日曜からの出張先が、先週までの仙台のような暑さ。日中の暑さはまあ何とか。ただ、やっぱり夜温が下がらないのは。。。こたえます。今日あたり、予報では夕方にかけて、小雨模様。少ししっかり降ってくれるとよいのですが。というか、極端に降っているところと、そうでないところを何とか平坦化できないものかと。お盆が近いことから、labのみなさんも少しずつ休みを取っていたり。少し涼しくなった分、何かをやろうという気力がわいてくるのは、少しほっとします。 さて、今朝、研究科のHPにも掲載されましたが、平成28年度生命科学研究科博士課程前期2年の課程第I期入学試験と平成27年度生命科学研究科博士課程前期2年の課程10月入学の合格発表でした。このそれぞれの試験で渡辺の研究室に合格した学生さんは、それぞれ1名ずつ。10月からは、M1の学生さんは50%増の3名体制に。夏休み明けにはすぐですから。一方、来年の4月からM1になる学生さんは、1名ということ。来年の4月に来るまでに、しっかり植物のいろいろなことを学んできて下さい。もちろん、卒論で忙しいと思いますが、。。。手元に何か植物をおいて、世話をしてみるのもよいことだと思います。それよりも、今年度のM1のように、相互に刺激しあうことのpositive効果を考えても、あと、1~2名の院生に是非、きて頂きたいと、とおもいます。そのためというわけではないですが、第II期の試験もありますし、その試験に向けてのオープンラボを10/3(土)に計画しています。詳細については、また、HPから、ご案内しますので。
これから大学院入試という方も多いかと。様々な事情があり、現在目指しているところでなくて、外で大学院生というのをチャレンジする方もいるのではと。渡辺の所は、学部生がいない関係もあって、皆さん、外部からのチャレンジャー。そうした方々、是非、ご相談下さい。なにより、第II期で入ってきてくれた学生さんも立派に活躍してくれておりますので。。。
わたなべしるす
祝、大学院合格(8/11)
2015年8月11日 (火)
停電に伴うserver downのお詫び(8/9)
2015年8月 9日 (日)
昨日が立秋だったとか。。。仙台は少し涼しくなりつつあるようですが、一雨ほしいです。地面がからからに乾いているのが、問題のような。街路樹、イネの収穫時期、秋作の作付け、肥培管理など。。。野菜の値段が急騰するのではないかと。。。
そんな日曜日。片平キャンパスは、恒例というか、この暑い時期というか。電気設備の定期点検のための停電。朝、8:00-18:00過ぎまで、停電でした。先週までの暑さであれば、かなりまずいと思っていましたが、何とか、30oCにならないような曇りの天気で。ほっとです。その間、HPを楽しみにされている方、あるいは、mailを出そうと思っていて、もどってきてしまった方。恐れ入ります。改めて、mailを送って頂くなど、お手数をおかけします。何卒よろしくお願いいたします。
また、HPを閲覧できなかった方。来週からはお盆の休みなどになりますが、旅先などからもまた、見て頂ければ、幸いです。
わたなべしるす
PS. 先週の暑い中、科学者の卵養成講座の研究重点コースの実験に来てくれた三本木・齋藤さんが記事を書いてくれていました。ありがたいことです。また、実験に来て下さい。
『三日間の重点コースを終えて』
2015年8月 9日 (日)
はじめまして!
8/3~5に、科学者の卵 重点コースで渡辺先生の研究室におじゃまさせていただきました、青森県立三本木高校 2年 齋藤早樹子です。研究室のブログということで、とても、緊張しています。
今回の三日間の研究のお話をいただいたのが二週間ほど前。重点コースを長らく楽しみにしていた私は、指折り数えてこの日を迎えました。
研究室とはどんなところだろう?と、緊張していた私でしたが、いざ、研究室に入ってみると、すごく暖かい研究室で緊張がとけていくのが感じられました。
自家不和合性、というテーマで三日間実験させていただいて、自家不和合性についてだけではなく、『研究』というものを、より知ることが出来ました。
三日間という、長いような短いような時間ではありましたが、私にこのような機会を与えてくださった渡辺先生。三日間、研究以外も様々お世話になりました、渡邉祐太郎さん。たくさん笑わせてくださった辺本さん。カチカチだった私を暖かく迎えてくださった研究室の皆様、本当にありがとうございました!
、青森県立三本木高校 2年 齋藤早樹子
【研究室訪問】夏休み大学探検2015(第14回サイエンス・スクール)「花を解剖してみよう」(8/7)
2015年8月 7日 (金)
今日はどうやら猛暑日を逃れたような。ただ、現時点でわかる範囲ですが、今日の最高気温は34.5oC。十分、暑すぎます。そんな中、今年も「夏休み大学探検2015」。遺伝学の実験をするのには、この時期は花の調達が難しすぎ。ということで、毎年、花の解剖をやってもらっています。最初に、市教委の高橋様から、このプログラムが始まった経緯などを。なんと、このプログラムのきっかけは、工学部を卒業されて、島津製作所で研究をされていた田中耕一さんがノーベル化学賞を受賞したことだったとか。そんな由緒正しいプログラムだったとは。感動をしながら拝聴しました。
その後、渡辺からこのプログラムの趣旨を。今日、参加してくれていた中学生は比較的小学校時代から、学校の帰り道に花を分解していたと。よいことです。昔の子供たちは、学校の帰り道で花を分解したり、蜜を吸ったり、色々なことを自然から学んでいました。また、全部とったら、だめ。それは、花が子孫を残せなくなったり、問題があるから。その加減をよいところにおさめる、まさに「いい・加減」を知っていたと言うことです。なので、そのこともしっかり理解して、賢く学ぶことの大事さを。あわせて、昔は、学校の行き帰りにゴミ捨て場にテレビが捨てられていて、それを壊すのは、最高におもしろいイベントでした。すごい強い磁石もあったし。もちろん、トランジスター、抵抗、トランスなど、電気の面白さの塊でした。そんなのを壊して、逆に組み立てる楽しさを学んで。そのテレビでは無理なので、プラモデルとか、電気工作で。というように壊すことは、作ることの始まりだと。
ということで、5名の参加者に、2~3種類の花を分解してもらい、並べて、。どの様に並べるかも、その個人の感性。理科的な要素を取り入れて並べる。美的感覚を大事にして並べる。いろいろあると思います。思い思いに。途中からは、大学院生の辺本さん、岡本君、技術補佐員の増子さんも一緒にチャレンジ。どちらがどれくらい上手に、できるか。こんな競争も大事な要素ですので。並べ終わったあとには、3Mのシーラーで閉じるのですが、結構、静電気が起きて、たいへんなようでしたが、それでも、かなり楽しんでばらばらにすること、それをいかに並べると説得力があるかと言うことを理解してもらえたのではと思います。
今回の実験は、会議室を借りてと言うことでしたので、研究室を見学したいと言うことで、大学院生の方々に簡単ではありましたが、こんなすごい機械があるというのを。大学生、大学院生として、研究をするまでに10年足らず。こんな研究室で自分も研究をしたいなとイメージが出来たのではないでしょうか。今回の企画で渡辺の研究室、植物に興味を持ってもらえたのであれば、幸いです。ぜひ、一緒に研究をできればと思います。
修了式では、受講生のみなさんからお礼の言葉を頂き、こちらからも最初に書いたようなことを今回のことで身につけてほしいと。。。修了証を出す準備がままならなかったので、今回の企画で使ったピンセットと残っている花と2010年に渡辺が書いたNatureの論文の別刷。自宅に戻って、また、いろいろなものを分解、解剖してみて下さい。最後は、いつものように、世界に向けて情報発信。
最後になりましたが、本企画を頂きました、仙台市教育委員会の高橋様をはじめとする関係の方々に、お礼申し上げます。次年度以降も、同じようなテーマかもしれないですが、また、コラボできればと思います。また、研究室のスタッフ、院生の方々には、資料の準備、設営、実施、後片付けなど、様々な面をお手伝い頂きました。ありがとうございました。
わたなべしるす
PS. 記事をuploadし終わったときに、日本気象協会のHPを見たら、仙台は、4日連続の猛暑日と。。。。明日の午後には雨のマークが。少し期待しないと。まじめに農作物に影響が出そうで怖いです。。。。
まさかの、罠にかかる
2015年8月 7日 (金)
最近お決まりのご挨拶になりましたが、
暑いですね〜。
技術補佐員の伊藤です。
この暑さの中、ここ仙台では七夕祭りが開催されています。
七夕飾りを見るとちょっと涼しい気分になるので不思議です。
日中はちょっと厳しいですが、夕方少〜し気温が下がったら
出かけてみるのも良いかもしれません。
さて、話は変わりますが、
植物の研究室に居ながら、植物を育てられない私。
今まで放ったらかしにして枯らせた植物が多々あります。
以前のダイアリーにも書いたミニ白菜も典型的な例。
放置しすぎて花が咲き、
「白菜ってアブラナ科の植物だったのね〜。」
とはっきり認識出来る様になってから慌てて食したりもしました。
そんな私がまた、しでかしてしまったのは
大きなつぼみを付けた状態で研究室にやってきたお花さん達。
咲くまで何色かわからないと言う事だったので、わくわくドキドキ。
あまり水をやりすぎちゃ駄目らしいと言う事は確認。
そうか、ではトレーに水を入れて管理すれば良いのね。
それなら大丈夫!
毎日トレーを確認しさえすれば良いのね。
余裕、余裕(うふっ)
居室の私の近くに置いて。
温度も暑過ぎず、寒過ぎず、ちょうど良いはず。
トレーの水を適度に足して、バッチリ、バッチリ。
それが、、、はっ!!!!
2週間程すると、つぼみが枯れてる!!
あまり水を吸わないなと思いつつ、水は足していたよね。
温度管理も出来てたよね。
あ〜、なぜじゃ〜い???
慌ててよくよく鉢を観察してみる。
何なの?この穴は?
はっ!!!
これって何?何この上げ底みたいなの、、、、
底に穴が開いてじゃない!
これではいくらトレーに水をあげても駄目よね。
水、吸わないじゃないの!
少しずつ吸っていると思っていたのは、単にトレーから水が蒸発してただけなのね。
あ〜ごめんなさい。グロキシニアさん。
ぐっと涙をこらえて莟をつむ。
あああああああああああああ〜。
そんなこんな事件が起きてからしばらくして、我が研究室に立派な棚ができ、
グロキシニアさん達も棚にお引っ越ししました。
そして地道にキチンと水をあげること数週間。
今週、なんと た〜くさんのつぼみが出来てきました!!
あ〜良かったグロキシニアさん。
今度は立派なお花を咲かせてね。
いとう