台風10号が最初の予想よりもかなり遅い。暴風域がなくなったとは言え、仙台での雨風の影響は今日が最大の模様。もちろん、昨日、8月15日は西日本の交通が終日麻痺していた。これまでの豪雨のような被害はないものの、落下物など、各地で被害があった。台風が通過すると、えてして暑くなる。今回もその法則に従うというのか、9月に入っても平年より高めというか、仙台の8月末が30oCを超えるとか。少し涼しくなりかけただけに、秋作の作付けをどうしたものかと悩みはつきない。 夏のこの時期、植物が花を咲かせている。いつも通りにこの時期のもあれば、開花時期がずれているものも。キャンパス内の木々を見ると、意外と開花時期に気づかないものもある。ただ、道ばたには「花粉らしき」落下物も。もちろん、それを証明する必要があるのであるが。。。もちろん、毎年咲くものもあれば、そうでないものも。何十年と開花しないものが咲いたと。環境要因の何が影響したのか、調べてみるとおもしろいとも思える。ただ、どうも花が咲くからくりを証明するのは、容易ではないのも事実である。
学生をしていた1980年代から30年余り。仙台の気温が上昇したのは実感としてある。学部の3年の時だったろうか。8月上旬に仙台でも豪雨が。雨宮キャンパスの北六の通りが水浸しで、圃場のイネも冠水していた。気温も低く、涼しいを通り越して、肌寒い中でイネのサンプリングを手伝ったのをも出す。植物の花を扱うと、農繁期に偏りが。もちろん、開花している花を使わないと言うことも可能な時代。多様な実験系でからくりを証明するためにも、毎日の研鑽で予想外の状況を突破することが大事なのであろう。そんな夏のひとときであった。
わたなべしるす
PS. また、大学周辺が少し騒がしい。。しばらくの間なのであろうが。。。結果はいかに。。。
豪雨、証明、研鑽(8/16)
2019年8月16日 (金)
祝、大学院合格(8/9)
2019年8月 9日 (金)
7月18日に自己推薦入試の合格発表が。今日、8月9日が第I期入試の発表。午前中と思いきや。。というようなこともありましたが、無事、受験してくれた学生さんが2名合格。来年の4月からご一緒できるのを楽しみにしております。それぞれの研究室で過ごす半年間で、いろいろなことを学んで、よい形での異分野融合ができればと思いますので。楽しみにしております。
わたなべしるす
PS. 74回目の長崎での式典。3日前は広島。なくなられた多くの犠牲者に。黙祷。
【アウトリーチ活動】夏休み大学探検2019(8/7)
2019年8月 7日 (水)
今週はこの暑さが続く模様。週明けには台風9, 10号が接近。高気圧の張り出し具合によるので、どうなるのか。仙台にどれくらい近づくのか。もう少し先まで見る必要がありそうで。そんな仙台市。人口が109万人を突破したとか。ただ、来年あたりがピークとか。。。問題解決を急がないと。。。そんな仙台市。
夏休み大学探検2019(第18回サイエンス・スクール)「花を解剖してみよう」(8/7)
今年が何年目になるのか、こちらも記憶が定かでないのですが、。。仙台市内の中学生向けの大学公開。テーマは毎年同じで「花を解剖してみよう」。昔であれば、学校の帰り道に花を見つけて、ばらばらにする。そんなことができたよき時代。今、そんなことができなくなった時代。本来はできるようにすることが大事なのですが、緊急避難的措置として、まずは、場を設定して、ばらばらにしてみること。それによって、どの様になっているかを理解できるわけで。もちろん、命の大切さも理解してほしいのですが。植物も同じ命ですから。 今年は2名の受講生が。会議室を借りてやるのが通常なのですが、2名であれば、研究室のセミナースペースでよいかと。急遽場所の変更。研究室に来てもらう途中で、玄関先、研究室内の植物の観察から。不思議だなと思うことが大事ですから。で、3hr弱の時間のまず2hrで、いろいろな花の構造を理解して、分解して並べてみること。共通性、多様性など分かるわけで、また、どう並べることが、さらなる理解を進めるのか。こちらからは、自由にやってみる、考えながらやってみると言うことで。それでも2hr後には、しっかり、やるべきことを理解して、解剖することの大事さを理解してくれていました。
そのあと、研究室の見学を。考えながら観察することを理解して、いくつかの質問も。この夏休みを使って、観察すること、自然の不思議に気がつくこと、分解してみることをやってみてくださいと。
最後になりましたが、本企画を頂きました、仙台市教育委員会・大沼様、松田様をはじめとする関係の方々に、お礼申し上げます。次年度以降も、同じテーマかもしれないですが、また、コラボできればと思います。また、研究室のスタッフの方々には、準備、設営、実施、後片付けなど、様々な面をお手伝い頂きました。ありがとうございました。
わたなべしるす
PS. 実習の合間に市教委の方々と議論の時間を。こちらがいろいろなところでお世話になっていた先生方をご存じで。。。世の中はやっぱり狭いです。ありがとうございました。
【速報】2019年8月4日, 19時23分頃, 福島県沖(M6.4)地震に伴う影響(8/4)
2019年8月 5日 (月)
台風8号が発生とか。先週は35oC近い気温の連続。以前の仙台であれば、梅雨明け10日ほどが暑いだけでしたが、明らかに暑さの期間が長くなっていて。。。そんな週末。日曜が定期停電。停電中、復帰も大きな問題もなく。ラボスタッフ、学生さんたちがしっかりとした対応を頂きました。 で、その停電からの復旧が終わって30min位してからでしょうか。久しぶりの「緊急地震速報」で携帯から音声が。テレビをつけていたら、テレビからも。1minくらい揺れたでしょうか。研究室がある仙台青葉区は震度4。久しぶりの大きな搖れでしたが、研究室に、机の上の紙が数枚落ちたり、緩い引き出しが動く程度で、特に被害もなく。少しほっとでしたが。気を引き締めないといけないそんな地震だったのかも。。。
わたなべしるす
PS. 今年も暑い夏を乗り切るためと言うことで、・・・。恐れ入ります。夏を乗り切り、しっかりとした成果にしたいと思いますので。ありがとうございました。
【アウトリーチ活動】オープンキャンパスに伴う研究室訪問, 米沢興譲館高等学校・SSH研究室見学, 科学館せかぼクラブ研究室見学(7/30, 31, 8/3追記)
2019年7月30日 (火)
東北南部が梅雨明け。ここ2日ほど、夜温が25oCを下回らない熱帯夜に。昨日の日中も10minほどの間、いわゆる「ゲリラ豪雨」とおぼしき雨が。。。そんな中、ぼちぼちと思っていたところで、ようやく。夏の甲子園の出場校も決まるとか。長雨が続いたので、どうしたものかと思っていたところですが、何とかなったような。。。グローバル化というのが、こんなところにも。と思うような記事も。ローカルには知られていても、一般的でないようなこともあるので。難しいところではあるわけですが。
7/30(火):オープンキャンパスに伴う研究室訪問
いつもの年であれば、お知らせのところに「オープンキャンパスに伴う研究室訪問」が可能という記事を出すのですが、あれこれと忙しくしていて。気がついたら、当日に。もちろん、渡辺のところは学部を兼担していないので、実質的なオープンキャンパスはないのですが。片平キャンパスは、基本、付置研がほとんどを占めていて、今日も至って平日と変化なし。
そんな中で、ごごから市内の中学生が1名。片平キャンパスの近くにある片平丁小学校時代にも、出前講義などで講義、実習はあったのですが、研究室見学はじめて。簡単に研究室のことを説明して、普段見ているようなもので、こんなことが不思議と言うことの解説であったり、渡辺の学部時代のノートを見てもらいながら、書くことの大事さなどを話していると、あっという間でした。そのあとは、ラボスタッフのマスコさんに簡単に研究室の案内を。顕微鏡観察をしている様子など、かなり感動しての時間だったようです。オープンキャンパスでは、研究室の中までゆっくりとというのは難しいところもあるので。また、来年もいらしてください。 来年からは高校生とか。是非、科学者の卵養成講座にもチャレンジしてください。広く科学を学ぶことは大事なことですから。そちらも応募してみてください。
7/31(水):山形県立米沢興譲館高等学校・SSH異分野融合サイエンス(研究室見学)
朝から30oCをあっという間に超えて、昼過ぎには、35oCを超える猛暑日に。。。7/11(木)に、SSH異分野融合サイエンスということで、米沢興譲館高等学校へ。その時のメンバーが東北大のオープンキャンパスにあわせて、研究室見学に。昨年度は研究室見学を予告していたのですが、今回は講義のあとに、担当の先生と相談後に決定。渡辺の研究室を見たあとは、それぞれ希望のキャンパスに行くのだと思いますが、イベントと言うよりもしっかり研究室とは、研究をするとはということを見てほしいなと。で、最初に、渡辺が大学で何を学んでほしいのか、渡辺の学部時代のノートなども見てもらいながら。今は、pptのfileが印刷されたものが配布されるので、何となく分かったような気分になるわけですが、そうではなくて、大事なことはしっかりノートを取る、場合によっては、しゃべっていることも。そんなことを是非、やってほしいと。 後半は、TAとしてM2の小川さん、B4の金さんに研究室内の見学を。前日からどこを見てもらうのが良いか、いろいろと議論していたこともあり、研究室内の機器類、低温室、人工気象室など、高校の実験機材とはちょっと違うものを見ることができたのではないでしょうか。小川さん、金さんありがとうございました。
最後になりましたが、実施に当たり、山口先生、秋葉先生をはじめとする関係の先生方には、大変お世話になりました。何よりも本物を見てみるというのは、大事な観点かと思いますので。次は11月に別のグループへの抗議で伺うのを楽しみにしております。ありがとうございました。
PS. 来年のオープンキャンパスは、9月にずれ込むとか。。。国際的なイベントの関係かなと。。。なかなか難しい問題です。
8/3(土):仙台市科学館せかぼクラブ研究室見学
仙台市科学館、渡辺が仙台に来た頃は青葉通にあったような。それが現在の台原森林公園に移動したのは、いつ頃だったのか。記憶がないのですが、気がついたらできていたような。何度か科学展示などを拝見するために訪問したことはありましたが、そこでボランティア活動をされている方々を研究室にお招きできるとは。。 当日は15名の方々。古くから仙台におられる方もいて、渡辺の所属の歴史を遡った「農学研究所」が片平市民センターのところにあったことを覚えておられる方も。ありがたいことでした。そんな渡辺の歴史から渡辺が変わる品種改良のお話をしたあと、2回に分けて、研究室の見学を。時間の関係で、温室、人工気象室などを見て頂くことができなかったのは、申し訳ありませんでした。また、渡辺が慌てていたこともあり、当日の皆さんとの写真撮影もできず。。。
先端科学の一端を見ていただき、それをベースに普段の活動で何かを話すきっかけになって頂ければと思います。最後になりましたが、今回の企画を頂きました、仙台科学館・せかぼクラブ事務局の石川様をはじめとする関係の方々にお礼申し上げます。酷暑という環境の中、研究室まで来て頂き、ありがとうございました。今後とも何らかの形でコラボができればと思います。ありがとうございました。
わたなべしるす