2019.07.27
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2019.07.25
日英サイエンスワークショップ(3)
今回は、もう1つのグループの活動の紹介です。このグループは身の回りの放射線を調べるグループで、特に食べ物の中に含まれる放射線を調べています。食べ物に放射線なんてと思うかもしれませんが、食べ物は生き物から作られており、生き物にはカリウムという元素が必須です。地球上のカリウムの0.012%は放射性カリウムですので、肉にも野菜にも放射性カリウムが含まれ、それを毎日食べています。
このグループの研修の話に戻しますが、バナナとナッツの放射線量を測定し、カリウムの標品の放射線量も測定し、これらからバナナやナッツに含まれるカリウムの量を調べ出そうという活動を行っています。聞いたことのない英語の専門用語に四苦八苦しながら、仲間と協力しあって、難しいけれど楽しい(難しいからこそ楽しい)時を過ごしています。
2019.07.24
日英サイエンスワークショップ(2)
ケンブリッジでは、7つの日英混成グループに分かれて、ケンブリッジ大学の研究室で研修を行っています。その中の1つは環境中のバクテリアに関するものです。皆さんご存知のように日本では、「3秒ルール」と言って、食べ物を落としても、3秒以内に拾っえばセーフという説があります。実は、イギリスにも全く同じものがあります。ただし、イギリスでは3秒ではなく、5秒です。この3秒ルール、イギリスなら「Five-second rule」ですが、これは本当でしょうか? それを明らかにしようというのが、このグループの目的です。結果はいかに? 現在調査中です。いつもは飲食禁止の実験室をお菓子の匂いで充満させながら調べています。
2019.07.24
日英サイエンスワークショップ(1)
日本とイギリスで1年ごとに開催される日英サイエンスワークショップに参加しています。今年は、イギリスでの開催で、3名の受講生が参加しています。イギリスへの出発前には、東京にあるバークレイズ証券で英語での発表の研修を受けました。前半はロンドンの南西にある立教英国学院の寮に泊まり、University College London、リネン学会などでの研修を行い、一昨日(7/21)ケンブリッジに移動しました。ここでは、英国の高校生とともにケンブリッジ大学の各研究室で様々な研究活動を行い、その成果を最終日に発表することになっています。
このワークショップには、卵の受講生のほか、釜石高校、古川黎明高校、福島高校、相馬高校、磐城高校、立教池袋高校、立教英国学院の生徒が参加しています。なかにはこれまでに科学者の卵養成講座に参加したことのある生徒もおり、受講生が講座終了後も積極的に科学活動に取り組んでいる様子も見られます。
2019.07.20
第二回特別講義を開催しました
今回は、午前中に東北大学の留学生との交流会を行い、午後に2つの講義を行いました。
受講生の皆さんははじめての「英語交流サロン」でしたが、いかがでしたでしょうか?
もっと英語をつかえるようにならなくてはと思った方も多いと思います。
それを受けて、午後からは、本学高度教養教育・学生支援機構の橘教授から、
「英語能力獲得大作戦」として、英語4技能(Reading,Listening,Writing,Speaking)をどうやって伸ばすかについて、講義をしていただきました。皆さんに配布しているE-Learningツールも使って、頑張って能力アップを図ってください。
今日の質問でもありましたが、「継続は力」です。また、努力した分に比例して能力が伸びるのではなく、最初はなかなか実感しないのですが、毎日やってるとそのうち指数関数的に能力がついてくるのがだんだんわかってくると思います。
午後の2回目の講義は、堀井名誉教授による「がん制御へ向けてのChallenge」の講義がありました。分子病理学から「がん」を研究してきた成果について、またこの講座にも10年以上にわたって協力いただいてくださった話も交えた講義でした。
最後は時間がなくなってしまい、質問しきれなかったことと思います。また、レポートも持ち帰りとなってしまいましたので、課題は下記にアップしておきます。早々に作成して送り返してください。
次回は、8月6日(火)10時45分から開始です。
ポートフォリオへの入力もお忘れ無く。
元気でまたお会いしましょう。
事務局 あんどう