朝から地震で、昼間の会議中、この招待講演中に大きく揺れることがなかったのが、ほっとできることで。。。学内向けの招待講演、と言うか、FD(Faculty Development)。どの様に訳すのが正しいのか。いまだに、ぴんとこないのですが、前回は、基礎ゼミ関係で、お願いされたのが、2013年のこの時期。ちょうど、3年ぶりの登板でした。今回は、生物・生命科学群に所属されている総合技術部の方の研修会での講義。キャンパス、所属部局などにより、農学部、理学部、薬学部、多元研など、こちらがどの様に講義のピントを合わせればよいか。。。少し頭を抱えましたが。。。
最初に、渡辺と同じくらいの年齢の方もいらっしゃれば、そうでなくて、ずいぶん若い方々も。と言うことで、今で言う「技術職員」、昔というか、学生の頃の「技官」の方々にお世話になった様な話から。。。農学部農学科にいたので、畑の管理をされたいた大友さん、電顕室を管理されていた佐藤さん、交配を教えてもらった今野さんなど、多くの方がいましたし、いろいろなことを教えてもらいました。そのおかげで、草刈機、耕耘機も動かせるようになった訳なので。。。ただ、一方で、色々な学内外の変革で、そうしたポジションが少なくなったのが、本当によかったのか。。。頭を抱えるところですが。と、ずいぶん、前置きが長くなり。。。前半は、渡辺の研究のこと、アブラナ科植物の自家不和合性。これも、話を忘れましたが、技術の塊。当時、10kbを超える遺伝子断片を単離したり、全塩基配列を決めるのは、大変なこと。それでも76kbを決めたり、そんなことがあって、今の研究に到着できているわけで。技術の発展と他の技術とのコラボがあってこそ、今の研究成果があるのだと。。。動画などを交えながら。。。
後半は、キャリア教育のスライドを使いながら、昨今のアウトリーチ活動への関わりについて。ドイツのマイスターではないですが、高い技術力がある訳なので、そうしたことをオープンキャンパス、片平祭りのような研究室公開の場で、活かすのはどうでしょうか。また、子供頃は、そうした、ちょっとすごいものに憧れるわけで。渡辺が小学校の頃、水の電気分解でできる「水素」と「酸素」を混ぜて、点火する。。。今は、なかなかできないようですが、子供心に楽しかった、すごかったのを覚えています。あと、話し忘れましたが、コンデンサへの蓄電と放電。そんなちょっとしたことが、子供たちへの科学の目を開かせることができると。また、研究室にいたり、工場のような所を管理されていたり、いずれ、そうしたところにいると、大なり小なり、学生さんと接するもの。教官とか、院生とは違ったコメントができるのではないかと。高い技術力をベースに。また、誰かと巡り会う、渡辺であれば、師匠は日向先生でしたが、害虫の松田先生には、虫のことを。作物の星川先生には、何で、そんなことが先取りしてできるのだと言うこと、病理の江原先生には、とてもまじめに取り組むことを教えてもらったような。。。そんな心の師匠として、学生さんたちに接してもらえると、違った側面で力量が発揮できるのではないかなと。。。最後は、いつもの組織論ですが。。。同世代の方には、ちょっと離れた世代の方には、申し訳ありません。これからの技術で大学を支えると言うことで、何かの参考になれば。。。講義の後に、アウトリーチ活動のことで、質問を頂きました。部署は、片平キャンパスだったような。渡辺でよければ、いつでもご相談ください。ありがとうございました。
最後になりました、今回の企画に招待してくれました、中嶋様、高橋様、高田様をはじめとする関係の方々に、この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。また、こうしたことでお役にたてれれば、幸いです。
わたなべしする
PS. 会場には、農学部の現在の電顕室をお世話されている方にも。お声かけいただき、ありがとうございました。懐かしさと引っ越しの大変さなど、色々なことが、。。青葉山の新しい電顕室にも伺うことができればと思いますので。また、よろしくお願いいたします。
PS.のPS. 時間の関係で、すれ違いでしたが、現在は、研究教育基盤技術センターで特任助教をされている坂園さんも「研究器機の供用について」と言うような話をされたようで。。。あれこれとあって、すれ違いでしたが、また、お世話になります。
【招待講演】東北大学総合技術部 平成28年度生物・生命科学群研修「植物の不思議と子供の頃の遊びから学ぶ」(11/22)
2016年11月22日 (火)
【速報】2016年11月22日, 5時59分頃, 福島県沖(M7.4)地震に伴う影響(11/22)
2016年11月22日 (火)
二十四節気の小雪。「緊急地震速報」が朝から。ゆっくりとした長い搖れが。朝のちょうど、眠い時間だったので。。。研究室がある青葉区が震度4。研究室にきて、外のガラス室、研究室の確認。結構な搖れがあったようで、少し本が落ちていたり、搖れで引き出しが空くところも。東北新幹線も遅れが出ているくらいで。。。ただ、仙台空港は、津波警報が宮城県沿岸にでているので、午前中くらい、欠航になるような。。。いずれ、陸、空に影響が出ているようです。
10日ほど前には、ニュージーランド南島で、M7.4の地震。日本だけ出なくて、地球全体で、何かが起きてなければよいのですが。。。そんなことより、今日は午後から会議と学内スタッフ向けの講義が。。。その間くらい、何も起きないように。。。
わたなべしるす
屈指、代償、源流(11/21)
2016年11月21日 (月)
半月くらい書き物をしてないのかと思ったら、1ヶ月半くらいであった。ちょっと、heteroな組合せの3 wordsとなると、2ヶ月半くらい。。。どうも最近、筆が重いというか、。。。もう少し書くようにしないと、筆の速さと脳みそを維持できない。10月からは、展開ゼミが始まったのもあるかも知れないが、あれこれあるときは、研究室のスタッフにも助けてもらっている。と考えると。。。今の研究を始めて、来年の3月で30年になる。助手になってからだと、25年が過ぎた。その間、色々な学生さんと一緒に実験をしたり、色々な方と共同研究もさせてもらった。これはすごいという「屈指」の「才能」、「資質」を有した方々とも。。。おかげで、ここまで何とかできたのだと思う。こちらができたのは、環境を整え、みんなにがんばってもらうこと。あとは、経験と勘でこんな風にしてみたらということは、コメントできる。と言うか、これくらいかも知れない。そんな屈指の方々も、分野が異なれば、色々とある。ただ、どの世界でも、後進をどの様に育てるのか、大事なことかも知れない。あるいは、実用上、まだ、頑張れると。そんな風に、残りの15年ほど、頑張ってみることにする。
そんな大学での研究生活も元をたどれば、高校から大学へのいわゆる、大学入試である、共通一次試験と東北大の二次試験を何とか通過したから。高校3年の今頃は、週末、色々な大学の模擬試験とか言う、予備校主催の模擬試験をやっていたような。ただ、不思議と、東北大だけは、受験してなくて。。。体力的に屈指のと言うわけではなくて、小学校時代の毎日の4kmの徒歩通学、高校時代の13kmの自転車通学、そんなので体力を維持していたのであろう。その体力も、さすがに、高校3年の今頃には、限界に来ていて、かなりの代償を払ったような。。。ただ、そんな体力、気力などについて、1995年だったと思う、フランス出張の時に、植物病理のえらい先生から、「20代の頑張りが、30代で。30代での頑張りが、40代で。」ということと、「20代の頑張りの代償は、30代に。。。」ということも。どちらも正解だろうというのは、20年以上たってよくわかる。どこかでがんばるからその先がある、それがあったから、そんなにすごくなくても、屈指というものを超えて、逆転できたような気がする。その共通一次もあっという間に、今の大学入試センター試験に。それも2020年度には、また、変更されると。。。これでよいのか。歴史で検証するしかないのかも知れない。
とある会議で、最近の子供は、木に登ってはいけないとか。危ないから。子供の頃は、どこまで先に行けるか、かなり競っていたし、木が折れて、落ちることも。それも大事な体験。また、学校の帰り道に知らない人に声をかけられると、学校にお知らせとか。。。時代も変わったものである。というか、子供の頃、ヒーローと◎△星人がちゃぶ台をはさんで、議論していたような。。。その時の前提が、周りとよりよい連携ができるから、地球は大丈夫と。。。。そうなってくると、現実味を増してくる。今の状態が、そのテレビの世界に。大丈夫なのだろうか。子供の頃にもどれば、何もなかったから、遊ぶものも、高価なものも。だから、縦、横の色々なつながりで、いろんなことをしたような。もちろん、ちょっと危ないようなことも。でも、その危なさも、どこまでかを経験して、勘を働かせて、と言うことで、事なきを得てきたような。。。ものが豊かになることも大事。ただ、何をどうやったら、うまくいくのか、考えることが、もともとの「源流」のような。もちろん、ものがあってもなくても、考えること、工夫することは大事なわけで。。。時代を逆転させることは無理なのかも知れない。ただ、完璧にとはいかないまでも、源流にさかのぼり、物事を再生する、そんなことができれば、ご先祖様から伝承された源流を維持して、発展させることができるような。。。そんな源流にさかのぼるような遺跡であり、技術が発見されたり、公開されたり。。。失われた◎□と言うことが言われる。それを取り戻すのは、容易ではない。大きな代償もある。それを払っても、これはという屈指のものを達成するという気概で。そんな教育研究を展開しないと。。。。ふと、そんなことを思った出張の帰り道であった。
わたなべしるす
PS. 老人ホームで、思わぬものが活躍しているようで。。。昔は、ずいぶん、お世話になったのですが。最近は時間もなくて。。。たまには、と思うことも。。。
【出前講義】11/19(土)~11/26(土)のアウトリーチ活動(研究室訪問)(11/20)
2016年11月20日 (日)
このところ、ずいぶん寒くて、土曜の冷たい雨で、ずいぶんとたくさんの落ち葉が。週明けはたくさん、落ち葉拾いをしないと。。。といっても、出張、会議、FDの講師など、来週もあれこれと。。。落ち着かないのが困ったもので。今回も変則の8日パターン。
11/19(土)~20(日):兵庫県立豊岡高等学校SSH・サイエンスリサーチ
一昨年、昨年に続いて、兵庫県立豊岡高等学校のSSHの活動で、4名の生徒さんと引率の先生1名が土日で研究室訪問。例年と少し違ったのは、会議室が使えないこと。それで、labのゼミスペースと実験室を使っての実験、討論会など。詳細は、学生さんたちが書いてくれるとして、渡辺からは、公式pageとして。花粉と雌しべの相互作用の実験、バナナからDNAをと言う実験。だいたい、予定したとおりに時間が進んで、例年であれば、片平キャンパスの見学をやるのですが、今年は雨模様。その枠を翌日にずらして。代わりに、課題研究の討論会。これまでやってきたことについて、TAとして手伝ってくれたM2の岡本君、M1の大畠さん、岡本さんも交えて、これは、あれはと、鋭く質疑応答。こんな時間もありかなと。![]()
![]()
![]()
![]()
日曜日は、こちら思っていたほど、天気の回復がなくて。。。いらっしゃる時期、寒いのはよくあることなのですが、天気は比較的よかったような。。。そんな中で、前日に準備した花粉管の観察。蛍光顕微鏡は、はじめてではないでしょうか。研究室、ガラス室を見学しながら、前日、議論になった形態の観察も。もちろん、終わったあとには、昨日の続きで、課題研究の方向性を議論。あっという間の2日間ではなかったのでしょうか。東北に来られたのもはじめて、と言うことで、豊岡の町より、少し寒いかも知れないですが、雪は少ないと思います。たぶん。なので、また、ぜひ、志望校の1つにしてもらえれば。もちろん、大学院からでもwelcomeですから。お世話になりました、豊岡高校・SSH担当の三木先生、羽深先生、ありがとうございました。また、来年度も、楽しみにしております。![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
ということで、今週は、このイベントのみ。もちろん、合間には、あれこれと公式pageに書くには、まだというようなことも。いずれ、公開できる時期が来ればと言うことで。お許しください。今週は、おそめの夏休みをということで、ちょっと休み時間を頂く予定で。。。もちろん、学生さんたちは、activeに。また、展開ゼミも、activeにと言うことで。お楽しみ下さい。
わたなべしるす
PS. AIと名誉名人との囲碁対決は、名誉名人に軍配。AI vs. AIというのは。。。そのうち、AIの棋戦と言うのが始まることはないと思うが。。。
PS.のPS. JR北海道、長崎新幹線、いずれも苦戦の模様で。。。JR北海道は早期に何かを考えないと。。。期待のフリーゲージも迷走とか。。。何とか、均衡の取れた発展がなければ、日本国全体にとっては、よくないような。。。![]()
サイエンスリサーチ!一日目
2016年11月19日 (土)
土曜日であいにくの雨でしたが、こんばんは!M1の岡本です。
今日は兵庫県立豊岡高等学校から高校生がサイエンスツアーの一環として研究室訪問して下さいました。
ちなみにダイアリーを遡ると去年も来てくださっていました。![]()
今年は飛行機がちょっと遅れたので、14時から実験が始まりました。TAは私と大畠さんとM2の岡本さんです。私はカメラ係として頑張りましたよ!ところで、この説明をしている間なべもとさんはというと...
お昼ご飯を食べていました~
説明が終わったところで、早速実際に花粉管を観察するため、温室に行きました。
![]()
大畠さん・岡本さんのご指導のもと、高校生の皆さんは真剣そのもので花を採取していました。
私も最初慣れなくて大変でした。力加減を間違えると採取したい花を間違っておってしまったり、途中で寒天に採取した花を箱ごと落としてしまったり・・・
![]()
皆さん上手~!あ、特に性格が出るところをカメラに収めておきました。個性が出て面白いです。
採取し終えたら次は蕾を剥いて雌蕊に花粉を付ける作業になります。
さすが大畠さん~!高田さん直伝の技が光りますね。岡本さんが用意してくれた顕微鏡で実際に花粉が雌蕊にくっついているかどうか確認しながら作業しました。
![]()
次に毎年恒例のバナナからDNAをとる実験です。これも結構実験操作に個性がでるので面白かったです。
![]()
彼らは「平家かぶら」について研究していて、最後にディスカッションを行いました。普段の高校生活では実験もディスカッションもしませんよね。今回のサイエンスリサーチが良い経験になると嬉しい限りです。
![]()
今日はここまででしたが、サイエンスリサーチは明日も続きます。
明日も引き続きよろしくお願いいたします。
つづく

