6月にふるさと出前授業の今年度の第1弾を。秋の第2弾は、今年はこの時期。ちょうど、秋の果物の収穫、収穫前の時期。ナシ、モモ、ブドウ、カキなどは、ほぼ収穫を終えて、この後、リンゴ、ミカンの時期へ。リンゴに続いて、ブドウも着色しない系統に品種の更新がなされていると。。。着色には、むらがあったり、やっぱり栽培が大変なようです。これでよいのか。。。このことは、「リンゴ」の講義をする学校でと思います。また、この週末は「サイクリングしまなみ2018」が開催されると言うことから、同じ船に、多くの自転車に乗っている方も。。。![]()
同じ頃に伺った、石川県では、加賀野菜の「源助ダイコン」の収穫が始まっていると。。。小松市内でお世話になった先生も表彰されていて。。。おめでとうございます。
10/23(火):今治市立関前中学校、岡村小学校・ふるさと出前授業「ヘチマとそのなかまたち」
秋のふるさと出前授業は、かつての関前村、今は今治市に合併した関前中学校、岡村小学校へ。今治港からフェリーで、1hrほどで、岡村港へ。途中、しまなみ海道の来島海峡にかかる吊り橋の下を通過。岡村港から関前中学校、岡村小学校に歩きながら、ミカンなどの自然を観察しながら。いくつかの庭に、大きなマツが植えられているのは、感動ものでした。![]()
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前回講義をしたのは、2年前。児童生徒の数は2名に。小学校6年生と中学校1年生。たぶん、出前講義での最少人数のような。。。ただ、地域の方々も多く参加頂きました。ありがとうございました。前回の「リンゴ」の話を覚えてくれたのは、うれしいことでした。今回は、2名と言うことで、「ヘチマとそのなかまたち」の講義を。ウリ科のキュウリ、ズッキーニ、ゴーヤ、ヘチマの実物を用意頂き、それを切って観察したり。また、スイカ、ゴーヤ、メロン、カボチャ、キュウリ、ヘチマの写真で、果実、花、子葉などを比較。ズッキーニを知っていたのは、かなりポピュラーな野菜になったのだなと。ズッキーニが、スイカをはじめとする野菜のどれに近いのか、というのは、意外と苦戦でした。ただ、栽培されている様子を観察して、果実がどの様に結実しているかを観察できているのは、さすがです。![]()
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ウリ科は、雄花、雌花があるのが一般的ですが、雌花を色々なウリ科で見ると、小さな果実があるのはもちろん、分かること。ただ、その中にも、ちょっとずつ多様性があることを是非、覚えておいて下さい。また、果実を切るとき、ウリ科だけでなく、多くの果実を縦に切ることが多く、横に切るのは稀。なぜなのか。。。ウリ科の果実を切ったとき、不思議な模様が見えるから。これが本当なのか。。。是非、テレビ番組に投稿してみて下さい。そうそう、今日覚えてこと、聞いたことをおうちで話してみて下さい。へーーと言われるでしょうし、復習することになりますから。講義の最後には、6年生が今日のお礼の挨拶。とてもしっかりしていました。最後は、世界に向けて情報発信。![]()
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講義が終わったあと、高須校長先生と学校のこと、地区のことなどを話す時間を頂きました。ありがとうございました。その中でも7月の「西日本豪雨」の被害が、あまりニュースになってないですが、島嶼部でもあちこちであると。学校から見えるところにも、崖崩れが。。。被害が人が住んでいない家だけであったことは、幸いでしたが、その後、そのままになっているというのは。。。遍路道という山間部などの道路もそのままだと。。。なんとか、1日も早い復旧を祈るばかりです。最後になりましたが、高須校長先生、担当の松岡先生をはじめとする関係の先生方にお礼申し上げます。学校、地域として大変なときですが、また伺えることができればと思います。ありがとうございました。![]()
PS. 渡辺がこの記事を書いているのは、出前講義をした当日の夕方。その時間には、すでに、関前中学校、岡村小学校のHPに渡辺の出前講義の記事がuploadされていました。ありがとうございました。![]()
10/24(水): 今治市立吹揚小学校・ふるさと出前授業「花の不思議な世界」
前日の火曜日は、関前中学校、岡村小学校で出前講義。岡村小学校の1名の児童は、運動会、修学旅行などを、吹揚小学校と一緒にしているとか。たくさんの友達と生活するのも大事なことですから。前日とは異なり、快晴。講義の内容は、リンゴをモデルにした「花の不思議な世界」。あとにも書いていますが、伺ってすぐに、校長先生との話もあったことから、「なぜ?」、みているものを「当たり前」と思わないことの大事さを。今回のふるさと出前授業では、毎回使っているテレビ番組のイントロから開始。![]()
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それに続いて、花の名前と分類。そこでも、「なぜ?」ということを大事にして、考えてもらうと言うことを。その花の写真を撮った時間帯がいつ頃なのか、そんなことも大事に。花粉の発芽、花粉管伸長の動画を。どうやって、花粉がふくらむのか。雌しべが花粉をふくらませているというのは、びっくりのようでした。![]()
リンゴの花が開花してから結実するまで。もちろん、花粉を運ぶ昆虫が花に来る目的も、なぜ、何をということで考えるように。。。さらに、日本の農業では、果実を大きくするために、摘果をします。では、諸外国ではしないのか。例えば、アメリカで。それは、栽培面積の違い。そんな大きなリンゴを食べることができる大事さを理解してもらえたでしょうか。![]()
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そんな摘果と同じくらい悩ませる問題が、果実の色むら。そんな色むらによって、将来「赤い」リンゴを食べることができなくなるかも。。。それでは困るだろうから、色むらを気にしないようにと。![]()
最後は自家不和合性と果実の観察。動かない植物が、自分と他人の花粉を識別する「自家不和合性」。そんなものがある理由を同じように、考えて。少し難しかったかも知れないですが、遺伝子が混ざった子孫を残すことの大事さを。。。また、果実のどこに花があったのか、或いは、果実を縦に切る習慣に反して、横に切ってみると。以外と色々なことがへーーだったのではないでしょうか。講義の最後には、代表の方が、今日の講義を振り返ってということで、とてもしっかりした挨拶を。これからも、なぜを大事にして、がんばってください。![]()
講義を始める前、終わったあとに、藤田校長先生と学校のこと、教育全般のことなどを話す時間を頂きました。ありがとうございました。藤田校長先生には、吹揚小学校に統合される前の日吉小学校時代、その後の理科教育大会で、日吉中学校に伺った折などにお世話になりました。今年度が最終年度ということで、長い間、お世話になりました。また、どこかでお世話になることができればと思います。ありがとうございました。最後になりましたが、藤田校長先生、教頭先生、6年生の先生方をはじめとする関係の先生方に、お礼申し上げます。ありがとうございました。![]()
PS. 6年生の教室の後ろの黒板に、「アンパンマン」の主題歌の歌詞が。音楽があって聞くより、読んでみる方が遙かにインパクトが大きいことを実感。また、歴史を学ぶための冊子も。歴史を学ぶことは、先達の成功、失敗を学ぶことですから。しっかり読んでください。歴史と言えば、吹揚小学校からは、今治城が何ともいえないポジションで見ることができ、感動でした。![]()
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PS.のPS. この記事の構想は、当日の夜。書いているのは、翌朝。その時、すでに、吹揚小学校のHPに渡辺の出前講義の記事が。ありがとうございました。
10/24(水): 今治市立波止浜小学校・ふるさと出前授業「花の不思議な世界」
午後からは、波止浜小学校へ。しまなみ海道のインターチェンジを越えた今治市の北部。造船所がたくさんあり、新造船の進水式を見たことがあるという方もたくさん。また、渡辺の小学校の時に担任だった白石先生が、渡辺が通っていた桜井小学校に来る前に赴任されていたのが、波止浜小学校。さらには、現在、今治市教育委員会の教育長をされている八木校長先生が波止浜小学校の校長先生をされていたときにも、白石先生との繋がりを作って頂いたところ。いつうかがっても、感動する場所です。![]()
講義内容は、午前の吹揚小学校に続いて、「花の不思議な世界」。最後にも書いたように、胡井校長先生との話で、将来は、AIとの違いをどの様に見せるかが、人間として大事なこと。そのためにも、不思議を不思議と捉えて、なぜと思う心が大事だと。そんなイントロでのスタート。それに続いて、花の名前と分類。○○科というものに、分類するとき、ヒマワリ、コスモスなどは、形が似ていると。キク科になるのですが。。。ちょうど秋、学校の帰り道には、どろぼう草というか、キク科の「アメリカセンダングサ」があり、それを投げて遊んでいるけど、あれは、種子であると。。。![]()
リンゴはバラ科。リンゴの花に似たもとして、モモ、ウメ、ナシなど。よく観察しているなと。そんなリンゴができるためには、受粉、受精、結実というのが必要なこと。花粉管の発芽、伸長というのは、驚きの動画だったようです。また、リンゴだけでなく、ミカンでも、果実を大きくするために、摘果をしますが、それは、日本の農業に特有のこと。アメリカではできないのは。。。ここで、理科の知識だけでなく、社会の知識と連結できたのは、とてもよいこと。そんな風に、毎日の学校生活で学ぶことをつなげてみて下さい。意外なことが見えますので。あと、赤いリンゴがあることの大切さ、分かったでしょうか。![]()
受粉反応でも、自家不和合性は不思議なこと。では、なぜ、他人の花粉がよいのか。ずいぶん、いろいろと考えてくれましたが、遺伝子を混ぜて、違う遺伝子をもらうことが大事だと言うことをこたえてくれた方、とても素晴らしかったです。最後のところは、リンゴ果実のどこに花があったのか、また、リンゴを縦に切ることはあっても、横に切ることはあまりないはず。。。なぜなのか。逆に、切ってみたら、どんなモノが見えるのか。毎日の生活で是非、色々なものを切ってみて下さい。![]()
講義をスタートする前、終わったあとに、胡井校長先生と教育事情というか、小中高大できちんと連携して、小学校時代に何をやっておくのか。AIが登場し、今の子供たちが大人になった頃には、今の職種が一変すると。そのためには、考えることが大事だと。そのためにも、基礎学力をと。。。大学、その先の社会を見すえたキャリア教育の充実もと。。。とても貴重な時間でした。ありがとうございました。最後になりましたが、胡井校長先生、理科専科の井出先生、6年生の先生方をはじめとする関係の先生方にこの場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。今後とも何卒よろしくお願いいたします。
PS. 講義の間、こちらからの質問に手を挙げて、しっかりこたえていたのが、印象的でした。これからもこのことを続けて下さい。大事なことですから。
10/25(木): 今治市立日高小学校・ふるさと出前授業「花の不思議な世界」
3日目の午前中は、日高小学校。今年の秋は「花の不思議な世界」という、リンゴをモデルにした受粉、自家不和合性、結実などについての講義のリクエストが高く、この講義で、3校目。講義の最初には、森校長先生から渡辺の丁寧な紹介を頂きました。ありがとうございました。渡辺が遺伝学、育種学をやろうと思ったきっかけについて、渡辺から。日本型、インド型というイネの話を。雑種強勢という言葉を使わなかったですが、雑種が生長面ですぐれていると言うことを少しだけ話をして。
イントロのあと、花の名前を考えてもらうところ。いずれの花の名前にもチャレンジングにこたえてくれて、また、「科」の分類のところで、バラ科果樹の名前もたくさん知っていたのは、普段から、よく観察できているなと。雌しべの上での花粉発芽、花粉管伸長のところで、給水をするわけですが、そのことを問う前に、こちらで話をしてしまって、このあたりは、失敗でした。![]()
リンゴの栽培で、日本では摘果をするのは一般的。もちろん、ミカンなど、他の果実でも。どうしてこうしたことをするのか、なぜ、できるのか。それを科以外の国々との比較で。。。この時、他の国から比べて、国土が狭いということに気がついたのは、理科だけでなく、社会の知識をうまく融合できているからだなと。また、赤いリンゴ品種でなくて、黄色系が多くなっているのは、全体を赤くすることが難しいから。そうなると、黄色系が多くなると。。。そうならないためにと言うことで質問をしたときも、赤くなっているのは、熟度が高いので、そうでない方がよいという方も多数いて、将来に向けて、しっかり赤いリンゴが残る素地があったのでは。大事にして下さい。![]()
最後の大きなポイントは、自家不和合性について、なぜ、他の花粉がよくて、自分の花粉では受精しないのか。このことについて、ストレートで、それも他の生命体で説明してくれた方が。。。感動でした。いずれ、みんなよく考えていました。この考える素地を作ってくれている理科の大谷先生の賜物だろうと。感動でした。また、果実を縦に切ることはあっても、横に切るのは、珍しい理由。そんなこともあるのかと思ってもらったでしょうか。![]()
講義の最後のところで、渡辺が出前講義の最後の〆のスライドで使っている「毎日、がんばること、努力すること、続けること」を話すのですが、この言葉を受講生全員が読んでくれたことは、はじめてのこと。100名を超える児童の皆さんのおおきな声に感動でした。ありがとうございました。そのあとは、世界に向かって情報発信。
講義の前後は、昨今の教育事情などについて、森校長先生と議論する時間を頂けました。なるほどと言うことがいくつもあり、小中高大連携で物事を考えるという体制の構築が早急に必要なのだと。そんな思いになりました。ありがとうございました。最後になりましたが、森校長先生、理科の大谷先生、5年生の先生をはじめとする関係の先生方に、この場を借りてお礼申し上げます。児童の皆さんからの感想文を楽しみにしております。ありがとうございました。
PS. 日高小学校のHPに渡辺の出前講義のことが当日(10/25)のうちに記されていました。ありがとうございました。感想文、手紙を楽しみにしております。
10/25(木): 今治市立桜井中学校・ふるさと出前授業「桜井中、一(いち)卒業生が見た教育、研究、人生」
午後からは、渡辺の母校の桜井中学校へ。中学生だけに出前講義というのは、渡辺はどうも不慣れで。。。愛媛県でも小学校と高等学校がほとんど。今回の講義としてお願いされたのは、1人の先輩として、これまでどの様に過ごしてきたのかと言うことを踏まえての3年生向けにキャリア教育。3年生は、これから受験など、それぞれの道を歩むと言うことで。
3年生と言うことは、2014, 2015年にふるさと出前授業で、桜井小学校、国分小学校へ出前講義に行った世代。講義内容を振り返ってみると、2015年には「キャベツとブロッコリー」の内容。キャベッコリーの名前など、覚えてくれていたのはうれしかったですね。そのあと、渡辺が小学生の頃の通学路と、今の通学路。ほとんど、その自然環境は同じ。帰り道で、むぎぶえなどを作ったり、寄り道したり。。。もちろん、そんなことをやった方がいる、つまり、渡辺の頃の遊びがきちんと継承されていたのは、うれしかったですね。縦の繋がり、物事の継承を大事にして下さい。それが地域、文化、日本を支えることになりますので。
中学校、高校、大学へと進むとき、色々な決断があると。。。そんな時、是非、相談できる自分の師匠というか、信頼できる方を持つことが大事だと。渡辺にとっては、小学校の担任だった白石先生だったと。。。また、自分でこれをやると決めたとき、それを最後までやってほしいと。また、何かを達成したら、さらにその上の目標を作って、さらなる高みを目指してほしいと。最後のところで、渡辺の同級生には、色々な職業で活躍している方がたくさんいると。。。だから、点数が高いとかというのが、今の現実かも知れないけど、そうでなくて、今から、20、30年先にきっと活躍できると思って、がんばってほしいと。
講義の最後には、代表の方から、しっかりとした挨拶を。これからは自分で考え、もちろん相談することはあっても、最後は、自分で決断することを大事にして下さい。また、どこかでお目にかかれるのを楽しみにしています。
本宮校長先生とは出張の関係でお目にかかることが残念でした。最初にお目にかかったのは、今治自然科学教室ではなかったかと。その後は、玉川中学校、桜井中学校で。長きにわたり、ありがとうございました。今後とも何卒よろしくお願いいたします。
講義の前後、教頭先生と数学の石丸先生と桜井中学校の昔から現在までのことを色々と話す時間を頂きました。ありがとうございました。渡辺の卒業時の写真なども用意頂き、とても懐かしい時間でした。また、中学校へ出前講義にいくことが少ない渡辺にとっては、とても貴重な時間でした。今回のような「キャリア教育」という形でのコラボは、1つのあり方なのかと思いました。最後になりましたが、本企画を頂いた本宮校長先生、運営を頂いた教頭先生をはじめとする関係の先生方にお礼申し上げます。ありがとうございました。また、こうした機会を頂ければ、と思います。ありがとうございました。
PS. 小学校、中学校、高校の6級上の先輩になる方と、30年以上のご無沙汰で、お目にかかることができました。ありがとうございました。今後もまた、どこかでお世話になる機会があればと思います。さらに、高校の同級生という方にも。渡辺は理系で、同級の方は文系で。。。また、帰って同窓会の名簿を見ることにしないと。。。
PS.のPS. この日の夕方には、急遽、愛媛県立西条高等学校の佐伯校長先生をはじめ、SSH関係の先生方とSSHの運営に関する意見交換会に。こちらがSSHの発表会、運営指導委員会などで、経験したことをあれこれとお伝えすることはできたのでは。。。何より、愛媛県立西条高等学校は、渡辺の母校の愛媛県立今治西高等学校の本校になりますので。さらなる発展と生徒さんたちへの課題研究の実施に当たって、キャリア教育などの講義で伺うことができればと思いますので。今後とも何卒よろしくお願いいたします。![]()
10/26(金): 今治市立九和小学校、鴨部小学校、玉川中学校・ふるさと出前授業「キャベツとブロッコリー」
金曜日は、秋のふるさと出前授業の最終日。この日は玉川地区。近年、少子化により、学校の統合が進んでいる部分がありますが、そうしたことのさきがけで会ったのがこの玉川地区というか、旧玉川町であったのだと、そんな記録が記されたのを見つけて。
九和小学校、鴨部小学校、玉川中学校では、隔年で「花の不思議な世界」と「キャベツとブロッコリー」の講義を。今年は「キャベツとブロッコリー」の年。この金曜日は、管理職である校長先生、教頭先生がいずれの学校でも出張などでお目にかかれず。残念でした。九和小学校の前原校長先生、鴨部小学校の木山先生は、渡辺の高校の同級生。小学校、中学校の時は、すぐにとは思わないにしても大きくなってから、友達は大切ですからということを最初のイントロで。![]()
用意頂いたキャベツとブロッコリー。ブロッコリーは、この日のために、畑にあったものを植木ばちに移植してもらったと。そのブロッコリーも昔の隣村から手配したと。。。これも同級生のおかげ。ありがたいことです。また、ブロッコリーを植木ばちから収穫したものを、実際に講義に使ったのも、はじめで感動でした。ありがとうございました。で、最初に、植物の生長パターンの復習。発芽から生長、結実まで。では、キャベツは、ブロッコリーは、同じような生長パターンなのか。キャベツの花が咲いたことがあるのを見たことあっても、どうなってかと言うのは。。。ブロッコリーの開花は、見たことがある方も多く。。。で、この2つの植物は、同種。つまり、雑種ができる。これを班ごとに、とりのこ用紙に書いて、プレゼンという課題に。![]()
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班ごとで、普段であれば、考えるところ、この場合は、3つの学校の対抗戦。というのと、小学生と中学生の勝負。J1のチームをJ2のチームが倒すという天皇杯で見られるような「ジャイアントキリング」は起きるのか、いつも楽しみな学校です。25minの制限時間で、しっかりかけていました。もちろん、仕上げるまでに、先生からのサポートがあるところもあれば、しっかり自分たちでというところも。。。![]()
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発表は、九和小学校、玉川中学校、鴨部小学校の順番。鋭い質問をしていたのは、2つの小学校の児童の皆さん。中学生は先輩として、失敗していけないというところがあったのか。まさに、ジャイアントキリングが。。。。合計9つの発表でしたが、いずれの発表質疑も白熱。そのあとに、渡辺から簡単な解説を。。。最後のところで、代表して、玉川中学校の方から、今日の講義への感想とお礼の言葉。とてもしっかりして、すばらしかったです。ありがとうございました。で、恒例の学校別の世界に向けて情報発信。![]()
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今回は、校長先生、教頭先生とも出張と言うことから、講義が終わったあと、玉川中学校の村上先生と今日の講義内容、教育事情などについての意見交換を。3校合同ということが多かったのですが、こうして中学校の先生とdeepな議論をできたのは、ありがたいことでした。今回はお目にかかることができなかったですが、越智校長先生、担当頂いた村上先生をはじめとする3校の関係の先生方にお礼申し上げます。ありがとうございました。次年度も楽しみにしております。![]()
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この日で、無事、2018年度の「ふるさと出前授業」も終了。次年度の計画については、この記事を書いている土曜日に開催の「四国中央市理科同好会研修会」で議論できればと。。。今年の秋は、天候にも恵まれ、準備も多様で楽しい時間でした。最後になりましたが、今回、講義でお世話になった学校の先生方、統括の乃万小学校・村上校長先生にこの場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。
10/27(土): 四国中央市立土居小学校・四国中央市理科同好会・第3回研修会「五感を大切にした理科の学び」
火曜日から金曜日までが、今治市でふるさと出前授業。土曜日は、ふるさと出前授業を統括頂いた今治市立乃万小学校の村上校長先生との繋がりで、四国中央市理科同好会へ。昨年に続いて、2年連続。30名近い市内の先生方が理科を専門とする市内にかかわらず、参画して頂いていたのは、この町の理科に対する熱意を感じ、welcome boardが出迎えてくれました。ありがとうございました。![]()
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午前中が研修会で、前半が前座として講義を。後半は前日までのふるさと出前授業を統括頂いた今治市立乃万小学校・村上校長先生が真打ちとして登場。実験・実習ができるというところが「えひめ授業の鉄人」であり、「真打ち」たり得るところ。毎回参加させて頂き、感動を頂きます。![]()
前座である渡辺の講義は、前半に「ふるさと出前授業」でも使った果実を切って観察してみるというもの。ウリ科(ズッキーニ、ハヤトウリ)、ナス科(トマト)、カキノキ科(カキ)、バラ科(リンゴ)、フトモモ科(フェイジョア)、ミソハギ科(ザクロ)、アオイ科(オクラ)を村上校長先生に用意頂き、これらの果実を切るとき、縦に切るのか、横に切るのか。では、なぜ、縦に切ることが多いのか。。。横に切ると。。。というようなたくさんの観察を。意外な形態を見ることができたのではないでしょうか。児童生徒に理科などの興味を引く材料としては、ワンポイントで使って頂けるネタになったのでは。。また、最近、シナノゴールドなどの黄色系のリンゴが流行りになっている理由。同じようなことが、リンゴだけでなく、ブドウも紫系でなくて、緑系のシャインマスカットが多くなると。。。意外なことになると。現実の農業でも、きれいに着色させるのは、至難の業。その裏側を理解して、少しくらいむらがあっても。。。ということは、後半の環境面を考えても大事なことかなと。![]()
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後半は、環境・植物に関連した講義。環境の基本は「身の回り」。今年の仙台市教育センターでも話をした内容。教室で隣に誰が座るかで、結構、わくわくしたのが小中高の時代だったような。なので、そんなところからはじめて、環境を考えてほしいと。また、遺伝子汚染というか、その地域にいないような動植物を放置しないこと。一度、拡散すると、元に戻すのは、結構かなり大変なことですので。もちろん、教育環境をより積極的な組織にすることも大事なこと。理科に限ったことではないかも知れないですが、四国中央市の豊かな自然を観察し、最後まであきらめないでがんばるような児童生徒さんを育成してほしいと。![]()
真打ちの村上校長先生は、色のある石膏で作った「メガロドン」の歯の化石。さらに、本物らしく着色する。そこに、鉄人たるプロの技が。。。また、磁石が離れていても機能するというか、磁力線は見えないけど、そんな現象があるというのを分かりやすく見せる教材も。これには感動でした。渡辺も頂きましたので、仙台で実演をしてみたいと思います。新しい使い方ができないかなど。。。![]()
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最後になりましたが、今回の企画を頂きました、四国中央市理科同好会の会長である土居小学校・越村校長先生をはじめとする関係の先生方、また、土曜日という忙しい中、参加頂いた先生方に、この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。また、こうした機会を頂戴できればと思います。渡辺も講義だけでなく、実験・実習の技を磨いて、伺いたいと思いますので。ありがとうございました。
わたなべしるす
PS. 四国中央市は、かつての、川之江市、伊予三島市、土居町、新宮村が合併してできたもの。隣の新居浜市に別子銅山があったこともあり、校長室には、その岩石が。科学的な歴史遺産は大事なものなのだと。。。改めて。
PS.のPS. 講義のあとで、いくつかの質問をいただき、その中でも、植物にストレスを与えて、それを化合物の減少量で計測しようという試みについて。なるほど。。そんな発想があるのだと。渡辺なりに、こんな風に工夫したら、いかがでしょうかという提案を。うまく機能してくれるとよいのですが。。。うまくいかないなどありましたら、mailでお問い合わせ下さい。
PS.のPS.のPS. 渡辺が出前講義で出張の間に、渡辺が博士号(学位)を直接、手渡して頂いた当時の西澤総長が亡くなられたと。。。当時の迫力というか、気迫というか、そんなものを今でも思いだし、その大切さを残された研究人生でがんばらないといけないのだなと。。。ふと。。
【アウトリーチ活動】今治市立関前中学校、岡村小学校、吹揚小学校、波止浜小学校、日高小学校、桜井中学校、九和小学校、鴨部小学校、玉川中学校・ふるさと出前授業、四国中央市理科同好会・第3回研修会(10/23, 25, 26, 27追記)
2018年10月23日 (火)
力業、完成度、圧倒(10/17)
2018年10月17日 (水)
この4月から分野名を「植物分子育種分野」に変更した。以前は「植物生殖遺伝分野」であった。扱う形質の幅を広げると言うこともあり、分野名を変更したが、実験技術というか、手法の基礎は遺伝学である。以前も、書いたことがあるかも知れないが、渡辺が高校生の頃には、遺伝学は「生物I」で学習した。その後、どの様な過程を経たのか、厳密に知り得ないが、今では、1遺伝子座によって制御されている遺伝学は、中学3年で履修するらしい。では、2遺伝子以上の複雑な系は。。。高校での生物学の中に入っているらしいが、ほとんど、扱うことがないらしい。ゲノムというか、細胞が有している遺伝情報を比較的簡単に解析できるこの時代。もちろん、1遺伝子座で制御されている現象もあると思うが、それと相互作用したり、複雑な系は存在するはずであろう。渡辺が単純に遺伝学に興味を持ったのは、数学の「確率」で物事を考えることができたことが背景に。サイコロを振るように、どちらの目が出るのか。優性の対立遺伝子なのか、劣性の対立遺伝子なのか。その組合せをひたすら書き出して、考えたのを思い出す。ただ、実際に実験をすると、試験問題のような少ない数で、答えを出すのは、かなりの苦難がある。それぞれのサイエンスの分野が細分化されているとはいえ、力業でなくて、物事を論理的に考えることはどんなfieldでも重要であるわけで。。。基本的なことを理解して、物事を観察して、考える、というのはサイエンスの基礎基盤であり、どの様に現象をバランスよく捉えるかによって、現象理解は違ってくるのではないだろうか。研究の基礎力というか、研究力の低下が叫ばれている現状で、あらためて、いままでの研究の歴史を振り返るのも1つなのだろう。
歴史と言えば、小学校から高校までで何を教えるのか、学習指導要領というのだろうか、10年に1度、改訂されている。その学習指導要領によって、先の遺伝学を教える位置も、変わったのであろう。時代によって変遷があるということは、その時点では完成度が高いものかも知れないが、振り返ると。。。ということはもちろん、あるだろう。渡辺の時代、高校に進学しないという友達がどれくらいいたであろうか。数%だったような。。。今は、ほぼ、100%の進学率。では、改めて、遺伝学をしっかり高校でというのは、。。遺伝学は遺伝子を扱って、物事を考える人たちの基礎になっている訳なので、もう少し各論のことを抑えるとか。。。ただ、大学入試との関係で、そんなに簡単なことではないのかも知れない。ただ、研究の歴史を知るのと同じくらい、教育の歴史という意味で、学習指導要領を知っておくのも大学人として大事なのかも知れない。小中高と学んだ学生が大学に来るわけなので。。。
そういえば、高校、大学で遺伝学は学んだが、遺伝学の実験をした記憶がない。作物を使って、適切に検出できる形質がないのだろうか。もちろん、メンデルが使った形質は使えるはずであり、モデル植物、生物を使えば、できるものもあるのだろう。モデルの方が、色々な実験例もあり、圧倒的に実験はやりやすい。その意味で、蛍光顕微鏡で観察をしないとできない「自家不和合性」形質は、基礎的な実験には、少々不向きなのかも知れない。とはいえ、形質の検出の以前に、F0からF1を作出し、自殖することで、F2を展開する必要がある。交配というか、交雑である。だんだんと年を取ったのだと思う。実験に使うピンセットの手先がおぼつかない。そんな中でも、なんとか、総当たりの組合せを欠落しないように。。。あとから、あれもほしかったというのは、困りものになるので。。。オセロ、サッカー、将棋、いずれの世界も、若手が活躍している。若手に負けないように、残りの12.5年で何ができるのか、しっかり逆算して、現状の研究施設をフル活用して、さらには、共同研究をすることで、時には圧倒的な力業を使いつつ、完成度の高い教育研究をと思う今日この頃である。![]()
わたなべしるす
PS. この記事の1つ前に、出前講義が1,000回を超えたとか。。。桁違いというのはよくいったもので。始めた頃は、1桁だったのが、2桁、3桁、4桁に。。。支えてくれた関係の方々に、お礼を申し上げます。ありがとうございました。
PS.のPS. もう1つ。この週末の農芸化学会のサイエンスカフェ。あちこちで、広報しているのですが、まだ、席に余裕があります。是非、申込の上、ご参加頂ければ、幸いです。
祝!1000回
2018年10月17日 (水)
渡辺先生、おめでとうございます!!![]()
10/15の七北田小学校での講義で、出前講義数が1000回に到達しました!!
講義数が500回を超えたのが2013年だったので、残りの500回を実施するのに丸5年。
年100回ペースの計算になります。![]()
記録を振り返ってみると北は青森、南は沖縄まで24都府県、156校で講義をしています。
新ためてすごさを感じますね。![]()
小学生向けの講義の最後に出るスライド![]()
簡単そうに見えてすごく難しい事なのですが、私も常々こうありたいなと思っています。
忙しい時も体調がすぐれない時もあると思いますが、次は1500回は目指して、
渡辺先生、これからも頑張ってくださいね!
いとう
【アウトリーチ活動】仙台市立七北田小学校・特別講義「花の不思議な世界」, 米沢興譲館高等学校・SSH異分野融合サイエンス(10/15, 18追記)
2018年10月16日 (火)
仙台市内の小学校は基本、2学期制だとか。。。大学の前期と後期のようなものなのでしょうか。途中で数日、秋休みが入るというの聞いたことがあるような。大学も10月から後期がスタート。いつものように「展開ゼミ」がスタート。最初の出足を心配していますが、天気のよい日だけでなく、太陽の光を当てることは、大事なこと。室内での栽培は、容易ではないですから。。。また、10月は後期が始まることに加えて、「科学研究費」の書類書きの月でもあり。。。これを気合いと根性でgetしないと、次年度の研究を展開できないわけで。。。年々、そのシステムがシビアになるのは。。。という気がしますが。いずれ、そうした中で得た研究成果を社会に還元することも大事なこと。仙台市教育センターとのコラボでの3つ目の学校は、仙台市立七北田小学校。以前は、通年でNSPを行っていたのですが、忙しさが半端なくなってきたこともあって。今回も玄関先で、welcome boardがお出迎え。ありがとうございました。![]()
10/15(月): 仙台市立七北田小学校・特別講義「花の不思議な世界」
講義は、5年生向けに「花の不思議な世界」。先月の北仙台小学校と同じ講義内容。リンゴをモデルに、開花、受粉、受精、結実ということの理解を。イントロを北仙台小学校とは、変えたのですが、いつもとは違うパターンだったようで。この記事を書く頃には、はて??何をしゃべったのか。。。年は隠せなくなりました。いつもイントロは、渡辺の出身の愛媛県今治市。今治タオルを使ってくれている方もたくさんいました。何かの折りに使ってみて下さい。![]()
花の名前を考えるところ。ヒルガオということの理由を説明できるのに、ほとんど時間がかからず。これも、理科をしっかり学んで、考える習慣ができているからだと思います。「科」の分類。これも難しいと思いましたが、バラ科果樹。たくさんのものがでてきたと思います。普段からの観察を大事にして下さい。
受粉の電子顕微鏡と受粉反応の動画。高倍率のものと動きがあるというもの。さすがに感動だったようです。ただ、5年生で学習するのは、植物では、受粉まで。花粉管、受精というのは、中学生になってからのようです。受精というのは、「メダカ」で学習するとか。。。動物も、植物も新しい子孫を残すとき、「受精」が必要ですので。そんな話に続いて、リンゴの品種のことを話すのですが、どれくらい知っているか。最近は、赤いリンゴと黄色、青系のリンゴについて。真っ赤なリンゴばかり選ぶと。。。。校長先生くらいの年齢になった時、赤いリンゴが消えてしまうかも。。。そうそう、日本のリンゴは、摘果をするので、大きいですが、海外ではそんなことはできないほどの、粗放な農業。この大きなリンゴができる大事さというか、ありがたさも実感して下さい。![]()
最後は、自家不和合性。さすがに、植物が自分と他人の花粉を識別できるというのは、驚きのようでした。では、なぜ、そんなことが必要なのか。遺伝子を混ぜること。それで多様性を保つということ。そんなことをしっかり身の回りの観察から学んで下さい。
講義の最初と終わったあとで、相澤校長先生と理科専科の先生と理科教育などについての議論を。10年くらい前にスタートした「NSP」のきっかけを作って頂いたのが、内藤校長先生の時代。また、今の教育センターとのコラボの話を頂いたのは、坂本校長先生が教育センターにおられた頃にお話しを頂き、今に至っていて。。。そんなで、長きにわたり、渡辺が来たと言うことよりも、その間、理科専科の先生を置いて、教育した効果だと思います。先日行われた、全国レベルでのテストで、理科の成績がずいぶんよかったと。やっぱり、その道のプロというか、しっかり準備して、授業をできる先生がやるというのが大事なことなのでしょうか。また、講義の翌日から、6年生は修学旅行とか。その席で、校長先生が去年の出前講義の話をして、リンゴのことなどを覚えていたと。。。ありがたいことです。また、次年度、そうした機会があれば、幸いです。最後になりましたが、相澤校長先生、理科専科の先生、5年生担任の先生をはじめ、関係の先生方にお礼申し上げます。ありがとうございました。また、次年度もお世話になる機会があれば、幸いです。
PS. 講義の最後に、リンゴの果実を切ることを。いつもなら、縦にしか切らないはずですが、横に切るということ。そんなことはしたことがないのでは。なぜなのか。。。とある歴史と関係があるとか。。。当たり前を当たり前と思わずに、やってみることです。![]()
米沢興譲館高等学校・SSH異分野融合サイエンス(10/18)
今年度から始まった、山形県立米沢興譲館高等学校・SSH異分野融合サイエンス。今年度、7月、8月に実施。「バイオ産業科学と社会課題」というお題。1回目に、果実類を観察して、意外と気がついてないことが多いことをというか、観察することの大切さ、どこを見るのか、何を見て、考えるのか、それが何とつながっているのかなど。普段余り考えてないことを、考える機会に。2回目では、地域、世界の科学の歴史を振り返ってみるとそこに何あるのか、また、それを踏まえて、人生をどう考えるのか。ということでした。夏と秋での2つの異なる受講生にと言うことで、同じパターンの講義になりましたが、今回は、前半に当たる「アブラナ科植物における自家不和合性の基礎から応用」の部分を。用意いただいた野菜、果実が、夏から秋のものへと変化しており。。。そうそう、今週の初めの仙台市立七北田小学校が1,000回目の出前講義でしたので、今回は1,001回目。1,500回を目指して。![]()
違いを見つけると言うことは、実は、物事を分類すると言うことからスタート。それが、分類学、形態学というの発展しただろうと思うわけです。で、用意頂いた、リンゴ、ピーマン、トマト、オクラ、ズッキーニ、メロン、イチゴ、モモ、トウガンを「科」という大きな仲間で分類。![]()
今でこそ、DNA塩基配列で分類するわけですが、以前は、花の形態による分類。「科」の中の細かなところ、あるいは、「科」を超えたところで、どの「科」が相互に近いのかについては、確かにDNA塩基配列の方が正確なのかも知れないですが。。。ところが、この話に行く前に、キャベツと芽キャベツの違いと言うことで盛り上がって(どちらも、Brassica oleraceaで、品種改良で、それぞれが成立したのですが。。。)。。。あらかじめ、こうした野菜類の写真を用意しておかないといけないことを痛感。。。で、先の分類ですが、夏にやったグループとは、また違った発想で。。。ただ、大事にしてほしいことは、なぜ、その分類にするのか、その理由はということ。なぜ、ということを大事にすれば、考える習慣がつきますので。。。最近、そんなテレビ番組もありますので。。。そういえば、そんな話を小学校の出前講義でも話をしたなと。。。![]()
後半は、植物の生殖、自家不和合性について。前半を2hr使ってしまったので、後半を1hrという駆け足になりましたが。。。自殖性、他殖性の違い。他殖性が重要であること、また、自殖を続けると、どうなるのかなど、今までの植物、花に対するイメージは違ったのではないでしょうか。ヨーロッパの中世のハプスブルク家の話をするのですが、1年生でも意外とたくさん知っているのは、感動でした。また、英国の陶磁器を作っている「ウェッジウッド」のことを知っている方も。意外なところで、サイエンスと接点があったりしますので。色々なことを結びつけて考えることができるようになって下さい。![]()
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最後とのところで、自家不和合性のからくりというか、種子と果実の関係を。。サクランボの時期には、外れていますが、リンゴはこれからが最盛期。そんなバラ科果樹においては、自家不和合性を有しているというのが、通常。なので、受粉樹が必要になるわけですが、そんなことをしたら、まともな果実ができるのか。雑種の果実にならないのか。。。その当たりは、教育指導要領というか、どこで何を教えるのか、難しいところですが、やっぱり、系統的に教えることの大切さを改めて。。。講義の最後には、代表の方から、今日の講義の感想とお礼の言葉を。その言葉を忘れずに、自然を観察して、違いを見つけて下さい。![]()
最後になりましたが、実施に当たり、今崎先生、熊坂先生をはじめとする関係の先生方には、大変お世話になりました。本物を見る機会がある、米沢という環境の下で、それをどの様に実行するのか、ということの難しさを改めて、強く実感できた3hrの講義でした。ありがとうございました。次回は12月の2回目の講義になるかと思います。楽しみにしております。![]()
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わたなべしるす
PS. 学校から駅に戻る途中の畑に、アブラナ科野菜の、ブロッコリー、キャベツなど、たくさん見つけました。学校の周りを改めて、観察してみて下さい。意外に、たくさんの野菜の不思議を見つけることができますので。
PS.のPS. 次年度のSSHの計画、科学者の卵養成講座についても、意見交換の時間を頂きました。ありがとうございました。よりよい発展につながればと思いますので。何卒よろしくお願いいたします。
出会いと別れ、ケーキ会
2018年10月12日 (金)
M2の引地です。記事を書くのは4月ぶりであり、随分とご無沙汰しております。
就職活動も全員なんとか落ち着き、気が付けば院生生活も半年を切ってしまいました。時が経つのは本当に早いものです。
院生生活を支えてくださる方は教授はもちろん、スタッフさんや先輩、同期や後輩、家族...と多くの方が関わっているのですが、
研究室アルバイトさんには中でも本当に助けられました。
ということで、10月は5日の1年生歓迎会に続き、11日には卒業するバイトさんを交えたケーキ会を行ないました!
バイトさんは、出会いもあればいつかはお別れのときが来てしまいます...。開催時期が遅くなってごめんなさい。
今回のケーキ屋さんは南町通りのカズノリイケダさん。いつもお世話になっております。![]()
こんな感じで、見た目もお洒落なケーキが揃いました。
どれも美味しそうですよね。私は右上のカップスイーツ(名称は忘れてしまいましたが...)を頂きましたが、イチゴソースが本当に美味しかったです。
今回は参加人数が多かったため、ショーケースを指差して「端から端まで下さい!」という夢のような買い方をしてしまいました。
ケーキを前にバイトさんたちも大喜び。
今回卒業してしまうのは内野さん(一番右)と堀井さん(右から二番目)で、左の2人は偶然シフトが重なったので参加してくれました!
久々の集合で、バイトさんたちは農学部トークで盛り上がり...
学部生は専門科目や学生実験で大変そうだというのが伝わってきました。
大変な部分もコースによってそれぞれ違うみたいですね。
私も生化のような学科にいたので、少し共感しました。
みんな...頑張れ!自分に合った研究室に出逢えますように。
ケーキ会の後半には、2人へのプレゼント贈呈。![]()
気になる中身は、ムーミンのキャラクターのマグカップです。
お家で使うもよし、研究室でもMyマグカップが必要になってくるので是非使ってください!
悩んで選んだ甲斐があり、喜んでもらえてよかったです!
後はなべ研一同からのメッセージを集めた色紙をお渡ししました。
終わりごろになべさんからのありがたいお言葉がありました。
いつも美味しいケーキご馳走様です。
そして堀井さんからもご挨拶。
(内野さんは用事で帰ってしまいました...!)![]()
内野さん、バイトに来てくれる度に笑顔でいろいろなことをお話してくれたので、こちらも元気を貰えました。ショートカットにしたときはあまりにも似合いすぎて学生の間で話題になりました。演劇に実験に、頑張ってください!
堀井さんは、先日まで国体に行っていたようです!トライアスロンって本当に体力が要りそうでずっと続けられているのは尊敬します。これからも部活動に打ち込んでいってください!そして最後の挨拶で言っていた通り、1年生のうちから研究室の様子を知っているということは、今後も役に立つと思います。
お2人には時には過酷なお仕事(主に植物の管理)を任せてしまったこともありましたが、どんなお仕事も黙々とやってくれたのでどれだけ助けられたか...と思います。いい子達だったので、とても寂しいです。
本当にありがとうございました。今後はそれぞれのフィールドで活躍してくれることをお祈りしています!
たまには遊びに来てね。
我々も買出し頑張りましたよのポーズ。(まあやさんも一緒に)
お疲れ様でした!
M2 引地

