平成28年度文部科学省科学研究費補助金 新学術領域研究

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植物新種誕生原理植物新種誕生原理

Nagoya University Live Imaging Center

研究経過

【雑誌掲載】natureダイジェスト 9月号「NEWS IN JAPAN」のコーナーに取材記事が掲載されました!(渡辺班)

September 3, 2019 10:52 AM

Category:アウトリーチ活動, 新聞発表・メディア報道

main:渡辺班

渡辺教授(東北大学大学院生命科学研究科)の取材記事「科学者自身の手で種をまこう」が、natureダイジェスト 9月号「NEWS IN JAPAN」のコーナーに掲載されました。

Natureダイジェストの記事ページへ

 

渡辺先生が精力的に取り組まれている「アウトリーチ活動」について取材を受けたものです。

東北大学 渡辺研究室のページには渡辺先生のコメントも寄せられていますので、ぜひ併せてご覧ください!

 

 

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NHKワールドScience View(9月4日)に清水教授が出演します!

September 3, 2019 9:51 AM

Category:新聞発表・メディア報道

main:瀬々班

NHKワールドのScience Viewという30分番組で、瀬々班の清水教授(チューリヒ大学 教授 / 横浜市立大学木原生物学研究所 客員教授)が出演されます。

清水教授が取り組まれている、当領域の研究活動の一つである倍数体化を中心に研究室紹介が放送される予定です。

 

日本時間で9月4日水曜日の真夜中0時半と、6時半、12時半、18時半と4時間おきに4回放送されます。

またオンデマンドで1年間見られる予定です。

https://www3.nhk.or.jp/nhkworld/en/tv/scienceview/20190904/2015220/

https://www3.nhk.or.jp/nhkworld/en/tv/scienceview/

 

日本国内からもインターネット視聴が可能ですので、皆様ぜひご覧ください。

https://www3.nhk.or.jp/nhkworld/ja/world/howto/

コムギ農林61号のBLASTサーバが立ち上がりました(瀬々班、辻班)

September 3, 2019 9:41 AM

Category:研究成果

main:瀬々班, 辻班

領域の成果の一つとして、コムギ農林61号のBLASTサーバが立ち上がりました。

当領域の瀬々班(瀬々、清水)、辻班も、今回の農林61号のゲノム解読に貢献しています。

皆様、ぜひご活用ください。

 

詳細はこちら

NBRP-KOMUGI(トップページ)

https://shigen.nig.ac.jp/wheat/komugi/

 

農林61号のblast serverに関するページ

https://shigen.nig.ac.jp/wheat/komugi/about/norin61GenomeSequence.jsp

カナダで開かれたThe 1st International Wheat Congressで3名の学生が受賞しました(宅見班)

August 19, 2019 8:05 AM

Category:受賞関連

main:宅見班

神戸大学農学研究科修士課程2年の3名の学生が、2019年7月にカナダのサスカツーンで開催されたThe 1st International Wheat Congress(第1回国際コムギ会議)で、Best Poster AwardやTravel Awardを受賞しました。

本国際会議は、世界中から600名を超えるコムギ研究者が、2年に1度集まる会議となります。

<受賞課題>

Best Poster Award: RNA-seq-based polymorphisms in the section Sitopsis species reveal the origin of wheat B-genome chromosomes (Yuka Miki, Kentaro Yoshida, Kazuhiro Sato, Shigeo Takumi)

Best Poster Award: Phenotypic variation and RNA-seq-based genome-wide polymorphisms in wild diploid wheat relative Aegilops umbellulata(Nozomi Kasazumi, Moeko Okada, Kentaro Yoshida, Shigeo Takumi)

Travel Award: Genome-wide marker development based on RNA sequencing of leaf transcripts in wild einkorn wheat (Asami Michikawa. Kentaro Yoshida, Moeko Okada, Kazuhiro Sato, Shigeo Takumi)

【プレスリリース】キウイフルーツが紐解く「植物が性別を手に入れた進化の仕組み」(赤木班)

August 8, 2019 5:25 PM

Category:研究成果

main:赤木班

岡山大学 大学院環境生命科学研究科(農) 赤木 剛士 准教授は、これまでキウイフルーツを用いた植物の性別決定の仕組みの解明に取り組んでおり、このたび、オス機能の制御を担う性別決定遺伝子を発見し、「Friendly Boy」と命名しました。さらに、赤木准教授らの研究から既に見つかっていたメス機能の制御を担う「Shy Girl」遺伝子とともに、2つの遺伝子の成立過程を明らかにし、40年以上前から提唱されていた「植物が性別を手に入れる進化の仕組み」に関する理論の証明に至ることができました。また、本来は性別を持っているキウイフルーツにおいて、本研究で明らかになった性別決定遺伝子の組み換え・遺伝子編集を行うことで「人為的に両性花を作り出すこと」に成功しました。本研究の成果は今後、作物の性表現を自由自在に制御する技術へと発展していくと期待できます。

 

本研究は、香川大学 農学部、京都大学 大学院農学研究科、立命館大学 グローバルイノベーション研究機構、ニュージーランドplant&Food Research、カリフォルニア大学 デービス校との共同研究として行われました。

 

本研究成果は、日本時間8月6日(英国時間:8月5日)、英国の科学雑誌「Nature Plants」に掲載されました。

 

<論文タイトル>
"Two Y-encoded genes determine sex in kiwifruit"
著者名:Takashi Akagi, Sarah M. Pilkington, Erika Varkonyi-Gasic, Isabelle M. Henry, Shigeo S. Sugano, Minori Sonoda, Alana Firl, Mark A. McNeilage, Mikaela J. Douglas, Tianchi Wang, Ria Rebstock, Charlotte Voogd, Paul Datson, Andrew C. Allan, Kenji Beppu, Ikuo Kataoka, Ryutaro Tao
DOI:10.1038/s41477-019-0489-6

 

JSTプレスリリース

岡山大学プレスリリース

 

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図1 キウイフルーツにおける性別獲得の進化

Friendly Boy遺伝子を失ったものがX染色体になり、Shy Girl遺伝子を新しく獲得したものがY染色体になって、X-Y染色体の組み合わせで性別が決まります。

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