先週末の雨以降、最低気温は15-20oCくらい。最高気温も25oCに届かずという状態。もう少し晴れてくれると、植物にはありがたいですが、外での作業を考えると、これくらいの気温、日照はやりやすいかと。去年も同じくらい暑かったのを思い出すわけですが、今年はこの後、気温、日照がどのように推移するのか。
今年度もカレントトピックスとして、「中級アカデミック・ライティング-現代的課題に関する文献講読とレポート作成-」という講義を開講します。講義は月曜日の5コマ目。15回の講義を4名の教員が担当し、渡辺は11/11, 18の2回のみを担当します。自然科学系の科学的な論文がどのように書かれているのか、図書館が有する膨大なdatabaseを効率よく利用して、文献を調査する、そんなことを講義、実習します。2回目の実習はdatabaseに詳しい図書館の方が検索実習を担当してくれます。「習うより慣れよ」というところだと思います。
それ以外の3名の先生方から、人文社会科学系の研究論文、実際の論文執筆に対する考え方などの講義があります。加えて、提出したレポートに教員がコメントし、多様な角度から示唆・コメントをくれる希な講義です。5コマ目で他にもこれという講義と重なる等あるかも知れないですが、しっかりした文章力を養成することは、一生の宝物。是非、受講を検討してみてください。渡辺の講義は11/11, 18の2回。お目にかかるのを楽しみにしています。
【お知らせ・緊急告知】2024年度「中級アカデミック・ライティング」、10/7(月)の5コマ目でスタート(9/26)
2024年9月26日 (木)
【お知らせ】2024年度 生命科学研究科 説明会(秋); 9/28(土)への参加登録可能に(9/5)
2024年9月 5日 (木)
5/11(土), 5/18(土)で生命科学研究科説明会を行いましたが、その秋versionとして、9/28(土)に同様の説明会を行います。ブログにスタッフの鈴木さんが書かれていますが、ニュースからもお知らせしておきます。受験対象の学部4年生だけでなく、学部1, 2, 3年生にも門戸を広げ、生命科学研究科では、こんなことをやっていると言うことを広く知って頂く機会として設定しました。
<9/28(土)の生命科学研究科説明会>:対面で実施
全体説明:10:00~
対面でのポスター紹介:11:00~12:30
研究室でのオープンラボ:14:00~17:00
お手数かけますが、事前の参加登録が必要です。詳細は研究科説明会HPをご覧下さい。
どのイベントから参加頂いても問題ありません。研究室公開のオープンラボだけでももちろん、welcomeです。オープンラボでは研究室公開に加えて、他のスタッフ、学生さんとも話すことができる機会を設定します。春の時と同様に当日は「ケーキ会」も行いますので、ぜひお立ち寄りください。
多くの方々に研究室、研究内容を聞いて頂き、この研究室でみんなと研究をしてみようという機会になればと思っております。多くの方々の参加をお待ちしております。
わたなべしるす
【お知らせ】日本植物生理学会・みんなのひろば・植物Q&A・質問コーナー「リンゴの自家不和合性について」への回答(7/12)
2024年7月12日 (金)
2022年には、5, 7, 9月に「イチョウの雄花と雌花について」、「同じ種の植物なのに、できた果実の子室の数に違いが出る理由について」、「オクラの小さい粒について」という質問が植物Q&Aに届き、植物生理学会のサイエンスアドバイザーをされている山谷先生経由で回答。2023年はお手伝いする機会がなかったのですが、久しぶりに「リンゴの自家不和合性について」という、自家不和合性についての直球の質問。小中高生向けの出前講義などでも話をする大事なポイント。とてもよい質問でした。こんな風に身の回りの事象を不思議に思う心が大事なのだと、改めて実感。また、返事を書くことで自分自身の脳みその整理にもなりますので。ありがとうございました。
【お知らせ】第41回日本植物バイオテクノロジー学会(仙台)大会・市民公開シンポジウムで研究成果発表(9/1開催、7/11)
2024年7月11日 (木)
仙台の梅雨とは思えない気温の高さ。梅雨の時期にはやませが吹くことが多く、低温注意報ができることが多かったのが、最高気温は25-30oCの間。作物の生育にどの様な影響が出るのか、心配な気象条件です。
2ヶ月ほど先の話ですが、仙台で第41回日本植物バイオテクノロジー学会(仙台)大会が開催されます。最終日の9月1日(日)の午後からは学会の通常のセッションと並行して、市民公開シンポジウムが開催されます。コロナ禍を経て大きく改善された配信システム。それを活用して、近くの方は現地でのオンサイトに参加頂き、遠くの方、現地までの時間が厳しい方は、zoomでの配信から見ることができるハイブリッド方式で行います。
日時:2024年9月1日(日) 13:30~17:00
形式:ハイブリッド方式(現地でのオンサイトとzoomによる配信)
現地開催場所:東北大学川内北キャンパス マルチメディア教育研究棟 M206教室
(渡辺の講演時間は、13:40-14:10の予定)
↓クリックでポスターのPDF版がダウンロードできます(size=3.43MB)
詳細は日本植物バイオテクノロジー学会の市民公開シンポジウムのサイトをご覧下さい。なお、現地参加、オンライン参加を問わず、websiteの参加申し込みフォームから事前申し込みをお願いします。渡辺以外に、4名の先端的な研究を分かりやすく紹介します。多くの方にご参加頂けるのを楽しみにしております。
わたなべしるす
【研究成果】難分解性合成農薬を分解できる遺伝子導入植物の開発「BMC Biotechnol.」(6/20)
2024年6月20日 (木)
同じ研究科の永田教授とのコラボで、現在使用禁止なっている難分解性塩素系殺虫剤を分解できるシロイヌナズナを作出し、その特性解析をすることが論文として発表することができました。
「Deng et al. (2024) Transgenic Arabidopsis thaliana plants expressing bacterial gamma-hexachlorocyclohexane dehydrochlorinase LinA. BMC Biotechnol. 24: 42.」です。pdfのdownloadはfreeです。また、こうしたコラボができればと思います。ありがとうございました。