ここ数日、何を書いても「暑い」という言葉しか出てきません。今日で4日連続の猛暑日かと思ったら、3日連続。どうやら、8/3(月)は、少し届かなかったような。。いずれにしても、限りなく、猛暑日。明日もその気配があり、栃木県北部当たりでは、かなりの雨雲があるので、その雨雲を仙台上空に分けてほしいなと。そうしたら、少しは気温が下がるのですが。。。世の中的には、今日から夏の甲子園が始まり、原爆投下から70年という節目の平和記念式典も。。。 そんなすごい3日間。飛翔型科学者の卵養成講座・研究重点コースを今年度も渡辺のところで担当。テーマは、昨年度に引き続き、「プラズマ照射法で自家不和合性を破る」。去年とは少し観点を変えて、雄しべ側から攻めてみようと言うことで。参加をしてくれたのは、青森県立三本木高等学校・2年の齋藤さん。ほぼ、丸3日、この暑い中、プラズマ処理、受粉、受粉動態、顕微鏡観察というdeepな実験をやってくれました。TAには、mainにM1の渡邉(祐)くん、サポート役として、これまでも手伝ってもらっていたD1の辺本さん。M1の渡邉(祐)くんがすでに記事を書いてくれているので、おおよそのことは、わかると思いますが。。。
実験の乾燥であったり、詳細は、科学者の卵養成講座のHPにすでに齋藤さんが記事にしてくれています。去年度から比べると、今年度は、渡辺に余裕がなくて、。。。せっかく3日間も来てくれたのに、welcomeをするようなイベントもできず。。。申し訳ありませんでした。秋以降もまた、積極的に参加すると言うことですので、また、その時に、ケーキを目の前にして、welcomeをしたいと思います。 ということで、最後になりましたが、TAをしてくれたM1の渡邉(祐)くん、D1の辺本さんをはじめとする研究室の皆さん、ありがとうございました。脳みそを回転させることがたいへんだった3日間でした。お疲れさまでした。
わたなべしるす
【研究室訪問】飛翔型科学者の卵養成講座・研究重点コース「プラズマ照射法で自家不和合性を破る」(8/3-5)
2015年8月 6日 (木)
科学者の卵ー重点コーーーーーース(と謝罪)
2015年8月 6日 (木)
こんにちは。
昨日(8/5)の夜に日記を書いたのですが
うまく写真をアップロードできなかったので、前に使っていたブログライターを使ってみたのですが
書いた記事が過去の日記一覧の方に飛んでしまい、目に付きにくい方へ行ってしまいました。。。
なので先ほど新しいブログライターで書き直し、お披露目となりました。
よって、少し訂正も加えた昨日の日記をお送りしますー。
どうもこんばんは。
8/3~8/5の3日間高校2年生と実験をしていたM1のわたなべです。
タイトルにも書きましたが、科学者の卵ー重点コースという、高校生が大学の研究室にきて、一緒に実験をするという
意識の高い高校生からしたら願ってもないような企画があります。
僕はそれのお世話をするという任務をこなしていました。
今回来てくれたのは、青森県は十和田市の三本木高校2年生の斉藤早樹子さんでした。
まじめですが、良い意味で抜けているとても感じの良い子でした!
一日目は、人工気象室から蕾をとり、雌しべをむき出しにして、プラズマを照射した花粉を雌しべにくっつけるという作業を、一日かけて二人で頑張りました。
大切なところはメモメモーーー
初めての研究室でもどっしり構えてる姿はさすがでしたね!
夜はなべさんに牛タンをおごって頂き、一日目は無事終了~~
二日目は、斉藤さんが泊まっているホテルへお向かいに参り、一緒に研究室へ行くという予定でした。
(以下謝罪)
すみません。わたなべは 寝坊 をしました。
二日目にして高校生をホテルのロビーに待たせるという失態を早々と犯してしまいました。
さきこちゃん、本当にごめんね。。。
(謝罪はここまで)
僕は二日目のしょっぱなから早樹子ちゃんポイントを失ったのである。
しかし、わたなべはくじけない。
と、言うことで僕の実験は午前中くらいで終わり、
D1辺本さんが午後から2時間ほど楽しく実験をしてくださいました。
いやーー、居室の方まで楽しそうな笑い声が聞こえてましたね。
その後は、高田さんの実験のお手伝いを早樹子ちゃんにしてもらい(僕もしましたが)
今日は昨日より少し早めの終了です。
3日目は、最後の仕上げ、観察です。
まずはプレパラートを作ります。(ここの写真撮るのわすれた。。。)
そして観察へ移ります。
これまでの作業がどのような結果を生むのか。。。

いやーー姿勢がすばらしいわーー
結果は期待通りとはいきませんでしたが
試行回数を増やすという意味では非常に大切です!
というわけで
重点コースが本日(8/5のことです)の夕方に終わりを告げました。
早樹子ちゃん、今回の実験が非常に楽しかったみたいで
また来たい!と何回も言ってくれましたー!
教えていた側からすると、こういってくれるのは非常にうれしく感じるし
逆に僕も頑張らなきゃと、改めて思わされますね。
最後に総括。
僕は学部時代は長く塾講師をしていたもので
そのときからひっそりと感じていたことですが
教えるということは、そのことを完璧に理解していないと
説明できないもので、案外、なんとなく分かっているとか表面だけだと説明できなかったりする。
のです。
今回、教えることになって
改めて自分の実験の目標とか、細かい原理とか、なんとかかんとか、、、
を、意識するようになりました。
加えて、フレッシュな、未来に無限の可能性を秘めた若者(僕も若いつもりですが)を目の前にすると
向上心を持ってるかーーー!?
と自分に喝を入れたくなってしまいます。
つまり、今回、重点コースで一番誰のためになったのかといったら
早樹子ちゃんじゃなくて案外僕なのかもしれません(こんなこと言って大丈夫なのかな)。
では最後になりましたが
研究のフォローをしてくれた辺本さん、高田さん、なべさん、そして高校生のために暖かい雰囲気を提供してくれた研究室の皆様、プロジェクトに関わっている本部の方々、そしてわざわざ青森の十和田から来てくれた早樹子ちゃん。
本当にありがとうございました!!

楽しかったけどめっちゃ暑かったのでちょっと疲れているM1わたなべ
予想、伝統、完璧(8/5)
2015年8月 5日 (水)
それにしても暑い。この夏の予想は冷夏になって、イネでは冷害が発生するかもと。。。そんな予想を覆すような3日連続の「猛暑日」。新記録らしい。明日もというのは、さすがにこらえてほしくなる。おまけに今日は20:00を過ぎても、30oCを下回らない。1日の半分が30oC以上。。。こんなに暑いのは、初めてではないにしても、そうあるものではない。明日からの仙台七夕の前夜祭で、外で花火をしている音だけ聞こえるが、この暑さで何事もなければよいのだが。おまけに、雨雲もできない。これが困った。少しでも雨が降ってくれれば、地面が潤うし、あちこちで雑草が枯れている。水をやらないから。当たり前かもしれないが、予想以上、想像以上の暑さと乾燥なのだろう。昔なら、七夕の声を聞くようになれば、それなりに涼しくなったのだが。というより、寒くなったような。半袖1枚では。。。そんな伝統的な仙台の夏は終わってしまったのかと、心配になる。
これだけ予想外の暑さとなると、脳みそが機能しない。まともに文章を書くのも機能してくれない。。。英語になったら、さらに、機能してくれない。日が暮れた頃に、脳みそが機能し始めるのは、困ったもので。。。どうしても仙台にきた頃の夏を思い出すのだが、夜は寒くて、窓を閉めて寝ていたし、扇風機すらいらなかった。今は、扇風機だけでなく、空調がないと。ただ、空調をつけると、どうも調子がよくない。ただ、寝不足になるよりはましなのかもしれない。そんな記憶をたどりながら、仙台にきた頃でなくて、日向先生の元で、仕事を始めた頃。そういえば、大学院生の頃から、下の学生さんの面倒を見るのをお願いされていたり、いきなり4年生の6月で東大の磯貝先生のところに出張だったり。もちろん、渡辺1人で。それが伝統なのだろうと、そんなものだろうと、やれることをやったというか、やるのが役目なのだろうと。ただ、英語はへたくそだったのをわかってくれていたのだろうか、学生の論文を直すようになったのは、ずいぶん後になってからのような気もする。或いは、日本語の大事さを理解してくれていたからなのかもしれない。いずれ、ちゃんとした文章をちゃんと書くことの大事を教えてくれたのは、日向先生であり、伝統として、継承したいなと。。。
ただ、日向先生にお願いされたこと、これはということを完璧にこなせたのか、それは今となってはよくわからない。ただ、これだけ暑いと、脳みそがまともに機能しないので、記憶が定かでない。。。覚えているのは、まあ、やってみたこと。だめと予想したこともやってみて、こちらのコンセプトを通したことくらいだろうか。いずれ、この暑さをカバーできるのは、年ととった分の経験値くらいだろう。この年になって、師匠だった日向先生にどれくらい近づけたのかと思う。比べる物さしがぱっと見当たらないが、完璧に近づけているとは言いがたい様な気がする。せめて、お天道様の予想を覆すようなくらい完璧にやってみて、この暑さを吹き飛ばすしか、ないような気がした。というか、それくらい暑い1日であった。
わたなべしるす
PS. この猛暑日の3日間、科学者の卵養成講座の重点コースで、高校生が実験に。詳しいことは、院生から。もちろん、渡辺もまた、明日にでも。。。
PS. 21:00前に、また、地震があったが、震度2であった。研究室に特に被害もなく。。。
【速報】2015年8月3日, 14時30分頃, 福島県沖(M4.9)地震に伴う影響(5/13)
2015年8月 3日 (月)
今日も昼過ぎには、30oCを超えて。。。そんな中。。。先日の地震、ゆっくりと揺れてきて、地震が来るとわかったのですが、今日の地震はいきなりで、かなり強い揺れが。今日から、科学者の卵養成講座の重点コースの受講生も来てくれているので。急ぎ、安全確認を。特に、被害もありません。仙台市内は、いずれも震度2でした。場所によったり、高さによる違いはあるかもしれないですが。久しぶりにびっくりでした。
わたなべしるす
子供の頃の夏休み(8/2)
2015年8月 1日 (土)
今日から8月。夏休みの宿題がたまっているのに、この暑さでは、脳みそがまっとうに機能してくれないです。仙台でも33.3oCという最高気温。場所によっては、40oC近いとか。欧州の一部では、雨続きで、寒いくらいとか。少し気温を交換することができれば。何かチューブのようなもので、温度交換が。そんなことを。とおもいますが、簡単ではありません。 そんな夏休みというか、子供の頃は、虫取りを毎日。カブトムシ、クワガタムシがmainでしたが、もちろん、他の昆虫も。成虫を捕まえるだけでなくて、幼虫をということもあり。蛹もありでした。
その中でもよくやったのが、夕方にかけてのセミの幼虫を捕まえること。夕方に小さな穴があって、その中にその日の夜に脱皮して成虫になる幼虫が。捕まえる場所は、八幡神社のサクラの木の下。決まっていました。問題は捕まえる時間。18:00頃から1hrほど。ヤブ蚊がたくさんいる時間だし、遊んでうちに帰る時間だし。。。
そんなことを思い出して、片平キャンパスの中で。子供時代以来のセミの幼虫の捕獲。捕まえたのは、早速、研究室のカーテンにくっつけて。2匹、捕まえたわけですが、大きさが違うので、種が違うだろうと。予想通り、片方がツクツクボウシ、もう一方がたぶん、ヒグラシかミンミンゼミ。その脱皮から翅が伸びるのをみて、その体色の変化を見ると、最初はプラスチックのように見えましたが、翌朝には、ちゃんとしたセミに。
これでは、夏休みの宿題には。。。考えてなかったので、きれいにできていませんが、1minくらいのコマドリにして、time-lapseでつなげて、ぱらぱらマンガのようにしたら。うまくuploadできないので、数枚の写真をあげておきますが、。。月曜日には、それなりのぱらぱらマンガに。体色の変化に関係する遺伝子、翅が伸びるときに機能する遺伝子、そんなことを考えたら、小学生の夏休みの宿題とは言い難いですが、いずれ、しっかり観察したら、考えられないようなおもしろい発見があるのではと。そんな夏休みの1日でした。
わたなべしるす
PS. やってみようという方。大事なことは、捕まえたら、すぐにカーテンなどに掛けること。また、カーテンのように長いのが大事。あと、動きが止まるというか、たくさん捕まえると、カーテンが揺れるので、それは避けること。動きが止まらないと、脱皮が始まりません。安全だと言うことが、セミにわかればよいことかもしれないですが。。。
PS.のPS. 8/2(日) 12:00追記、ツクツクボウシとミンミンゼミらしきものの、動画はこちらから。ますこさんが作ってくれたものをuploadしました。いかがでしょうか。ぜひ、この感動をみなさまへ。。。
<ツクツクボウシ>
<ミンミンゼミ>