東北大学・飛翔型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業)

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平成22年度活動ブログ

平成22年度活動ブログ養成講座の活動を記録しています。

2010年11月の記事一覧

2010.11.24

発展コース(第2期)「レアメタルのリサイクル」 携帯電話からの貴金属の リサイクル

「科学者の卵養成講座発展コース第2期が11月よりはじまりました。早速、「レアメタルのリサイクル」携帯電話からの貴金属のリサイクル」を担当されている伊藤 聰先生(工学研究科)より、第一回目の実習の様子を報告して頂きました。

研修概要は、  「レアメタルのリサイクル」携帯電話からの貴金属のリサイクル

携帯電話やパソコンなどの電子機器類には、レアメタルを含むさまざまな非鉄金属が使われており、これらの使用済み物質は貴重な資源であり、私たちの住む「都市」は膨大な有価金属が眠っている「鉱山」すなわち、「都市鉱山(urban- mine)」とみることができます。資源の乏しい日本は、これら有価金属のほとんどを海外からの輸入に依存しており、その一方で、資源を新たに採取・輸入するのではなく、身近にあるこれらの貴重な資源を繰り返し使っていこうという考え方や取り組みが、2001年の家電リサイクル法施行以降、特に活発になってきました。例えば、携帯電話1トン(携帯電話約1万台分)から回収可能とされる金は、約280グラムとも言われており、これは通常の金鉱石に含まれる金含有量(3グラム/トン)よりも遥かに多い値です。また、地球温暖化防止の観点から、再利用・再資源化を推進することでCO2の排出を抑制できると考えられます。このプログラムでは、使用済み携帯電話のプリント基板から金、銀を採り出すことの基本原理および操作を講義・実験を通して学びます。

第1回目はガイダンスと講義、それから実習開始で、携帯電話スクラップを融解させて濃縮スラグを作成しているところです。この中に金や銀がはいっていますが、どれだけはいっているかはお楽しみ。


携帯1回目-1_025.JPGのサムネール画像




写真1:携帯電話スクラップに薬剤を加えて高温電気炉内1000℃程度に加熱して融解反応させているところです。
写真は放射温度計と光高温計を用いて温度測定を行っている様子です。


携帯1回目-2_025.JPGのサムネール画像


携帯1回目-3_025.JPGのサムネール画像













写真2と3:携帯電話スクラップ中に含まれている金、銀などの貴金属は融解反応によって生成した金属鉛相と酸化物混合物のスラグ相の2相に分かれるわけですが、貴金属が捕集された金属鉛をハンマーを用いてたたいて整形し、不要な不純物が濃縮したスラグを分離している様子です。




この中に集まった金、銀を2回目にさらに反応させて金銀合金を作製し、次いで金と銀を分離して輝く金を得る予定です。
さて、どのくらいの金が得られるでしょうか。

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2010.11.17

今月の講義

はじめまして。青森県立弘前中央高等学校の土岐と申します。

今回の講義は川田達也先生の「明日のエネルギーを変える!?~``電池``の技術~」でした。

最初は少し物理の説明があり、化学と生物選択のわたしにとっては難しめでした。しかしテレビでよく宣伝されているエネファームの仕組みやエネルギーの種類による欠点や利点など社会科で簡単にしか習っていなかったことについて今までより詳しく理解することができたと思います。

また、2015年から燃料電池自動車、水素供給ステーションの普及が始まるということでこのころ時代はどうなっているのかなあと思いました。私たちが20代になったら周りはみんな燃料電池自動車に乗っているかもしれない、そう思うと普及がとても楽しみです。

後半は大学院生の方との語らいで勉強の仕方についてや生活費のことなどいろいろ教えていただきました。勉強の仕方についてよく悩んでいたのでとても参考になりました。

そこで疑問に思ったのですが分子生物学や生き物の行動について研究するとしたら、生命科学研究科と農学研究科どちらが良いのでしょうか?オープンキャンパスで理学部と農学部を見学させていただいたのですが理学部ではショウジョウバエの行動を左右する遺伝子の研究を、農学部ではマウスの保育行動などの研究(オキシトシン?)をしていました。どちらも分子生物や行動に関わる研究な気がします。

講座のあと研究室の見学に参加しました。天候を制御して植物の生育を管理する機械など今まで見たことのない設備がたくさんあって驚きました。弘前市内の大学の研究室を見学したことはあったのですがそこは化学系の所だったので全然違うなあと思いました。

また、渡辺正夫先生から先生のサインつきのnatureをいただきました。自分の名前と高校名も入れていただいてとても嬉しかったです。本当にありがとうございました。一生大事にしたいと思います。

 

nature.JPGのサムネール画像

今回も本当にお世話になりました。もう講座も半分終わってしまったんだと思うと寂しいです・・・。

来月もよろしくおねがいします

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2010.11.17

先日の講義

こんにちは、仙台向山高校の須藤です。

ブログ用のIDとパスワードをなくしてしまって投稿できませんでした......。

ですから、書きたいことがたくさんあります!!

 

まず、堀井先生へ。遅くなりましたが、疑問に応えていただきありがとうございました。

幼いころからの疑問だったのでこの機会に解決できてすっきりしました。

 

次に佐沼高校の高橋さんへ

『君が天文学者になる4日間』の発表を聴いて下さってありがとうございました。

発表の始まる寸前まで発表の準備をしていて、ぐだぐだした部分もありましたが

少しでも私たちの研究内容が分かっていただけたら嬉しいです。

 

そして今回の講義について

今回は電池や、さまざまなエネルギーについてでした。

今ちょうど熱機関について授業をしていて、化学電池についても授業で履修済みだったので

いつもの講義よりもわかりやすく感じました。

最近は新エネ開発が進んでいるので、

日本の発電事情が変わる日も近いうちに来るのではないかと思いました。

 

大学生の方々とのお話では、受験について・大学についてなどいろいろなことを

教えていただきました。どんなことを話せばよいのか分からず、

会話はあまり進みませんでしたがAOの体験談や大学での生活など

内容の濃い話をたくさん聞けてよかったです。

 

今回も楽しい講義をありがとうございました。次回も楽しみにしています。

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