生命科学セミナー「植物細胞壁ペクチン生合成と植物の陸上進出」を8月27日(月)に開催します。今回は、立命館大学生命科学部・石水毅准教授にお願いしました。学位を取るまでは、大阪大・蛋白研の崎山先生のところで、バラ科自家不和合性の制御遺伝子、雌ずい側S因子であるS-RNaseの決勝構造解析などをされていました。PDの時代には、6月にお呼びしたPenn. StateのProfessor Kaoのところで、研究をされていたこともありました。その後は、植物の糖鎖・細胞壁の生合成について研究を展開されておられます。
石水准教授にセミナーをお願いするのは、2008年以来ですから、10年ぶり。10年間の集大成である、細胞壁ペクチン生合成遺伝子の解析をNature Plantsに先日発表されました。今回は、その遺伝子の同定・解析にいたる大変さなどの実際面もお話し頂けるのではと思っております。なお、今回は、翌日から開催される第37回日本糖質学会年会に参加されると言うことで、東北大にも来て頂き、セミナーをお願いした次第です。
↓クリックでポスターのPDF版がダウンロードできます(size=130kb)
ちょうど、1週間ほど先になり、少し慌ただしい日程調整を頂くかも知れないですが、8月27日(月), 16:00~18:00に、生命科学研究科プロジェクト棟・講義室B (片平キャンパス)で行います。たくさんのご来場をお待ちしております。
わたなべしるす
【お知らせ】生命科学セミナー「植物細胞壁ペクチン生合成と植物の陸上進出」を8月27日(月)に開催(8/19)
2018年8月19日 (日)
【新聞掲載】楽しい理科のはなし2018--不思議の箱を開けよう--、仙台市立長命ヶ丘小学校・特別講義が新聞掲載(7/29)
2018年8月 1日 (水)
今日の仙台はついに、最高気温を更新。37.3oC。日中にあったことについては、また、別のところで。どんな仕掛けを作ったら、こんな風な暑さになるのか。。。日本全体でバランスを取って。せめて、雨が降ってくれれば。週明けには、そんなことになりそうではあるのですが。。。
今年で4年目となる「楽しい理科のはなし」。初年度から仙台市立泉ヶ丘小学校、仙台市立長町小学校、仙台市立片平丁小学校と続き、今年度は、仙台市立長命ヶ丘小学校へ。講義は、4年間同じで「キャベツとブロッコリー」。当日の様子を伝えてくれる新聞記事が、7月29日(日)の河北新報に掲載。昨年度同様に、渡辺以外は物理系の先生方。heteroな立ち位置かも知れないですが、楽しんで頂いたのは、よかったことかなと。学校評議員も仰せつかっているので、また、伺うことができればと。
紙面をご覧になった方は、ご存じの通り、8/23(木)には、この連動企画が、東京エレクトロンホール宮城で、「植物の花の不思議」として、行いますので、あわせて、ご参加頂ければ、幸いです。
わたなべしるす
【お知らせ】オープンキャンパス(7/31-8/1)に伴う研究室公開について(7/17)
2018年7月17日 (火)
天気予報を見ると、今週いっぱいくらいは、30oCを超えるような気温の仙台。翌週には少し涼しくなってくれるのか、適当なタイミングで「夕立」があれば、気化熱で少しは涼しくなるような。学生として仙台にきた頃、日中の気温は暑くなっても、25oCくらいだったような。。。そう考えると、5oC近く気温上昇なのか。きちんとした気象dataを比較する必要はあるのですが。。。
今年で8年目になりますが、オープンキャンパスと連動した研究室公開。オープンキャンパスが通常開催されていない「片平キャンパス」が、渡辺の研究室のあるところです。最寄り駅は、仙台市地下鉄東西線「青葉通一番町駅」。徒歩10min程度。街中ですから、他のキャンパスへの移動の途中にちょっと立ち寄りというのもwelcomeです。で、今年のオープンキャンパスは、7/31(火)-8/1(水)。1日目の7/31(火)は、研究室におります。8/1(水)は、午前中は研究室訪問の依頼が。また、午後からは、仙台市教育センターで市内の教員に向けの「環境」の研修講師をお願いされております。ですので、きて頂ける方は、7/31(火)がよいかと。。。研究室までの道順が、諸事情で、渡辺のHPからきれいに表示されていないですが、あらかじめ、いつ頃研究室を訪問というのであれば、準備をしてお待ちしております。もちろん、事前申し込みなしでもwelcomeですので。
わたなべしるす
【受講者募集のご案内】【受講者募集のご案内】TEA's English 2018年度夏季集中プログラム(6/30)
2018年6月30日 (土)
サッカーワールドカップも予選から決勝トーナメントへ。日本の戦略に対して、様々な議論が。。。途中経過が重要とはいえ、結果が評価される研究分野であったとき、あれほど、勝負に出ることができるのか。。。そんなサッカーのゲームを見ていると、審判と議論している選手が。。。もちろん、英語なだろうが。。。実際にしゃべっているのを見たわけではないので。。。ただ、「英語」が話せることは大事なのであろう。
そんな英語でお困りの方。何より、渡辺自身であるが。。。数ヶ月に1回の広報かも知れないですが、全学教育の一端(レポート、生命命科学B、展開ゼミ)を担当していると言うことから、以下のような英語のトレーニングコースのご紹介を。この夏に、何かをということを考えている方、参加してみてはいかがでしょうか。色々な対策コースが用意されているようですので。
わたなべしるす
以下、頂いた文面を転載。
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Tohoku University English Academy(TEA) TEA's English事務局でございます。2018年度夏季TEA's English集中プログラム受講者募集のご案内のためメールを差し上げております。本プログラムでは、アカデミック英語力を身につける講座に加えて、英語研究論文執筆講座やTOEFL iBT対策講座などを開講予定となっております。
TEA's Englishプログラムは、2015年に開始以来、のべ1,200名以上の東北大学学部生および大学院生が受講し、大変好評をいただいている課外英語学習プログラムでございます。※授業料無料、教材費のみ別途必要
以下、2018年度夏季集中プログラムの開講予定講座でございます。
① Academic 1(中級レベル)/2(上級レベル)
大学・大学院への留学に必要な英語力を総合的に伸ばしたい学生向け
② Academic General Writing
英語で研究論文を書くスキルを基礎からしっかり身につけたい学生向け
③ Academic Science Writing
英語で理系の研究論文を書くためのより専門的なスキルを身につけたい学生向け
※大学院生および学部3年生以上対象
④ TOEFL iBT対策講座
TOEFL iBTのスコア向上を目指す学生向け
以下の日程にて募集説明会を実施いたします。多くの学生の説明会参加をお待ちしております。
【日時および場所】
2018年7月6日(金) 12:10~12:50 川内北キャンパス 講義棟A棟 A101
教職員の方々の説明会見学も可能でございます。※お席は学生優先となります。
詳細は、以下グローバルラーニングセンターのホームページをご確認くださいませ。
http://www.insc.tohoku.ac.jp/japanese/global/tea/teas-english/
なお、過去の受講生からは、受講後アンケートにて以下のようなお声をいただいております。
「英語の論文をこのクラスを受けてからすらすら読めるようになった」、「英語の4技能全てをバランスよく鍛えることができた」、「EssayやPresentationといった将来必要になる技能を向上させることができた」
2017年度春季集中プログラム受講後のアンケートでは、回答者(55名)の94.5%がプログラム全体の満足度について「とても満足」または「満足」と回答するなど、評価の高いプログラムとなっております。
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転載ここまで。
PS. 勝負事と言えば、藤井七段は、竜王戦決勝トーナメント2回戦で、敗戦。連勝もストップ。勝つことの難しさを改めて。。。
【お知らせ】2019年度入学者用「東北大学案内」の社会貢献で記事掲載(6/15)
2018年6月15日 (金)
台風6号の影響なのか、夕方からの雨予報が昼前には霧雨が。。。おまけに気温も15oCくらいで、冷房をすると言うよりも、かなり着込まないと、涼しい出なくて、寒い状況。ガラス室のアブラナの花も寒そう。。。もちろん、開花のシーズンは、終わりを告げようとしているので、早めに実験をとなるところだろうと。。。サッカーのワールドカップも来週からは日本戦が。。。
そんな週末、出張からもどったら、「東北大学案内」の冊子が。11 pageのところに、「みやぎ県民大学」、「小・中・高との連携」という項目があり、みやぎ県民大学の講義風景は、渡辺が金研の方と一緒に行っている講義風景。また、「小・中・高との連携」は、科学者の卵養成講座での重点コースでの指導風景。大学院生の岡本君も写ってくれています。オープンキャンパスの時には、配布されると思いますので、是非、ご覧頂ければ。。。そんなに、待てないという方のために。web版で少し解像度の問題がありますが。。。そんなのもありますので。見ていただければ、幸いです。
時間の関係で、全体を細かく見ていませんが、研究面でコラボをしたり、科学者の卵養成講座の修了生である「ひよこさん」たち。さらには、科学者の卵養成講座での海外研修でお世話になった学生さんなど、意外とたくさんの関係している方々が。不思議な繋がり、時間の許す範囲で、週末にでもご覧頂ければ、幸いです。
わたなべしるす
PS. 昨日までが渡辺は国際会議に。研究室から高田君が口頭発表をしてくれました。詳細はまた、別に記事が出ると思いますので。しばしお待ちを。。そんな国際会議の合間に、来仙して頂いたProfessor Kaoとその研究室へ留学された大阪教育大・鈴木先生、立命館大・石水先生も交えて、はじめてお目にかかった1991年からの歴史をネタにdeepな議論ができました。ありがとうございました。