東北大学・飛翔型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業)

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平成21年度活動ブログ

平成21年度活動ブログ養成講座の活動を記録しています。

2009年7月の記事一覧

2009.07.27

とある生徒さんからの、とある質問、その一

運営事務局が、大学の教員、事務職員から構成されており、完璧と言える対応ができてないことも、問題があるかもしれないが、HPに書き込みができると言いつつ、まだ、高校生サイドから、コメントできない体制であること、お許し頂きたい。近いうちに、何とかしないといけないと、思っているのは、事実である。

そんな折、受講生の高校1年生から、進路として、「教員を目指している」と。今の時代、高校1年生で何を目標に高校生活を送っているかと言うことが明確になっているというのは、とても感心であると、思った。そんな受講生は、「東北大の教育学部は「教員養成系」ではなく「教育学系」と聞いております。教育学系ではどの様に進路の違いが有るのでしょうか?入学者案内も拝見しましたがもう少し明確な違いがあれば教えて頂けませんか?」

渡辺が高校生の時にも、教員を目指した時期があった。そんな折、この様なことを考えただろうか。とても、熱心な生徒さんだと感じた。

今でこそ、大学にいて、ある程度のことは分かっているつもりかもしれないが、それが、外にうまく伝わってないのかもしれない。そこで、その生徒さんに了解を得て、こういうことを考えている受講生の方もいるのではと、HPへの掲載を計画した。

この回答が100%正しいかどうか、本来は、教育学部の教員にコメントをお願いするべきであろうが、今回は、東北大学の理系学部・研究科が運営している。ので、渡辺が知り得ることを記す。東北大学の教育学部のHPを見ていただくと分かるが、


教育を行うことにより、ヒトがどのような影響を受け、どのように発達するのか、その心理的影響は、さらには、教育するための制作、評価などを行っているようである。それに対して、教員養成というのは、例えば、宮城教育大学のようなところがある。そこでは、主に、小中高の教員養成を行うことが、目的である。渡辺の後輩にもそうした大学で、教員を行っているものもいる。ここでは、いかにして教育を行うかという、実践の方が講義としては多くなるのであろう。ただ、教員免許を取得すると言うことであれば、小学校を除けば、理学部、工学部、農学部などの理系学部にいても、中学・理科、高校・理科の教員免許は取得可能である。もちろん、大学で普通の人が取らないような単位を取ったり、教育実習をしたりということは必要となる。

そう考えたとき、どちらに進むかは、それぞれの生徒さんの考え方かもしれないが、絶対に先生になりたいというのであれば、教員養成の方がよいのかもしれない。ただ、理系の何らかの専門をある程度知った上で、教員になると言うのも、別の考え方かもしれない。
渡辺も昔、教員になって、という夢があった。その夢は達成されていないかもしれないが、この様なこと、また、出前講義などで、小中高校生に講義ができるのは、それなりに夢を果たしているのかもしれない。とおもったりもした。そんなことを気がつかせてくれた、生徒さんからの質問であった。何かの参考になれば。

わたなべしるす


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2009.07.20

大学施設見学:植物園

7月11日の2コマ目は、植物園見学です。

植物園の鈴木先生からの説明のあと、植物園散策へ。

天候にも恵まれ、杜の都の緑が映えました。

花を携帯写真にとって説明を聞きに来る高校生の姿や、

新しい仲間達と歓談する高校生の姿がありました。

また、発展コースの次の募集にこそと意気込む声も聞こえてきました。

090711eggs_garden.jpg

by Kuri

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2009.07.20

発展コース説明会

発展コースに配属される18名の発表がありました。

8月上旬から始まります。

安藤先生からの全体的な説明の各コースの説明がありました。

090711eggs_hatten.jpg

理学研究科の秋山先生も直々に説明に駆けつけてくださいました。

090711eggs_hatten1.jpg

発展コースまでどんなことを調べておくと良いのか、次々と質問がありました。

配属研究室は以下の通りです。

加藤 秀生 教授(生命科学研究科) 「動物の誕生:受精から形作りまで」 塚本勝男 教授(理学研究科) 「レーザー干渉計をつかった結晶成長メカニズムの研究」 秋山 正幸(理学研究科) 「地球大気の揺らぎをかいくぐって遠くの銀河を調べよう」 高橋 計介 准教授(農学研究科) 「貝の血球に触れて異物認識の機能を知ろう」 金子  淳 准教授(農学研究科) 「納豆の糸が消える?−発酵産業における バクテリオファージの影響を探る−」 堀井 明 教授(医学研究科) 「がんは遺伝子の病気である」

 

by Kuri

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