東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

  • TOP
  • 研究室ダイアリー

研究室ダイアリー

≪ Prev 77  78  79  80  81  82  83  84  85  86  87

Plant Biology at Tohoku Universityにいってきました

2017年11月 7日 (火)

生命科学研究科プロジェクト棟にて、UC San DiegoのYunde Zhao 教授をお迎えし、ミニシンポジウムが開催されました。会場は満員御礼の盛況ぶり。

20171107163726-0166be1e56e96ea3c730440ab81675cf21023215.JPG

Yunde Zhao 教授。オーキシンの分野で世界的に最も有名な研究者のひとりです。オーキシンの生合成に関わる遺伝子、YUCCA遺伝子の発見、そのほかたくさん!に寄与された方です。

20171107164015-dcd65492dba2a1d33b0b8006592f03a536f63f9c.JPG

オーキシンの生合成に関わる遺伝子TAA1遺伝子、その下流のYUCCA遺伝子を含む、オーキシン生合成経路が植物種内に普遍的に存在すること。研究で使われるゲノム編集技術について。大変わかりやすく説明くださいました。植物ホルモン分野はいろんな事象が複雑に絡みあっており、面白い、けど理解が難しい、と個人的に思う分野であります。そんな私にも大変わかりやすく、勉強になるお話を頂きました。

20171107163956-b4a2f0bcff1e682947fde365eb46c2e0188ac871.JPG

Zhao教授の発表のあと、各研究室から先生方がスピーカーとして参加。シンポジウムは進みます。これもまた、すごく勉強になりました。

20171107164149-648b79734d88803e1eddaa7d1cd5b8a57a14f06b.JPG

渡辺先生もスピーカーとして参加しました!Zhao教授と最後に握手してましたね(撮りそびれました)。

20171107164206-420aebba1d701c3304a1b0a1ebf6b559994867af.JPG

今回のオーガナイザー、山口先生、経塚先生。お疲れ様です!

20171107164225-d0a92cb21def9de970b43980d2fd52cd0d96ed89.JPG

各先生方の発表にも、すかさずZhao教授が質問。積極的にディスカッションされていて、すごい!と思いました。
素晴らしいシンポジウムを身近に聴け、東北大は恵まれた環境だなあ、と感じたひとときでした。

マスコ

あ、今回のポスター、実は私デザインさせて頂きました。こっそり。

20171107165826-f13ccdbb2b21c9f46493416292ff9cf5942903ab.jpg

ページの一番上へ

叡智、覚醒、捲土重来(11/2)

2017年11月 2日 (木)

 30年以上前になる。高校3年の2月。共通一次試験も終わり、思うような点数でなかったこともあり、私立大を受けるというのもやめにして、自宅学習をしていたような。。。当時から3月1日が卒業式。今は、前期、後期があるので、卒業式前に受験となるが、昔は卒業式が終わってから、まさに大学受験。そんな2月に、東北大・経済で学んでいた先輩から手紙が届いた。何かと思って開けてみると、受験の前日に、仙台にいる今治西高卒の先輩方が激励会と会場案内をしてくれると。。その手紙のところに、1回生・○△□という先輩の名前が。大学になると、○回生といえるようになるのだ、かっこいいなと思ったのを思い出す。そういえば、関西方面に進学した同級生もそんなことをいっていたような。ところが仙台に来てみると、そうでもなかった。単に、1年生であった。あれ??と思って、その理由を追及することも。。。そんな時、その理由が書かれた記事が。。。なるほど。人類の叡智というか、そんなことを学ぶ大学の成り立ちとシステム違いとは。。。今の大学を「回生」、「年生」のどちらで呼ぶのがよいのか。少し頭を抱えるが、いずれ、考えて、工夫をして、あれこれとやった教養部時代を思い出した。

 考えるといえば、ロボット。昔は、導線があって、それで動かしていた。そのうち、リモコンで動くものが出てきたが、リモコンで動くのは、テレビくらいで、それ以外のものは。その意味で、家庭用ロボットが復活するとか。2006年に生産停止となったものを、version upして、AIを搭載することで、さらなる「覚醒」版とでも言えばよいのだろうか。値段など、色々なことをtotalに考えて、どうしようかなと。まずは本物を見ることであろう。本物といえば、先日の出前講義のおりに、四国中央市立川滝小学校・村上校長先生から頂いた「カブトムシ」。驚くほど精巧にできていて。。主な関節はきちんと動くし。。。感動もの。この時期に、もちろん捕まえることはできないので。そのカブトムシが蛹から成虫に脱皮・羽化するときのからくりが分かったと。なるほど。そんな風にしてたたみ込んで、広がるとは。。。まさに、これも「覚醒」だなと。。。セミの脱皮は観察したことはあるものの、鞘翅目のカブトムシ、クワガタムシはなかなか、土・木の中で難しくて。。。

20171102133456-3033f66c6e90d9e9fe2efa2f834a8819eb324c1e.JPG カブトムシとクワガタムシにとって、クヌギなどの蜜がでているところは、勝負の世界。子供の頃、そこまで見たことがあるかといえば。。。カブトムシがクワガタムシを蹴散らすとか、そんなことはなくて、だいたいは、スズメバチをどうやって退治して、ほしいカブトムシ、クワガタムシをgetするか。。。そうなると、こちらとスズメバチの勝負。もちろん、決して、刺されてはいけないので、。。とんでもないことになるので。。。そういえば、先週の土曜からSMBC日本シリーズ2017が開幕。贔屓のチームは、かなりきわどい判定もあったが、3連敗のあと、1勝。いずれ、崖っぷち。ここでやらないと。まさに、捲土重来。残り3戦3勝で。。。祈るばかりの3連休になりそうである。


 わたなべしるす

 PS. 農学部時代、生命科学研究科にもどってから、色々なことでお世話になった農学部名誉教授・山谷先生紫綬褒章を受章。お世話になった方が、このように顕彰されるのはなんともいえず。。そういえば、将棋界からも。昨年、A級から陥落して、B級1組にという道でなくて、フリークラスを選ばれたような。。。いずれ、すごい方ばかりです。こちらも脳みそを覚醒して、捲土重来、がんばらないと。。そんなことを思わせてくれた11月の最初の週であった。

20171102133603-3cfd246706c7f3039a7bed71f56fa61000078629.JPG


ページの一番上へ

アルバイト終了

2017年11月 2日 (木)

 こんにちは。アルバイトの古井です。ここで記事を書くのは初めてです。(違うところではよく書いていますが・・・誰も見つけられないはず・・・)

20171102095430-2e719ad8c06bf407eade1fdfac6f1b29c8262030.JPG 今回記事を書いたのは私がアルバイトを卒業するからです。10月から研究室に配属されて研究が始まるので、残念ですが9月で終わりです。私が初めてアルバイトに来たのは去年の10月でした。渡辺先生とは科学者の卵を通じて知り合い、スギナの測定のお手伝いということで声をかけていただきました。そこから約1年アルバイトをしましたが、研究室のお仕事はどれも楽しくて毎回アルバイトの日が楽しみでした。

 どのお仕事も好きですが特に草むしりとチップ詰めが好きです。草むしりは、草を抜くという動作がとても楽しく(腰は痛くなりますが)一日中やりたいくらいでした。チップ詰めは時間内に何箱詰められるかという記録に一人で挑戦していました。最高記録はたぶん・・・30分で10箱だったと思います。(これが早いのか遅いのかは分かりません。)

20171102095452-5cf9dce02dcfaeb03e6f0a94596f42fd1b9ad222.JPG 研究室でアルバイトを始める前から植物に興味はありましたが、研究室でお仕事をする中で自分が植物が大好きで研究したいという気持ちが強くなり、10月から配属される研究室は植物の所を選びました。本当はアルバイトを続けて研究室の方々ともっとお話したかったです。次の次の春に今度は研究室の学生として来られるようにこれから頑張っていきたいと思います。


 渡辺先生をはじめ研究室の皆様。
 短い間でしたがお世話になりました。ケーキと色紙とお花とプレゼントとても嬉しかったです!手が荒れやすいのでハンドクリームすごく助かります。本当にありがとうございました。また機会があればぜひ伺いたいです。

20171102095248-d6dfa3f1d05a395d17a503f87043ac3371aff707.JPG
古井




ページの一番上へ

若手のおかもと(D1)

2017年11月 1日 (水)

みなさん、おはこんばんわ。
ひさびさのD1岡本です。

たしか4月の時に今年はダイアリーを書くぞーと意気込んでいたと思うのですが・・・
前に書いた記事が5月のオープンラボまでさかのぼるという・・・何たる体たらく!
11月の始まったことですし、そろそろ顔を出し始める時期かなーと
頑張ります

まぁそんなことは置いといて
今年もまた10月28日〜10月30日に開催された新学術領域の若手の会に参加してきました。
去年はD3の辺本さんと参加したので、金魚のふんみたいにくっついて行けばいいやーと思っていたのですが、
今年はM1のにおいとなので、自分がしっかりしなくてはという謎の責任感が芽生えていました。
実際、去年仲良くなったM2の人に紹介したり、先輩っぽいことはできたのではないかと思っています。

ってか、去年仲良くなってくれた人が今年会って覚えていてくれたことに感激です。

さて、大事な会の内容ですが、今年もすごく面白かったし、ためになることばかりでした。
しかし、去年とはまったく違った感覚で参加できたと思います。
去年は、先生方や他大の同期、1こ下、2こ下の発表を聞いて、「すげー」や「おもいしろ」とか語彙力皆無な感想しか持つことができなかったのですが、
今年は、ちゃんと興味のある分野が確立されつつあるのと、多少植物について知識がついたことから、去年だったら出てこないであろう疑問やあの実験のこの部分何かに応用できないかなと
一歩進んで参加できていたと思います。一応、成長はしているんだなーと実感。
さらに、興味のある分野の先生とはあーだこーだ話すことができたり。
本当に有意義な時間になったと思っています。

あっ!今年もポスター発表してきました!(先ほどのにおいのダイアリーより)
美咲ちゃんやひっきーのデータを引っ提げての参加だったので多少の緊張感と、様々な先生方や学生からどんな言葉が飛んでくるんだろうという期待感と色々まじった感じでした。
少なくとも去年よりは緊張してませんでした。
結果、みなさんめっっっちゃくちゃ優しくしてくれ、一緒に悩んでくれたり、色々アドバイスをくれたり、ほんとにうれしかったっす。

最後になりますが、このような会に参加できるような機会を作っていただき、なべさんには感謝しています。
ありがとうございました。

ではでは

D1おかもと

P.S.
会場が静岡だったので

20171101183604-ff6f8b8c5396277c659efb2a56a5268bcc2255af.JPG
富士山だ!!

ページの一番上へ

若手のにおい

2017年11月 1日 (水)

こんばんは、M1の乳井です。

先週の土曜から月曜までの3日間、新学術領域研究「植物新種誕生の原理」の若手の会にD1岡本さんと参加してきました。場所は静岡県御殿場の東山荘

領域代表の東山(ひがしやま)先生は東山荘(とうざんそう)そばの東山湖(ひがしやまこ)にまつわるエピソードがあるそうで...とダジャレじみたことを言っても仕方ないので本題に


今回は若手の会ということもあり、学部3年から博士過程3年まで多くの学生が集まる合宿となりました。
僕は発表がなかったので勉強会として行きましたが、活発な意見交流がなされるとても熱い空間でした。博士・修士の人たちはもちろん、学部の子たちも自分の研究課題に対するしっかりとした考えをもって発表していて圧倒されっぱなしでした。俺は若手の中の若手だなぁと。ポスター発表では学生交流だけでなく、先生方も熱く(でも穏やかに)学生と交流していたことが印象的でした。
20171101181733-526d460c5912ef1547809237d59d0a398644b24f.jpeg
←岡本さんもポスター発表を。
 活発な交流をたくさんされていました。


















研究に関する知識の他、あの空気感を味わうことで意識的にも得られるもがあったのかなと思います。

他大にはキャラの濃い人がたくさんいて研究以外にも興味深いお話をたくさん聞けました(笑)。

最後になりますが、今回の3日間はとてもいい経験になったと思います。
なべさん、このような機会に参加させていただき、ありがとうございました。

M1 にもい

ページの一番上へ

≪ Prev 77  78  79  80  81  82  83  84  85  86  87

ARCHIVE