昨日の最高気温が22.2oCとか。学内のソメイヨシノもずいぶんとつぼみがふくらんできて。。。3月中に開花するのではないかと。一方で、こうした温暖化が逆に、休眠打破をできるだけの低温にならない可能性があるということで、開花しない、満開にならないことが生じるとか。。。それも困ったもので。。。いずれ、普通の状態がよいわけですが、なかなか、難しい問題で。何を持って普通というのか。。。
さて、1/5(金)に、基礎ゼミ・展開ゼミでの教育実績が「平成29年度東北大学全学教育貢献賞」に選出され、その後、もう1つ上の賞に対して、協議がなされ、本日の卒業式(学位記授与式)のあとに、表彰式ということで、総長教育賞を頂きました。その評価の文言の中には、「全学教育「基礎(展開)ゼミ」において,学生の観察・レポートという主体的活動を,web を介してコメント・励ましなどを行うという双方向型の新たな授業形態を構築した。観察力・文章力養成を目標としたwebベースの双方向の完全公開型授業は他教員も参考としたい授業形態である。また,学生による授業評価も極めて高い評価を受けている。」と言うように記してありました。
インターネットが発達した時代、本物見なくても、見たような気分になれるという点はある種の問題でしたが、それを逆手に取る形で、webベースの双方向の双方向完全公開型、新規授業手法を構築・実践できたのも、実際に講義に参加してくれた学生さん、さらには、この講義をサポートしてくれた研究室の関係の皆様のおかげです。ありがとうございました。今日の卒業式が一緒だった、M2の大畠さん、岡本さんはじめ、研究室のメンバーとの集合写真は、また、他のところで。ということで、この展開ゼミを次年度はさらに発展させて、本学の教育全体に貢献できるように精進したいと思いますので。ありがとうございました。
わたなべしるす
PS. 表彰式、表彰状、副賞の写真などは、このような感じでした。ありがたいことです。関係の皆様にたくさんのお礼をしないと。。。
PS.のPS. 卒業式の様子については、大学のtop pageに様子からは、今日の18:00以降にweb上から見ることができるとか。渡辺も反省の意味を込めて、見てみたいなと。。。
PS.のPS.のPS. この記事と直接関係があるということではないですが、渡辺がアウトリーチ活動で出前講義などで伺っている、SSHの平成30年度の指定校の内定のお知らせが。。。新たなところに伺うことができればと。。。
PS.のPS.のPS.のPS. 4/13(金)の夕方にだと思いますが、大学のHPのtopのところに、今回の総長教育賞の受賞者一覧が掲載されていました。また、研究科のHPには、3月末頃には、掲載されていたので、ご覧になられた方もいたので。。こうして広報頂けるのは、ありがたいことだと。
【研究成果・受賞】平成29年度東北大学総長教育賞受賞(3/27, 4/14追記)
2018年3月27日 (火)
【お知らせ】大学生のレポート作成入門--図書館を活用したスタディスキル--(自然科学における論文作成の実際、文献検索と引用)--の講義、学部一年生向け、5/22(火), 29(火)に実施(3/26)
2018年3月26日 (月)
新しい年度との変わり目ともいうべき、2017年度最後の週の始まり。静かに始まったのか、バタバタなのか。。。研究室は学生さんの入れ替わり、学会への参加(また、後ほど、担当から掲載予定)、就職活動などで、ずいぶん静かに。。。一方で、先々週からの出張の間にたまった仕事がずいぶんとあり、それを片付けるには、かなりのバタバタでやらないと。。。頭を抱える2017年度最後の1週間になりそうです。明日は、卒業式で。。今は、学位記授与式というように呼ぶらしいですが。。。
で、今回のお知らせは、来週から、つまり、2018年度の学部1年生向けの前期の講義案内を。かれこれ5年では足りないし、10年もは担当してないですが、図書館とのコラボの講義「大学生のレポート作成入門--情報探索から執筆まで--」についてのお知らせ。この4月で図書館副館長が入れ替わりになりますので、4月からの副館長から数えて、2代前の柳澤教授にお願いされたのがきっかけ。先のlinkのところにあるように、4名の教員で担当。渡辺が担当するのは、2コマ。もう少し担当してもよいのですが。。。まあ、その当たりは、諸事情ということで。渡辺の講義内容は、「自然科学系の領域におけるレポート、論文作成の実際とその過程で生じる方法論」、「情報収集」のたぐい。学部の1年生には少しはやい内容かも知れないですが、高校までとは異なり、レポート、論文を書くことが、多くなってくるわけです。そんな時の約束事を知っていることと、そうでないことはずいぶんと違うのではと。そんなことをできるだけ、渡辺の研究内容も含めて、紹介したいと思います。これが1コマ目の内容。
もう1コマは、実際に論文を検索して、この講義の特徴でもあるしっかりとした「レポート」を書くための情報を集めるということ。集めるのは、結構それなりに大変なのですが。また、昨今、大学の教員も個人評価される時代。それをある種の計数で計ろうとしたときには、それなりのdatabaseが必要で。学内であれば、そうしたdatabaseにもlinkできるので、それを実際に知ってもらおうと。もちろん、その数値だけが一人歩きするのではなくて、実際に教官としゃべってみるのが、よいことな訳ですが。まずはその前に、ということで。
ということで。
日時:5/22(火), 5講時(16:20-17:50)、附属図書館本館。
自然科学における論文作成の実際
5/29(火), 5講時(16:20-17:50)。附属図書館本館。
自然科学における文献検索と引用
で、講義はいろいろあって、5コマ目。渡辺が学生の頃であれば、まず、外しにかかる講義枠。。。。そんなところの講義を渡辺がやるから取るというのか。。。そうそう、大学の講義は単位として認定されることが必要であれば、そのことを意思表示する必要がありますが、そうでなければ、座って聞いていれば、よほどでない限りは。できると思います。それもよいところ。なので、講義のシラバス、web siteを見て、この日付だけの参加も。もちろん、全体に参加して、文章力を上げる、それも大事なことなのですが、それぞれの受講生にも都合があるでしょうか。
では、また近くなりましたら、お知らせします。
わたなべしるす
PS. 以前というよりも昨夏の県民講座の時に頂いた「君子蘭」。渡辺の出張中に開花。この暖かさで満開に。。研究室にあるよりは、もっと皆さんに見て頂けるところの方がよいだろうと。。。ということで、とある場所に移動。君子蘭とはありますが、ラン科ではなくて、ヒガンバナ科なのでした。。。これもびっくり。
【お知らせ】平成30年度入試説明会・オープンラボ(仙台開催; 5/19(土), 東京会場; 5/12(土))に実施、続報と研究科HPからの申し込み開始(3/26)
2018年3月26日 (月)
先週まで、学内で実施しているアウトリーチ活動、飛翔型「科学者の卵養成講座」の最後のイベントで、米国・リバーサイドへ。。。さすがに年は隠せなく、週末は疲れていました。渡辺は途中帰国でしたが、研修は土曜日まで続いていたので、そのレポートへのコメントも。あっという間に、週明けの月曜日に。で、明日、3/27(火)は、本学の卒業式。昔は、松下会館(今の萩ホール)で、前半が学位記授与式で、大学院生。後半を学部生で、卒業式だったような。この時期、意外と寒かったりするのですが、仙台でのサクラの開花が3月になるのではないかと思うくらいの暖かさで。。。
前置きが長くなりましたが、12月の半ば頃に、5月に開催される大学院の入試説明会、オープンラボについて、お知らせしましたが、その時は、研究科のHPからの申し込みができる状態ではありませんでした。ようやく準備が整い、申し込みができます。
仙台開催; 5/19(土)--https://www.lifesci.tohoku.ac.jp/admission/detail---id-47800.html
東京会場; 5/12(土)--https://www.lifesci.tohoku.ac.jp/admission/detail---id-47799.html
これ以外にも、秋田、弘前会場がありますが、渡辺は今のところ、仙台、東京会場に参加予定です。どの会場のHPからも参加する会場、名前などを入力頂ければ、OKなシステムになっています。去年より少し改善されています。
学部の1, 2, 3年生で、研究室に配属されてない場合は、大学名、学部名だけで、OKです。仙台会場、東京会場のどちらにも参加するという方は、両方、checkをすればよいのだと思います。あるいは、mainの会場にcheckして、問い合わせのところに、そのように、両方に参加と書いてもらっても。。。希望分野が決まってない場合は、記入しなくてOKですから。先にも書いたように、今年は季節がかなり早め。。。長期予報を見ないと分からないのですが、5月にお目にかかる頃の季節が晴れ間が続くことを祈りつつ、お待ちしております。
念のため、先日のHPに記載した記事を一部、掲載しておきます。では、たくさんの研究室の方々の来訪をお待ちしております。
以下、転載
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1. 仙台開催
<入試説明会>
【日時】平成30年5月19日(土) 10:00~(予定)
【場所】片平キャンパス 生命科学プロジェクト総合研究棟1F 講義室
入試説明会で、今回の改組に伴う講義の変更など、大学院での研究を含めた色々な話を予定しています。渡辺の研究室も短い時間で、プレゼンを行い、研究室紹介ができるかと思います。お昼をはさむので、お腹もすいてくるところはありますが、何とか合間で食事をできれば。。それに引き続き、研究室に移動して頂き、14:00からが研究室公開に。
<オープンラボ>
【日時】平成30年5月19日(土) 14:00~19:00(予定)
【場所】片平キャンパス 生命科学研究科本館 3F 303号室
百聞は一見にしかず、まずは、研究室を見てみて下さい。また、渡辺だけでなく、研究室のメンバーと話をして頂くことも大事かと。あと、ここ数年、恒例のイベントとなっている「ケーキ会」も設定しますので。どこのケーキかは。お楽しみといういうことで。渡辺はアルコールがだめなので、labではケーキ会がほぼ月一で開催なので、その一環として。たくさんの方の見学をお待ちしております。今からといわれそうですが。
続いて、仙台開催の1週間前になりますが。。。
2. 東京開催
<入試説明会>
【日時】平成30年5月12日(土) 13:30~15:30(予定)
【場所】フフクラシア八重洲 (会議室H) (https://www.fukuracia.jp/yaesu/)
こちらは、2hrという短い時間の設定の予定。また、近くなったら、どのようにして申し込むかなど、このHPから、お知らせします。なお、東京会場には、ケーキをというのでもよいのですが。。。せっかくですから「仙台の銘菓」をと思っています。仙台の銘菓???、お楽しみに。
次年度も仙台開催は土曜日の1日のみの予定。もし、東京開催、仙台開催のどちらの日程にも都合が合わない方。是非、mailでご一報下さい。これまでも、そうした方に合わせて、別日程で研究室見学を設定していましたので、次年度も同様に行いたいと思いますので。
受験を考える方に、いくつかの研究室、渡辺のコンセプトなどの情報を。まず、研究室の立地。今年の4月に渡辺が学部生、院生、助手時代を過ごした農学部が雨宮キャンパスから青葉山キャンパスへ。平地から山へ。。。平地とはかなり寒暖差、積雪の違いもあるようで。。。雪は少ないとはいえ、仙台駅から歩いて15-20minというは。これだけは、青葉山キャンパスにある、農学部、理学部生物学科よりは、自転車で自由に行動できるというアドバンテージはおおきいのでは。。。もちろん、実験するための環境としての実験室、植物を栽培できるガラス室なども。モデル植物の時代は終わって、どんな植物種を使っても「分子育種」が可能な時代になりつつあるので。
もちろん、そんな植物の「分子育種」を可能にするためにも、境界領域との異分野融合は今では不可欠。有機化学、情報科学、構造生物学など渡辺が研究を始めて30年で培ったコラボをフルに活用して、実験をできるようにしたいと思いますので。もちろん、科研費の研究会などにも参加して、それぞれが広く研鑽できるような環境も。。。さらに、成果を上げて、学会発表にチャレンジ頂ければと思います。
ということで、より多くの皆様をお目にかかれるのを楽しみにしています。もちろん、受験の学年である学部4年生だけでなく、学部の1~3年生、あるいは、高校生でも見学をwelcomeですから。。。。
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わたなべしるす
【広報誌掲載】平成29年度東北大学全学教育貢献賞受賞に伴う記事が、本学全学教育広報誌「曙光」に掲載(3/23)
2018年3月23日 (金)
春の嵐のような雨降りだったとか。といっても、渡辺は飛翔型「科学者の卵養成講座」の海外研修のサポートで、カリフォルニア州・リバーサイドへ。詳細は、こちらから。で、その前に、紙媒体では公開されていたのですが、webでの公開を見つけましたので。お知らせを。。お正月休み明けには、平成29年度東北大学全学教育貢献賞受賞を頂きました。望外の喜びであり、展開ゼミ、基礎ゼミを受講して頂いた受講生たちにも感謝で始まった2018年でした。
その受賞に関連して「全学教育」に関連した記事を依頼頂き、「」と題したものとして、全学教育広報誌「曙光」 No. 45に掲載頂き増した。今でこそ、全学教育といいますが、渡辺が学生の頃は教養部と呼ばれ、1, 2年を教養部生。3, 4年になると、学部生と呼ばれていたような。学生証も教養部と学部で異なっていたのを思い出します。今のようにしっかりしたものでなくて、少し厚い紙だったような。。。そんな教養部時代を過ごしたこともあり、今回のテーマを「教養」の再考ということで。
これまでの曙光の記事、曙光の由来などと一緒に、No. 45の記事を読むことができます。渡辺の講義きっかけであり、今回のような双方向型の基礎ゼミが、発表会で最優秀ポスター賞を受賞した学生の木幡君が寄稿してくれた記事もあわせて、ご覧頂ければ、幸いです。こうした全学規模の冊子に寄稿できるのは、はじめてのことであり、緊張であるとともに、このことが何かの刺激になればと。色々なところで。。。今回の機会を頂きました関係各位の皆様にこの場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。また、これを励みに、精進したいと思います。
わたなべしるす
【お知らせ】平成30年度展開ゼミがTGLプログラム指定科目に(3/15)
2018年3月15日 (木)
新しい年度が始まるまで、あと2週間あまり。昔から比べると、年度の初めがとてもはやくなり、一方で、長期の休みがずいぶんと長くなったような。。。こんな昔のことをいうようになった時点で、年を取ったということなのでしょうか。
このお知らせのところで、渡辺が担当している、大学院以外の講義などの案内を。展開ゼミは30年度も後期に開講しますが、科目群、授業科目名、授業題目名という様に細かく分かれているそうです。科目群「全学教育科目展開科目-国際教育科目」、授業科目名「課題解決型(PBL)演習A」、授業題目名「秋冬野菜を盆栽として育ててみよう--栽培を通して、観察眼を養い、栽培の大変さも理解してみよう--」となるそうです。いつから、参画しているのか、失念しましたが、今年度もTGLプログラムに参画しています。分類のパターンが変わったので、詳細は、新しい年度になってから、TGLプログラムをやってみようという方は、そのHPなどを見ながら、受講頂ければと思います。
渡辺の講義は国際性もあると思いますが、なによりも自分で課題を解決する、自分で考えて行動する、ということを農作物の栽培を通じて、行います。詳細は、また、このHPから。はやい方は、年度が替わったら、すぐに申し込む方も。遅い方は、後期の講義が始まってから。という状況です。昨今、AIの発達などで、英語の読み書きはずいぶん楽に。また、同時翻訳もそうしたツールがあるとか。。。外国から英語での電話があると、それに対して、反応するのは、いまだに苦手な渡辺ですが。。。この展開ゼミの詳細、図書館とのコラボでの「レポートの書き方」に繋がる講義、などについては、またの機会に。。。
わたなべしるす
PS. 平成29年度の展開ゼミの「授業評価結果」が手元に。受講生の平均の学習時間が他よりも飛び抜けて高いレベルであったのは、受講生の方々がしっかり取り組んだ賜物だと。現在ももちろん、投稿できようになっていますので。こちらからも、こちらの畑の様子をまた、時期を見て。。。おしらせします。
PS.のPS. 先週の土曜日は、飛翔型「科学者の卵養成講座」の最終回。次年度から、新しいプログラムに移行できればよいのですが。。。たくさんの方々に来て頂きました。ありがとうございました。そんなことが、本学のtop pageに。。。時間があれば、そちらも。