今週はこの暑さが続く模様。週明けには台風9, 10号が接近。高気圧の張り出し具合によるので、どうなるのか。仙台にどれくらい近づくのか。もう少し先まで見る必要がありそうで。そんな仙台市。人口が109万人を突破したとか。ただ、来年あたりがピークとか。。。問題解決を急がないと。。。そんな仙台市。
夏休み大学探検2019(第18回サイエンス・スクール)「花を解剖してみよう」(8/7)
今年が何年目になるのか、こちらも記憶が定かでないのですが、。。仙台市内の中学生向けの大学公開。テーマは毎年同じで「花を解剖してみよう」。昔であれば、学校の帰り道に花を見つけて、ばらばらにする。そんなことができたよき時代。今、そんなことができなくなった時代。本来はできるようにすることが大事なのですが、緊急避難的措置として、まずは、場を設定して、ばらばらにしてみること。それによって、どの様になっているかを理解できるわけで。もちろん、命の大切さも理解してほしいのですが。植物も同じ命ですから。 今年は2名の受講生が。会議室を借りてやるのが通常なのですが、2名であれば、研究室のセミナースペースでよいかと。急遽場所の変更。研究室に来てもらう途中で、玄関先、研究室内の植物の観察から。不思議だなと思うことが大事ですから。で、3hr弱の時間のまず2hrで、いろいろな花の構造を理解して、分解して並べてみること。共通性、多様性など分かるわけで、また、どう並べることが、さらなる理解を進めるのか。こちらからは、自由にやってみる、考えながらやってみると言うことで。それでも2hr後には、しっかり、やるべきことを理解して、解剖することの大事さを理解してくれていました。
そのあと、研究室の見学を。考えながら観察することを理解して、いくつかの質問も。この夏休みを使って、観察すること、自然の不思議に気がつくこと、分解してみることをやってみてくださいと。
最後になりましたが、本企画を頂きました、仙台市教育委員会・大沼様、松田様をはじめとする関係の方々に、お礼申し上げます。次年度以降も、同じテーマかもしれないですが、また、コラボできればと思います。また、研究室のスタッフの方々には、準備、設営、実施、後片付けなど、様々な面をお手伝い頂きました。ありがとうございました。
わたなべしるす
PS. 実習の合間に市教委の方々と議論の時間を。こちらがいろいろなところでお世話になっていた先生方をご存じで。。。世の中はやっぱり狭いです。ありがとうございました。
【アウトリーチ活動】夏休み大学探検2019(8/7)
2019年8月 7日 (水)
【速報】2019年8月4日, 19時23分頃, 福島県沖(M6.4)地震に伴う影響(8/4)
2019年8月 5日 (月)
台風8号が発生とか。先週は35oC近い気温の連続。以前の仙台であれば、梅雨明け10日ほどが暑いだけでしたが、明らかに暑さの期間が長くなっていて。。。そんな週末。日曜が定期停電。停電中、復帰も大きな問題もなく。ラボスタッフ、学生さんたちがしっかりとした対応を頂きました。 で、その停電からの復旧が終わって30min位してからでしょうか。久しぶりの「緊急地震速報」で携帯から音声が。テレビをつけていたら、テレビからも。1minくらい揺れたでしょうか。研究室がある仙台青葉区は震度4。久しぶりの大きな搖れでしたが、研究室に、机の上の紙が数枚落ちたり、緩い引き出しが動く程度で、特に被害もなく。少しほっとでしたが。気を引き締めないといけないそんな地震だったのかも。。。
わたなべしるす
PS. 今年も暑い夏を乗り切るためと言うことで、・・・。恐れ入ります。夏を乗り切り、しっかりとした成果にしたいと思いますので。ありがとうございました。
【アウトリーチ活動】オープンキャンパスに伴う研究室訪問, 米沢興譲館高等学校・SSH研究室見学, 科学館せかぼクラブ研究室見学(7/30, 31, 8/3追記)
2019年7月30日 (火)
東北南部が梅雨明け。ここ2日ほど、夜温が25oCを下回らない熱帯夜に。昨日の日中も10minほどの間、いわゆる「ゲリラ豪雨」とおぼしき雨が。。。そんな中、ぼちぼちと思っていたところで、ようやく。夏の甲子園の出場校も決まるとか。長雨が続いたので、どうしたものかと思っていたところですが、何とかなったような。。。グローバル化というのが、こんなところにも。と思うような記事も。ローカルには知られていても、一般的でないようなこともあるので。難しいところではあるわけですが。
7/30(火):オープンキャンパスに伴う研究室訪問
いつもの年であれば、お知らせのところに「オープンキャンパスに伴う研究室訪問」が可能という記事を出すのですが、あれこれと忙しくしていて。気がついたら、当日に。もちろん、渡辺のところは学部を兼担していないので、実質的なオープンキャンパスはないのですが。片平キャンパスは、基本、付置研がほとんどを占めていて、今日も至って平日と変化なし。
そんな中で、ごごから市内の中学生が1名。片平キャンパスの近くにある片平丁小学校時代にも、出前講義などで講義、実習はあったのですが、研究室見学はじめて。簡単に研究室のことを説明して、普段見ているようなもので、こんなことが不思議と言うことの解説であったり、渡辺の学部時代のノートを見てもらいながら、書くことの大事さなどを話していると、あっという間でした。そのあとは、ラボスタッフのマスコさんに簡単に研究室の案内を。顕微鏡観察をしている様子など、かなり感動しての時間だったようです。オープンキャンパスでは、研究室の中までゆっくりとというのは難しいところもあるので。また、来年もいらしてください。 来年からは高校生とか。是非、科学者の卵養成講座にもチャレンジしてください。広く科学を学ぶことは大事なことですから。そちらも応募してみてください。
7/31(水):山形県立米沢興譲館高等学校・SSH異分野融合サイエンス(研究室見学)
朝から30oCをあっという間に超えて、昼過ぎには、35oCを超える猛暑日に。。。7/11(木)に、SSH異分野融合サイエンスということで、米沢興譲館高等学校へ。その時のメンバーが東北大のオープンキャンパスにあわせて、研究室見学に。昨年度は研究室見学を予告していたのですが、今回は講義のあとに、担当の先生と相談後に決定。渡辺の研究室を見たあとは、それぞれ希望のキャンパスに行くのだと思いますが、イベントと言うよりもしっかり研究室とは、研究をするとはということを見てほしいなと。で、最初に、渡辺が大学で何を学んでほしいのか、渡辺の学部時代のノートなども見てもらいながら。今は、pptのfileが印刷されたものが配布されるので、何となく分かったような気分になるわけですが、そうではなくて、大事なことはしっかりノートを取る、場合によっては、しゃべっていることも。そんなことを是非、やってほしいと。 後半は、TAとしてM2の小川さん、B4の金さんに研究室内の見学を。前日からどこを見てもらうのが良いか、いろいろと議論していたこともあり、研究室内の機器類、低温室、人工気象室など、高校の実験機材とはちょっと違うものを見ることができたのではないでしょうか。小川さん、金さんありがとうございました。
最後になりましたが、実施に当たり、山口先生、秋葉先生をはじめとする関係の先生方には、大変お世話になりました。何よりも本物を見てみるというのは、大事な観点かと思いますので。次は11月に別のグループへの抗議で伺うのを楽しみにしております。ありがとうございました。
PS. 来年のオープンキャンパスは、9月にずれ込むとか。。。国際的なイベントの関係かなと。。。なかなか難しい問題です。
8/3(土):仙台市科学館せかぼクラブ研究室見学
仙台市科学館、渡辺が仙台に来た頃は青葉通にあったような。それが現在の台原森林公園に移動したのは、いつ頃だったのか。記憶がないのですが、気がついたらできていたような。何度か科学展示などを拝見するために訪問したことはありましたが、そこでボランティア活動をされている方々を研究室にお招きできるとは。。 当日は15名の方々。古くから仙台におられる方もいて、渡辺の所属の歴史を遡った「農学研究所」が片平市民センターのところにあったことを覚えておられる方も。ありがたいことでした。そんな渡辺の歴史から渡辺が変わる品種改良のお話をしたあと、2回に分けて、研究室の見学を。時間の関係で、温室、人工気象室などを見て頂くことができなかったのは、申し訳ありませんでした。また、渡辺が慌てていたこともあり、当日の皆さんとの写真撮影もできず。。。
先端科学の一端を見ていただき、それをベースに普段の活動で何かを話すきっかけになって頂ければと思います。最後になりましたが、今回の企画を頂きました、仙台科学館・せかぼクラブ事務局の石川様をはじめとする関係の方々にお礼申し上げます。酷暑という環境の中、研究室まで来て頂き、ありがとうございました。今後とも何らかの形でコラボができればと思います。ありがとうございました。
わたなべしるす
プレイボール!!
2019年7月25日 (木)
さあ始まりました!旧遺生研ソフトボール大会!!実況はわたくし、M2おがわがお送りします!
と、いうわけで、去る7月19日に行われた旧遺生研のソフトボール大会の報告です。ゼミの準備があったりなんだりかんだりで大会から1週間も経ってしまいました(言い訳)。遅くなってすみません。
初戦の相手は微生物進化機能開発分野(だったはず...間違ってたらごめんなさい)。
ピッチャーなべさん!教授自らの登板です。力強い投球を見せてくださいました。試合中も率先して声出しをしてくださり、チームの士気も高まりました!
攻守交代!さあどこまで得点していけるか!
男性陣が打席に立つと急にスポーツ感が出る育種チーム。強そう。あおいちゃんはかわいい。アイドル。
この試合では岡本さんがトップバッターでホームラン!見事な先制点でした。球場全体が拍手喝采!
前回のソフトボールでも思いましたが、矢野くんは左バッターなんですね。育種チームは右バッターばかりなのでなんだか新鮮です。特に根拠はないけどとても運動できそう。試合前のキャッチボールでも強肩を見せてくれました。今後の主力選手として大いに期待です。秋の大会もよろしく頼むよ、矢野くん。
ますこさんと菅野研のひろべさんも試合に出ていたのですが、写真を撮っていませんでした。申し訳ないです...。
初戦は1回にホームラン、2回に3点を入れるなど大変健闘しましたが、相手の打線に敵わず敗退。裏リーグに回ることになりました。
2試合目、裏リーグ初戦の相手は〇×△☆分野!(全然覚えていません...どこだっけ...微生物共生...?)
この試合ではなんと、強力な助っ人として微進の野々山さんが来てくださいました!1試合目では敵チームでキャッチャーをされていた野々山さん。2試合目には当チームのキャッチャーを担当してくださいました。ありがとうございます!(残念ながらうちのチームでプレイしている写真を撮り忘れてしまったので写真はありません。ごめんなさい野々山さん......。)
この試合は守備の調子がよく、相手に点を取らせないプレイで見事勝利!もちろん攻撃も頑張りました。私もヒットを打った...ような...?あまりにへっぴり腰すぎるせいか、相手のピッチャーがとても優しくボールを投げてくれた記憶があります。ありがとう。当たってよかった。
2試合目に勝利したので、次は裏リーグの2回戦です。3試合目の相手は☆〇△×分野!(まっっっったく覚えていません...申し訳ないです...)
ここでも野々山さんがキャッチャーを引き受けてくださいました。このチームの司令塔は野々山さんです。2試合連続の助っ人、本当にありがとうございました!
さらに、この試合ではなべ研のバイトさんの竹本泰くんも応援に駆けつけてくれました。彼は球技の経験があるそうで、大変活躍が見込める助っ人です。その期待通り、守備で見事な活躍でした。素晴らしい投球力。体力測定のボール投げ万年1点の私からするともはや別世界の住人です。ぜひとも次のソフトボール大会にも参加してもらいたいところですね。人員不足著しい当チーム、戦力はいつでも歓迎ですよ!
さてさてこうして3試合目、満を持して、マウンドには我らがエース菅野研たかせくん。院生会のソフトボール大会に引き続き力投を見せてくれましたが、チームの打線がなかなかつながりませんでした。やはり3試合目ともなるとみんな疲れていたのでしょうか、負けてしまいました。残念ですが、みんな最後まで頑張りました!この後は決勝戦の審判をして終了です。
そんなこんなで幕を閉じた旧遺生研のソフトボール大会。直前まで雨が降っていたり、急に気温が上がったり、あまりいいとは言えないコンディションの中での開催でしたが、なんだかんだ楽しめたのではないでしょうか。また秋のソフトボール大会も楽しみですね。みなさん、本当にお疲れ様でした!M2 おがわ
【教養講義】「大学生のレポート作成入門-図書館を活用したスタディスキル-」レポート最終稿へのコメント, 表彰(7/23)
2019年7月22日 (月)
先週末の金曜日は、旧遺伝生態研のイベント。詳細は学生さんが書いてくれるであろうことを期待して。。そんな金曜日は晴れ間があったものの、週末は曇り、雨。今週いっぱいは雨が降るようですが、来週には晴れ間が見えるだけでなく、気温も一気に30oC後半に。20oCちょっとの気温で適応していたものを、この1 weekで10oCくらい上昇した気温に適応させるのは。。。もちろん、植物にとっては「太陽光」が必要になるので、晴れ間と気温上昇は不可欠なわけですが。。。 5月の講義でも話をしたように、論文であれ、レポートであれ、論旨をまとめたところで、どんなイントロをつけるのか、どんなタイトルをつけるのか、そんなことで興味を持ってくれたり、そうでなかったり。もちろん、専門のレポートであれば、それなりの専門性が必要なのだと思います。渡辺も自家不和合性のレポートを書くのであれば、イントロにはこれまでの自家不和合性研究をふまえますので。ただ、一般教養としてのレポートであり、評価をするのは専門が異なる教官。そう考えたときに、もう少し最初の導入のところを工夫できたのではないかと。また、最終稿で、どこを修正したかと言うことを明確にしてくれた方もいれば、そうでない方も。文字の色を変えると異様な工夫があると、なるほどと思うわけです。また、こちらからのコメントをスルーするには、それなりのもっともらしい「理由」でdefenseすることが要諦。uptakeする必要がないからと言うのは、いかがなものかと。。。せっかくの修正するチャンスですから。あと、文章を書くことと同じ位大事なのは、〆切を守ること。これも社会に出ると、重要な因子の1つになりますので。
また、文章力をつけるために肝要なのは、書き続けること。もちろん、大学生、いろいろとやりたいこともあるだろうし。。。渡辺も学生時代、そうでした。ただ、今になって反省すると、文章を論理的に書くということをもう少し早い段階でトライしていたら。。。そんなことを思うわけです。大学、大学院、社会人と年齢を重ねるほど、多様な文章を書くことが必須になる時代。AIが発展しても、それなりに文章力は評価されると思います。これからもたくさんの文章を書いてみてください。 最終回の講義で、恒例となっている「渡辺基準で選んだおもしろいレポート」に○○賞というのを。それなりに、学部間のバランスを取ったのですが、母屋に厳しい結果になったのかもと思うと、心苦しいのですが。。。おもしろいという観点であって、高い文章力、構成力があるかというのは、また、別次元ですので。個々が文章を書くことに研鑽いただければと。。。「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」ですので。
わたなべしるす
PS. 講義が終わったあと、この講義恒例の「受講生との懇談会」。教員、学生さんとよい意味で次年度のことを含めて、議論ができたのはありがたいことでした。なお、講義の最後のところで紹介した、渡辺の展開ゼミのお知らせは、こちらからです。興味のある方、mailで必要なことをお知らせ下さい。お待ちしております。