2.13の地震の余震でしょうか。緊急地震速報が流れて、結構な揺れでした。急ぎ、研究室を確認しましたが、少し落下物がある程度で。。。青葉区が震度5弱だったからなのか。。。いずれ、大きな被害もなく。
3.11からの続き、いつまで続くのか。。。。ちょっと悩ましい週末の大きな地震でした。
わたなべしるす
PS. 食事時でしたが、ラボスタッフの方、事務の会計係の方が研究室に確認に来てくれました。ありがとうございました。
【速報】2021年3月20日, 18時09分頃, 福島県沖(M6.9)地震に伴う影響(3/20)
2021年3月20日 (土)
新M1の益子です
2021年3月16日 (火)
はじめまして。
4月から新しくM1として入学することになりました、益子恵利那(ますこえりな)です。
研究室には昨日からお世話になっております。
高校生のときから、ここにこんな風にブログを書くことに憧れていたので、現実になってうれしく思います。初投稿なので、まずは自己紹介を。
私の出身は群馬県です。夏は暑く、冬は冷たいからっ風(強風)。自転車通学の学生は大体飛ばされそうになっています。橋の上は風がよくぬけるので、特に恐ろしいです。
そんな環境で強く生きる群馬県民のソウルフードといえば焼きまんじゅう。と言っても知らない方が多いと思いますが、あまじょっぱいたれがおまんじゅう(というよりは蒸しパンのような感じ)に絡んでとっても美味しいので、ぜひ機会があれば食べてみてください。
高校卒業後、学部4年間は富山大学で過ごしていました。
富山県も、夏は暑く冬は極寒でしたが、群馬より湿度が高く、お肌は常に潤っていました。
ちなみに学部時代、私は星をみるサークルに所属していたので、星座やそれにまつわる神話がちょっとだけわかります。一番好きな星座はうしかい座。形がかわいいんです。
富山はとにかくお魚がおいしいです。白えびやほたるいか、寒ぶりなどは全国的にも有名なのではないでしょうか。
これは富山を去る直前に市場で食べた海鮮丼です。幸せの味がしました。
卒業研究は富山大の教授だけでなく、渡辺先生と新M2の福島さんにもご協力いただき、ダイコンの自家不和合性をテーマに行いました。
渡辺先生には学部時代から色々とお世話になり、本当に感謝です。
仙台には先日引っ越してきたのですが、晴れの日が多くて驚きました。
富山県民はこの時期、基本的に毎日傘を持っているくらい雨の日が多いので、こっちに来てから連日太陽光を浴びられていい気持ちです。
食べるという行為がこの世で一番好きなので、仙台でもおいしいものをたくさん食べられたらいいなあと思っています。
昨日から始まった渡辺研究室での生活は、まだ慣れないことも多く不安もありますが、研究室の皆さんが優しく色々なことを教えてくださり、とてもありがたいです。
少しでも早くこの生活に慣れ、たくさんのことを吸収して、有意義な2年間にできるようがんばります。これからよろしくお願い致します。
最後に!
食べ物の写真ばかり載せてしまったので、富山に住んでいた時に大好きだった懐かしき日本海の写真を。
益子
3/11(金)、14:46から今日まで、その31(3/11)
2021年3月11日 (木)
2011.03.11 14:46の東日本大震災が起きてから10年が過ぎた。北門のところには半旗が掲げられ、弔意が。また、14:46少し前に「黙祷」を促す館内放送も。あのとき、何が起きたのか、思い出すのは、加速度的な揺れが継続したと言うこと。避難することを忘れて、ものが落ちるのに見とれていたこと。2回目の加速の最後で電気が消えて、曇り空で研究室が一気に真っ暗になってしまったこと。長い揺れが終わったあとも揺れたのであろうが、研究室メンバーに被害がなかったことが何よりの幸いであった。
ちょうど、1ヶ月前。2.13には最初の1minに近いような地震が。耐震対策は行っていたが、ずいぶんやられた。地盤なのか、建物自身なのか、建物の位置なのか。。。まさに、「無常」であった。もちろん、3.11の時にものの被害だけで済んだことは、よしとしないといけないのであろう。F1の廃炉に向けての状況は見るに堪えない。何かの機会を得て、現場に足を運んでみることも、科学に関わるものとしての使命のような気もする。また、沿岸部から一定の距離に広がる何もない空間を見ると、それもまた「無常」としかいえない。テレビの言葉になるかも知れないが、ものとしての復興はそれなりに何とかなった10年だったのかも知れない。次の10年、心の復興がなされることを祈りながら、本震災で亡くなられた方々哀悼の意を表し、黙祷。
わたなべしるす
【リモートアウトリーチ活動】岩手県立盛岡第三高等学校・SRH発表会、青森県立五所川原高等学校・特別講義、福島県立福島高等学校・SSH発表会・運営指導委員会、福島県立安積高等学校・SSH生徒研究発表会・運営指導委員会(2/19, 20, 26追記)
2021年2月20日 (土)
雪が頻繁に降る2021年の冬。気温も氷点下の朝が多いような。ただ、降雪があっても、雪解けは1月頃よりも早いイメージ。地面は少しずつ春になっているのだろうと。そんな2月第3週。地震からの復旧に始まり、17日からは博士研究員の林さんが着任。よい方向になるように。と思っていた週末にかけて。
2/19(金):岩手県立盛岡第三高等学校・SRH発表会
コロナ禍を受けて、課題研究の口頭発表とポスター発表を2つに分けて。2.13の地震で仙台と一関間の新幹線がストップ。2/25から国公立大学入試試験もあるということへの影響でしょうか、前日の24日は速度制限などをかけながら、復旧されるとか。そんな状況を予測できたわけでなく、コロナ禍で拡散しないようにと言うことで、リモートでの参加をお願いしたのでしたが、リモート対策をお願いできていなければ、前日まで参加できるのか、頭を抱えた状態になったような。。。盛岡三高の先生方の迅速かつ的確な対応のおかげです。ありがとうございました。肝腎の発表会、午前中から14:00までの10課題について、リモートからでしたが、可能な限り質疑応答を。このような形での開催も十分可能なのだと。設定から当日の開催まで準備頂いた先生方に感謝です。ありがとうございました。
2/19(金):青森県立五所川原高等学校・特別講義「高校で課題研究が、大学・大学院での研究につながる」
14:00までの盛岡三高でのSRH発表会を終えて、急ぎ、五所川原高でのリモートでの出前講義。リモートのよさは、瞬時に移動ができるところ。講義のイントロは、2.13の地震から。青森・五所川原周辺はあまり揺れがなかったのか、東北新幹線が盛岡以南で止まっていることもあまり知られてないのは、少し残念。そんな世の中の変化に注意を払うこと、なぜ、そんなことが起きたのかにも気がつくきっかけになると。また、新幹線が止まっている状態でも、渡辺が講義をできたのは、先生方のリスクマネジメントのおかげだと。実験はもちろん、チャレンジも大事である一方で、しっかりとした実験計画を立てるというリスクマネジメントも大事なこと。あとから気がついて、忘れていた!!、というのはよくないと言うこと。そんなことをスタートに課題研究をなぜ行うのか、その重要性を様々な角度から。そんな課題研究の先には、自分自身の「キャリア形成」に繋げてほしいと。つまり、大学、社会人になっても、観察し、不思議に思って、考えることは大事なことですから。また、リスクマネジメントも忘れず、キャリア形成して下さいと。ありがとうございました。
前日には中村校長先生からmailを頂き、電話で情報交換。普段から自然を観察し、変化に気がつくこと。あらかじめ予測できることにはしっかり対応することなど、貴重な議論の時間でした。ありがとうございました。
2/20(土):福島県立福島高等学校・SSH生徒研究発表会・運営指導委員会
コロナ禍を踏まえて、宮城県からはリモートでの福島高校・SSH発表会、運営指導委員会に参加。さらに、新幹線は仙台と那須塩原間も23日まで2.13の地震で停止。福島高校も大きな被害を受けて、最初のformatを変更して、急ピッチの準備を頂いたとか。ただ、参加した限り、とてもよくできたシステムで、学校で発表を聞いて、質疑ができるのと変わらないレベル。大学も学ばないといけない状態のような・・・。研究発表会は、口頭発表、ポスター発表、ディベート決勝。ディベート決勝には適切な「エール」も。感動でした!!コロナ禍、震災被害からすぐの状態でしたが、充実したものでした。また、最後は、運営指導委員会。リモートからの座長もはじめてでしたが、おかげさまでスムーズに。あっという間の1日でした。ありがとうございました。
PS. 土曜日にもかかわらず、学内では何かの工事が。そこから聞こえる音がある種の警告音に聞こえて。。。2.13の地震後ということで、しばらく、音源が何なのかを探して、昼過ぎに発見。そんなものだとわかり、ほっとした訳ですが。周りに対して感度が上がっているのがよいことと解釈して。。。そんな週末でした。
2/26(金):福島県立安積高等学校・SSH生徒研究発表会・運営指導委員会
気がついたら、3月3日。アウトリーチ活動があったのは、先週の26日の金曜日。色々なことが重なり、記事が書けないままで、5日も。予定の上では、今年度最後のアウトリーチ活動。コロナ禍を受けてのリモートでの参加。福島県立安積高等学校での生徒研究発表会、運営指導委員会。午前中のポスター発表には参加できずでしたが、午後からの口頭発表に。SSHという枠組みが始まった最初に参加した高校。その後、しばらく間を空けての今回のSSH。色々な苦労があるのだろうと。その当たりは、生徒研究発表会、運営指導委員会などでも。少しでも早く収束して、従来に近いactivityができればと。もちろん、リモートでのよいところは取り込むとして。。。ありがとうございました。
わたなべしるす
新しいポスドクの林です
2021年2月18日 (木)
はじめまして、昨日からポスドクとして渡辺研でお世話になっている林真妃(はやしまき)です。ブログを書くことは人生初なので読みにくい文章になっているかと思いますが、簡単に自己紹介をさせていただきます。
私は金のシャチホコで有名(?)な愛知県名古屋市出身です。大学院から名古屋大の木下俊則教授の研究室で、シロイヌナズナを用いた気孔の研究をはじめて学位を取得しました。引き続き木下研で1年半ポスドクを勤め、その後にデンマークにあるコペンハーゲン大学のMichael Palmgren教授の研究室で、昨年末まで2年半の間ポスドクとして研究を行いました。
来年度から渡辺研で学振PDとして研究できることになり、コロナ禍で世界中が大変な状況の中ではありますが、昨年末に帰国しました。有難いことに採用前から研究をさせていただけるとのことで、昨日からお世話になっています。昨日は研究室で歓迎のケーキ会を開いていただきました。苺のミニパフェ、とても美味しかったです!ありがとうございます。
これまでは植物の環境応答や、植物細胞のイオン輸送について主に研究を行ってきました。これからはこれまでの経験を活かして、受粉時の雌雄間でのイオン輸送について解析し、アブラナ科の自家不和合性メカニズムの解明に役立てる研究ができればと思っています。
受精研究は私にとっては新しい分野なので不安もありますが、チャレンジできることに感謝をして、精一杯頑張っていきたいです。どうぞよろしくお願いします。
仙台の冬はコペンハーゲンより寒く感じて、驚いています。写真はコペンハーゲン大学の植物園に咲いている桜です。暖かい春が待ち遠しいです。
こちらの写真はコペンハーゲンより北にあるDyrehaven(鹿公園)と呼ばれる自然保護区域に行った時のものです(鹿が見づらくてすみません...)。真夏でとても暑かったですが、広大な敷地にある自然と鹿に癒されました。コロナが落ち着いたら、また訪れたいです。
ポスドク 林