東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

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News Release

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【受講者募集のご案内】TEA's English 2017年度後期学期内プログラム(9/28)

2017年9月28日 (木)

 昨日までの晴天から一転して、雨降り。これを書いている8:30現在で降り始めからの雨量は16mm。昼頃まで降れば、かなりの降水に。場所によっては滝のような雨になると。。。稲刈り、草刈りを中止せざるを得ない天候には、頭を抱えますが、明日以降は、しばらく晴天のようなので。それだけは、ほっとできるわけですが。

 展開ゼミのことについては、また、別記事で記したいと思いますが、その関係で、夏頃にもお知らせした英語のプログラムのお知らせの別version。グローバルラーニングセンター「TEA's English事務局」から「TEA's English 2017年度後期学期内プログラム」が来ておりました。興味のある方は、チャレンジしてみて下さい。

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 わたなべしるす

 以下、頂いた文面を転載。
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 Tohoku University English Academy(TEA) TEA's English事務局でございます。

 TEA's English 2017年度後期学期内プログラム受講者募集のご案内のためメールを差し上げております。TEA's Englishプログラムは、2015年に開始以来、のべ1000名以上の東北大学学部生および大学院生が受講し、大変好評をいただいている課題英語学習プログラムでございます(※授業料無料、教材費のみ別途必要)。

 海外の大学・大学院への留学や研究および国際社会での活躍を見据え、アカデミックな英語を身につけたい学生を対象に、全米最大の留学・英語教育機関であるELSの指導メソッドを利用し、東北大生専用のプログラムをご提供しております。ぜひ学生の皆様へご案内をいただけますよう、ご助力を賜れましたら幸いでございます。

 以下の日程にて募集説明会を実施いたします。多くの学生の説明会参加をお待ちしております。

 【日時および場所】
  2017年10月4日(水) 12:10~12:50 川内北キャンパス 講義棟B棟 B203
  2017年10月6日(金) 18:30~19:30 川内北キャンパス 講義棟B棟 B101

  教職員の方々の説明会見学も可能でございます。
  ※お席は学生優先となります。

 詳細は、以下グローバルラーニングセンターのホームページをご確認くださいませ。
 http://www.insc.tohoku.ac.jp/japanese/global/tea/teas-english/

 2017年度前期学期内プログラムの受講者満足度は92.6%と高い満足度でございました。また、前期学期内プログラムでは、プログラム受講前後に41名の受講生がTOEFL iBT公式オンライン模試を受験いたしました。受講前後で平均5.8点のスコアアップを達成し、スコア伸長率は平均113.8%と受講の効果が見られました。

 過去の受講者からは、受講後アンケートにて以下のようなお声をいただいております。
 「英語のディスカッションなどこの講座でしかできない経験を積むことができた」
 「普段体験できない英語プレゼンテーション、英語のエッセイの書き方を体験できた」
 「全て英語で文法、作文、読解を学んだため英語の力が総合的に伸びた」

 ぜひ一人でも多くの学生にご活用いただきたく存じます。何卒ご協力よろしくお願い申し上げます。
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 転載ここまで。




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【研究成果】遺伝単(遺伝学用語集 対訳付き) 日本遺伝学会監修・編 遺伝学コラムに「植物における生殖の不思議と自家不和合性」と題した解説記事が掲載(9/26)

2017年9月26日 (火)

 9月にはいって、3つの新聞(朝日毎日日経読売)に遺伝学の用語が。。。「優性」「劣性」を使うのをやめるというような記事が。。。渡辺が遺伝学を習ったのは、高校生物。高校1年の時。当時は、高校1年で生物Iを履修して、理系は高校2年で化学、物理のそれぞれ、Iを履修して。受験生になるとき、生物履修か、物理履修かで分かれて。渡辺は、物理履修で、物理II、化学IIを履修したような。生物で何とかfollowできたのは、遺伝学。何というか、統計というか、確率というか、そんなイメージがあったので。それに対して、細胞、発生、生理などは、覚えることが多すぎて、渡辺の脳みそでは、パンク状態。。。ただ、遺伝学はおもしろかったので、また、高校時代に育種学に関するテレビを見ることがあって、現在に至っている。

20170926175820-3a520bf192ba063c4147fde4f75f1e6f1e752f43.JPG そんな遺伝学の用語の根幹を成すようなものが、変更とは。。。以前からそのような議論があることは聞いていたが。。いざ、現実となると。。。ただ、一方で、そんなことが記される本「遺伝単(遺伝学用語集 対訳付き) 日本遺伝学会監修・編」に遺伝学のコラムをお願いできないかというmailを頂き、いつものごとく、引き受けて、師匠である日向先生がよく言われていたようなことを渡辺なりに文章にしてみた。「植物における生殖の不思議と自家不和合性」と題して。これでよかったのか。。。怪しいところはないか、気にしつつ。。いずれ、手に取って、読んでおもしろいと思って頂ければ、幸いである。渡辺のようなものにこうしたコラムを記す機会を頂いた日本遺伝学会の関係の先生方に、この場を借りてお礼申し上げます。明日から講義があるわけではないですが、10月からの後期の講義では、こうしたことも話ができればと、というか、複対立遺伝子、優劣性というのが、自家不和合性では出てくるわけで。。。それを新しい単語にすると「複アレル」、「顕潜性」となるのだと思う。。。言葉の難しさを実感した「本」の紹介ということで。。。

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 わたなべしるす

 PS. 渡辺のコラム中のポンチ絵というか、挿絵はスタッフの増子さんの力作。いつもこうしたときに、follow頂いております。ありがとうございました。この場を借りて、お礼申し上げます。渡辺はこうしたのは苦手で。。。



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【お知らせ】生命科学セミナー(生態適応セミナー)「シロイヌナズナの集団ゲノムデータから探る生殖システムの進化」を11月30日(木)に開催(9/26)(ポスターを最終版差し替え10/26)

2017年9月26日 (火)

 生命科学セミナー「シロイヌナズナの集団ゲノムデータから探る生殖システムの進化」を11月30日(木)に開催します。今回は、千葉大学大学院理学研究院 土松 隆志 准教授に、セミナーをお願いしました。

 土松 隆志 准教授とは、彼がチューリッヒ大へ留学中だったと思いますが、2010年にシロイヌナズナの自家和合性から自家不和合性へのchangeというか、花粉側S因子の修復で自家不和合性に戻せるという実験のゲノムdata解析の部分でずいぶんお世話になりました。その後、別のlabでPDをされた後、今年からでしょうか。千葉大にポストを取られて、シロイヌナズナを使った生殖システムの進化の研究を生殖的に展開されております。これまでの研究、さらにはその先を見すえたようなセミナーをして頂けるのだと思っております。今回は、生態適応セミナーとの合同開催ということで、担当の長嶋様には色々とお世話になりました。

           ↓クリックでポスターのPDF版がダウンロードできます(size=130kb)
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 では、しばらく先になりますが、予定を立てられる方もいらっしゃると思い、少し早めのお知らせになっております。近くなったら、また、改めてお知らせしますが、11/30(Thr), 16:30~18:30に、生命科学研究科・プロジェクト棟・講義室A (片平キャンパス)で行います。たくさんのご来場をお待ちしております。


 わたなべしるす

 PS. 7月には3名の方をお呼びして、セミナーを開催できましたが、その後は、なかなか。。。また、時間を見つけて、興味深い研究をされている方に、セミナーをお願いしたいと思いますので。



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【研究成果】アグリバイオ 2017年 10月号 Academic Researchに「コマツナ栽培品種とトルコ由来系統間の交雑に生じた一側性不和合性の認識機構」と題した解説記事が掲載(9/25)

2017年9月25日 (月)

 このところ、湿度も下がった秋晴れが続いて、秋のアブラナの実験には好条件。上野のパンダの名前も決まったとか。ただ、国内国外は色々とあるようで。。。そんなことに気を配らないといけないわけですが、。。まずは、教育研究をどうにかすること。

20170925152801-d0db8b49406dd55f685658ec67329acc355b7b71.jpg 2ヶ月近く前に、英国・科学雑誌「Nature Plants」にアブラナ科植物のBrassica rapaでの離れた地域間での生殖を妨げる仕組みを解明したことを発表。それが、毎日新聞の科学面に取り上げて頂き、続けて「ライフサイエンス 新着論文レビュー」に日本語の解説記事も掲載して頂きました。さらに、Nature、Nature sister journalに論文が掲載された日本人著者にインタビューコーナーに記事が公開されました。

 今回は、そのことを受けて、(株)北隆館「アグリバイオ」編集部から「Academic Research」のコーナーに原稿依頼を頂き、高田ら (2017)コマツナ栽培品種とトルコ由来系統間の交雑に生じた一側性不和合性の認識機構. アグリバイオ 1: 60-62.として発表できました。このような機会を頂きました、関係の皆様にお礼申し上げます。ありがとうございました。これからもよい研究発表に精進したいと思います。

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 わたなべしるす



 PS.(株)北隆館 ニューサイエンス社のfacebookページでもアグリバイオ10月号の表紙をご確認頂けます。

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【お知らせ】学部講義・展開ゼミ「秋冬野菜を盆栽として育ててみよう--栽培を通して、観察眼を養い、栽培の大変さも理解してみよう--」の受講申し込み状況、その2(9/6)

2017年9月 6日 (水)

 この前の土日は、比較的天気がよかったような。。。週が明けると、また、曇り空。。。ベランダ栽培のゴーヤの生長には、気温上昇が重要なはずなのですが、。。これではちょっと期待薄。。。困ったものです。というか、仙台では、ぼちぼち今年はあきらめないといけないのかも知れないですが。。。作物栽培も現状は基本、経験と勘。これだけ、涼しいと。この夏作はどこも大変なようで。。。経験と勘というか、勝負の世界である将棋も、経験値は重要。昨今は、AIとの勝負で、若い世代と世代交代なのか。若手の藤井四段は森内九段をNHK杯で破り、第65期将棋王座戦五番勝負第1局は、仙台での開催だったとか。挑戦者の中村六段が羽生王座に先勝。。。若い者ががんばっているのだと。。。

20170906191309-bc027e64858e27912d16460de65fc0977d8e8509.JPG さて、前置きが長くなりましたが、今年で4年目となる展開ゼミ「秋冬野菜を盆栽として育ててみよう--栽培を通して、観察眼を養い、栽培の大変さも理解してみよう--」。今年度の紹介については、このHPから4月12日(水)に、お知らせしているかと。今年で4年目ということで、先輩などから渡辺の「展開ゼミ」鬼仏度については、調査済みなのでしょうか。今では、そのようなものは、存在しないのか。。。この展開ゼミの基本は、野菜を育てながら、観察すること、文章を書くことなどを能力を養成・向上できればと思っています。

 前回、8/16(水)にお知らせした時点では、4名の申込でしたが、今日、現在で8名になっております。残り、あと12名です。最初の4/12(水)の記事にも書いたとおり、20名で〆切とします。講義を行う側がいろいろなことをfollowしないといけないこともあり、人数制限をしていることは、HPの記事、シラバスなどから、ご理解下さい。ということで、残り12名となりましたが、記事、シラバスなどを読んで、是非、やってみようと思う方、必要事項を渡辺までご連絡下さい。栽培するだけならと思うかも知れないですが、観察力、文章力を養成してほしいというのが、この展開ゼミの肝ですので、。。ちょっと大変かも知れないですが、それなりのことはあったというのが、これまでの受講生の感想です。考慮中のあなた、お待ちしております。申込を頂きましたら、何番での受講かと言うことをお知らせしますので。mailで。その確認mailの受取も確認をお願いします。

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 わたなべしるす

 PS. 若手の台頭といえば、2011年のシロイヌナズナの研究でご一緒した土松さん。あの当時は、スイスの清水教授のところでPDをされていたような。現在では、千葉大・理学部にポジションを取られて、さらなる研究を展開されておられます。その土松さんが「植物はなぜ自家受精をするのか」という本を慶應義塾大学出版会から出されて、先日、頂きました。ありがとうございました。この10年近くのシロイヌナズナの生殖の研究をまとめて理解できました。ありがとうございました。若手に負けないように、こちらもがんばらないと。。。

20170906190122-215fe7a55c609bb4012bb2bd65ecceabb1a93d9f.JPG PS.のPS. 8月15日から雨漏りしている天井。おかげさまで、雨漏りは止まりましたが、完全な修復までには、今月いっぱいかかるとか。これも長雨の影響なのか。。。平成30年が来ようとしているこの時代に。1ヶ月以上かかるとは。。。昭和40-50年代なら、。。。逆に、雨漏りなどしないから、そんなことができる人が減ってしまったからか。。。いずれ、こんな作業にも経験と勘は大事なことなのだろうと。。。困ったものです。。

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