東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

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【出前講義】10/30(日)~11/5(土)のアウトリーチ活動(出前講義)(10/31)

2016年10月31日 (月)

 9月ころまでは、この週(10/30(日)~11/5(土))に通しのアウトリーチ活動を計画していたのですが、前後の日程が厳しくなり、12月に。。。その関係もあって、今週は、日曜のみ。今まで、終わってから、1週間近く、放置することがなかったので、そんなこともあって、少し早めですが。そういえば、今日は「ハロウィーン」とか。渡辺が子供の頃は「亥の子(いのこ)さん」。かけ声の歌があったり、「ごうりんさん」と呼んだり。。。いずれ、時代は昭和から平成なのだなと。。。

20161031200308-f10be130a595037e01ff6824cd079ccaf4ac4f63.JPG 10/30(日):第68回東北大学祭・模擬講義「植物の花の不思議~花粉と雌しべはコミュニケーションをしている!?」

 不思議なご縁があり、68回の東北大学祭・模擬講義に。当日は、20~30名くらいだったでしょうか。色々な世代の方にご参加頂き、植物に興味を持たれているから、来られたのだとおもいますが、作物の花と作物の関係は、少し難しかったようでしたが、ただ、講義はいつもと少し異なり、50minという短い時間。その中で、何を強調して、何を流すか。その選択に悩みましたが、最後の質疑のところで、自家不和合性のところで十分に説明できなかった、蕾受粉、老花受粉など、シビアな質問を頂きました。また、講義が終わったあとにも、日々の家庭菜園に関係したようなことについても。いずれ、毎日の食卓であったり、スーパーで見かける野菜を見る目が変わることがあれば、幸いです。ありがとうございました。

20161031200053-625faea4dd2dd0f0735d0287fda63994bd070e79.JPG20161031200105-879e8525ef9837406f9392961f96f2e37d42623d.JPG ということで、今週は1つのイベント。来週は、いくつかのイベントが。。。今週できるだけのことを片付けておいて、来週に備えることをしないと。。。やばくなりそうなので。1つだったら、その記事をとも思ったのですが、しばらくは、このformatでと思いますので。よろしくお願いいたします。

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 わたなべしるす

 PS. 講義の受講生の中には、展開ゼミ、図書館のレポート力の講義など、ちょっとしたご縁のある方も、参加頂きました。また、講義が終わって片付けているときに、実行委員の方から「協賛しているところから」ということで、お礼の品を頂きました。ありがとうございました。

20161031200202-ec5ba917bec7970ee9c438609bb603d968483df7.JPG PS.のPS. ジャガイモに含まれるソラニンなどの有毒物質。栽培の時に、土寄せをするとか、芽かきをするとか。色々と肥培管理があったような。。。ところが、小学校などで栽培されているもので、食中毒があったと。ただ、1989-97年(平成になって)は発生ゼロ、昭和期にさかのぼっても数件とか。。。こうしたことをちゃんと継承すること、大事なことなのだと。改めて。。。もちろん、農学部農学科では、そんなことを肌身で学んだわけですが。。。経験と勘の継承の大事さなのだと。。。





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【出前講義】10/23(日)~10/29(土)のアウトリーチ活動(出前講義)(10/29)

2016年10月29日 (土)

 年をとったのか、やることがありすぎるのか。。。いずれ、何かのイノベーション、ゲームチェンジングの様なことをしないと、明らかに破綻への道が。。。そんな毎日になってきたこともあって。。。アウトリーチ活動の結果報告というか、広報を1~2 week間分をまとめる。と言うことにしました。これなら、少しは破綻への道が圧縮されるのでは。これでイノベーションと言ってよいのかどうかは別として。しばらく、この形で。

20161026193952-e42e855c1cc8b6102aee445062b6921aee236ab3.JPG 10/24(月):仙台市立七北田小学校・仙台市理科特別授業「花の不思議な世界--りんごの花からリンゴができるまで??--」

 仙台市理科特別授業も、これが5校目。9月終わりに桂小学校で、花の分解を。。。基本的なことですが、なかなか、難しい時代に。。。もちろん、手立てはあるわけですが。何とか工夫をしたら。5校目は、NSPを行っている七北田小学校。5年生向けに、リンゴをモデルとした開花から結実までの不思議。先週の小松市立中海小学校での講義と同じ。受粉の電顕写真、受粉反応の動画、自家不和合性の動画などを使って、。あと、植物というか、静物は子孫を色々な形で残そうとするわけで、その意義も。これについては、荒町小学校で話を始めて、なかなか、好評だったので。そうそう、受粉作業も、可能な限りやってみてもらいました。用意してもらった「ユリ」の花を使って。。。花粉がつくと雌しべの上の色が変換することを見てもらえたのでは。。。ぜひ、また、春になったら、色々と受粉をしてみて下さい。

20161026192513-54f31b64ca566f88ea34aff1a6a8303c43a8a968.JPG20161026192523-6a7f956ba7f586bb95039f3acc047dda7eba2c80.JPG20161026192534-2f793497512bc278a5eacb5ef6dec866bc1162d3.JPG 10/25(火):仙台市立片平丁小学校・仙台市理科特別授業「花の不思議な世界--りんごの花からリンゴができるまで??--」

 2日続けてになりましたが、仙台市理科特別授業も片平丁小学校で終わり。前日の七北田小学校での講義と同じ、受粉から結実まで。最近は花が小学校の教室になくなり。。。いつ頃からなのか。そんなで、花の名前クイズ。よく知っていました。ガーベラが一番最初にこたえられたり、ハイビスカスと同じアオイ科の野菜はオクラ。これもよく知っていました。感動です。あと、自分のおうちの家紋をきちんとかける方も。とても素晴らしい伝統を守っている心も育っているのだなと。感動でした。何より、何で自家不和合性が必要なのか、遺伝子を混ぜることで、色々な性質の子孫ができるから。ストライクでこたえてくれて。。。質問の時間だったと思います。講義の途中で話をした「倍数性」に関わる質問が。イチゴの倍数性をいくつとこたえたか、かなり大きな数字をいってしまいましたが、正確には「八倍体」でした。あと、時間の関係ではしょった、毎日、少しずつ、がんばって、努力を続けることというのを最後に言うのですが、ちゃんとやっているというようなことだったような。自転車で5minの学校であり、学校評議員も仰せつかっています。あと、1年半、何かを企画できればと思います。この時の講義には、本企画を統括頂いている、仙台市教育センター・豊川先生にも参観頂きました。ありがとうございました。

20161026193749-d18b900fdb0066cf638a378e1f639e731ddeff44.JPG20161026193801-abb8a8cb7a37cbab6a9e81309002ae840b2e7a40.JPG20161026193831-711d287500a496db51faef5bd81a9eac933c3479.JPG 10/28(金):仙台市立七北田小学校・NSP特別授業「ヘチマとそのなかまたち--実は、たくさんの仲間がいます---」

 本格的な冬の天候。月曜日に続いて、七北田小学校。今回は4年生に「ウリ科植物の多様性」の講義。数名の新しく4年生から講義という方も。関東からの転入も。渡辺が応援しているのは、むかしは、川崎をホームとした「大洋ホエールズ」。ちょっと、脱線でしたが。ウリ科の特徴は雄花、雌花を着生すること。ただ、場合によっては雄しべ、雌しべの両方を有する両性花が咲くことも。これはびっくりのようでした。キウイが雌雄異株というのを知っている方も。先々週の小松市立芦城小学校と同じ、ウリ科のヘチマ、キュウリの観察。もちろん、その前に、3つの心皮からできているというのを6つのウリ科植物から考えてもらいましたが、この前のようにはいかず。。。でも、3つの心皮をとある外国の自動車メーカーのマークに似ていると。。。最近の子供は、違うなと。ちょっと違った刺激でした。ウリ科の野菜は、基本、夏の作物がmainですが、これからおいしい、トウガン、カボチャも。スーパーなどで、また、見てほしいですね。ぜひに。
20161029153137-ec133131a28f2e878d8a2dc967ff6b1e6fa6c6a5.JPG20161029153213-27846b47c1ff341a4ecff04e9dafafaf9e9539eb.JPG20161029153252-404b4e360232e055468ab0003366b3a3a30bce90.JPG20161029153325-5be3888acccea533892f7b7eb8740749e64eb775.JPG 10/29(土):平成28年度岩手県SSH指定校課題研究中間発表会・コメンテーター

 朝から盛岡へ。会場は、盛岡三高。他に水沢高釜石高が参加。午前、午後でポスター発表のコメンテーター。中間発表と言うことでしたので、これからと言うこともあったようですが、なるほどという工夫もありました。一方で、もう少し基礎の部分をきちんと抑えておく。物理、化学、生物、地学、数学、それぞれ、あるいは、領域横断的に理解しておいてほしいこと。また、図版にしてみたら、違うなと見えることに気がつくか。慣れないと、難しいことかも知れないですが。。。。また、どの様に、結果を見せるか。その見せ方によって、物事は、ずいぶん変わるわけです。あと、講評では、われわれが学会などで行っている「質問を受けてから、議論を始める。」というのを行ってはと。。。ちょっと難しいことですが。議論をすることが何より大事ですから。もちろん、時間はなくて、渋民駅に行くことができなかったのですが。。。またの機会に。そう、大事なことを忘れ物。デジカメ。なので、写真がなくて、もどって、今日の発表会の資料の写真くらい。uploadします。。。

20161029175214-2c76372ce3aa5b25e61e02c8fa3450db852c91ca.JPG ということで、今週は4つのイベント。もちろん、研究室では、他にも色々なことが。そうしたことが表に出たとき、また、HPでお知らせしますので。しばらくこの形で、おつきあいを願えれば、幸いです。


 わたなべしるす

 PS. 植物細胞とヒト細胞の部分的な細胞融合が成功したとか。プレスリリースだけでは、細かなことが不明なのですが。。米国科学誌「ACS Synthetic Biology」に掲載されているとか。。。時間を見つけて、ちょっと考えてみないと。先の倍数性との関わりで、大事なような。。。

 PS.のPS. 木曜の朝、高貴な方の訃報が。。。。100歳と。ご冥福をお祈りいたします。

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【出前講義】小松市立中海小学校・出前講義「花の不思議な世界--りんごの花からリンゴができるまで??--」(10/21)

2016年10月21日 (金)

 晴天が続くこの時期の北陸は珍しいとか。ただ、風がずいぶん強くて、昨日の関東地方での25oC越え、北海道での降雪、積雪と関係があるのでしょうか。秋の北陸遠征も2日目。1日目は、安宅小学校芦城小学校へ。2日目は中海小学校へ。玄関には、いつものように手書きのwelcome boardが出迎えてくれて。ありがたいことです。

20161021143805-1c4b5f4054ed9122838f2521948f8c07e8ca036d.JPG20161021143833-a8531a567c5544e49e1bf0981cb932bb0deef3e8.JPG 最初に渡辺の自己紹介。子供の頃は、この小学校と同じような田んぼ、畑がある田舎。高校の最初の頃は「核融合」をやりたいと思っていたり、テレビがきっかけで「遺伝学」の道へ。もちろん、今は普通に食べることができますが、ネットメロンを腹一杯食べるため。校長先生は同じくらいの世代なので、わかってもらえたようでしたが。子供たちには、ちょっと不思議な世界だったのかも知れないと。昨日のJST発行のScience Windowをここでも活用。花の名前クイズの所。もらえたというのではなくて、しっかり教室に戻って、みんなで学習してほしいと言うことを付け加えて。普段は、職員室横の廊下の机にあるとか。是非、見てほしいですね。というか、中海の自然とあわせて。難しかったのは、ガーベラとヒルガオ。それでも全部こたえてくれて。ヒルガオの写真を見て、花以外の所、写真全部から、情報をとる大切さも。

20161021143906-3f8321aeb8ef379ad7486c1f744ae4eb63c14686.JPG20161021143935-4d453f225d9fc1cdddc4a7f4409c48991fb7b66d.JPG20161021144231-7833768be8dbf19bcd582a41cffdee62e2bf2e0d.JPG では、リンゴをモデルにして、開花から結実まで。受粉と言うことを、ほとんどの児童の方々は、やったことがないというので、取り扱いしやすいように「ユリ」の花を用意頂き、代表の方に、実際に受粉を。雌しべの上が葯の色と同じになる。見やすくて、不思議なことだったのでは。また、動画を使って、花粉の吸水、花粉発芽、花粉管伸長を考えてもらったわけですが、花粉が吸水しているのを、コーヒー豆のようだとか。なかなか、いろいろなものを観察しているなと。また、日本でのリンゴ栽培では、摘果を行います。その理由もしっかりこたえてくれて。リンゴの種類は、あまり多く知らないようでしたが、今日のことがきっかけとなれば。ありがたいですね。

20161021144328-1224dab58b3c8be48e6401e7f7f7dc5397554b59.JPG20161021144359-7fbdfebfe5a72ac5556d5ac5b186a7a361f03173.JPG20161021144426-4b1d61262301472f75c5ac29c2d1edca7f7326b0.JPG 最後の難関は、自家不和合性。植物が自他を識別できる。それも、他人の花粉を受け入れる。なぜなのか。これは、ぱっとこたえてくれた方が。違う遺伝子を混ぜる方がよいので。niceでした。これも、やっぱり、子供時代からの自然観察だからなのか。。。リンゴの果実は、開花当時、どこにあって、今はどうなっているのか、実際のリンゴを見ながら、観察。自家不和合性のことがすーと理解できたようだったので、自家不和合性に興味を持ったダーウィン自殖と他殖の実験で、自殖だと、数世代で小さくなってしまうと言うことを話したり、種子、つまり、子孫を捨てることはよくない、今年の仙台市立荒町小学校での出前講義当たりから、話し始めたネタですが、今日も、理解が進んでくれたようでした。

20161021144118-0567e0b8f487b5a11c424bc5bd0ab3c1344f1cf9.JPG20161021144148-007250447c0c2c33aea6d3b731d853cb0326c461.JPG 最後になりましたが、今回の出前講義でお世話になりました、小松市立中海小学校・山口校長先生、諸戸先生をはじめとする関係の先生方にこの場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。


 わたなべしるす

 PS. 移動中の道ばたに、大きなトウガン(カモリ)が、たくさん。。。ほったらかしにしては、きれいに集めてあり、大きさもかなりのもの。。。はてさて??近くの水田には、稲刈りあとの切り株から蘖(ひこばえ)が出ているのですが、枯れていて。。。一方で、株がなかったところから、小さなイネの苗が。。。例年は見かけない様子。。。今年の秋の天候不順で、落ち穂になったモミから休眠がとけて、発芽したのでしょうか。。。ずっと見ているわけではないので、詳細は不明ですが。。。

20161021143539-d51fbd99f21f3607c51c78637ae268d9adb149fe.JPG20161021143557-b787455645b71c93135f778c19ddb931dfa7ba33.JPG PS.のPS. それから、講義のあとの議論の関でお茶菓子を頂きました。その場での写真はちょっと。。。駅での待ち時間で撮影。こんなものを作っているのだなと。確かに、大きな問題ですから。中身がどうなっているか、それはそれで興味があることなのですが。そうそう、中海小学校にはこんな焼き物が。無事、帰れますように。あれこれと抱えたものを片付けて。。。そっちの方が重要な気がしつつ。週末になるのかと思うと、ちょっと、気が重いわけですが。。。。

20161021143624-59aee4a232b3723072a5922fadafe71adccd5954.JPG PS.のPS.のPS. それから、本来なら、この出前講義を「影」となって、お世話頂いている方が。。。難しく、面倒な世の中なのだと思います。きちんとお礼をかけない諸般の大人の事情で。。。大人の事情は、大人の事情。でも、それで残念な思いをするのは、子供たちなので。。。何とかならないかと。。。ぼやく前に、まず、やることなのですが。。。たぶん、きっと、間違いなく。。。ありがとうございました。

20161021144037-493d7492d39e1d622a9264c07dc484fc3c547fac.JPG PS.のPS.のPS.のPS. 書こうと思いつつ、忘れていること。渡辺は苦手なのですが、アフリカツメガエルのゲノムが決まったと、。昨日のNatureに。昨年度まで科研費でお世話になったいた先生も貢献したと。。。これから少し勉強したいと思います。

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【出前講義】小松市立芦城小学校・出前講義「ヘチマとそのなかまたち--実は、たくさんの仲間がいます--」(10/20)

2016年10月20日 (木)

 朝一の安宅小学校での出前講義のあとが、芦城小学校。小松市の中心部。以前伺ったときに古書など、歴史を感じるものを拝見しましたが、この前の北陸を通過した台風の影響で、校庭の柳の古木が途中で折れてしまったと。。。ただ、蘖(ひこばえ)が出て、うまく持ちこたえそうだと。。。歴史あるもの、大切なものですから。。。また、入り口には、いつものようにwelcome boardが出迎えてくれて。ありがたいことです。

20161020185832-cae325da1b311fb1025acda37a53be15088547ba.JPG20161020185904-597abd79be77ae211904820c5f873a5ffe23a60e.JPG20161020185939-1a0a79e2bcdc15c06390c5f3cb2510de8eb42369.JPG 芦城小学校での出前講義で多いのが、この「ヘチマとそのなかまたち」。いわゆる、ウリ科植物の多様性。この日も、ヘチマ、キュウリ、カボチャ、ゴーヤ、ヒョウタン、ズッキーニ、トウガン(北陸では、カモリ・カモウリと呼ぶらしい)を用意頂きました。学校側だけでなく、サポーターの方からの援助もあったと。ありがとうございました。最初に、東北大がある場所。仙台の場所が出るまで少しかかりました。ただ、東北六県の位置関係については、皆さん、しっかりと。宮城県と県庁所在地の仙台市という違いが難しさなのでしょうか。この「ヘチマとそのなかまたち」という講義は、月曜日に仙台市立木町通小学校で行ったものと同じ。このウリ科には、特徴的な蔓(つる)と巻きひげ。しっかりしていない茎を支えるためのシステム。実際のつるがあったのが、参考になったようでした。ウリ科には、細長いものから、楕円形、限りなく球体など、形態的にも多様。ズッキーニは、形態的にはキュウリ、ゴーヤに近いけど、実際は、カボチャの方が分類的には近縁。結構、意外だったようです。

20161020190020-9b944d205de79a74a9cadafcadc7cb6c51ecbf69.JPG20161020190102-510fa088c6267d03975afec14579e8c5a6ea0ad1.JPG20161020190143-d5bf00bc71a7f1051cfaa56e48ff89f8a493f0f3.JPG で、いつものように、こちらで用意をした写真を見ながら、スイカ、メロン、キュウリ、ゴーヤ、カボチャのどれになるか、果実。種子、子葉、雌花などが、それぞれ、どれになるか。簡単なものもあれば、ちょっと、難しいものも。そんな中で、こちらが一番驚かされたのは、果実の横断面を見て、その共通性を考える。心皮が3つ結合しているわけですが、その共通性に気がつくためには、いろいろな説明をするのが、いつもの講義パターン。ところが。。今回は、「はい」と手を挙げた方が。3つの部屋に種子が入っていると。。。。驚かされたというか、感動というか。説明することもなく、。。。注意力、観察力がすごいなと!!。で、実際にキュウリ、ゴーヤ、ズッキーニの横断面を見て、「3つの部屋」をみんなで実感。是非、横断面、縦断面の違いを、おうちに帰ってもやってみて下さい。自分で切ってみると、不思議だと思いますので。さらに。。。

20161020190220-d4d536c4202b40893b75195163732cc86403dc6b.JPG20161020190307-60cd9c4c548d5ea0d468f7043165e6f7fe705890.JPG20161020190406-b7185ce28e8095973b9f0aac780a347f7fe65263.JPG では、なぜ、一般的に「ウリ科」の果実は、横断面でなくて、縦断面が見えるように切るのか。。。その不思議な歴史を。ちょっとだけ。なるほどだったか、ちょっと難しかったか。なにより、実際に、自分自身で実験をすることが、理解することにつながりますので。今回の講義では、切るのが難しかった、カボチャ、トウガン(カモリ)など、ぜひ、おうちで、。。。ということで。種子、子葉のように区別しにくいものから、雌花のように、そういえば、小さいときと収穫できる果実が似ていることにも気がついてもらえたのでは。。。あと、学名のラテン語のことは、高校より先で学ぶこと。また、何かの時に、考えてみて下さい。と、あっという間の1hrでした。

20161020190446-5e5eae9e29ca77463ed9ea0f5faae57772d1f24c.JPG20161020190533-e19d1a48051b66755bb1e7b6344dcf41f34ada63.JPG 講義のあと、少しの時間でしたが、池田校長先生とお話の時間を。昔は理科を教えておられたと。また「トンボ」にも詳しいとか。。。興味深い話を伺い、感動でした。久しぶりにトンボを捕まえにいこうかなと。。。そんな気持ちにさせて頂きました。最後になりましたが、今回の出前講義でお世話になりました、小松市立芦城小学校・池田校長先生、中出先生をはじめとする関係の先生方にこの場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。

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 わたなべしるす

 PS. 講義のあと、アブラナ科、ナス科、マメ科、ヒルガオ科に加えて、ウリ科の畑を拝見。アブラナ科は、例年以上に多様化しており、こんな形態形成をするのだと。感動があったり。研究室で栽培している「モダマ」ほど、大きくないですが、大きな鞘を形成するマメ科作物も。ナス科では、もしかしたら、おもしろいことが。。。と言うような発見も。これは、企業秘密と言うことで。また、ウリ科は、初めて拝見でした。講義でも話に出た「カモリ(カモウリ)」の畑。小さいので収穫をしないのだろうと。。。ちょっと、びっくりでした。かなりよい生長なのですが。。。

20161020190818-e059c7e0f39cc599b219f6755a03fbcacbc11fa4.JPG20161020190846-a3e6be0cd13ca87037926e14f2f2dd0a92c3b55b.JPG20161020190918-3e06604c90a297b12db69aebd54f80859e52c446.JPG20161020190950-d1f153ced105985686df973a8bb725324eb57c60.JPG PS.のPS. 栽培作物を視察のあとは、県教委でSSHを担当されている先生と情報交換。お忙しい中、ありがとうございました。いつもは「麺類」を囲んでの情報交換が多いのですが、今回は、新規の場所で。カレーを囲んで。いずれ、どこの件も厳しいようですが、21世紀のあるべき教育研究というか、そんなことで、ずいぶん、時間を頂戴して、申し訳ありませんでした。おかげさまで、脳みそもずいぶんすっきりして、これからのことに取り組めそうです。ありがとうございました。それにしても、お店の外には「オリーブ」の果実が熟していて。。。お世話になっている神戸大・名誉教授の先生のところで拝見したことがあるオリーブは、このように熟していなくて。。。感動でした。

20161020191029-72ce54e972d306af81ff61e2a4d8bb2e8956ca62.JPG20161020191058-74b306d5fee64d423e9d4992fe9b2c5c0c955db7.JPG20161020191135-dd516b80ae1b4bfb34324c078e139e7e5ef41273.JPG


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増子さんの赤ちゃんが生まれました!

2016年10月20日 (木)

どうも、テンションが高いM1の岡本です。そう!生まれたのです!産休にはいった増子さんでしたが、

宣言通り、プリッと元気な男の子を生んでくださいました~!

 

今日は伊藤さんと私と辺本さんで、その赤ちゃんと増子さんに会いに行きました。

20161020170639-a9ea001cd2fbf9cf6c8960e064b6c2edec03128c.JPG

きゃー!寝てる!!かわいい!小さい!

触ったら壊れちゃいそうなくらいのふわふわした肌。なるほど、これが本物の赤ちゃん肌というのね。私は赤ちゃんを見るのも触るのも初めてで、ドキドキしちゃいました。

抱っこしてみたいけど怖いな~と思っていたら、さすが伊藤さん。

慣れた感じで抱っこしてました。すご~い!

20161020171544-b59b6bf9088e736105f4669ceb18c20188b5fb44.JPG伊藤さんの滲み出る笑顔が素敵です。 伊藤さんをこんな笑顔にさせるのは赤ちゃんだからこそですね。

20161020173138-b67a7fb460d6073992df5608500dea44c6283312.JPG辺本さんもこの笑顔...!赤ちゃんは眉間にしわがよってますね。

もうそんな顔も可愛い。いや、ほんとに可愛い。

20161020173324-5051094b0107507bc15540c11b318f3feeb8d2bc.JPG私も抱っこしました~いや~~~~ふわふわ。髪の毛も肌も何もかもふわふわです。

あ、あとウインクしてる写真も撮れました。可愛い~!可愛いしか言っていない気がする。

足や手がピコピコ動いていたり、あくびをしたり、何をしても可愛いです。

 

この後、うんちが出たみたいで、赤ちゃんが泣きましたが、その声すらも可愛い。まだ肺が小さいらしく、泣き声がところどころかすれるんです。増子さんは慣れた手つきでおむつをかえていました。

20161020173902-5dd8baf14d4732dbdf134f563d4d1fb3fb849b8d.JPG

増子さんが元気そうでよかったよかった。聖母って感じの増子さんでした。

20161020174446-d8f3f6da46325b998260974726a8007490539096.JPG私のイメージだと赤ちゃんはぷくぷくしていて、肌はつやつやだと思っていましたが、赤ちゃんは生まれてすぐに一皮剥けるので、可愛い足も脱皮中でした。この脱皮の後にぷくぷくになるようです。赤ちゃんが生まれてすぐに一皮剥けるなんて知らなかったです。

20161020174952-08047c215e0fb67f004f3d1c8f1b8ee096f293eb.JPGすくすく元気な男の子になるといいな~!早くまた赤ちゃんにお会いしたいです。

 

おしまい。

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