東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

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研究室ダイアリー

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【リモートアウトリーチ活動】兵庫県立豊岡高等学校SSHサイエンスリサーチ、山形県立米沢興譲館高等学校SSH特別講義、宮城県古川黎明高等学校SSH特別講義、岩手県立一関第一高等学校・SSH探究研究指導(9/28, 10/7追記)

2021年9月28日 (火)

 気がついたら、9月が終わり。。。夏休みの宿題もまだ終わらないのに。。。すでに1ヶ月の超過。。。少しずつは片付いているはずで。日々、がんばるしかないことを実感。というか、気温が下がってきたことが体力的に回復した原因なのだろう。「○○の秋」と言われているが、まずは「作文の秋」をがんばって見よう。そんな9月は5回の出前講義が設定されていたのですが、緊急事態宣言、まん延防止等重点措置を受けて、2回は来月に。

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 9/12(日):兵庫県立豊岡高等学校SSHサイエンスリサーチSSH特別講義・実習「将来に向けたキャリア形成と『考える基礎』となる課題研究のあり方」と「キャベツ・ブロッコリーの解剖から学ぶ」

 いつもであれば、この時期に豊岡高校の生徒と先生がいらっしゃるのですが、コロナ禍を受けて2年連続のリモート。システムがしっかりと構築されているので、ハウリングすることもなく、生徒さんの実習だったり、講義の反応もよく見える状態。とてもリモートでの講義、実習とは思えない環境。そんな環境に感謝です。今年の生徒さんは将来のことをしっかり考えているという方が多くて、頼もしいなと。また、午後からのキャベツ・ブロッコリーの解剖は、単純に見えて、意外と考えることがあったというレポートも頂きました。豊岡とその周辺の自然。とても素晴らしいところです。そんな自然を観察して、考える心をさらに醸成して下さい。担当の澁谷先生からは「キャベツ・ブロッコリー」であんなにいろいろ考えられ、生徒さんが集中できるとは。。。」。好感触だったのが何よりでした。


 9/16(木):山形県立米沢興譲館高等学校SSH特別講義・SSH異分野融合サイエンス「バイオ産業科学と社会課題」

 7月に1回目のグループに講義。この時も出張ができず、リモートで。今回も同様にリモート。米沢への2回の講義がいずれもリモートは初のこと。今回も担当の鈴木先生にスライドを進めてもらったり、観察をする野菜、果物をカットして頂いたり。ありがとうございました。講義の前半はいつも食べている野菜果物の分類。1回目のグループは意外とよく理解していましたが、2回目のグループは「???」という感じもありましたが、これを機にしっかり観察して下さい。後半は、前半を受けての植物の生殖の講義とキャリアの講義。2倍速でやっても足りないくらいの内容。それでもこちらにもどってきたレポートにはしっかりとしたないようが書かれてあり。よかったのだろうと。。。


 9/28(火):宮城県古川黎明高等学校SSH特別講義「将来に向けたキャリア形成と『考える基礎』となる課題研究のあり方」

 久しぶりの古川黎明高校へのリモートでの出前講義。立地しているのは、かつての古川農業試験場の跡地。懐かしさもあったのですが、緊急事態宣言、まん延防止等重点措置を受けてということで。古川農試の跡地と言うことを知っている方も。また、育成されたササニシキも。育種をやっているものには感動でした。講義のあとに頂いた担当の三文字先生から生徒さんによい刺激になったと。サイエンスだったり、大学進学だったり。また、こうした機会があればと。。。

20210928184123-4ad0be8de91c651cb38c7c82a659f587c1592fdf.JPG PS. というか、1ヶ月分の出前講義の記事を放置したのもはじめて。。。あれもこれも。。。ご容赦下さい。


 10/6(水):岩手県立一関第一高等学校SSH高志探究IIB中間発表会・指導、助言

 5月の終わりにリモートで岩手県立一関第一高等学校SSH高志探究の研究計画ヒアリングを実施。その中間発表会が3ヶ月ちょっとの10月上旬。緊急事態宣言などは解除されたものの、リモートでの発表会と指導助言がシステム化されたこともあり、今回もリモートでの参加。メインの発表会のあとにdeepな議論ができるように、個別の課題研究担当の生徒さんたちと議論ができる場があるのも新たな試み。質問がかみ合わない時などあるので、niceな取り組みでした。年度末にかけてしっかり実験を行い、まとめて下さい。次はリモートなのか、現地なのか。難しいところですが、楽しみにしております。

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 わたなべしるす



 

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【リモートアウトリーチ活動】探求型「科学者の卵養成講座」特別講義、岩手県立一関第一高等学校SSH特別講義、岩手県立盛岡第三高等学校・SRH中間発表会(7/31, 8/23, 8/28追記)

2021年8月 3日 (火)

 梅雨明け10日で暑さが収束すると思っていたのが、台風の通過が影響なのか、ここに来て、30oCを超える最高気温。もうしばらく続くとか。。。

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 7/31(土):探求型「科学者の卵養成講座」特別講義「ダーウィンも注目した高等植物の自家不和合性」

 コロナ禍を受けて、今年の「科学者の卵養成講座」も2年続けてのリモートでの実施。1hr程度の講義動画を講義当日までに見て頂き、当日は20min程度で、少し角度を変えつつ、リアルタイムでリモート講義。50inch程度のモニター越しですが、受講生の反応を見ることができ、場合によってはこちらから質問も可能。少しかもしれないですが、双方向での講義形態を維持できたかなと。講義内容は「植物の生殖、受粉反応、自家不和合性」。小学校で学習を始める植物の生殖の仕組み。意外と植物の生殖はスルーされているのだと言うことを実感。根本的に何かを変えないとまずいと思いつつ。講義の最後は、もちろん、質疑の時間。この掛け合いがあるから、楽しいわけです。ありがとうございました。

 PS. これは別件。秋に2年ぶりで実施する「ふるさと出前授業」。その関係で、これまで統括をされていた先生方、現在の担当の先生も交えて、リモートでの会議。愛媛とは離れていてもよい情報交換ができました。ありがとうございました。

 PS.のPS. その「ふるさと出前授業」で個別に小中学校と事前打ち合わせ。もちろん、net環境などあり、大変さもあるわけですが。。。そんな打合せの中で、受粉、受精の話になり、その本質を捉えておられた先生と話ができる機会が。感動でした。渡辺が小学生の頃からあった「今治自然科学教室」を支える先生方のおかげなのだと。。。ありがとうございました。

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 8/23(月):岩手県立一関第一高等学校SSH特別講義「将来に向けたキャリア形成と『考える基礎』となる課題研究のあり方」

 講義が終わったら、すぐに記事を書くのに、すでに10日ほどそのまま。。。まずはできることから。先週の月曜日が運営指導委員も行っている、岩手県立一関第一高等学校でのリモートでの講義から。昨年度も行いましたが、その時は、録画したものを見てもらい、そのあとに質疑の時間。今回はリモートでの中継。コロナ禍、課題研究、キャリア形成ということで、講義を。今回のトピックは、講義の途中で区切りながら、レポート作成。しっかりと書かれたレポートが先日手元に。また、時間を見つけて、コメントをしたいと。。。


 8/28(土):岩手県立盛岡第三高等学校・SRH中間発表会

 その週の土曜日が盛岡三高のSRH中間発表会。緊急事態宣言が発出され、BCPレベルが3と言うことで、リモートでのアウトリーチ活動のみOKという状態。発表の様子を配信していただき、それについて可能な限りの質疑を。また、終わったあと、生物班との実験についての討論。最初のスタートで苦労をされているようでした。「失敗は成功のもと」といいます。失敗から学ぶことも多いです。2月の発表会を楽しみにしつつ。


 わたなべしるす

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【教養講義】「大学生のレポート作成入門-図書館を活用したスタディスキル-」講義への総括(7/27)

2021年7月30日 (金)

 いつもであれば、2回の講義、2回のレポート提出のあとにコメントをuploadするのですが、気がついたら、講義の最終回も終わり。。。with coronaと言うことで行った2年目の講義。反省とfollowと言うことで、記しておきます。受講生の方々に参考になれば。

 講義はいくつかのことが重なり、1回目は録画したものを見ていただき、2回目は図書館の方が論文検索の実習をしてくれました。1.5hrの講義を対面で行うのと、録画でやること、学生さんにとってどちらがよいのかは、それぞれあるかも知れないですが、録画の方が話をすべき内容をほぼ伝えることができると思っています。対面の場合、その場の雰囲気で盛り上がると、その部分の余分の引き出しを開くので、全てを話しきらないことも。いずれ、配付資料を見て、レポートを書くとき、修正するとき、ちょっとしたことに気をつけるだけで、ずいぶんとよいものになりますので。また、databaseは論文を探すだけでなく、多様な使い方があるので、それらを参考して、これからの大学生活に活かして下さい。

20210730184800-1eb8d5330c625bb1c12e8c27e0aeebab15598629.JPG 肝腎のレポート。かなり苦戦されたのではないでしょうか。もちろん、これだけに集中しているわけではないので、大変だったと思います。ただ、実際に他の人からコメントをもらい、自分とは違う角度であれば参考になったり、再考するきっかけになるのでは内でしょうか。また、話のストーリーを考えていても、実際に書いてみると、それとは違う方が、よかったり。いずれ、文章の断片でもよいので書いてみて、それをどの様に繋いだら話が自然でおもしろいのか、ということを、是非考えて見て下さい。起承転結ではないですが、問題提起、それがどの様なことなのか。それ以外にideaはないのか。で、結論は。というのが、起承転結のパターンともいえるかと思います。いくつかのレポートのパターンを持つことで、文章を書く幅も広がると思います。そのためにも、数多くのできるだけ長い文章を書くように心がけて下さい。

 講義の最後に、後期の講義科目のお知らせ。展開ゼミで秋冬野菜を盆栽として育ててみよう--栽培を通して、観察眼を養い、栽培の大変さも理解してみよう--」を、木曜日の5コマ目に開講します。過去の講義はwebで全て見えます。観察をして文章を書くことの繰り返し。このレポートの講義と同じように、feedbackを行います。文章もですが、どんなところに着もするか、それをどう表現するか等々。今年度から諸事情で10名の募集枠にします。渡辺のHPから改めて後日、紹介しますので、興味がある方、申し込んでみて下さい。コスパがよいか、難しいところですね。ただ、文章を書くことが苦痛で亡くなるというのは毎年の受講生の感想です。

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【リモートアウトリーチ活動】福島県立安積高等学校・SSH運営指導委員会(7/15)

2021年7月16日 (金)

 記事を書いているのは、週末の金曜日の7月16日。関東甲信・東北で梅雨明けとか。最高気温も30oCを超える状況。梅雨明け10日と言われる位なので、来週いっぱいは高めの気温の推移に気を配らないと。。。その前日が運営指導委員会。


 7/15(木):福島県立安積高等学校・運営指導委員会

 SSH実施校の運営指導委員会の最後は、福島県立安積高等学校。2期目の3年目。興味深いチャレンジをされているので、何とか形になってほしいなと。実現できるような支援ができればと思います。細かな内容は秘匿扱いということで。

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祝、大学院合格(7/16)

2021年7月16日 (金)

 コロナ禍でも、普段と変化なく、起きているわけで。。。そういえばと思いだしたのが、この時期は大学院入試の試験と合格発表。昨年は失念していたことに気がつき、今になって、申し訳なく思います。

 で、今年度は、7月14日に自己推薦入試の合格発表が。無事、受験してくれた学生さんが1名合格。コロナ禍で大変だと思いますが、半年間、現在所属の研究室でしっかりがんばって、そこで学んだ智力体力を来年の4月から発揮して下さい。楽しみにしております。

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 わたなべしるす


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