年をとったのか、やることがありすぎるのか。。。いずれ、何かのイノベーション、ゲームチェンジングの様なことをしないと、明らかに破綻への道が。。。そんな毎日になってきたこともあって。。。アウトリーチ活動の結果報告というか、広報を1~2 week間分をまとめる。と言うことにしました。これなら、少しは破綻への道が圧縮されるのでは。これでイノベーションと言ってよいのかどうかは別として。しばらく、この形で。 10/24(月):仙台市立七北田小学校・仙台市理科特別授業「花の不思議な世界--りんごの花からリンゴができるまで??--」
仙台市理科特別授業も、これが5校目。9月終わりに桂小学校で、花の分解を。。。基本的なことですが、なかなか、難しい時代に。。。もちろん、手立てはあるわけですが。何とか工夫をしたら。5校目は、NSPを行っている七北田小学校。5年生向けに、リンゴをモデルとした開花から結実までの不思議。先週の小松市立中海小学校での講義と同じ。受粉の電顕写真、受粉反応の動画、自家不和合性の動画などを使って、。あと、植物というか、静物は子孫を色々な形で残そうとするわけで、その意義も。これについては、荒町小学校で話を始めて、なかなか、好評だったので。そうそう、受粉作業も、可能な限りやってみてもらいました。用意してもらった「ユリ」の花を使って。。。花粉がつくと雌しべの上の色が変換することを見てもらえたのでは。。。ぜひ、また、春になったら、色々と受粉をしてみて下さい。 10/25(火):仙台市立片平丁小学校・仙台市理科特別授業「花の不思議な世界--りんごの花からリンゴができるまで??--」
2日続けてになりましたが、仙台市理科特別授業も片平丁小学校で終わり。前日の七北田小学校での講義と同じ、受粉から結実まで。最近は花が小学校の教室になくなり。。。いつ頃からなのか。そんなで、花の名前クイズ。よく知っていました。ガーベラが一番最初にこたえられたり、ハイビスカスと同じアオイ科の野菜はオクラ。これもよく知っていました。感動です。あと、自分のおうちの家紋をきちんとかける方も。とても素晴らしい伝統を守っている心も育っているのだなと。感動でした。何より、何で自家不和合性が必要なのか、遺伝子を混ぜることで、色々な性質の子孫ができるから。ストライクでこたえてくれて。。。質問の時間だったと思います。講義の途中で話をした「倍数性」に関わる質問が。イチゴの倍数性をいくつとこたえたか、かなり大きな数字をいってしまいましたが、正確には「八倍体」でした。あと、時間の関係ではしょった、毎日、少しずつ、がんばって、努力を続けることというのを最後に言うのですが、ちゃんとやっているというようなことだったような。自転車で5minの学校であり、学校評議員も仰せつかっています。あと、1年半、何かを企画できればと思います。この時の講義には、本企画を統括頂いている、仙台市教育センター・豊川先生にも参観頂きました。ありがとうございました。 10/28(金):仙台市立七北田小学校・NSP特別授業「ヘチマとそのなかまたち--実は、たくさんの仲間がいます---」
本格的な冬の天候。月曜日に続いて、七北田小学校。今回は4年生に「ウリ科植物の多様性」の講義。数名の新しく4年生から講義という方も。関東からの転入も。渡辺が応援しているのは、むかしは、川崎をホームとした「大洋ホエールズ」。ちょっと、脱線でしたが。ウリ科の特徴は雄花、雌花を着生すること。ただ、場合によっては雄しべ、雌しべの両方を有する両性花が咲くことも。これはびっくりのようでした。キウイが雌雄異株というのを知っている方も。先々週の小松市立芦城小学校と同じ、ウリ科のヘチマ、キュウリの観察。もちろん、その前に、3つの心皮からできているというのを6つのウリ科植物から考えてもらいましたが、この前のようにはいかず。。。でも、3つの心皮をとある外国の自動車メーカーのマークに似ていると。。。最近の子供は、違うなと。ちょっと違った刺激でした。ウリ科の野菜は、基本、夏の作物がmainですが、これからおいしい、トウガン、カボチャも。スーパーなどで、また、見てほしいですね。ぜひに。 10/29(土):平成28年度岩手県SSH指定校課題研究中間発表会・コメンテーター
朝から盛岡へ。会場は、盛岡三高。他に水沢高、釜石高が参加。午前、午後でポスター発表のコメンテーター。中間発表と言うことでしたので、これからと言うこともあったようですが、なるほどという工夫もありました。一方で、もう少し基礎の部分をきちんと抑えておく。物理、化学、生物、地学、数学、それぞれ、あるいは、領域横断的に理解しておいてほしいこと。また、図版にしてみたら、違うなと見えることに気がつくか。慣れないと、難しいことかも知れないですが。。。。また、どの様に、結果を見せるか。その見せ方によって、物事は、ずいぶん変わるわけです。あと、講評では、われわれが学会などで行っている「質問を受けてから、議論を始める。」というのを行ってはと。。。ちょっと難しいことですが。議論をすることが何より大事ですから。もちろん、時間はなくて、渋民駅に行くことができなかったのですが。。。またの機会に。そう、大事なことを忘れ物。デジカメ。なので、写真がなくて、もどって、今日の発表会の資料の写真くらい。uploadします。。。 ということで、今週は4つのイベント。もちろん、研究室では、他にも色々なことが。そうしたことが表に出たとき、また、HPでお知らせしますので。しばらくこの形で、おつきあいを願えれば、幸いです。
わたなべしるす
PS. 植物細胞とヒト細胞の部分的な細胞融合が成功したとか。プレスリリースだけでは、細かなことが不明なのですが。。米国科学誌「ACS Synthetic Biology」に掲載されているとか。。。時間を見つけて、ちょっと考えてみないと。先の倍数性との関わりで、大事なような。。。
PS.のPS. 木曜の朝、高貴な方の訃報が。。。。100歳と。ご冥福をお祈りいたします。
【出前講義】10/23(日)~10/29(土)のアウトリーチ活動(出前講義)(10/29)
2016年10月29日 (土)
【出前講義】小松市立中海小学校・出前講義「花の不思議な世界--りんごの花からリンゴができるまで??--」(10/21)
2016年10月21日 (金)
晴天が続くこの時期の北陸は珍しいとか。ただ、風がずいぶん強くて、昨日の関東地方での25oC越え、北海道での降雪、積雪と関係があるのでしょうか。秋の北陸遠征も2日目。1日目は、安宅小学校、芦城小学校へ。2日目は中海小学校へ。玄関には、いつものように手書きのwelcome boardが出迎えてくれて。ありがたいことです。 最初に渡辺の自己紹介。子供の頃は、この小学校と同じような田んぼ、畑がある田舎。高校の最初の頃は「核融合」をやりたいと思っていたり、テレビがきっかけで「遺伝学」の道へ。もちろん、今は普通に食べることができますが、ネットメロンを腹一杯食べるため。校長先生は同じくらいの世代なので、わかってもらえたようでしたが。子供たちには、ちょっと不思議な世界だったのかも知れないと。昨日のJST発行のScience Windowをここでも活用。花の名前クイズの所。もらえたというのではなくて、しっかり教室に戻って、みんなで学習してほしいと言うことを付け加えて。普段は、職員室横の廊下の机にあるとか。是非、見てほしいですね。というか、中海の自然とあわせて。難しかったのは、ガーベラとヒルガオ。それでも全部こたえてくれて。ヒルガオの写真を見て、花以外の所、写真全部から、情報をとる大切さも。
では、リンゴをモデルにして、開花から結実まで。受粉と言うことを、ほとんどの児童の方々は、やったことがないというので、取り扱いしやすいように「ユリ」の花を用意頂き、代表の方に、実際に受粉を。雌しべの上が葯の色と同じになる。見やすくて、不思議なことだったのでは。また、動画を使って、花粉の吸水、花粉発芽、花粉管伸長を考えてもらったわけですが、花粉が吸水しているのを、コーヒー豆のようだとか。なかなか、いろいろなものを観察しているなと。また、日本でのリンゴ栽培では、摘果を行います。その理由もしっかりこたえてくれて。リンゴの種類は、あまり多く知らないようでしたが、今日のことがきっかけとなれば。ありがたいですね。
最後の難関は、自家不和合性。植物が自他を識別できる。それも、他人の花粉を受け入れる。なぜなのか。これは、ぱっとこたえてくれた方が。違う遺伝子を混ぜる方がよいので。niceでした。これも、やっぱり、子供時代からの自然観察だからなのか。。。リンゴの果実は、開花当時、どこにあって、今はどうなっているのか、実際のリンゴを見ながら、観察。自家不和合性のことがすーと理解できたようだったので、自家不和合性に興味を持ったダーウィンの自殖と他殖の実験で、自殖だと、数世代で小さくなってしまうと言うことを話したり、種子、つまり、子孫を捨てることはよくない、今年の仙台市立荒町小学校での出前講義当たりから、話し始めたネタですが、今日も、理解が進んでくれたようでした。
最後になりましたが、今回の出前講義でお世話になりました、小松市立中海小学校・山口校長先生、諸戸先生をはじめとする関係の先生方にこの場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。
わたなべしるす
PS. 移動中の道ばたに、大きなトウガン(カモリ)が、たくさん。。。ほったらかしにしては、きれいに集めてあり、大きさもかなりのもの。。。はてさて??近くの水田には、稲刈りあとの切り株から蘖(ひこばえ)が出ているのですが、枯れていて。。。一方で、株がなかったところから、小さなイネの苗が。。。例年は見かけない様子。。。今年の秋の天候不順で、落ち穂になったモミから休眠がとけて、発芽したのでしょうか。。。ずっと見ているわけではないので、詳細は不明ですが。。。 PS.のPS. それから、講義のあとの議論の関でお茶菓子を頂きました。その場での写真はちょっと。。。駅での待ち時間で撮影。こんなものを作っているのだなと。確かに、大きな問題ですから。中身がどうなっているか、それはそれで興味があることなのですが。そうそう、中海小学校にはこんな焼き物が。無事、帰れますように。あれこれと抱えたものを片付けて。。。そっちの方が重要な気がしつつ。週末になるのかと思うと、ちょっと、気が重いわけですが。。。。
PS.のPS.のPS. それから、本来なら、この出前講義を「影」となって、お世話頂いている方が。。。難しく、面倒な世の中なのだと思います。きちんとお礼をかけない諸般の大人の事情で。。。大人の事情は、大人の事情。でも、それで残念な思いをするのは、子供たちなので。。。何とかならないかと。。。ぼやく前に、まず、やることなのですが。。。たぶん、きっと、間違いなく。。。ありがとうございました。
PS.のPS.のPS.のPS. 書こうと思いつつ、忘れていること。渡辺は苦手なのですが、アフリカツメガエルのゲノムが決まったと、。昨日のNatureに。昨年度まで科研費でお世話になったいた先生も貢献したと。。。これから少し勉強したいと思います。
【出前講義】小松市立芦城小学校・出前講義「ヘチマとそのなかまたち--実は、たくさんの仲間がいます--」(10/20)
2016年10月20日 (木)
朝一の安宅小学校での出前講義のあとが、芦城小学校。小松市の中心部。以前伺ったときに古書など、歴史を感じるものを拝見しましたが、この前の北陸を通過した台風の影響で、校庭の柳の古木が途中で折れてしまったと。。。ただ、蘖(ひこばえ)が出て、うまく持ちこたえそうだと。。。歴史あるもの、大切なものですから。。。また、入り口には、いつものようにwelcome boardが出迎えてくれて。ありがたいことです。 芦城小学校での出前講義で多いのが、この「ヘチマとそのなかまたち」。いわゆる、ウリ科植物の多様性。この日も、ヘチマ、キュウリ、カボチャ、ゴーヤ、ヒョウタン、ズッキーニ、トウガン(北陸では、カモリ・カモウリと呼ぶらしい)を用意頂きました。学校側だけでなく、サポーターの方からの援助もあったと。ありがとうございました。最初に、東北大がある場所。仙台の場所が出るまで少しかかりました。ただ、東北六県の位置関係については、皆さん、しっかりと。宮城県と県庁所在地の仙台市という違いが難しさなのでしょうか。この「ヘチマとそのなかまたち」という講義は、月曜日に仙台市立木町通小学校で行ったものと同じ。このウリ科には、特徴的な蔓(つる)と巻きひげ。しっかりしていない茎を支えるためのシステム。実際のつるがあったのが、参考になったようでした。ウリ科には、細長いものから、楕円形、限りなく球体など、形態的にも多様。ズッキーニは、形態的にはキュウリ、ゴーヤに近いけど、実際は、カボチャの方が分類的には近縁。結構、意外だったようです。
で、いつものように、こちらで用意をした写真を見ながら、スイカ、メロン、キュウリ、ゴーヤ、カボチャのどれになるか、果実。種子、子葉、雌花などが、それぞれ、どれになるか。簡単なものもあれば、ちょっと、難しいものも。そんな中で、こちらが一番驚かされたのは、果実の横断面を見て、その共通性を考える。心皮が3つ結合しているわけですが、その共通性に気がつくためには、いろいろな説明をするのが、いつもの講義パターン。ところが。。今回は、「はい」と手を挙げた方が。3つの部屋に種子が入っていると。。。。驚かされたというか、感動というか。説明することもなく、。。。注意力、観察力がすごいなと!!。で、実際にキュウリ、ゴーヤ、ズッキーニの横断面を見て、「3つの部屋」をみんなで実感。是非、横断面、縦断面の違いを、おうちに帰ってもやってみて下さい。自分で切ってみると、不思議だと思いますので。さらに。。。
では、なぜ、一般的に「ウリ科」の果実は、横断面でなくて、縦断面が見えるように切るのか。。。その不思議な歴史を。ちょっとだけ。なるほどだったか、ちょっと難しかったか。なにより、実際に、自分自身で実験をすることが、理解することにつながりますので。今回の講義では、切るのが難しかった、カボチャ、トウガン(カモリ)など、ぜひ、おうちで、。。。ということで。種子、子葉のように区別しにくいものから、雌花のように、そういえば、小さいときと収穫できる果実が似ていることにも気がついてもらえたのでは。。。あと、学名のラテン語のことは、高校より先で学ぶこと。また、何かの時に、考えてみて下さい。と、あっという間の1hrでした。
講義のあと、少しの時間でしたが、池田校長先生とお話の時間を。昔は理科を教えておられたと。また「トンボ」にも詳しいとか。。。興味深い話を伺い、感動でした。久しぶりにトンボを捕まえにいこうかなと。。。そんな気持ちにさせて頂きました。最後になりましたが、今回の出前講義でお世話になりました、小松市立芦城小学校・池田校長先生、中出先生をはじめとする関係の先生方にこの場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。
わたなべしるす
PS. 講義のあと、アブラナ科、ナス科、マメ科、ヒルガオ科に加えて、ウリ科の畑を拝見。アブラナ科は、例年以上に多様化しており、こんな形態形成をするのだと。感動があったり。研究室で栽培している「モダマ」ほど、大きくないですが、大きな鞘を形成するマメ科作物も。ナス科では、もしかしたら、おもしろいことが。。。と言うような発見も。これは、企業秘密と言うことで。また、ウリ科は、初めて拝見でした。講義でも話に出た「カモリ(カモウリ)」の畑。小さいので収穫をしないのだろうと。。。ちょっと、びっくりでした。かなりよい生長なのですが。。。 PS.のPS. 栽培作物を視察のあとは、県教委でSSHを担当されている先生と情報交換。お忙しい中、ありがとうございました。いつもは「麺類」を囲んでの情報交換が多いのですが、今回は、新規の場所で。カレーを囲んで。いずれ、どこの件も厳しいようですが、21世紀のあるべき教育研究というか、そんなことで、ずいぶん、時間を頂戴して、申し訳ありませんでした。おかげさまで、脳みそもずいぶんすっきりして、これからのことに取り組めそうです。ありがとうございました。それにしても、お店の外には「オリーブ」の果実が熟していて。。。お世話になっている神戸大・名誉教授の先生のところで拝見したことがあるオリーブは、このように熟していなくて。。。感動でした。
増子さんの赤ちゃんが生まれました!
2016年10月20日 (木)
どうも、テンションが高いM1の岡本です。そう!生まれたのです!産休にはいった増子さんでしたが、
宣言通り、プリッと元気な男の子を生んでくださいました~!
今日は伊藤さんと私と辺本さんで、その赤ちゃんと増子さんに会いに行きました。
きゃー!寝てる!!かわいい!小さい!
触ったら壊れちゃいそうなくらいのふわふわした肌。なるほど、これが本物の赤ちゃん肌というのね。私は赤ちゃんを見るのも触るのも初めてで、ドキドキしちゃいました。
抱っこしてみたいけど怖いな~と思っていたら、さすが伊藤さん。
慣れた感じで抱っこしてました。すご~い!
伊藤さんの滲み出る笑顔が素敵です。 伊藤さんをこんな笑顔にさせるのは赤ちゃんだからこそですね。
辺本さんもこの笑顔...!赤ちゃんは眉間にしわがよってますね。
もうそんな顔も可愛い。いや、ほんとに可愛い。
私も抱っこしました~いや~~~~ふわふわ。髪の毛も肌も何もかもふわふわです。
あ、あとウインクしてる写真も撮れました。可愛い~!可愛いしか言っていない気がする。
足や手がピコピコ動いていたり、あくびをしたり、何をしても可愛いです。
この後、うんちが出たみたいで、赤ちゃんが泣きましたが、その声すらも可愛い。まだ肺が小さいらしく、泣き声がところどころかすれるんです。増子さんは慣れた手つきでおむつをかえていました。
増子さんが元気そうでよかったよかった。聖母って感じの増子さんでした。
私のイメージだと赤ちゃんはぷくぷくしていて、肌はつやつやだと思っていましたが、赤ちゃんは生まれてすぐに一皮剥けるので、可愛い足も脱皮中でした。この脱皮の後にぷくぷくになるようです。赤ちゃんが生まれてすぐに一皮剥けるなんて知らなかったです。
すくすく元気な男の子になるといいな~!早くまた赤ちゃんにお会いしたいです。
おしまい。
【出前講義】小松市立安宅小学校・出前講義「キャベツとブロッコリー--何が同じで何が違うの???--」(10/20)
2016年10月20日 (木)
1月以来の石川・小松への出前講義。4月からの異動の関係で。ちょっとした大きなハプニングが。。。計算外でした。そんな諸般というか、大人の事情は関係なくないのですが、。。。秋の北陸巡業。今回は、小松市内の3つの小学校へ。あれ????といっぱいクエスチョンマークを思い描く方もいるのでは。。。そうそう、いつもの謎解きのwelcome boardがないのは、残念ですが、。。。昨日の観音寺一高の「無限に広がる大宇宙。。。」ではないですが、きっとそのうちということで。 さて、変な前置きが長くなりました。スタートは安宅小学校。中海小学校でお世話になっていた三星先生が異動になり、小松空港からほど近い安宅小学校へ。玄関には、welcome boardが。ありがたいことです。で、空港に近いので、ジェット機の音もこれまでの出前講義で、一番大きいくらいのような。。。この「音」は大変と思いつつも、そんな中でがんばっている皆さんには、いつも感動。それから、「安宅」と言えば「安宅の関」。その話は最後に。。。で、出前講義の内容は、キャベツとブロッコリー。2つとも、Brassica oleraceaに分類される野菜。つまり、交配で遺伝子を混ぜることができると。これは、結構不思議に感じることだったようです。もちろん、植物の一般的構造の復習も「トマト」を例にして。みんなよく理解していました。
で、実際に、ブロッコリー、キャベツのそれぞれの部分は、葉、茎、蕾(花)のどれになるのか、実物を見ながら。あとで、スーパーによる機会があり、秋の長雨、各地での集中豪雨による野菜への被害で、ずいぶん野菜が高騰しているのを。。。それぞれの班でわかるように多くのキャベツ、ブロッコリーを用意頂きました。申し訳ないというか、ありがたいというか。。。実物を見ながら、新しい植物を考える。10の班に分かれて。あっという間にできるところ。一方、そうでなくて、ずいぶんかかるところ。どこの小学校でも同じです。それでも何とか、予定の範囲内で。
そのあとは、グループごとに発表を。いずれの班もしっかりと「音」に負けることなく。質疑応答にも、しっかりこたえて。大事なことですね。また、多くの班がちゃんとグループの中で、役割分担というか、そのあたりがしっかりできていました。よいことだなと。で、最後は、謎解き。両親から遺伝子をもらうと言うこと、また、茎からは、葉、花が出ていると言うこと、しっかり理解してもらえたのでは。クラス担任の先生方も、最後の片付けの時に、おもしろかったと。もちろん、児童の皆さんも。校長室では、校長先生からも。ありがとうございました。今日から、野菜を見る眼が少し変わって、あれ、不思議だなと思う心が芽生えれば、幸いです。
最後になりましたが、今回の出前講義でお世話になりました、小松市立安宅小学校・山村校長先生、三星先生をはじめとする関係の先生方にこの場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。
わたなべしるす
PS. この出前講義と次の出前講義の間がほとんど移動の時間のみ。と言うことで、少し早起きして、安宅の関へ。武蔵坊弁慶が石を担いでるのは、何ともいえず。渡辺には、「武蔵坊、義経」と言えば。。。岩手県代表・弁慶高校。。。「9回裏、ダブルプレーの阻止、八艘飛び、サヨナラ負け。。。」と言うことが、最初に。そんなで、岩手大にいた頃は、東北本線の渋民駅にいったことも。。。と言うことは置いておいて、関所のとなりには、安宅住吉神社が。何でも、弁慶、義経にあやかって、「全国唯一、難関突破」の守護と。是非、難関突破を目指したいというのは、研究者の常なる思い。ということで。朝から気合いを込めて。よろしくお願いいたします!!!!!!!!!でした。何とか、願いを聞きとめて頂くというか、それにもまして、精進することだと、痛感したのでした。 PS.のPS. この安宅小学校、この後の芦城小学校には、北陸先端科学技術大学院大学・サービスサイエンス研究センター・研究員・岸上様も同行頂きました。不思議なご縁で、岸上様がJST発行のScience Windowを編集されていた時代に、渡辺が書いたコメント等に、細かく対応頂いたり、また、そのコメントを取り上げて頂いたり。。。そうした社会とのつながりをまた、別の形で体現できたのは、何よりでした。ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。