東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

  • TOP
  • 研究室ダイアリー

研究室ダイアリー

≪ Prev 76  77  78  79  80  81  82  83  84  85  86

お上品なお飴

2017年11月30日 (木)

こんにちは!M1の佐藤です。
最近は寒さに慣れ、通学時に汗をかくくらいになってしまいました。
これが「若さ」ですね!!!

若さとかいいつつ、暖房をつけっぱなしで寝て喉がやられてしまいました。
みなさんもお気をつけください。


さて、寒い季節!お口がさみしい季節!なんとラボにこんなものが届きました!
20171130141921-8203f46f369ad8f8d0093314f4ccbdb0b2ab4c10.jpgあめやえいたろう」の飴!!!
これは飴か?と思わせる見た目。なんともお上品。

中には紙のようなペラペラの飴も!
なんともお上品な香りがして、私のような一般人には理解できないおいしさでした。
こんな素敵な物を贈っていただきありがとうございます。
いつかこんな贈り物ができる大人になりたい!と思いました。

そろそろお歳暮の季節もやってきますので、お菓子コーナーが楽しみですね!




そして私事なのですが、つい先週ラクロス部のコーチの任期を終えました。
私は1年生の育成コーチをしていたのですが、新人戦では東北地区準優勝という結果でした。
6年ぶりの優勝まであと一歩だったのですが残念!!!
コーチをやってからは毎日1年生の若さに触れ、楽しそうな1年生を見るだけで元気をもらってました。
正直、コーチが終わってしまったのはさみしいですね。

とはいえ!そろそろ研究だの、就活だのに本腰を入れていかねばなりません!
気持ちを切り替えて頑張っていきます!


M1サトウ

ページの一番上へ

台湾行ってきましたよ。

2017年11月21日 (火)

11月6-7日の日程で台湾・台北市で開催されたTaiwan-Japan Plant Biology 2017に参加しました。

20171121210434-4981dda9e4d33edab6070ec6131705a7c61da644.jpg

TSPBJSPBの初めての合同会議という記念すべき大会に参加することができました。この合同会議は今後も数年おきに開催することになっている様です。互いに英語が母国語ではないということもあり、議論の際には時間がかかってしまうこともありますが、個人的には気楽にいってくることができました。どちらの国の若い研究者にとっても、価値ある経験ができる会議になるのではないかと感じました。


ポスター発表と5分間・質疑応答なしの発表を行いました。ポスター発表が口頭発表の前に行われたこともあったのか、生殖関連の仕事に興味のある人がそれほどいなかったのか、ポスター発表では孤独な時間を過ごしました。質疑なしとはいえ、国外で英語での発表は初めてでしたので、しっかり緊張しました。5分の発表は何度か練習すると丸暗記する程度ですので、発表は無難にこなしたと思います。発表後に台湾の研究者3人と少し話しましたが、自家不和合性は知っていても、種間・種内の一側性不和合性についてはやはりなじみがないらしく、丁寧に説明しないとミスリードしてしまうと感じました。なかなか難しいことですが、今後はintroductionをもっと工夫して発表したいと思います。


今回の学会参加は新学術領域「植物新種誕生の原理」の国際活動支援班から支援をいただきました。感謝申し上げます。

20171121210523-1aa3fce64bec16c66f69f31fcb01c829943da4e7.jpg

高田

ページの一番上へ

サイエンスリサーチ(豊岡高校)

2017年11月20日 (月)

みなさん、こんにちは。
D1おかもとです。
最近一気に寒くなってきました。布団から出るのだけで一苦労です。

さてさて。なべさんのダイアリーにありましたが、先日の11月18日と19日の二日間で兵庫県の豊岡高校の生徒さんと先生がサイエンスツアーの一環としていらっしゃいました。
僕がTAとして参加するのは今年で3回目(1回目2回目)。なんと初年度から参加しているんですね。びっくりです。
毎年毎年遠いところからご苦労様と言う感じです。

今年は僕とM1の乳井君高橋さんの3人がTAで参加しました。
実際に研究室でやっている実験だったりをしてもらい、研究や植物に興味をもってくれればうれしいですね。
では、どのようなことをやったか簡単に。
1日目は去年とあまり変わらず、
バナナのDNA採取
20171120135338-219f7b679f4053dd997114d2b653a6911f97b157.JPG以外に簡単に、自分で材料等が準備できる範囲でできる事が分かってくれればと。
ラボと片平キャンパスの見学
20171120140138-f93ab90b9c167a9173b746d969f51d53c1e4410f.JPG20171120140240-fa4e720b25b754ebae07c1bf5ae9cb5f6229550e.JPG簡単な紹介しかできませんでしたが、研究室、大学ってこんな感じなんだって思ってくれれば。
2日目の観察(花粉管観察)の前準備
20171120140547-2df7676b175eb65d0434ae59084d14a92ea0c18e.JPG除雄に手こずるかなと思っていましたが、意外や意外、みんなすんなりやってくれたので教えるのがとても楽でした。
さて、2日目。
今年は新たにキャベツの解体を行いました。植物ってどのように葉っぱが生えてるの?規則性ってあるの?など気づいてもらうためすごく簡単な実験?をやりました。
20171120141009-10ff8465bc3e6a4eff58e5d873fafefaba9c24ae.JPG20171120141033-0fdc27cacbf0f409e503feb2d69f0cd728964acf.JPGかなり原始的な実験だったにもかかわらず、みなさんすごく真剣に考え、楽しそうにやっていたのでよかったのではないかと思ってます。
あとは、花粉管の観察であったり、花粉動態の観察など、普段私たちが行っていることを簡単ですが体験してもらいました。
かなり細かいことをやってもらったにもかかわらず、先ほども言ったとおり、みなさんそんなに時間もかからずパッとすましてしまったので僕としてはもう少し手こずってほしかったところですね。

最後になりますが、
このような機会を通して、植物に興味を持ってくれれば幸いです。
でも、それぞれの夢や目標が結構はっきりしていたのでそれに向けて頑張ってください。

ではでは


D1 おかもと

ページの一番上へ

【アウトリーチ活動】豊岡高等学校、仙台一高、利府高、岩ヶ崎高・研究室見学、実験研修(11/19)

2017年11月19日 (日)

 11月も中旬。今年も残すところ40日ほど。。。〆切が近いものもあり、あれこれときちんと仕事をしないと。。。一方で冬は確実に到来していて。。。日曜から週明けにかけては最高気温が4oCとか。。また、雪もちらつくとか。。本格的な冬になる前にがんばらないと。。そんな気合いをもらえるような寒さで。。。


 兵庫県立豊岡高等学校・SSHサイエンスリサーチ(11/18-19)

 今年で3年目になった兵庫県立豊岡高等学校・SSHサイエンスリサーチ。渡辺が子供時代を過ごした今治は大学へ行くためには、実家からどこかへ出ると言う地理的な条件が。もちろん、今でこそ、県内の大学に電車通学も可能とか。兵庫県立豊岡高等学校のある兵庫県の北部も同じところ。そんなこともあり、計画したのが、色々な大学への研究室訪問と実験研修。土曜日の午後から日曜日の午前までの丸1日コース。

20171119123004-05932d4e8f2fe5072b075088aaa8f88d70eafcc2.JPG20171119123013-47a4e6f08427a27431038e4d0188c4321bac7448.JPG20171119123025-1cd21671cf2e90d80bc87c01bd8e044079517c5f.JPG20171119123044-86fb877466bc10c1acc3ec950a9fab901d965d4c.JPG 今年度も3Fの会議室が使えないことから、研究室を使っての実験と片平キャンパス内の施設の歴史と科学という研修を計画。実験は「バナナからDNA」、「花粉と雌しべの相互作用」、「キャベツの葉っぱのパターン」。3つ目のものは、今年度初めての計画。以前に、小松高校での実習でやったことはあるのですが。。。今年度のTAは、D1の岡本君M1の高橋さん乳井君の3名がfollowしてくれました。

20171119123104-2b78535220abedf50528e984945982e871b598ae.JPG20171119123115-1713a19e566c62da2078aa7687659ab035788053.JPG20171119123126-f447bcd7ecab3a7ade8fbadff06212f66e0d6a23.JPG 引率でいらした安田先生が日本史が専門と。この大学ができてから100年あまり。その間に、色々な出来事があり、それに平行して科学の進歩も。そんな科学の進歩が何をもたらしたのかということを片平キャンパスの建物を見たり、植物を見たりしながら、考えてもらうことが趣旨。

20171119123210-1abd09e4eaecc422fceb7eaa6fc64540beb14327.JPG20171119123220-90f0d937f65a7deb2a6528f41f141407f641dc8e.JPG20171119123234-5e5fbea2ff324b23bda8fb51166fba2bcc67d716.JPG もちろん、200年を超えるイチョウ、マツの木があったり、イチョウは雌雄異株であるとか。イチョウの種子がギンナンであるとか。いずれ、自然は豊岡でも観察できること。また、その自然を見ながら考えてほしいと。また、科学の進歩がその後の歴史にどの様なことをもたらしたのか。そんな風な考え方も身につけてほしいなと。あまり、SSHではこうした角度で科学を考えることはないでしょうから。。。

20171119122812-a21fb2a250cddea69e37a7b0b581a40e639ee3d4.JPG20171119122844-c8b09d9cb800f201592fe0dda7853035a8319ee9.JPG20171119122911-2154cd68aeff276f251e61716a9a71b49a9925ce.JPG20171119122922-5dd931832e61ed7bcc74f3b7502e88e6045c7a1b.JPG 色々なことを考えて、こちらも計画したのですが、少し盛り込みすぎだったかも。。。あっという間の2日間だったかと。この冬一番の寒さでしたが、豊岡とさほど変わらないこと。寒くても雪はないこと。緯度と経度の関係で、日の出・日の入りが意外と早い時間帯になっていることなど、普段と違った2日間だったのでは。

20171119123317-9bded69d69b98f25139d3ec4cd37183876fa9141.JPG20171119123326-afd60f65c7ce9061adb4450be1490faf557f28da.JPG20171119123342-af388a169382d05dcef349701a3ab6a0c7d1fbbc.JPG なので、また、ぜひ、志望校の1つにしてもらえれば。もちろん、大学院からでもwelcomeですから。最後になりましたが、お世話になりました、豊岡高校・SSH担当の中嶋先生、引率の安田先生、ありがとうございました。また、来年度も、楽しみにしております。

20171119123448-a8f259c07c9f4b845e259d06acf388718a7b576d.JPG20171119123507-961e44a47b31181fe79df11d95d8ddfc8a5805ce.JPG20171119123531-115e7213c576aa0fee55a5bb6f04a154868b6e17.JPG20171119123547-531b3d0521007952f2ab73165efe9d2c3aa4517f.JPG PS. 去年はアブラナ科植物を材料にした課題研究について、dataの解釈、今後の方向性などを議論したような。。。その結果をまとめて発表したものが、コンクールで受賞したと。。おめでとうございます。是非、これからもそんな議論を行う時間を作ることも大事なことなのかなと。。。


 仙台一高、利府高、岩ヶ崎高・共同研究体(宮城県内に生息するメダカのルーツを探る)実験実習(11/19)

 午前中までが兵庫県立豊岡高等学校・SSHサイエンスリサーチでキャベツの解剖実験と花粉管伸長の実験を。午後からは、宮城県仙台第一高等学校の小松原先生が統括をされている「宮城県内に生息するメダカのルーツを探る」という共同研究の実習。HPにきちんとfollowできないくらいの実験に仙台一の生物部の生徒さん2名が実験に来てくれています。簡単に言えば、探索したい川に「特定の生物種」が存在するのか。そんなことを遺伝子を増幅するということで。

20171119150429-7d522a5bdcc5c27c59018309d15eeaac41f8edcf.JPG 今回は、共同研究として行っているので、その共同体に参加されている県内の利府高校岩ヶ崎高校の先生方と生徒さんが、渡辺の所で実習。TAとして、研究室のスタッフの高田君がサポートしてくれましたが、毎週のように実験の来てくれている生物部の2名の生徒さんが、実験を説明したり。ほぼ、研究室のメンバーのようなものです。こちらとしては、とても助かりました。

20171119150514-34c88c95171ab7d88079bf039eafda42ae79c411.JPG20171119150544-887177776c2770f77e8bae89319fe8d72859d2a9.JPG20171119150612-d8a62da0c9ea00efd721c43e6308e000ed91e66c.JPG 実験がPCRをベースにする訳なので、増幅している間に、研究室内、ガラス室なども見学。そこは、渡辺が説明を。写真撮影のTAというのは申し訳ないですが、その係を午前中から引き続き、M1の乳井君が。ありがとうございました。時間の関係で、結果の報告は後日になるようですが、うまくいくことを。。。最後になりましたが、お世話になりました、仙台一高・小松原先生ありがとうございました。来週からも生徒さんが実験にきて頂けるのを、楽しみにしておりますので。

20171119150720-ef93e3337a3be575f5d79459669630fb36dff454.JPG20171119150729-0319816144485ffec861dcf6920b33eccaf01f4d.JPG20171119150738-61c2229b5a965a4907cbd4054cade26ba629d6e1.JPG
 わたなべしるす


 



ページの一番上へ

【アウトリーチ活動】飛翔型「科学者の卵養成講座」特別講義、グローバルサイエンスキャンパス・連絡協議会(11/16)

2017年11月16日 (木)

 16日の朝は、全国的にこの冬一番の寒さとか。。。確かに。。本州の市街地でも初雪の便りとか。。。仙台はしばらく先にしてほしいのですが。。。いち早く雪の便りがあった「北海道」では、公共路線である鉄道の維持が大変なことに。。。難しい問題で。。。古代の歴史につきものの「古墳」。直接見たことがあるのは、奈良県明日香村のものくらいだろうか。いずれ、どうやってこんなものをと、科学的に考えるのは、興味深いことで。。。というか、お世話になった方の施設が担当しているとは。。。これはこれで驚き。。。

20171116130812-1d8f7e5f58d04633076afb3ba3d11c8b260bcb09.JPG
 飛翔型「科学者の卵養成講座」特別講義・「教授の進路選択アドバイス--人生を戦略的に考える--」(11/11)

 そんな先週の土曜日。運営も行っている飛翔型「科学者の卵養成講座」前半は同じく運営をしている工学部・安藤先生が「プラズマ・核融合」と題して、講義を。そのあとを受けて、渡辺からはこの時期恒例の「キャリア教育」。渡辺をモデルにして、今までの経験を活かして、失敗にめげずに、これから先の人生をどの様に歩いて行くかと言うこと。

20171116130507-0cdd568be66187b67399e801060fdcec47e18161.JPG20171116130520-15c68b6a883d2f64cccb46a2a3737ab0a49c178d.JPG 渡辺が子供時代と違って、スマホ、コンピューター、AIなど先端技術のオンパレード。一方、渡辺の頃は、学研の科学と学習で、何かを組み立てて遊んだり、。時代が違うとはいえ。。。そんなことを復活してほしいのですが。。そろばん勘定との問題もあるのでしょうか。。。また、何よりも復活してほしいのは「土曜半ドン」。こんな言葉を知っている時点で、かなりの年齢になるわけですが、。。午後からを自由に使う。まさに、科学者の卵養成講座で養成している、自分で考え、行動すると言うことに近いのかと。

20171116130538-51c3511fe907f7b673fbc151d5e729b69d6f75ac.JPG20171116130548-d7adf141af9e8fed94558efc13d026c38578fd70.JPG あと、渡辺の時代はアニメで、白衣を着た博士、教授がいて、かっこいいなと。そんな憧れが。今ではそんなことは乏しいのかと思いましたが、意外とそうでもないことが。この前の出前講義で。。。そんなちょっとしたきっかけを大事にして、将来のことを考えてほしいなと。

20171116130602-9b5de5782bf5d450b117a535d12fd976592ee816.JPG20171116130611-177e4b77c0adccbd85063bf6e3709d05fc9a5a42.JPG20171116130622-0d22ae05ce8edc52b44774222212a4823a068ed7.JPG
 グローバルサイエンスキャンパス連絡協議会・発表者(11/11)

 土曜日は、飛翔型「科学者の卵養成講座」で渡辺をモデルにして「キャリア教育」の講義を行いましたが、このプログラムの全国規模での共通名称は「グローバルサイエンスキャンパス(GSC)」になります。同じJSTが実施している「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)」の方が遙かにmajorですが。。。GSCは大学が企画して高校生に行うイベント。SSHは高校側が企画して、大学とコラボするようなプログラム。2014年度にスタートし、今年度はtotal 17の大学で実施しているGSC。東北大は2014年度からスタートし、今年度が最終年度。次年度、こうしたプログラムが継続されるのかは、運営している側としては気になるところですが。。。

20171116125930-97de120c86e5dcd6f91c2bb3bc6bbb57454cdedc.JPG そんな中で、今年度の17の実施大学が参集し、連絡協議会で東北大の取組をプレゼンし、質疑応答に対応。この形のプログラムが始まったのは、9年前の「未来の科学者養成」というプログラム。この時からのコンセプトは、領域横断的な思考を持った受講生になってほしい。遺伝学もbig dataである数学とのコラボは重要ですし。。。そう考えれば、領域横断・融合的なことができることは大事だと。これが、東北大のプログラムを運営している先生方の統一コンセプト。そのコンセプトの元に、この9年間で枝葉の部分は変化したものの、基礎コースという講義を聴いて、講義の情報だけからレポートを書くということは、9年間、継続したこと。これによって、集中して聴講し、レポート書くことができる多くの受講生が輩出できたのではないかと思っているというような気概で実施してきたと。。そんなことを説明したり、質疑応答をしたり。。。いずれ、受講生が次世代の日本国を背負う人材になってくれればと。そんな会議でした。

20171116130002-0316cc95b385291f56e3f1a70fc5a0cac5dfbac0.JPG
 わたなべしるす

 PS. 今日のニュースで「高大接続」が話題に。。。これから先、何をどうすればよいのか。。。難しい教育問題です。

 PS. 自然現象を観察すると、これはすごいと思える発見も。。。昆虫と寄生細菌との関係。。。こんな形態変化を起こさせる原因は。。。基本的な観察としては、おもしろく大事なことのような。。。




ページの一番上へ

≪ Prev 76  77  78  79  80  81  82  83  84  85  86

ARCHIVE