東北大学・飛翔型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業)

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平成25年度活動ブログ

平成25年度活動ブログ養成講座の活動を記録しています。

2013年11月の記事一覧

2013.11.17

講義の感想について

 皆様こんにちは、青森県立弘前南高校の成田美優です。
 今回は直前の投稿となってしまいました。今回も読みずらい文章とあると思いますが、ご了承ください。今日は前回の講義の感想をお話したいと思います。
 まず、講義についてお話します。
《エンザイムハンター~暮らしに役に立つ酵素を見つけ出し、利用する》
 この講義では普段習っている生物とは少し違う視点から、構造式など化学を用いた考え方をしていて面白かったです。工学部でも生き物の体内にある酵素について研究し、利用して私たちの暮らしをよりよいものにしているのだと思いました。
 私は講義の中で話があったネクターガイドに興味を持ちました。虫は紫外線を吸収し、真ん中に虫をおびき寄せる植物の知恵です。人には紫外線が見えないので、私たちの見えないところで植物たちは頑張っているのだなと思えて、面白かったです。
 また、紫外線を吸収するので、日焼け止めクリームの開発にも役立つのかもしれないと思いました。
《「がん」知り、診断し、治療するー病に立ち向かう病理学の世界ー》
 この講義では、がんについて今までより多くのことを知ることができました。転移については、血行性転移、リンパ節転移、播種性転移の3つがあることが分かりました。
 また、ある場所のがんが転移する場合、必ず特定の場所に転移するのだそうで、この話の中には理由として重要な2つの考え方があり、1.種と畑の関係2.血液、またはリンパなどの循環経路によるものがありました。
1.種と畑の関係はがんが転移するときに行きつけのお店のように居心地の良い場所であるから、2.循環経路によるものは循環経路で通り道となることによって転移しやすくなるから
でした。
 あと意外と1番驚いたことはがんはガンと表記しないことでした。テレビで何度かカタカナ表記を見た記憶があり、驚きました。
 さて、いかがだったでしょうか。次回はもう少し早く投稿できるようにしたいです。
 今週12月14日に講義がありますね。今週も皆さんと会えることを楽しみにしています。私、あと何回講義に出られるか数えてみたら、あと3回しかありませんでした。ですから、悔いのないよう精一杯講義を頑張ります。
 ではではまた次回お会いしましょう。


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2013.11.15

11月の講義と報告

みなさんこんにちは!お茶の水女子大学附属高校の土山です。
プロ野球シーズンも終わり、お日様も早く沈み、だんだんと寒くなってきました。
先日の講義について少し書きたいと思います。今回は生物に関する内容でした。

まずは中山教授の『エンザイム ハンター ~暮らしの役に立つ酵素を見つけ出し、利用する~』について。
花の色は、植物細胞の中の液胞という部分に蓄積されているフラボノイド化合物によって決まります。黄色い朝顔やペチュニアを開発するために数万本のお花から酵素を精製したという事実に大変驚かされました。メインは植物でしたが、個人的に印象に残ったのはアゲハチョウのお話です。小学生のころ、自宅がペット不可のマンションだったので、昆虫をたくさん飼っていました。なので、虫には興味があります。アゲハチョウは産卵するときに前脚で植物の葉をひっかき、そこから出る化学物質を感知してその葉がミカン科かどうかを区別しているそうです。確かに、産卵時にチョウがそのような行動をするのは見たことがあったので、講義をきいて納得しました。

そして堀井教授の『「がん」を知り、診断し、治療する ~病に立ち向かう病理学の世界~』
学校の保健の授業で「がん」についての基本的なことは学習していたので、その知識をより深めることができました。講義をきいて自分が思ったことは、がんは他人事ではないということです。2人に1人が一生のうち、どこかでがんにかかると言われている時代ですから、例え自分はがんにならなくても、家族や友人など、いつかは必ずその病と真剣に向き合わなければならない日が来ることは認識しておくべきだと思います。そして、今の自分にできることを考え、行動に移すこと。知識を得たり、生活習慣を見直したりなどなど。

最後に、講義で頂いた『ひらく、ひらく 「バイオの世界」』について少しだけ。
学校の休み時間や生物の授業中に読み進めているところです。学校で扱うような内容から
先端技術や開発について、そして素朴な疑問までバイオについての内容盛りだくさん!
という印象です。今まで読んだ中で印象に残ったのは、「ワクチン入りのジャガイモを作る」
という内容です。ある病気の遺伝子を含んだ遺伝子組み換えのジャガイモを食べることで、
体の中でその病気に対する抗体が作られるそうです。この技術はワクチンの管理が難しい
発展途上国で実用化が期待されています。

来月は宇宙に関する講義ですね!非常に楽しみです!
今読んでいる本も宇宙に関する本です。次回までにもっと知識を詰め込んで
講義でたくさん吸収したいと思っています。

aki.JPG

↑前回の講義前に構内で撮影しました。紅葉がきれい!

それでは12月にまたお会いしましょう!

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2013.11.12

★11月9日の講義について

こんにちは。宮城第一高校の小松陽花です。

第4回目の講義も内容がとても濃く、聴き入りました。

◎「エンザイム ハンター~暮らしの役に立つ酵素を見つけ出し、利用する~」
 (中山亨教授)

 講義の中で出てきた"花の色を変える"、という話題。私の中でとても印象に残りました。
フラボノイドの一種、アントシアニジンも右側のベンゼン環についているOHの数が多いほど、色は青みを増すみたいです。
サルビアで言えば、OH1個で赤、バラはOHが2個でもだいたい赤、リンドウはOHが3つで紫に近い青。
それは花の種類によって全く違うみたいですが・・・
なぜ花の種類によって違うのかとというと、花弁の色の違いの原因は、OHの数だけでないからです。
例えば、植物の液胞のPHが塩基性であるほど色は青みを増します。
他にもインターネットで調べてみたのですが・・・。全然HITしませんでした。残念。゚(*´□`)゚。

花の色の変化と言えば、紫陽花が有名!
土壌に含まれるアルミニウムを吸収されると青、吸収されないと赤になるそうですね。
よく、酸性なら青、アルカリ性なら赤と言われますが、
土壌のPHが土壌に含まれているアルミニウムが土壌に溶け出すかを左右しているからなんだそうです。ちなみに、アジサイは「紫」の「陽花」(←私の名前!笑)と書きます。

また、「ひらく、ひらく『バイオの世界』」をいただきました。ありがとうございました。

◎「がん」を知り、診断し、治療する―病に立ち向かう病理学の世界―
 (堀井明教授)

 講義の最初から衝撃を受けました。まさか、2人に1人が一生のどこかでがんになるなんて!
がんが恐ろしいということについては知っていましたが、具体的な割合については知りませんでした。
半分の人が助かるということですが、残り半分については助からないということですよね・・・。

まず、がんはなぜ出来るのか。
原因として、生活習慣(タバコ、お酒、食事)やウイルス、遺伝的要因があるようです。
遺伝的要因→細胞分裂するときに、塩基配列を写し間違えて(遺伝子変異)それが修復されずにそのまま細胞になることでがんになります。(しかし、それは進化の仕組みと同じ・・・)
がん遺伝子の活性化、がん抑制遺伝子の不活性化が大きく関係しているそうです。

がん細胞はなぜ有害なのか。
役目をもたないただの細胞が際限なく増殖するからです。通常の細胞よりも早く細胞分裂をし、自分のスペースを広げ続け、ついには臓器不全になってしまいます。
また、がん細胞は、転移をします。リンパ液や血液にのって移動することで全身にその範囲を広げます。

この講義を聞いて、「がんになりたくない・・・」という思いを新たにしました。講義の最後にURLを教えていただきました、「日本人のためのがん予防法」をしっかり読んで予防に努めたいです。



次回は12月ですね。それまであと1カ月、楽しみにしています( ❤´ ▽ ` )ノ
昨日は雪が降りました。もう冬ですね!風邪ひかないようにがんばりましょう♪

では、また*(^Θ^)/*



  *小松陽花

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