2010.10.25
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2010年10月の記事一覧
2010.10.09
第1回・キャリア教育を終えて。。(生命科学・渡辺)
受講生の皆さんへ。生命科学の渡辺でございます。先週の講義は以下だったでしょうか。質問が何もなかったですが、その後、mailで質問をもらったり、レポートにそれなりにこちらの話が、参考になったようなことも書かれており、こちらの意図は伝わったのかなと。ただ、レポートのコメントを書き始めて、いくつか、気になったことがあり、HPに記しておくことにします。
こちらとして伝えたかったことのポイントは、偶然の連続で今の仕事というか、キャリアがあるように聞こえたかもしれないですが、もちろん、その背景には渡辺なりに「努力」というか、やることはやったように思います。川の流れのままに、ほったらかして、今があるとは思っていません。特に、高校の時に、何を大学で勉強したいというか、どういう学部にいくかは変化しましたが、論理的に解析できる遺伝学というものを目指したのは、高校1年で、生物を学習して、遺伝学のおもしろさというか、生物の遺伝学なら、理解できるというか。それは、心の中にあったと思います。それも植物の遺伝学というのは、植物を小さな時から、見ていたことが起因していると思います。
偶然という意味では、大学を選ぶときに、結果として、「東北大学」になったことをお話ししました。さらに、研究テーマを「自家不和合性」にしたことも。これは、確かに偶然だと思います。それは否定できないと思います。ただ、ここで大事なことは、著名な教授の下で、研究ができたことです。渡辺の時代にはどこの大学にどんな教授が何を研究しているのか、ほとんど不明でした。今であれば、Internetを使えば、ほとんどのことはわかります。このことをある意味、違う角度から、答えているのは、今年のノーベル化学賞の2名の日本人の受賞者だと思います。2人の先生は、どちらもノーベル賞受賞者の教授の下で研究をして、どんな研究をすることが大事なのかを、身につけたということです。アメリカという外国ではありましたが。高校では、どうしても偏差値などに一喜一憂しがちかもしれないですが、どの教授の下で、どんな研究をするのか、どんな研究に対する心構えを教えられるかが、皆さんの人生を決めると思います。そんなように、今一度考えてみてください。
毎月、違う講師から講義があり、それぞれについて違ったイメージがあると思います。おもしろいとか、自分にむいているとか。いろいろ。そうして考えて、今までの自分を考えて、よりよい進路を見つけて、キャリアを形成してください。
来月は、渡辺の研究室見学や生命科学系(農学系を含む)の大学生、大学院生と話をする機会を作ります。ぜひ、たくさんの質問を考えてきて、より年代の近い方々から、話を聞いてください。
では、来月に片平で。
わたなべしるす
PS. 渡辺の研究のHPにも記事を記してあります。ぜひ、ご覧ください。そこから、研究成果などの発表もしていますので。
それから、仙台市内の受講生に限られるかもしれないですが、昨年行った「自家不和合性」の講義を、東北大・サイエンスカフェという形で、10/29(金), 18:00-19:45, せんだいメディアテーク(仙台市青葉区春日町2-1)に行います。植物に興味のある方は、ぜひどうぞ、いらしてください。
こちらとして伝えたかったことのポイントは、偶然の連続で今の仕事というか、キャリアがあるように聞こえたかもしれないですが、もちろん、その背景には渡辺なりに「努力」というか、やることはやったように思います。川の流れのままに、ほったらかして、今があるとは思っていません。特に、高校の時に、何を大学で勉強したいというか、どういう学部にいくかは変化しましたが、論理的に解析できる遺伝学というものを目指したのは、高校1年で、生物を学習して、遺伝学のおもしろさというか、生物の遺伝学なら、理解できるというか。それは、心の中にあったと思います。それも植物の遺伝学というのは、植物を小さな時から、見ていたことが起因していると思います。
偶然という意味では、大学を選ぶときに、結果として、「東北大学」になったことをお話ししました。さらに、研究テーマを「自家不和合性」にしたことも。これは、確かに偶然だと思います。それは否定できないと思います。ただ、ここで大事なことは、著名な教授の下で、研究ができたことです。渡辺の時代にはどこの大学にどんな教授が何を研究しているのか、ほとんど不明でした。今であれば、Internetを使えば、ほとんどのことはわかります。このことをある意味、違う角度から、答えているのは、今年のノーベル化学賞の2名の日本人の受賞者だと思います。2人の先生は、どちらもノーベル賞受賞者の教授の下で研究をして、どんな研究をすることが大事なのかを、身につけたということです。アメリカという外国ではありましたが。高校では、どうしても偏差値などに一喜一憂しがちかもしれないですが、どの教授の下で、どんな研究をするのか、どんな研究に対する心構えを教えられるかが、皆さんの人生を決めると思います。そんなように、今一度考えてみてください。
毎月、違う講師から講義があり、それぞれについて違ったイメージがあると思います。おもしろいとか、自分にむいているとか。いろいろ。そうして考えて、今までの自分を考えて、よりよい進路を見つけて、キャリアを形成してください。
来月は、渡辺の研究室見学や生命科学系(農学系を含む)の大学生、大学院生と話をする機会を作ります。ぜひ、たくさんの質問を考えてきて、より年代の近い方々から、話を聞いてください。
では、来月に片平で。
わたなべしるす
PS. 渡辺の研究のHPにも記事を記してあります。ぜひ、ご覧ください。そこから、研究成果などの発表もしていますので。
それから、仙台市内の受講生に限られるかもしれないですが、昨年行った「自家不和合性」の講義を、東北大・サイエンスカフェという形で、10/29(金), 18:00-19:45, せんだいメディアテーク(仙台市青葉区春日町2-1)に行います。植物に興味のある方は、ぜひどうぞ、いらしてください。
2010.10.09
前回の講義を終えて
こんにちは、群馬県立高崎女子高校の丸岡です。
テストがやっと終わり更新が遅れてしまいました・・・
前回必死に数学をやっていて卵の先輩方にいろいろ教えていただいて、おかげで少し手ごたえがあります。ありがとうございました!!
前回の講義の感想の前に、ちばさんご出産予定ということでおめでとうございます。これから大変かと思いますが、私もがんばりますので! お体に気をつけて、無事出産できますことをお祈りしています。大変お世話になりました、ありがとうございましたヽ(^o^)丿
それでは、10月の講義の感想を...
一つ目の佐藤先生のご講義、難しい内容ではありましたが生物が好きな私としては、少しずつ授業でもやった内容が出てきて充実しておりました。体の様々な個所にある細胞たちが私たちの命を担っているんだと改めて感じるとともに、動脈硬化という病気の予防や治療に関与することに感動しました。二つ目は初のキャリア教育で渡辺先生の講義でした。お菓子が出てきたり、楽しいお話がたくさん聞けましたし、将来の自分の目標というものがより明確になったように思います。
ひとつ、少し面白かったのは渡辺先生のお話の中で、「先輩に教えてもらった家に行って水をもらえるんだ」というのがありました。今でこそ考えられませんが、私たちが小さかったころはまだゲームボーイも白黒の世界で、私の友達も「安心の家」とはられた家で水をもらっている子がいました。笑
長くなりましたが、感想とさせていただきます。
次回の講義、また、大学院生さん方のお話もとても楽しみにしています。