佐藤さん、

すべての方々に感謝しています。

ありがとうございました。

 

まとまらない文章ながら最後まで見てくださった

皆さんもありがとうございます。

 

秋田南高校 一ノ関留奈

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2013.12.25

発展コースに参加して・・・

 

 お久しぶりです!!  山形西高等学校一年の佐藤真由です。

 

 ブログ投稿二回目になります。 今回は秋田南の一ノ関さん、仙台二華の丹野さんとともに渡辺先生の研究室にて、発展コースに参加させていただきました。

 今回は発展コースを終えて私自身学んだことについても書かせていただきたいと思っております。

 

 

 私たちは「プラズマ照射法で自家不和合性を破る」という実験を行いました。

 内容については丹野さんと一ノ関さんがわかりやすく説明してくれたので、お二人にお任せして・・・(笑)

 さっそく感想から・・・。

 

 

 私は小学校のころから理科が大好きで、中学校に入るとその気持ちはもっと大きくなりました。 当時の担任の先生の影響もあり 、将来は理科にかかわる仕事に就きたいとぼんやり考え始めました。

 そんな時高校に入り科学者の卵の募集を知り、自分の可能性を広げてみたい、そう思い応募しました。

 

 発展コースでいざ実験をさせていただくと「研究する」ということの奥深さを身にしみて感じました。今までの私の考えはぬるかったな・・・と。

 調べれば調べるほど「ここも調べたい」「ここはもっと数をこなさないとまだわからない」とやりたいことが増えていき・・・研究の難しさとともに、いや、それ以上に、楽しさを知りました。

 

 実験結果は三人でディスカッションを重ねた末うまくまとまってきたので、ぜひ三月の発表会、期待しておいてください!! (ハードルあげてしまった・・・)

 

 

 二日目の渡辺先生からの講義の時間は、温室に連れて行っていただき、カリフラワーやブロッコリーを観察したり(丹野さんの記事の写真にもありましたが、茎が木になっていてビックリ!)、時には食したり。 ちなみに、カリフラワーが個人的に一番美味しかったです。カメレオンの目のようなものはとても苦かった・・・。(渡辺先生的には栗の味がして美味しいそうなので、ぜひ一度食べてみてください笑)

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↑温室のカリフラワーです♪ 成長すると右の写真のようになってしまうそうです。(でも食べれそう笑)

 

 渡辺先生がおっしゃっていましたが、小学校・中学校・高校と大きくなるにつれて植物と触れ合う機会が減ってしまう、と。 確かに、昔はよく草や、道にはえた野生の豆などを摘みながら登校して教室のロッカーにいれてたりしてましたが・・・今は道にはえた草に触れることすらありません。 いきものに関してもそうです。

 

 触れることすら日常的に禁止している最近の教育の現状もあり、私たちよりもっと若い世代が命の大切さを知る機会も減ってしまっている、と。 今回の発展コースでは触れることでわかることは多いな、と私自身も感じました。

 

 例えば、渡辺先生が教えてくださったことですが葉っぱを手でこすると葉の緑色が濃くなること。これは、植物が体内からロウを分泌して葉の表面をコーティングしているから手でこするとそれが取れて色が濃く見えるのだそうです。 実際に触ってみないと気が付かないですよね。 身近なことなのに以外と何も知らないのです。

 

 維管束も表皮も葉緑体も。学校で学んで、実際に触れてみて、やっと確実に理解するのです。 自分で行動して体験することの大切さを学びました。 

 

 

 それも踏まえて行った葉の解剖は三人とも時間を忘れてはまってしまいました。 顕微鏡を貸していただき、葉っぱをちぎって、皮をはいで、断面を見て・・・とても楽しかったです!! 忘れかけていたことを思い出したような気がしました。

 

 

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 ↑ 大量の葉っぱ!! 顕微鏡をのぞいてみると知らなかった世界が広がります。 

 

 

実験でもコントローラーを使って操作する顕微鏡やUVを当てて観察する顕微鏡、Heを充満させて高エネルギーをかけプラズマを発生させる操作など、普段の生活では決して体験することのできないことをさせていただくことができ、本当に嬉しかったです。

 これもTAの曽根さんや辺本さんのご協力があったからであり・・・本当に感謝、感謝、感謝です。

  

 

 研究室の中では集中した雰囲気と、時には和気あいあいとした雰囲気が流れ(たまに渡辺先生が爆笑している声も笑)、大学院で研究したいという気持ちが強くなりました。( あと、やっぱりバリィさんがかわいかったです。 アイディアに詰まった時、どーんと座るバリィさんを見て和んでいました笑)

 

 

 このような体験ができたのも、毎回中身が深く面白い講義をして下さった上に忙しい中レポートを見てくださる先生方、白戸さんや科学者の卵OB・OGの先輩方を始めとして科学者の卵の運営をしてくださっている方々、TAの曽根さん辺本さんを始め研究室のみなさん、一緒に研究してくれた一ノ関さんと丹野さん。そして今回私たちを引き受けて指導してくださった渡辺先生。

 みなさんのおかげだと思っております。 本当にありがとうございます。

 

 

 これからも、今回学んだことを学習面だけでなく日常生活にも生かし「日進月歩」で頑張っていきたいと思っております。

 

 

 でも、今回の経験で一番感じたことそれは・・・

 

 

 『楽しかった!!!』

 

 

 これにつきますね(笑)

 

 

 またも拙い文章で長文になってしまいましたが、最後まで読んでくださりありがとうございます(*^^*)

 

 ではでは次回は科学者の卵、片平さくらホールでお会いできることを願って・・・!!

 

 山形西 一年佐藤真由

 

 

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2013.12.24

発展コース...楽しかったっ!!

みなさん、こんにちは。そしてブログでは初めまして。
仙台二華高校1年の丹野ちぐさです。

私は12月22日から24日まで、秋田南の一ノ関さん、山形西の佐藤さんとともに、皆様ご存知 渡辺先生の研究室にて発展コースに参加させていただきました。

今回私たちが行った実験は「プラズマ照射法で自家不和合性を破る」というものです。

少し説明すると...アブラナ科の植物は自家不和合性(生殖時に自己とそれ以外の花粉を識別し、自己だと認識した花粉での受精を防ぐ性質)を持っており、それを高エネルギー(プラズマ)によって打破できないかを考えます。

実験の結果については3月の発表会をぜひ楽しみにしていてください!

また、3日間の活動は渡辺先生のブログにも載っていますので、ぜひそちらもご覧ください。



私は科学系の部活に所属しているわけではなく、学校以外で科学に触れる機会もありませんでした。
しかし高校での文理選択のとき、得意科目だけで理系に進むのもなんとなく抵抗があったため、もっと科学について知りたいと思い「科学者の卵養成講座」に応募しました。

発展コースでの実験の最中、渡辺先生は「この実験を通して五感で感じたことを大切にしてほしい」と何度かおっしゃっていました。
講義を聴くのも楽しいですが、自分で顕微鏡をのぞいたり、花を分解したりすることによって、「どうしてこういう構造なのか」「何の影響でこういう結果がでたのか」など、自分の頭で本気で考えることが出来ました。
特に2日目には研究室の温室に連れて行っていただいたのですが......

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なんと!キャベツは3年ほど放っておくと「木」になるそうです!

他にも成長しすぎたブロッコリーやカリフラワーを食べたり、大量の葉っぱを研究室に持ち帰って顕微鏡で観察したり......
小学生のころはただ遊んでいただけでしたが、高校生になった今は植物の構造も分かり「これが維管束だ!」「表皮むけた!」など、大きい高校生3人ではしゃぎました(笑)

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「五感」を使った観察はとても楽しく、みんな無言で解剖していました。

また、普段見る機会の無い機械(断じてダジャレではない)や、植物も見ることができ本当に楽しい3日間でした!
何より大学院の研究室はとても興味深かったので、皆さん!2月の研究室訪問はぜひ参加してください!
渡辺先生の研究室ではたくさんのバリィさんが待っていますよー(笑)


今回の発展コースも不安半分、期待半分で参加しましたが、改めて科学の面白さ、植物の魅力を知ることができ、6月に迷いながらも「科学者の卵」に応募した自分を誉めてあげたいです(笑)
私の学校では「科学者の卵」はまだまだメジャーではありません。たくさんの人が科学の楽しさを気づく機会になるよう、仙台二華でも広めたいと思います!


最後に、基礎コース、発展コースに参加する機会をくださり、丁寧にレポートを採点してくださった先生方、発展コースの実験を助けて下さった渡辺先生、研究室の皆さん、本当にありがとうございました!


仙台二華 丹野ちぐさ


ブログを書くのは本当に難しい...。支離滅裂な部分もありますが最後まで読んでくださりありがとうございます!
またどこかでお会いしましょう!

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