東北大学・飛翔型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業)

東北大学・飛翔型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業)

平成22年度活動ブログ

平成22年度活動ブログ養成講座の活動を記録しています。

2015年7月の記事一覧

2015.07.28

2回目を振り返って

こんにちは。山形大学4年、科学者の卵OGの須藤です。
先日の第2回講義に参加されたみなさん、お疲れ様でした。
今回の講義は4つもあったので私たちお手伝いもだいぶ疲れました...。

大学での予定が立て込んでいて遅くなりましたが私なりに振り返ってみようと思います。


第2回の講義は英語、植物、ISEF、地球物理学など様々な分野にわたった内容でした。
私は受付をしていたり事務仕事をしていたり講義中に写真を撮っていたりと仕事がたくさんあったためなかなか講義に参加することができませんでした...。
そのような経緯もあり、今回は講義1つ1つの振り返りではなく全体を通して思ったことを書いてみようと思います。


まず、講義前。
今回は11:00スタートだったのですが早い時間から来てくださる方が多くて受付がとてもスムーズに進みました。書類の回収もサクサク終わり、講義も時間通りにスタートできました。この場をお借りして受講生のみなさんに感謝いたします。ありがとうございました!

講義後。
前回同様今回も講義していただいた先生のもとに行列が!
私も高校生に混じって質問を聞いていましたがとても難しい内容を話していて驚きました。
私の専攻は物理なので植物に触れる機会もすっかり失せ、高校のころに学習したことすら覚えていませんでした。私も皆さんに負けじと勉強しないといけませんね。

本題:講義について。

2015,718 卵_8130.jpg
最初にも書いたように今回は英語、植物、地球物理学と全く違う領域の講義でした。みなさんはどの分野の内容が面白かったですか?「こっちは面白かったけど、あっちの講義はいまいち...。」なんて人もいるかと思います。人によって興味の対象が違うのは当たり前です。しかし、興味がないからと言ってないがしろにしていませんか?私はそれはとてももったいないことだと思います。
卵の講義は毎回様々な分野の先生方に講義をしていただいています。今回のように生物と地球物理学など分野が違う講義を1日に受けることはこれからもあるかと思います。高校の授業だと物理・化学など科目が分かれていて、全く違うものを勉強しているように感じてしまいますが、その科目たちは必ずどこかでつながっています。自分の興味があることと卵の講義で学んだこと、それをうまくつなげられないか考えてみることもとても大切なことだと今の研究室生活で改めてしみじみ感じています。
というのも、私の専攻は物理ですが研究・勉強している内容は高校の科目でいうと化学に含まれるような内容なのです。化学の内容を物理学で研究してみようというテーマなので物理の知識はもちろん、化学、物理を理解するための数学、それとその研究の応用が生物分野にも生かせるということで生物も少し勉強しています。専攻以外の勉強は自分の視野や視点を広げるためにとても有用です。
ほかの分野の知識があると自分の研究について別のアプローチができるようになり、大学に入ってからだけでなく高校での科学部やSSH・課題研究などで生かせることもあるのではないでしょうか?
(研究活動以外にも理系科目を勉強するときにもきっと生かせることでしょう!)



初回ひよこさんで発展コースに行かないと意味がないなんて言っていた人もいましたが、私はそのようなことを思ったことはありません。確かに、基礎コースをただ受けるだけではあまり成長できないかもしれません。しかし、そういう受け身で自分で何も考えない人は発展コースに行っても成長は見込めないでしょう。
自分で考えを巡らせて、間違ってもいいからその考えをレポートに書く、先生に質問する、受講生同士で意見をぶつけてみる。それが大切なのではないかなと思います。


お堅い話になってしまいましたが、楽しみながら(←ここ重要)考えながら積極的に卵の講義を受講してもらえるととてもうれしいです。

最後に現在、科学者の卵では学校推薦枠の受講生を募集しています。気になる方は要綱をチェックしてください。

個別ページ

1

PAGE TOP