11月7日(土),秋晴れに紅葉の映える川内キャンパスで,「第6回 科学者の卵養成講座」が行われました。
参加者は高校生81名,保護者5名。欠席者のほとんどはインフルエンザと部活動でした。インフルエンザ,はやっていますからね。お大事にしてください。部活動の方は,新人戦で勝ち進んでいるのでしょうか。がんばれ! ファイト!!
この日の講師は医工学研究科教授の田中真美先生。「QOLテクノロジーの創出」というタイトルでお話しいただきました。「QOL」とは,「生活の質(Quality Of Life)」の略だそうです。具体的には点字を読み取ったり,髪の毛の手触り(しっとり・さらさら・ごわごわなど)を計測したり,おむつかぶれの原因を解明したりするためのセンサーの研究開発など,我々の生活に密着した研究をなさっているとのことで,大変興味深く聞かせていただきました。研究の苦労話・裏話も含めながら,科学的にかつ具体的にお話しいただきました。
その後,川内萩ホールと東北大学付属図書館の見学。付属図書館では企画展「江戸のサイエンス」が行われていました。私は個人的に体験コーナーの「からくり人形」と「江戸の折り紙」にびっくりしました。あの折り鶴,ぜひ作りたいです。
付属図書館の方からいただいたコメントも併せてご覧ください
http://www.ige.tohoku.ac.jp/mirai/activity/2009/11/09102628.php
次回は12月12日(土)場所は雨宮キャンパスです。農学研究科教授の山谷知行先生による講義「日本の食料を一緒に考えませんか」と,農学研究科・農学部教授 木島明博先生によるキャリア教育2です。お楽しみに!
関連記事が次のHPにもあります。ご覧ください。
http://www.ige.tohoku.ac.jp/cgi-bin/prg/watanabe/labdiary/index.cgi
千葉仁実
