東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

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研究室ダイアリー

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防災訓練 in 生命科学研究科

2019年11月14日 (木)

真冬並みの寒さの日もあれば、ポカポカの秋晴れの日もあり、目まぐるしい気温変化に日々の服選びにも慎重になる今日この頃。
生命科学研究科の総合防災訓練がありました。

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震度5の地震が起こったことを想定して安否確認登録訓練も同時に行われました。
大学から届いた安否確認メールに「無事ですよ!」と返信した後、各自に配布されているヘルメットを被って避難です。
外は寒いから服を着込んでから避難しようかとか、研究室は施錠しておいた方が良いから・・・鍵!鍵!鍵はどこかな?と探したり、、、なんだかんだ避難までに時間を要してしまいがちです(反省)


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研究棟の入り口付近で研究室ごとに安否確認をした後、消防署の担当者さんによる講話を聞いて訓練終了です。
地震や災害はなかなか我が身に降り掛かってくるとは思えないのもですから、訓練は大事ですね。

暖かい研究室に戻ってホッと一息。
訓練は訓練だけで終わるのが一番だな〜なんて思いながら仕事再開です。

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いとう




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生命科学研究科芋煮がありました

2019年11月 8日 (金)

11月8日(金)、生命科学研究科の芋煮がありました。



今年秋のソフトボール大会は台風21号の影響で牛越橋下運動公園が使えなくなってしまい、中止になってしまいました。停止線の張られている牛越橋公園。その隣で芋煮の材料を配布する院生会の皆さん方。

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そこで、今回は芋煮のみ河原で行いました。(遠くに手を振っている皆が見える。。。)

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風が強くて火がつきづらいけど、がんばる面々。

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芋煮を見守るM1を見守る妖精(M2おがわ)。

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待っている間、ソーセージを焼いたり、焼き芋を掘り出して食べたりしました。うまい!

M2おがわがおにぎりを作ってくれました、芋煮に合う!

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追い白菜投入。

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暦の上ではもう冬の仙台ですが、つかの間暖かい芋煮で温まりました。準備くださった院生会の皆さん、担当のM1矢野くん、お疲れさまでした!





マスコ

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【アウトリーチ活動】山形県立東桜学館高等学校・SSH特別講義, 青森県立五所川原高等学校理数科課題研究発表会・講評者(11/5, 7追記)

2019年11月 6日 (水)

 このところの晴れ間が続いていることで、湿度が急降下とか。また、あちこちの高い山では初冠雪が。確実に冬に向かっている感じが。確かに夕方の日が暮れるのが早くなってきたし、朝晩は寒くなって。10月には台風で大きな被害があったり、最終日には世界遺産で火災が。どれも痛ましい。1日も早い復旧・復興を願いたい。何ができるのか、考えないと。考えると意味では、身近である大学入試についての問題が。共通一次世代で、今のセンター試験よりもハードだったというのがある。その方向性だけは見間違いをしないようにと思うばかりである。

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 11/5(火):山形県立東桜学館高等学校・SSH特別講義「SSH課題研究を始めるに当たって」

 今年度から運営指導委員を賜っている山形県立東桜学館高等学校課題研究についての講義は2年生のはじめにというパターンを今年度から1年生の11月にシフト。前倒しで、基本的なことを。ちょうど、この時期、文理選択が終わったあとだったとか。質疑のところで、そんなことが分かったのですが。

 課題研究をなぜやるのか。同じSSHを実施している観音寺一、福島などで行った講義をベースに。こちらの準備が至らないところがあったのですが。。。自然豊かな山形・東根。その自然の不思議を感じること。また、なぜと思う心を醸成することがどれだけ大事なことなのか。そんなイントロから、課題研究のある意味、方法論というか、ルールというか、そんなことは実験を始めてから覚えることからも知れないですが、お作法くらいは知っておいた方がよいかと。是非、繰り返して実験をしてみて下さい。

20191106180957-7237e84fd1a2f6602d1dfd9260e8fa49caef4311.JPG この時期に文理選択と言うことが分かっていれば、もう少し講義を工夫したのですが、課題研究とキャリ形成の接点。文理選択であれこれと悩んだ末に、どちらかに決めたはず。高校1年生と言うことで、キャリア形成と言われても、ピンとこないのかも知れないですが、キャリアと言うから難しいので、これからの人生全体と考えればよいのでは。成功もあれば、失敗も。課題研究もうまくいくこともあれば、失敗も。もちろん、子供時代からいろいろな経験で失敗をしているはずですが、昔に比べると失敗経験が少ないのでは。是非、この課題研究を通じて、自分のキャリアを高めてほしいと。将来のキャリア形成に向けて。講義の最後にはずいぶん多くの質問が。悩むと言うことは考えていると言うこと。頑張って下さい。

20191106181138-762698cdad6cffd4e69a4a9fae395e54c50b4b48.JPG 講義が終わったあと、2年生の課題研究の中から、3つの発表を拝見。そのあと、質疑応答というか、こちらが気になったことを質問。渡辺の専門外もありましたが、何かの参考になったのでは。。。是非、いろいろなところで発表して、刺激をもらって下さい。今回は出張で官校長先生、小野先生にはお目にかかることができませんでしたが、兼子先生をはじめ、企画頂きました関係の先生方にこの場を借りて、お礼申し上げます。ありがとうございました。次回は、年明けの東北地区の発表会でしょうか。楽しみにしております。


 11/7(木):青森県立五所川原高等学校理数科課題研究発表会・講評・助言者

 今年で4年目になるでしょうか。青森県立五所川原高等学校・理数科課題研究発表会の講評・助言者。五所川原高校への移動中に冬が近いと思えるような「雨」が。もちろん気温も仙台より低め。写真を忘れましたが、校内の木々も紅葉していて。秋の終わりから冬の近さを感じたのでした。

20191107191213-c225eae6fdc137329a475e6b2b63c8b88c789895.JPG SSH実施校などとは違い、ここでは理数科だけの課題研究。deepな研究をやっていることもあり、質問、助言をするには楽しい時間でした。で、研究内容は、昨年度の研究を継承・発展させたグループ、新しいテーマにチャレンジしたグループ、領域融合的な研究にチャレンジしたグループなど、なるほどと思う8題の発表でした。細かなことは企業秘密と言うことで。プレゼンをする上で、大事なこととして、その内容を知らない人が聞いても分かるように説明をすることかなと。図の説明は下に、表の説明は上に、これは約束ですので。発表会の最後のところで、発表会全体への助言と言うことで、8つの発表の色々な面を取り上げながらのコメント。これからの残りの課題研究を行う上での参考になれば、幸いです。

20191111175259-85b117a9ace11c10dc0290ca6fd004bfb1e21a96.JPG20191111175312-8a14f8b6b2c1909551a74e41cca0faf3d65b1ede.JPG 講義が始まるまでの時間、中村校長先生、玉井教頭先生との昨今の教育事情についての議論、ありがとうございました。高大連携とか、高大接続というのが言われていますが、相互にdeepな議論をする時間を持てることは、これからの大学のあり方を考える上で、大事なことですから。そんな話の中で、授業(lesson)と講義(lecture)が日本語ベースでなくて、英語でも違う。つまり、明治の頃に英語が入ってきたとき、それに異なる意味をつけた先達に思いを馳せないといけないのだと。そんなことを実感できた時間でもありました。ありがとうございました。最後になりましたが、今回の企画を頂きました、五所川原高校・中村校長先生、玉井教頭先生、佐々木先生をはじめとする関係の先生方にお礼申し上げます。次回は、2月の1年生向けの講義でお世話になります。よろしくお願いします。ありがとうございました。

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 わたなべしるす





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若手の会@レクトーレ湯河原

2019年10月30日 (水)



お久しぶりです。M1矢野です



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10/27-29の間 神奈川の湯河原で開催された若手の会に参加してきました。



湯河原駅 .jpg

こちらが、開催場の最寄りの湯河原駅。某匠が活躍するリフォーム番組に出てきそうな作りですね。(感受性豊かで博識な人なら、木の温かみがある建築と明朝体で書かれた駅名がマッチしていて素晴らしい。さすがは新国立競技場も手掛けた隈研吾さんのデザイン!!ぐらいの感想を持つそうです。)

ちなみに少し見切れていますが手前に手湯もあります。


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そしてこちらが、今回宿泊する宿。あれ?何かがおかしい、、、浴衣が二着。

と思っているとガチャリとドアが開いてはじめましての人が登場。相部屋でした。

なかなか珍しい経験になりました。



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二日目はひたすら口頭発表を聴くだけと思っていたら昼食にBBQ!

ほとんど同席した方々が焼いてくれました。(一応矢野も肉を焼いています)

外で食べるお肉は格別!

BBQ奉行のうちの一人、京大・K君と話していると、なんと彼は去年まで大教(鈴木研)にいたそうです。

ちょうどなべ研には僕たちと入れ替わる形で大教の方々が来ているとのこと。意外なご縁もあるものですね。



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彼とはその後、卓球をしたりするぐらい仲良くなりました笑

(※わかりにくいですがちゃんと右手にラケットを握ってます)




そして本題の口頭発表(特別講演)

中でも印象的だったのが、イネの体内時計に関する遺伝子群に対するインフォマ解析のお話(東大・井澤先生)とタンパク質の構造予測について。


イネは野外環境においても30分程度の日長差を反映することがわかっており、<時間と日長を正確に反映する遺伝子の発現量>2つに対して確率密度を求めることで、そのサンプルが何時に採取されたかを求めれるそう。またこれの応用で開花日や収量の予測も行えるとか。バイオインフォマ等の技術は持て囃されるんだろうと、しみじみ感じました。(お金の匂いがプンプンしますし笑)


タンパク質の構造予測では①部分的に似ている構造を持つ既知のタンパク質を指標とする予測、②ab initioモデリング、③ ①②の複合があり、①は構造の方が機能よりも保存されやすく、30%以上の配列同一性があれば意味のある予測ができるそうで、指標となる既知タンパク質さえあれば(Swiss-Modelなどのツールを利用して)素人でも使えると。矢野の扱っているタンパク質についても利用できるのか、検討してみたいです。


その後のポスター発表では、GA合成酵素の阻害剤をその構造をもとにして探索している方がいて、学部時代を思い出しつつディスカッションしました。

先生方が発表者に質問されているのを見て、「ポスター発表とはこんなふうに質問するのか」と思ったり、聞き手とコミュニケーションを取りながら、さらには疑問を投げかけながら発表される方がいて勉強になるな(この方はポスター賞を取ってました)と思ったりしました(聞き手とのコミュニケーションというのはポスター形式だからこその利点ですね)



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その他にも色々なエピソード(だいぶ割愛してます)、出来事、収穫のあった、とても濃い3日間でした。

写真は東京駅で食べた天津飯(3日間を振り返りながら食べてました)




最後に、、、

「準天然温泉って温泉じゃないでしょ!」

とか言っていたら入浴する機会をすっかり逃して3日が過ぎていました 笑

なにはともあれ、とてもいい経験になりました。機会があればぜひ来年も!

M1矢野

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お土産ありがとうございます(屋久島とうどん)

2019年10月23日 (水)

 全国に出前講義にいかれる渡辺教授ですが、先日の屋久島は初(だったはず)。今回はそのお土産を紹介しようと思います。また、先日頂いたうどんについても紹介します。

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 写真の右下が屋久杉のしおりです。屋久杉は天然記念物として40年以上前に伐採が禁じられましたが、現在は倒木や土埋木が材として利用されています。屋久杉は、通常より6倍以上の樹脂を含んでおり、腐敗しづらく香りが強いという特徴があります(土埋木の中には江戸時代に伐採されて放置されているものもあるそう)。この小さなしおりからも、屋久杉の香りが消えずに感じられました。屋久島に行ってないけど行った気分になれる気がします。屋久杉材は土埋木の減少とともに年々流通量が減っているそう。貴重な品をありがとうございました!



 写真左三つが屋久島永田の塩クッキーです。箱はきれいな屋久島の浜の写真でレイアウトされていて、印象的ですね。ヘーゼルナッツの入った、口当たりの軽いクッキーです。すべて屋久島のお母さん方が手作業で作っているそうで、機械では出ないさっくり感が特徴とのこと。永田浜はウミガメの産卵で有名な浜で、そこで取れた塩を隠し味に使っています。それでクッキーの形もウミガメ型なんですね。私は、ちょっとかわいそうな気がしましたが、一口で頂きました。トースターで炙っても美味しいとのこと。今度やってみよう。写真にはありませんが、屋久島産の緑茶(茶の南限なんですって)とも相性バッチリです!



 最後に、右上の写真は、渡辺教授が愛媛に行かれた時のお土産、半生タイプの讃岐うどんです。先日、大きな寸胴鍋でぐつぐつ茹でて、皆でおいしく頂きました。天ぷらと卵・ネギなどを伊藤さんがSEIYUで買ってきて下さり(ありがとうございます!)、とても豪華なうどんになりました。コシがあって、本場のうどんはひと味違うおいしさでした!ごちそうさまでした!



 本来、もうすぐ秋のソフトボール大会があるのですが、今年の生命科学研究科のソフトボール大会は中止、芋煮のみになってしまいました。先日の台風19号の被害で、広瀬川牛越緑地運動広場が冠水してしまい、年内は使えないのだそうです。仙台でも、1階が冠水したとか、崖が崩れたとか、ちょいちょい聞きます。地盤が緩んだところに雨が降って、二次災害につながらなければよいなあ、と思っています。被害に遭われた方、お見舞い申し上げます。一刻も早く日常が戻られますように。そして、今後の雨風にもどうかご注意くださいね。





マスコ

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