東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

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研究室ダイアリー

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イスラエル工科大学のProf. Benjamin Podbilewiczが渡辺研にいらっしゃいました。

2019年7月 8日 (月)

7/2, 10:00に、イスラエル工科大学のProf. Benjamin Podbilewiczが研究室にいらっしゃいました。当日は渡辺先生が出張中であったため、不肖 髙田が研究室の案内と最近の渡辺研の研究についてご説明させていただきました。Podbilewicz先生は、日本細胞生物学会で招待講演をされたのちの来仙であったようです。アブラナ科植物の柱頭-花粉間認識機構について最近我々が注目している点を中心に説明させていただきましたが、さて、どれほど伝えられたでしょうか?

Podbilewicz先生は最近細胞融合タンパク質ファミリーに関する論文を出されていることを予習しておりましたので、植物の配偶子が融合する時に雄性配偶子で働くGCS1/HAP2に対して、未同定である雌性配偶子側の細胞融合タンパク質について、存在の可否や生殖的隔離とのかかわりの有無などについて、議論?質問?させていただきました。

短い時間ではありましたが、私のつたない英語もニコニコで聞いていただき、感謝いたします。


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TaKaDa

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春の院生会ソフトボール大会

2019年7月 5日 (金)

7月5日、春の院生会ソフトボール大会が行われました。

今週は雨模様の仙台でしたので、金曜日の天気も危ぶんでおりましたが。。。ぎりぎり持ちました。

グラウンドのコンディションは悪い中でしたが、楽しんできました!


1試合目は対分子遺伝生理戦!我がチームは人数が少ないため、微生物進化機能分野(微進)から矢野くんの友達・助っ人を2人お借りし、試合に臨みました。ピッチャーは菅野研のたかせくん(当日いきなりお願いした)、キャッチャーは微進の鈴木さんにお願いしました。しかし、分子遺伝生理の壁は厚かった。。。東谷先生のサヨナラ弾にやられたり、修正先生の俊足にやられたり、大学先生のナイス守備にやられました。



2試合目は裏リーグ1回戦!どことやったか忘れましたが。。。新たなる助っ人、微進・野々山さんの力も大きく、なんと勝利!


その後はバーベキュー!たくさんのお肉と焼きそばとチャーハンとおにぎりと野菜!おいしく沢山食べました。


試合の後は裏リーグ2回戦!おなかいっぱいなのもあって、負けました(対総合チーム)。そして審判して帰りました。


バーべキューもおいしかったし、良い一日でした(筋肉痛)。

それでは、写真でプレイバック!

菅野研たかせくん。ピッチャー、再来週もよろしく。菅野研ひろべさん。バットの先で打つテクニシャン。

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M2おがわ。走る走る!菅野研とよさわさん。その可能性は無限大、次もよろしくお願いします。

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微進の鈴木さんと平野さん。みなさんのおかげです。野々山さんの写真がなくてごめん。。。次撮らせて。

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足場の悪い中、矢野くんがむっちゃ走ったり、ファインプレーになりかけたり、

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おかもとくんも守備頑張ってくれたり、高田さんが打ったり。

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修正先生の俊足にやられたり、東谷先生のサヨナラ弾にやられたり。

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バーベキュー!そしてはらごなし。

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焼きおにぎり、そして肉。

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先生方やメンバーの普段見れない一面を見れるのも、ソフトボール大会の良いところ。良い一日でした。

次は再来週!旧遺生研のソフトボール大会、また楽しみましょう。





マスコ

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韓国・忠南大招待セミナー、2019 KSBS & SABRAO International Conference・Plenary Lecture (7/1, 2, 4追記)

2019年7月 2日 (火)

 仙台は1週間以上、雨模様のような。。。もちろん、九州での豪雨がこれ以上ひどくならないことを祈りながら。そんな中、韓国出張。忠南大Lim教授からのリクエストで、自家不和合性についての招待セミナー。45min位のプレゼンのあとに、かなりの質問の時間も。とてもよい修行になりました。もちろん、十分に聞き取れないところもありましたが。。。

20190702232001-fae47a5f5811dfa0af897dee03d96d8b172d1f00.JPG 7/2(火)からは光州に場所を移して、2019 KSBS & SABRAO International Conferenceに参加。はじめてのPlenary Lecture。40minほどの持ち時間で、これまでの自家不和合性の歴史と最近のトピックを。韓国という場所での国際会議なので、植物育種学を学んだものであれば知っている「禹の三角形」と渡辺の繋がりをイントロにして。。。もちろん、これまでの研究の歴史を踏まえて、最近の話も。途中で脳みその酸素が足りないのではと思っていましたが、なんとか。2つほど困ったのは、スクリーンに映ったpptのスライドが少し暗くて見えにくかったこと。年なので、その当たりも問題なのかも知れないですが。。。あとは、パソコンを動かすのは、手持ちのリモコンというか、遠隔操作というか。パソコンの画面で、次のスライドが出てこなかったので。。。どんな環境にも適応できるプレゼン力をもっと修行しないと。。。そんなことを思った韓国出張でした。

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 わたなべしるす

 PS. 何よりもPlenary Lectureで失敗ないようにと言うことで、写真は。。。お許しを。

 PS.のPS. SABRAOとのコラボと言うことで、お世話になっている国内外の方にお目にかかることができたのは、何よりでした。

20190702231612-89e8267a0dbf10fc8dfb6da78d0f9a0e0e557b81.JPG PS.のPS. 7/4(木), 16:20. 出張からもどると、机の上の時計が止まっていて。いつから止まったのか。。。家主がいないと、こんなことも起きるのだと。。。帰り道でちょっとした打合せというか、議論というか。詳細はまた、openにできる日が来たときに。。。あっという間の2hrでしたので。

20190704162824-7fda57ac9b1752667a15e53c0623c6fe1b971f3f.JPG20190704162834-882d129a246be03bd45c48137422bfac92c61c5f.JPG





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【アウトリーチ活動】探求型「科学者の卵養成講座」(6/29)

2019年6月30日 (日)

 朝から雨模様の仙台。仙台の梅雨らしく、高い建物の上の方が見えにくかったり、霧雨。夕方からは本格的な雨に。明日からの雨も気になる週末の土曜日。


 探求型「科学者の卵養成講座」特別講義「ダーウィンも注目した高等植物の自家不和合性」(6/29)

 今年が2年目となる探求型「科学者の卵養成講座」。初期の片平というか、生命科学研究科がお世話役のメインをやっていた時代から数えて、11年目。1年目の受講生がD2, D3になると言うくらい時間がたったわけで。。いくつかの形を変えながらも、11年目に。11年目のスタートは、オリエンテーションから。代表を務める工学部・安藤教授から講座全体の概略の説明、滝澤副学長、長坂工学部長からの歓迎の言葉に続いて、これまで履修生(通称・ひよこ)からの励ましの言葉。こちらが言いたいと思うことをしっかりと話をしてくれて、感動。

 それに続いて、渡辺の講義でスタートに。植物の生殖、授粉・受精に関わることについての講義。先日の愛媛県立新居浜西高等学校での講義でも話したように、植物のほとんどが両性花。1つの花に雄しべと雌しべが。この構造は自殖をしやすい構造。もちろん、受粉を助けてくれる媒介昆虫がいるというのが前提条件。一方で、近親交雑では遺伝的多様性が保てない。そのために、植物は雌雄異株、雌雄異熟などの仕組みを発達させていると。もちろん、さらなる進化形が自家不和合性。雌雄異熟、自家不和合性ということは、受講生には、不思議な現象だったようです。小学校からの植物に関する教育を何とかしないといけないかも知れないと。。。

20190630110604-199d0877ae1ea1b250885b996397ff72df3a5287.JPG20190630110627-b6d7d96027e833c14c15ec9859a5b92263a5a83e.JPG 自家不和合性にまつわる、経済的F1採種法、自他識別のからくり、自家不和合性から自家和合性への変化、栽培化(domestication)など、植物の花で起きていることを考えた田だけでも、実はかなり不思議なことが起きていたのでは。。。是非、身の回りの植物を観察してみて下さい。講義の終了時間を少し間違って、最後のところが駆け足でしたが、質問はとてもたくさん。考えながら聞くことは難しいのですが、次回以降も頑張ってほしいなと。。今年度から「ポートフォリオ」システムを導入したので、そこからの質問も。あるいは、卵のHPを通じてと言うことで。

20190630110700-f98cfac2f2dc5def7bef2d279e35d2be94252be3.JPG20190630110718-2d17f46544af0ee76a15c9891aca1b8d7b530c0f.JPG
 わたなべしるす

 PS. 当日は、NHK仙台の取材が入っており、当日の夕方などとして、放送。netでもしばらくの間見えるかと()。お時間のある方は、是非に。




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東北大学植物園に行ってきました

2019年6月27日 (木)



先日、植物園に行きました。

行く前に下調べをと思い調べてみると...

東北大学植物園は1956年に設立された自然植物園で、面積約52 ha。

モミ林を始めとして園内の植物の学術的な価値を鑑みて植物園としては国内初の天然記念物に指定されたそうです。



天然記念物になってるのか、すごい!と思いながら自宅から自転車を漕ぐこと20分で到着。

この日の最高気温は28℃。汗だくになりながら川内キャンパス内にある入り口から入園しました。

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入ってみると、想像していた植物園とはだいぶ違っていて、木、木、木............「 え?山じゃん!」といった感じの風貌でした。

木々に覆われているおかげか体感気温としては5度以上涼しく感じられました。結果オーライ?


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最初に目を引いたのがモミの木。これが天然記念物として指定された一因になったものかと。

調べてみると、この青葉山がモミ林の北限になっているそう。ちなみに、モミは日本に自生するモミ属で最も温暖地に分布し、屋久島にも分布するそう。

そう考えると植物の環境への適応力はすごい!


本当のコシアブラ.jpg

次に目についた植物はこのコシアブラ。以前に天ぷらとして食べたことがあります。

上の方には美味しかった芽の部分があるのかなと思いましたがそうではなく、

落葉樹で、秋冬には葉を落とし、春になると一斉に芽を出すとのこと。今はもう6月下旬なので柔らかい新芽の部分はない。残念。



最後に撮った写真を...

木の種類がわからないけど.jpg

丸太。カブトムシとかクワガタの幼虫がいそう。


きのこ.jpg

おっきなキノコ(手のひらサイズ)


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ちっちゃいキノコ。キノコが多いのは雨上がりだからなのか、山なのでで湿度が常に高いのか...?


最近の俺!_190626_0009.jpg

最後に一番きれいだった花。(名前は...よくわからない笑)




思っていた植物園像とは似て非なるものでしたが、自然に触れられて(精神的に)リラックスできたような気がします(肉体的には筋肉痛 脚が痛い...笑)。

1時間半ほど散策しましたが周れていないコースも多いのでまた散策する予定です。 次は秋ごろにでも。 M1 矢野

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