東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

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News Release

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【お知らせ】ふくしまサイエンスフェア2020 オンラインに協力(12/22(火)から動画公開、12/4)

2020年12月 4日 (金)

 ついに師走。。。年の初め頃は新型なんとかと言っていたのが、あっという間に世の中というか、世界を席巻、というより覆い尽くす感じ。閉塞感という言葉が適切だった2020年のような。。。。もちろん、年内、年明けすぐに、年度内にやるべきことは山積み。それを片付けるのが第一優先。そんな12月最初の金曜日。

20201204080810-7c3bda4258045b7126f55e78ebef091f59cf198c.JPG この年末のこの時期になると、SSH事業の運営指導委員を仰せつかっている、福島県立福島高等学校の「ふくしまサイエンスフェア」が開催され、開催されれば9年目となるはずが、「3密」を避けるために、いわゆる「オンライン」開催に。研究室スタッフにお手伝いして頂き、動画を撮影、編集してもらいました。もちろん、実験内容は「バナナからDNAをとりだそう」。いつもなら、福島市内、その周辺の子供たちへのということでしたが、オンライン。準備してもらうものがありますが、是非、やってみてください。では、どこで、その動画が公開されるのか。などは、以下の通り。

 YouTubeチャンネル「こむこむチャンネル」(公開開始は12/22(火) 9:00~ です!!)
  https://www.f-shinkoukousha.or.jp/comcom/?p=6647

  「こむこむチャンネル」へのlinkは上記のURLからどうぞ。

20201204080547-8fd8043077b0481a32b8eb0a34a65bc161c6d553.pdf いつもはお目にかかれる高校の皆さんとは今年はだめになりましたが、来年はと思っています。動画を見ながら、実験を楽しんでください。もちろん、渡辺の以外にもたくさんありますので。


 わたなべしるす




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【お知らせ】日本植物生理学会・みんなのひろば・植物Q&A・質問コーナー「アリノトウグサの雄性先熟について」への回答(11/19, 22追記)

2020年11月19日 (木)

 仙台の今日の最高気温が21.7oC。西日本では25oC以上という夏日になったところも多かったとか。東京都の新規感染者が500名を超えたとか。。植物を育てていて、virusが発生すると、押さえ込むのが大変なことは実感できているのですが。。。いずれ、この週末はおとなしく、宿題を片付けるのがよいのではと。。。

20201119180343-e524cd20d97e58a50431dca535db9149fd86d895.JPG さて、時々、声をかけて頂き、植物の質問に答えるのが、日本植物生理学会・みんなのひろば・植物Q&A・質問コーナー。ちゃんと調べれば、前回、何に答えたのか分かるのですが、今回はサイエンスアドバイザーの勝見先生にお願いされて「アリノトウグサの雄性先熟について」について。雌雄異熟というのは、両性花での他殖性を担保するための大事な仕組み。実験に使っているアブラナは雌性先熟。師匠の日向先生には「菜の花は、彼女の方がおませなんですね」といわれて、蕾受粉をしていたのを思い出します。

 今回調べ物だったのは「アリノトウグサ」という植物。アリノトウグサ科。Google先生に聞いてみても、植物がイメージできなかったのですが、日本にも分布しているようですが、山野草に詳しい方と出かけないと、見つけるのは難しそうなのですが。これから冬になるので、春になったら、菜の花以外の植物の花にも目を向けてみようかな。少なくとも、現状のコロナ禍が1日も早く収束してくれることを祈るばかりです。

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 わたなべしるす

 PS. 不思議なご縁で、勝見先生には30年近く前にお目にかかり、その後、植物生理学会の高校生発表会のセッションで。しばらく、こちらが学会に行ってないこともあり、ご無沙汰しておりました。渡辺が研究している自家不和合性というか、植物生殖科学研究の先駆けともいうべき方のことを教えて頂き、ただただ、驚いて、昔の本を引っ張り出して、旧字体とにらめっこしながら、というここ1週間ほどでした。偉大な先達が見つけたきっかけを大事にして、それをこれからの研究のモチベーションにするのが、大事なことなのだろうと。。。ありがとうございました。

 PS.のPS. 11/22(日), 21:30. 「植物生殖科学研究の先駆けともいうべき方」は、台北帝国大学農学部で、自家不和合性等の植物生殖生理学を研究されていた、安田貞雄教授。ここ数日、いろいろ調べたら、渡辺の前任地の岩手大学農学部の前身である「盛岡高等農林学校・教授」をされていたと。自家不和合性の研究もされたようで。。驚きの連続でした。何かの機会に、このことをまとめることができればと。。ふと、そんなことを。きっかけを頂きました、植物生理学会サイエンスアドバイザーの勝見先生に感謝です。ありがとうございました。




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【研究成果】アブラナ科植物の自家不和合性を制御する雌雄因子(SP11-SRK)複合体の立体構造解明、国際科学雑誌「Nature Communations」に掲載(10/2)

2020年10月 2日 (金)

新型コロナvirusの宮城県内での感染は落ち着かず。。。収束が見えないと、不安なのは事実。。。どうしたものかと。また、「学術」への風向きが、気になるところです。色々と。。。

 渡辺が自家不和合性の研究を始めた頃、DNASISという解析ソフトを使うと、アミノ酸配列から局所的に構造予測ができましたが、今や、構造生物学という学問体系で、立体構造を決めることができる時代に。雌雄のS因子が決まってから20年。東京大・農の高山先生、村瀬先生を中心としたグループが、SP11-SRKの立体構造が解明されました。こちらの担当はbioassayの部分でしたが、こうした形になると、学生の頃を思い出して、感動です。

20201002122318-2d6ebd3efe919077ecfe660bba159bf8479dc5d2.JPG20201002122558-a7cd776f09a09dc16f5bf5c91112026b56b8552d.JPG この研究成果は、国際科学雑誌「Nature Communations」に掲載されました(Murase et al. (2020) Mechanism of self/nonself-discrimination in Brassica self-incompatibility. Nature Commun. 11: 4916.)。Nature Communationsは、freeでpdfをdownloadできますので、ご覧頂ければ、幸いです。なお、今回の研究は、東京大、奈良先端大、東京都立大、大阪教育大との共同研究であり、SP11-SRKの相互作用に関わるアミノ酸を原子レベルで明らかにできたことで、相互作用を自由に改変できる可能性にも繋がる基礎研究です。。


 わたなべしるす

 PS. 東北大学公式ウェブサイト大学院生命科学研究科公式ウェブサイトにプレスリリースが掲載されました。ぜひご覧ください。



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【研究成果】シロイヌナズナが自家和合性になった2つの原因の相乗効果を発見、国際科学雑誌「Forntiers Plant Sci.」に掲載(9/12, 9/30追記)

2020年9月12日 (土)

 新型コロナvirusの全国的な患者数は少し落ち着き、第2波の収束と思いつつ。一方で、宮城県内では少し増加気味。今まで以上に気をつけないと。。。原著論文は6月のGGSに掲載されて以来。書き物を含めると、先月の東北大学出版会会報「宙(おおぞら)」へのエッセイに続いて。

20200912164855-6022970ac4a363a7007ad585765349123118196d.JPG 2010年にシロイヌナズナが自家和合性になった原因はコード領域であるexon 2の逆位ということを、Nature誌に発表。それ以外の要因は??・・。と言うことで、A. thalianaとA. halleriの遺伝子をいくつかに分けて、その組合せから機能解析へ。その結果、exon 2に加えて、promoter領域の効果も発見。それらの相乗効果で、自家和合性に。と言う結論に。

 これらの研究成果は、国際科学雑誌「Forntiers Plant Sci.」に掲載されました(Suwabe et al. (2020) Double-locking mechanism of self-compatibility in Arabidopsis thaliana: the synergistic wffect of transcriptional depression and disruption of coding region in the male specificity gene. Fronties Plant Sci. 11: 576140.)。Fronties Plant Sci.は、freeでpdfをdownloadできますので、ご覧頂ければ、幸いです。なお、今回の研究は、三重大、テキサス工科大、明治大、東京大、チューリッヒ大、横浜市大、大阪教育大との国際共同研究であり、2010年にNature誌に掲載された研究成果を深めるものでもあり、シロイヌナズナの自家和合性の原因を理解するための基盤となる実験になったのではないかと思っております。

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 わたなべしるす



PS. 東北大学公式ウェブサイト東北大学大学院生命科学研究科公式ウェブサイトにプレスリリースが掲載されました。ぜひご覧ください。

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【お知らせ】2020年度展開ゼミ(meets. (株) 渡辺採種場) 開講 (定員20名)

2020年9月 7日 (月)

 台風10号の被害が気になる月曜日の朝。停電など、どれくらいの影響が出るのか、暑さもあるので、少しでも早く回復してほしいと、祈るばかりです。もちろん、コロナ禍もありますので。

 今年で7年目になる学部講義・展開ゼミ・ meets (株) 渡辺採種場 「秋冬野菜を盆栽として育ててみよう--栽培を通して、観察眼を養い、栽培の大変さも理解してみよう--」を後期の木曜日、5コマ目に開講します。例年であれば、web上での双方向の講義というのが、この講義の特徴であったのですが、コロナ禍を受けて、全ての講義がweb上へ。おまけにレポートもたくさんという状況というのも、とあるところから漏れ聞くこともあり。。。普通の講義の方がよい。それは、35年ちょっと前に、川内で教養部の学生をしていたので、よくわかります。

20200907120234-8a38763425f6a25b1885923e147710bda71e8afe.JPG そもそも、このような講義を始めたのは、基礎ゼミがきっかけ。ベランダが小さくても栽培をして、その変化を実感して、できたら、それを文章化する。観察、着眼点、その文章化。と言うことを講義にできたらと思ったわけです。なので、これ以上レポートを書くのは、敵わないという方は「スルー」で。そうでなく、ベランダをちょっと憩いの場にしてみようかなとという方。前期のwebでの講義とはちょっと違う講義があるなら、やってみようという方、昨年度までの受講生のpageを見てもらい、ご参加下さい。例年であれば、初回のみ、片平キャンパスの生命科学研究科に集合頂いたのですが、コロナ禍をうけて、三密を避けるという意味でも、今年度は、講義に必要な栽培セット、種子などを取りに来るのは、それぞれのペースで。もちろん、事前に来訪日程は、お知らせ頂くとして。全く、皆さんと顔を合わせないのも、両方にとってあまりよくないことと思うので、webで1-2hrくらい、講義のことなどを話す機会を設けようと思っています。これまでの講義形式については、昨年度までの展開ゼミブログを参考にして下さい。

 なお、2年前から種苗会社とのコラボを始めており、一昨年度がタキイ種苗株式会社昨年度は、株式会社トーホクにご協力頂きました。今年度は、宮城県にある株式会社渡辺採種場からの支援を頂き、【meets. (株) 渡辺採種場】を冠しました。すべて (株) 渡辺採種場の品種を使い、展開ゼミを行います。日本でハクサイの栽培が始まったのが、確か、愛知県と仙台市だったような。その仙台市の流れを組んでいるので、(株) 渡辺採種場の松島交配。と言うことになります。

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 本講義システム上、受講生の上限は【20名限定】とします。双方向でのコメントをと言うことになるので、これが最大人数であるとご理解ください。なお、以下に記した受講要件がありますので、確認の上、検討・申込をしてください。

 【受講要件】
(1) 【東北大学の学生】である方
 東北大生にとっては、本講座はTGLプログラム指定科目です。(例年は、高大連携事業の一環としていますが、コロナ禍を受けて、今年高校生を対象外としました。ご了解下さい。)

(2) 渡辺にメールで連絡し【受講可能】の返信をもらっている方
 まず、下記項目に記入の上、渡辺にメールでご連絡ください。当HPのお問い合わせフォームからご連絡頂いても構いません。

 必要な情報は、学部、学籍番号、名前、講義を受講するに当たっての抱負・受講理由です。こちらでmailを受信後、渡辺から【何番目の受講者であり、受講可能】である旨メールをします。(@ige.tohoku.ac.jpのドメインを受信許可にしておいてください)

 返信メールを必ず確認し、こちらからの来訪日程調整にご協力ください。尚、履修登録は渡辺への連絡後、別途必要ですので、忘れずにお願いします!数年に1回、忘れている学生さんがいます。登録をしないと、単位が出なくなってしまいます。ご注意を。

(3) 【初回のwebでのmeeting】にきちんと参加できる方
 初回webでのmeetingについては、都合などを聞きながら、調整します。詳細は頂いたmailに返信します。

(4) シラバスの内容を熟知して、【作物を積極的に管理・栽培しようという心意気】のある方
 シラバス(9/1に、それまでに公開していたものから、1回目に集まらないことなど、一部、修正)に詳しく記載していますが、当ゼミは作物を栽培し、その経験を自らの学びにします。そのため、作物をちゃんと育て・観察し・収穫する、という強い意志が必要です。これから寒くなる仙台、さらに鉢栽培。栽培難度は高めです。

 コロナ禍を受け、様々な制限があるとはいえ、サークル活動、バイト、友達付き合い、日々の講義とか色々あるけど、その分、工夫する余地がある、と捉えて、挑戦できる方お待ちしています。実家生の方は、かえって管理しやすい場合もあるようです。奮ってどうぞ。

(5) 栽培で学んだことを【展開ゼミブログにて報告】できる方
 栽培の様子は展開ゼミブログで報告頂きます(今年度ブログは近日中に立ち上げます)。ブログの管理画面を開き、自ら記事作成できる方。PCから投稿すること(マニュアルあります)。

 週1回それなりの文章量(写真つき)です(+中間報告と最終報告はもっとボリュームあり)。それが出来る・やってみたい方の参加を歓迎します。作物を客観的に観察し、それを他人に分かりやすく正確に伝え、そしてコメントをもらって次に生かす。これを定期的に行うことで、アウトプット力を鍛える訓練に繋がると考えています。

 一生を通じて他に無い経験だと思いますので、ポジティブに捉えて取り組んでみてください。もちろん、コロナ禍で、受講生が置かれている環境は、様々かと思います。川内での教養の講義は途中で放棄ができないとのこと。。。(渡辺が学生の時は、可能というか、何となく判断されていました。)。なので、上記のことを読んで、できそうという方、チャレンジをお待ちしております。

 ということで、今年も多くの皆さんとお会いできるのをスタッフ一同、楽しみにしています。

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 わたなべしする




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