おはこんばんにちは。
D2の岡本です。
11月も半ばになって、ずいぶん寒い日が続くようになってきた中、
遠路はるばるやってきてくれたのが豊岡高校のみなさん。
ダイアリーを見てみると、今年で5年目ですが、私は4年前からTAとして参加しております。
ということで、4年連続4回目の参加です(前回書いた若手の会についてでもこんなこと言っていたような・・・)。
ちょうど私が初参加したときに来てくださった先生が再び来てくださり、内容についてある程度わかっていらっしゃったので、すごくやりやすかったです。
内容に関しては、なべさんのダイアリーにも書いてありますが、
まず普段私たちが行なっている、交配実験や花粉管観察に始まり、
今回特別に用意したキャベツとブロッコリーを解体して、どのように植物は生長しているか、何か規則はないかを観察・調査してもらいました。
特別大学に来ないとできないことではないので(花粉管観察については顕微鏡が必要ですが)、家や学校でも「この植物はどうだろう・・・」などと考えてくれたら、
私としては大満足です。
残念ながら、私自身高校生につきっきりで教えていたので、がんばって作業している写真は撮れていないですが、高校生たちが二日間やってくれた実験結果が写真としてあったので、
それを載せて終わろうと思います。 ちゃんと花粉管が観察できましたね。
それでは。
短いですが、おしまい
D2おかもと
豊岡高校・サイエンスリサーチ
2018年11月19日 (月)
【アウトリーチ活動】兵庫県立豊岡高・サイエンスリサーチ、愛媛県立新居浜西高、愛媛県立今治北高、愛媛県立今治西高・特別講義(11/17, 20, 21, 22追記)
2018年11月19日 (月)
外気温もずいぶんと下がってきて、朝の気温はほぼ、確実に1桁。日中も日差しがあれば、それなりの暖かさかも知れないですが、。。冬が近づいているのだろうと。渡辺が小学生から高校生まで、教室に冷暖房はなかったような。。。もちろん、今のような「規格外」の厚さがなかったのもありますが、。。暖房もなかったので、この時期はずいぶん寒かったような。。。全国的な流れとして、空調が効いたところで、授業になる感じで。もちろん、仙台市も。。。大学はといえば、学生の頃は、冬の暖房だけだったかと。寒さが早く来ても暖房はないし、春がはやくても、暖房があるというような。。。空調と温暖化が「ニワトリとたまご」に見えなくもないのですが。。
11/17(土)-18(日):兵庫県立豊岡高等学校・サイエンスリサーチ
そんな週末の土日。思ったよりも天気もよく、気温もまずまず。そんな中で、今年で4年目となる兵庫県立豊岡高等学校のSSHサイエンスリサーチ。最初の数年は、渡辺が豊岡高等学校に出前講義にいっていたのですが、大学で実験等の方がということで。例年、4名の生徒さんと引率の先生が1名。研究室での実験、見学などを。豊岡高校を出発するのは土曜日の6:00前。早起きの生徒さんは4:00とか。。。大学での実験を午後からやろうとするとこれくらいの日程になるわけですが。このあたりは若さの高校生ということで。 研究室に来てもらい、まずは、大学、大学院、研究室の概略を。続いて、交配実験、遺伝子を取ってみるという実験。実験のmanualはあってもその行間をどう読むのか。難しいところ。課題研究をやるときのヒントになれば。。。
後半は、東北大がスタートした片平キャンパスの見学。歴史を理解することは、とても大事なことで。歴史から学ぶというのは、米沢興譲館高校でのSSHの講義でも行っていたりするわけで。大学の歴史と現状を理解してもらえたでしょうか。あと、渡辺は瀬戸内沿岸でしたが、1970年代くらいから松枯れの被害が。子供の頃には、ヘリコプターで薬剤散布も。現在ではもっと効果的な薬剤もあるのかも知れないですが、その惨状も見ていただけたのでは。。。土曜日最後は、キャベツの分解。ものを分解するのは、サイエンスの基本ですから。
2日目は、花粉管の観察とブロッコリーの解剖。交配した花を処理しながら、その合間で、分解することを改めて。前日よりは、ずいぶんと考えて、こんな風にやるとおもしろいのではということを。。。自分で考えて、また、周りがやっていることを参考にして、行動することを学んでもらえたのでは。。。そのあとは、蛍光顕微鏡で、花粉管の観察。最後の最後のところは、大学でないとできない実験だったと思いますが、それ以外のところは、高校でも材料を変えたりして、発展的なことができる内容。こんなことをやれば、考える力を養成できると、理数科の他の生徒さんたちにも、お伝え下さい。最後になりましたが、最後になりましたが、今回の企画を頂きました、豊岡高等学校・澁谷先生、西岡先生をはじめとする関係の先生方、この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。また、こうした機会を頂戴できればと思います。また、今回のTAをしてくれたD2の岡本くん、M1の小川さん、ありがとうございました。
11/20(火):愛媛県立新居浜西高等学校・特別講義「農学・生命科学入門」
札幌での初雪が記録的に遅かったとか。今まで比較的暖かい秋から冬への変化だったのが、少し急激になるのか。。。秋冬野菜が過生長気味だったのが、少し通常モードになるのか。週末が仙台で兵庫県立豊岡高等学校が研究室で2日間の実習。D2・岡本君の記事にあるように、きれいな花粉管侵入の写真が最後に取ることができたのは、大学ならではという刺激だったのでは。。。 週明けは愛媛へ。新居浜市内へ伺うのは、ふるさと出前授業で、当時、今治小学校で理科専科だった岡田先生が新居浜市立金子小学校へ異動したことに伴うもの。今回、invite頂いたのは、愛媛県立新居浜西高等学校の河野先生。以前、今治西高等学校に勤務されており、その当時、お世話になり、新居浜西高に異動になってから、ご無沙汰していたのですが、是非にというリクエスト。ありがたいことです。今治西高で10年近く出前講義を行ったものを何度か見て頂いていたことがつながったようで。玄関先には、新居浜西高のゆるキャラと、welcome boardがお出迎え。ありがとうございました。
今回は、3年生の生物履修生が講義に参加。渡辺が高校生の頃、理系で生物履修というのは、少なかったですが、今回は、70名を超える聴講が。ありがたいことです。講義時間が1hr弱と言うことから、駆け足で、渡辺が研究している植物の生殖、自家不和合性、自殖性、他殖性、栽培化、ということが、どの様に関係しているのか。普段食べている野菜などが、どの様に現在のような状態になったのか。今まで余り考えなかったような植物、農作物の側面を見ることができたのではないでしょうか。生物を履修していると、どうしても、植物よりも動物の方が、動くということがイメージにあり、たいしたことないというか、下等というかそんな風に思いがちかも知れないですが、実は、そんなこともなくて、植物も同じDNAを遺伝情報に使う生き物。それなりに工夫をして、生きているというか、遺伝的多様性を保ったり、それをなくしたけど、がんばっている側面が見えたと思っています。いかがでしょうか。
農学部を希望される方もいると言うことから、講義の最後は、農学部、理学部生物、工学部バイオ系の違いはということを簡単に。何を学ぶにせよ、大学はある意味通過点。その間に、自分で考えて、何を為すのかということを考えてほしいと言うことで、時間切れ。。。最後に代表の方からのしっかりとした挨拶。がんばって下さい。講義の前後に、玉井校長と愛媛県の教育事情などについて、deepな議論をすることができました。ありがとうございました。多くの異なる府県を回っていると、それぞれの事情、その背景なども理解でき、これからのこうした活動を考える上でのヒントになりました。ありがとうございました。また、今回の企画を頂きました、生物の河野先生、河端先生、ありがとうございました。とても貴重な体験でした。また、よりよい連携ができればと思います。ありがとうございました。
PS. 講義の途中で、そういえば。。。この学年くらいが渡辺が金子小学校へ出前講義を行っていた世代では。。。そんなものを感じて、最後に、そのことを聞いたら、3名ほど、当時の受講生がいて、2名の方は講義の中身をしっかり覚えてくれていたのは、望外の喜びでした。がんばって下さい。また、どこかでお目にかかることができるのを楽しみにしておりますので。
11/20(火):愛媛県立今治北高等学校・特別講義「農学・生命科学入門」
午後からは、今治市内へ。今治北高へは、去年の秋にも伺ったのですが、今年度も生物の玉井先生が準備頂き、1年から3年の希望者、20名くらいだったでしょうか。前日あたりからの寒さで少し肌寒い教室だったですが。ふるさと出前授業で、授業を聞いたことがあるという生徒さんも。そういえば、去年の受講生の中には、文系に進んでいるけど、当時のことが懐かしく、植物が好きだったので、来ましたという方がいたを思い出しました。 講義の内容は、午前中の新居浜西高での講義と同じ。こちらも1hrほどの持ち時間でしたので、少しはしょりながら、。。植物が生殖を行う、それは次世代を残す。そのためには、どれだけ多様な子孫を残すことが大事かと言うことを。そんな多様性を保っている仕組みの1つが、自家不和合性。動画は、説明力があったのではないでしょうか。また、この仕組みで、巧妙な品種改良を効率的にできると。実際の育種の現場を見ないと、なかなか、実感が湧かない部分もあると思います。あと、難しいのは、生物履修の生徒さんの多くが、どちらかと言えば、遺伝学は苦手。ということ。現象としてはおもしろいけど、その遺伝学的な仕掛けとなると。。渡辺は、物理、化学の履修だったので、遺伝学の方がどちらかと言えば、得手だし、タンパク質の立体構造が分かるというのは、わくわくなのですが。そんな品種改良という言葉の前にあったのが、野生植物から作物への転換の「栽培化」。そんなことにも自家不和合性が関係していることを実感してもらえたのでは。そんな多様性には反する、接ぎ木で増やしている、数多くの柑橘品種。そんなcloneで増やすことの良さも、柑橘生産日本一の愛媛県人としては、なるほどだったのでは。
1, 2, 3年生というheteroな構成でしたが、1年生は、文理選択、2年生は物理、生物選択、3年生は受験と言うことで、渡辺がこれまで学んできた、農学部とそれに関連する学部との違いというか、進路選択の手引きになるような話も。植物の品種改良をしてみたいという方はいなかったですが、農学を学んで、将来、その関連のところで、働いてみると言うも、よいのではないでしょうか。最後になりましたが、こうした機会を設定頂きました玉井先生をはじめとする関係の先生方にお礼申し上げます。また、次年度以降もコラボできればと思います。ありがとうございました。
PS. 講義が終わったあと、受験生の3年生の数名が大学、大学受験の質問を。渡辺は学部を担当していないので、大学受験については詳しくないですが、最近は多くの大学で、推薦、AOなどの入試もあるとか。がんばって下さい。何より大事なことは、大学に入ることではなくて、大学で何を学び、それを活かして、社会人としてどんなことをなし得るのか。社会人の方が遙かに長い人生ですから。
PS.のPS. 11/22(木)、18:00に今治北高のHPに、出前講義の記事を見つけました。ありがとうございました。
11/20(火):愛媛県立今治西高等学校・特別講義「農学・生命科学入門」
今回の出前講義の最後は、渡辺の母校の今治西高へ。2年生向けの講義で、10名上の大学の先生方がいらして、アラカルト方式と言えばよいのでしょうか。そのうちの興味があるものを受講する方式。例年は、9月の半ばで学会と重なるような時期だったのですが、今年度は11月に。翌週が今回は参加しないものの、学会があったりで。昨今の温暖化の影響で9月の開講であれば、かなり暑い中での講義だったですが、涼しい中でというのは、よかったことではないかなと。。。一方で、今治北高で3年生が推薦、AO入試などがこの時期と言うことで、高校側はかなり忙しかったのではと。そんなことも。この日は慌てていて、写真を撮るのを忘れていましたが、いわゆる、定期試験期間中で、職員室に入ることができなかったり、質問に来ている多くの生徒さんを拝見。定期試験でのよくなかったことを思い出したり。 さて、本題の講義は、前日の新居浜西、今治北高と同じ講義タイトルですが、講義時間が2コマ分と言うことで、渡辺が研究しているサイエンスの話とキャリア教育の融合版。最初に、渡辺の出前講義を小学校時代に聴いたことがあるかなと。このことだけは、落ち着いて。2名ほど。ただ。。。あれ。。。ということで。その当時のことを少し思い出してもらいながら。。。渡辺の記録に残っているものを少し見てもらい。。。そうでない学校から来ている生徒さんには少々申し訳なかったのですが。また、例年だと、20名を超えるような受講生のことが多いのですが、今年度は、11名。農学部、それも農学、育種の希望者が2-3名もいるのは、心強かったですね。生物履修と言うことで、遺伝学、数学というのが、少し苦手かも知れないですが、そんな時は、コラボすると言うことで、是非、育種の世界でがんばって下さい。
人類が植物を作物として栽培化するということを「花」にポイントからみると。どんな形質が本来の植物が持ち得ているものをなくしてきたのか。アブラナ科作物のように、自家不和合性を持っているものもありますが、多くは、自殖性、つまり、自家和合性。それだと、遺伝的多様性の問題は。。。なぜ、自殖性になっても、自殖弱勢にならないのか。分かってないことなのですが。。。また、多くのF1品種の大事を理解してもらうために、イヌをモデルにしたり。。。雑種強勢の原因も解明されていないですが、雑種であることの有利さは理解できたのでは。
後半と言うよりも残りの20minくらいになりましたが、キャリア教育。他の講義枠の先生は、専門の講義だけだと思いますが、大学、大学院で学ぶのは人生の本の一部。そう考えたとき、大学、大学院、社会人になった時、自分で考えて、何をどの様に行動するのか。たくさんの失敗を経験して、そこから学んで、進歩してほしいと。また、何より、これという師匠を見つけて、その師匠を超えるような人になって、活躍することが、弟子の務めだと。。。将来を見すえて、大学で何を学ぶかも大事ですが、自分のキャリア形成をどうするかも同じくらい大事なので。最後はふるさと出前授業でご一緒した方々と。歴史は繰り返すと言います。子どもの頃のことを思い出して、それが育種につながると言うことを考えて見るきっかけになればと。。。 最後になりましたが、今回の企画を統括頂いた冨永先生、教務主任の曲渕先生をはじめとする関係の先生方にお礼申し上げます。ありがとうございました。いつもであれば、校長先生とお話しする時間をと思うのですが、帰る間際に立ち話になり、失礼しました。生徒さんたちからのレポートを楽しみにしておりますので。ありがとうございました。
わたなべしるす
PS. 講義をサポート頂いた先生に加えて、後半からは、国語の櫛部先生にも参加頂きました。ちょうど前日、見学などを兼ねて、学校に伺ったときに、ご紹介頂いた先生で、今治西高に赴任する前に、「俳句甲子園」の指導教員として、優勝させた経歴があるとか。。。渡辺は、国語が苦手で、マークシートの5択で、答えが光って見えなくて、ずいぶん、悩みましたが、その先生から、「その能力がない分、道ばたを歩いていて、おーーと思う植物だったり、花を見つけて、その場所が光って見えるのでは。。。」、つまり、それぞれの持ち分の能力がある訳なのでという、暖かい言葉を頂きました。なるほど、ものは考え様だなと。ありがとうございました。また、何かでお世話になることができれば、幸いです。 PS.のPS. 今回の企画にtotal 10名以上の大学の先生方が。一覧がなく、全ての先生方と情報交換ができなかったのが、残念でした。昨年度ご一緒した、大阪大の先生に加えて、広島大の先生からもご挨拶を。驚いたのは、大学受験で、東北大を受験してくれていた方。東北大はうまくいかず、別の大学で学んで、現在のポジションにいらっしゃるとか。そういえば、渡辺が農学部で助手をしていた1997年まで、今治西高の後輩たちが受験に来る時、前日の受験場案内などをしていたのを思い出しました。今は、親御さんが来ることが常態化しているので、そのようなこともないのだと思いますが、当時の高校生がしっかりと自覚を持って行動していたのだと。ふと、そんなことを思い出せた瞬間でした。また、何かでご一緒できればと思います。ありがとうございました。
PS.のPS. 一昨年の講義でお世話になったのが、サッカー部の兵頭先生。講義室に移動する途中に、最近のサッカーなど、県内の関連事情について、情報交換の時間を頂きました。ありがとうございました。なるほど思うことをたくさん頂きました。今後ともよろしく。今治、愛媛、四国でサッカーが盛んになると言うもありがたいことですので。。。
PS.のPS.のPS. 5年くらい前から、九州工大の安永先生とご一緒して、さらに、昨年からは、愛媛大の日浅先生と。今年は、法律事務所に勤務し、京都大の法科大学院の客員をされている渡辺先生もご一緒に。講義が終わったあと、校内を見学したあと、春の出前講義でお世話になった西条農高の別府先生なども交えて、情報、意見交換会。情報工学、タンパク質工学、医学、法律学、経営学、農学などを横串をさして物事を見たら。。。おもしろいことができるのではと。また、どこかで、お世話になれればと思います。ありがとうございました、今西35の皆様。
わたなべしるす
年末にはちょっと早いけど大掃除
2018年11月13日 (火)
こんにちは、M2のたかさきです。
11月に入り修論にてんやわんやの毎日ですが、今日はいったん実験はお休み・・・
ということで!本日はラボ内の大掃除を行いました!
午前は実験室・廊下のお掃除&ワックスがけをやりました。
掃除をするときは【高いところから低いところへ】が鉄則なので、まずは棚の上と窓のふき掃除から開始!
棚の上の方はなかなか手が届かない・・・と苦戦するM1おがわ。
そこで「高いところはこれを使うんじゃ。しかと見よ!後輩!」と言わんばかりに、モップをもったM2ごんちゃん登場。これなら高いところもスーイスイ!
高いところと言えばこれも忘れてはいけない!と換気扇のフィルター掃除をやってくれたのはM2においくん。
去年に引き続き、大変なところをやってくれてありがとう!さすが筋肉。
においくんの筋肉をいじりつつ、窓ふきを一手に引き受けてくれたのはD2おかもとさん。
この大掃除も4回目なので慣れた手つきでぐんぐん作業を進めていきます。
高いところが終わって床の掃除機がけが終わったら、洗剤→水、の順番でモップがけ。
おや、野生のモップがこちらを睨んでいるようだ・・・
おおっと、間違えました。新品のモップをかぶってノリノリのわたし、M2たかさきです。
モップがけが終わったら、こびりついている汚れをスポンジでとって、ワックスをかけて終了!
個人的にワックスがけ前の乾拭きでの高田さんの動きがツボでした。ストレッチマン!!!
(撮影・編集:M2ひきち)
昼食は去年と同様にかまどやさんのお弁当をいただき、エネルギーを全身に与えてから午後の部開始。
午後は残りの場所の掃除とワックスがけ。
3時前にはほぼすべての場所のワックスがけまで終わったので、ケーキ会で糖分を補給しました!
本日はSAVOIというイタリア菓子のお店のケーキをいただきました!
非常に美味しかったです!
こうしてダイアリーを書いて振り返ってみると、掃除してきれいになってうれしいー!という感情と同じくらい、今日食べたもの美味しかったー!と感じています。なべさん、お弁当もケーキも本当にありがとうございました。
きれいになったラボ、卒業する日までたくさんお世話になります!実験頑張りましょう!
M2 たかさき
【アウトリーチ活動】第71回宮城県高等学校生徒理科研究発表会, 青森県立五所川原高等学校理数科課題研究発表会・講評者, 探求型「科学者の卵養成講座」特別講義(11/7, 8, 10)
2018年11月 8日 (木)
去年から比べると、ずいぶんと寒くなるペースがゆっくりと。そんなおかげか、実験書くつの開花適期も続き、結実させても、充実度がよいという感じで。。。年内は、これくらいの寒さですみそうですが、一方で、年が明けたら、。。というのが、気になるところなのは、植物を相手にしているからだろうと。もちろん、秋、冬の果樹での果実生産もよい方になるのではと、少々期待を。。。
コンピューター・AIというか、netというか、そんなところでの、英語という言語、ネット将棋で、へーーと思うことが。このまま、計算機の速さが速くなり、コンピューターがさらなる学習をすると。。。どこへ行ってしまうのか、。。人間はそれに対して、何をどの様にすればよいのか。そのうち、科学も。。。とはならないと思いますが。。。
11/7(水):第71回宮城県高等学校生徒理科研究発表会・審査員、講評者(11/7)
昨年の夏に、宮城県で開催された総文祭。その折には、「自然科学部門」の研究発表の審査員をお願いされて。宮城県内の高校での理科研究における最高峰というか、その年度のtopを決めるのが、この「宮城県高等学校生徒理科研究発表会」。今年で71回目。逆算すれば、戦後すぐくらいから始まったと考えればよいのか。。。そう考えると、長い歴史がある発表会の「生物分野」の審査員と講評者を仰せつかり。物理、化学、生物、地学という4つの分野全体で、110課題の発表があったとか。。今年度の総文祭でも2課題が受賞対象になっていると。そう考えると、県内の理科研究のレベルがよい方向に行っていると言うことでしょうか。
朝から夕方まで慌ただしい日程だったこともあり、写真も撮影できず。。。研究対象も多岐にわたり、植物、動物、微生物等を研究材料に、高校生らしい発表が多くあったのではと。。。大学であれば、研究発表を論文にまとめるということをするわけですが、その時に、data全体を見渡して、どの様なストーリーにするのが、この論文として、インパクトがあるかを考えるわけで。。。そう考えたとき、発表するdataが揃ったところで、改めて、どの様に並べることが、よりインパクトがあるのかと言うことを、再認識してほしいと。もちろん、最初にこんな目的、こんな結果を予想している分、そのストーリーから、外せなくなるのは、もちろん、分かるのですが。それを超えるためにも。チャレンジしてほしいなと。。。当然のことですが、どのdataが一番光っているのか、それを見せるための工夫も、。。今回の結果が、来年度の全国総文祭での好成績につながることを期待しつつ。最後になりましたが、今回の企画を頂きました、仙台三高・柏葉先生、千葉先生をはじめとする関係の先生方にお礼申し上げます。ありがとうございました。
PS. 発表をしている高校生の中には、どこかで見かけたことがある生徒さんも。そんな中で、昨年度、渡辺の展開ゼミの講義を取っていた方が。。。2年生になり、立派に発表をしていました。展開ゼミでの継続性、頑張りを是非、この後も続けて下さい。
11/8(木):青森県立五所川原高等学校理数科課題研究発表会・講評者(11/8)
今年度は、8月に「青森県高等学校教育研究会理科部会・全体講演」で、講演をお願いされ、2月の五所川原高校に伺って、3回目の青森県での出前講義。いつもであれば、涼しさと言うよりも、寒さを感じる中、伺うのですが、この週は、全国的に暖かく。昨日のニュースで、東京でセミの鳴き声が。それも立冬の日に。。。不思議な気候ですが、岩木山も見えて。お天気としては、申し分ない天候でした。 そんな中、今年度も青森県立五所川原高等学校理数科課題研究発表会の講評者をお願いされて。今年はtotal 7課題の発表。発表内容については、もちろん、差し控えますが、これはおもしろいと思うような研究であったり、発見も。渡辺の専門外のところもあるので、こちらからのコメントが全て正しいと言うことではないと思いますが、実験系の中には、物理、化学、生物、地学、数学から1つの分野ということではなくて、異なる分野を含んでいることが多いはず。物理に興味があって、物理的なことだけを見ているかも知れないですが、そうではなくて、別角度から見たら、実験材料の生物学的な側面もおもしろいのではと。。。これから先の研究が、領域融合的な研究になると言うことから、
発表会の前に、中村校長先生と昨今の教育、県内の産業などについて、deepな議論の時間を頂戴しました。お忙しい中、ありがとうございました。子どもの頃には、リンゴを栽培していたのを見ていたり、高校生の時に、リンゴに自家不和合性があり、そのために、ふじを結実させるためには、受粉樹として、異なる品種が必要であるということを、授業で聞いたと。。。愛媛で育った渡辺の周りには、ミカンがあったのですが、「珠心胚実生」というのあるというのを聞いていたら、もう少しミカン、或いは、植物、生き物を見る眼が変わったのではと。。。身近なものの「不思議」を授業、講義で習うことで、それに対して、なるほどとか、なぜというような、興味を持つきっかけになるのだろうと。。。これからの講義の参考になりました。ありがとうございました。最後になりましたが、今回の企画を頂きました、五所川原高校・中村校長先生、相馬先生、野呂先生をはじめとする関係の先生方にお礼申し上げます。ありがとうございました。次回は、2月の1年生向けの講義でお世話になります。よろしくお願いします。ありがとうございました。
11/10(土):探求型「科学者の卵養成講座」特別講義・「教授の進路選択アドバイス--人生を戦略的に考える--」
「科学者の卵養成講座」も、今年度で10年目。講座の基本骨格は変化させてないというか、物理、化学、生物、地学、数学という異なる分野を広く学び、また、現在の大学教員が、モデルとして、それまでのキャリアをひもときながら、講義をするという「キャリア教育」も。渡辺が子供時代から40年以上経ったと思いますが、それでも、道草をして、色々な発見をしていることは、大事な基礎を作ることになるだろうと。。。また、その子供時代にたくさんの失敗をすること。これは、五所川原高校での講評で話をしたことでもあり。野山で遊ぶことが「ある種」仕事であった子供時代に、感動したのが、テレビアニメの「科学力」。ジャパニウム鉱石、マントル計画、タキオン粒子、などなど。創造のものとはいえ、「科学」が何かすごいことをしてくれそうというのが、渡辺の心を刺激したのは、事実で。。。 そんなこともあり、高校時代は、宇宙工学、ロケット工学、核融合などに興味を持ったものの、ちょっとしたテレビのきっかけで、遺伝学、育種学をやってみようと。40年近く前のことを振り返ると、ちょっとしたきっかけが、自分の人生の方向性を決めるのだなと。。。もちろん、そんな方向性を決めることは、大学、大学院でも続くわけで。。。今でも、もっと違った人生があったのかと思うこともあったり。ただ、自分ができることを最大限やってみることが、振り返れば、それでよかったのだと思える秘訣なのだろうと。
こんなことを思うようになったのも、年を取ったからかも知れないですが、いずれ、人生の先達として、こんなことを考えておくのが、よいことだろうと。そんなメッセージにはなったようでした。当日のレポートを拝見する限り。レポートへの返事は、また、来月にということで。そういえば、来月は、日本農芸化学会とのコラボの企画。このHPでも、10月に広報したまま。また、時間を見つけてと。。。
わたなべしるす
秋晴れ、筋肉、ソフトボール!
2018年11月 2日 (金)
こんばんは!
M2のサトウです!
ご無沙汰ダイアリーになります。
ここ最近、朝晩に冷え込むようになってきましたね。もうすぐ冬がきてしまうのではとサトウは怯えております。
11月...。ああ、修論...。
いやいや!今日くらい修論を忘れるくらい楽しみましょう!
なんたって、今日は旧遺生研のソフトボール大会があったんです!
ほぼ1年ぶりのソフトボール大会ということもあり、終始笑顔の絶えない楽しい楽しい時間を過ごすことができたのではないでしょうか。
うん、本当に楽しかったなぁ。
今回のソフトボール大会は10人での参加でした。
人数も少ない中でしたが、私たちは大健闘しましたよ!
まずは第一試合。微生物共生(旧地圏)との試合です。
先攻だった私達は、男性陣の光るバッティングのおかげで得点を重ねます!どん!!!!!
どん!!!!!
どん!!!!!!!!!
とこの3人が本当によく打ってくださりました。
守備では、わたくしサトウがピッチャーを務め、キャッチャーはたかさきがガッツを見せてくれました。
なんやかんやたくさん打たれた気分でしたが、結果は3-2でチーム育種の勝利!!!
終了の挨拶時に審判からスコアを伝えられるまで、みんな負けたと思ってました。
驚きの勝利です。
続いて2試合目は、微生物遺伝(旧情報)との対戦です。
この試合は、女性ルールを乱用させていただきました。女性陣、ボールをよく見ます!!!
この人もあの人もフォアボール!(多分)初参戦M1の小川も健闘!
菅野研のひかるこちゃんのファインプレーもありました!!!
しかしみんなの健闘も虚しく3-6で負けてしまいました。
そして、次の試合は3位決定戦!
相手は初戦に対戦した微生物共生。
満身創痍であったため、試合の記憶があまりありません。
筋肉のにおい君がハッスルしていた記憶はあります。
みなさん守備、攻撃共に好調で、なんとなんと3-2で勝利してしまいました!!!!!!
私達チーム育種、まさかの3位です!!!!!!
こんな日が来るなんて誰が予想していたでしょうか。
本当に楽しい楽しいソフトボール大会でしたね!
秋晴れの日差しが強い中、みなさんお疲れ様でした!
これから、研究室合同の懇親会の予定です。
最後まで楽しんでいきましょう!!!!!
来週は院生会のソフトボール大会があります。
こちらでもいい結果を報告できるよう頑張りましょう!
M2 サトウ