1つ前の記事で記したコロナ禍にてスタートした「ダイズゲノムをベースとした共同研究」。少しずつ成果につながり、日本土壌肥料学会 2023年度愛媛大会において、共同研究者の福島大・菅波先生が発表された「複数形質のGWASの比較によるQTLの特異性・多面性の評価」がる若手口頭発表優秀賞を受賞となりました。HPを見て頂くと分かるとおり、発表者のみでなく、連名での表彰となっており、「若手」とあるのが気恥ずかしいのですが。。
2つの学会での連続での受賞はもちろん初めて。大きな成果につなげるように精進したいと思います。
わたなべしるす
【研究成果・受賞】日本土壌肥料学会 2023年度愛媛大会における若手口頭発表優秀賞(10/20)
2023年10月20日 (金)
【研究成果・受賞】2023年日本育種学会秋季大会(第144回講演会)における日本育種学会優秀発表賞受賞(10/20)
2023年10月20日 (金)
以前、お知らせの通り、第144回日本育種学会は神戸大学で開催され、「アブラナ科作物の遺伝・育種学の未来像を描く」と題したワークショップで発表する機会を頂きました。この時、共同研究者である福島大・菅波先生が「レガシーデータを活用したダイズの開花期を制御する遺伝子座の探索」と題する発表をして頂き、渡辺も連名となっていました。
この発表が、2023年日本育種学会秋季大会(第144回講演会)における日本育種学会優秀発表賞を受賞したことを報告します。学会発表での受賞は2017年以来で6年ぶりの受賞。コロナ禍でスタートした「ダイズゲノムをベースにした共同研究」もさらに発展できればと思います。
わたなべしるす
【ラジオ番組出演】FMラヂオバリバリ「わくわく自然科学館」にゲスト出演(10/12, 17追記)
2023年10月12日 (木)
朝の気温は一気に秋が深まる気温に。夏から秋への遷移状態はどこに行ったのか。一方、日中は20-25oCくらいで植物の生長にはよい条件。秋らしい青空ですが、温度との組合せが秋らしいのか、少し疑問が残る、10月中旬。昨日、10/11(水)は、第71期将棋王座戦の五番勝負第4局が行われ、藤井七冠が永瀬王座を破り、全てのタイトルを奪取し、八冠に。何故、番勝負で勝利に結びつくのか、研究者としてもtotalに勝利を目指すというようなことを考えてもよいのかも知れないと。 さて、お知らせですが、昨日の10/11(水)、11:00から、FMラヂオバリバリ「わくわく自然科学館」にゲスト出演。実は前の週にも出演していたのですが、諸事に追われて聞くこともできず。。。ところが、世の中よくできていて、アーカイブがあります。包装から1 weekあとになると、ポッドキャスト経由で聞くことができるようです。少なくともパソコン画面からは。携帯端末は???、です。10/12にURLを追加したのがpart 1。今日、10/17にpart 2のURLを追加しましたので、2回分を通して視聴可能です。URLは以下の通りです。
植物の話(ゲスト 渡辺正夫教授) part 1
植物の話(ゲスト 渡辺正夫教授) part 2
お時間が許す方、ご視聴ください。
わたなべしるす
PS. 環境問題は食糧、エネルギーなど多方面に影響が。。われわれはどうするべきか、考える時期のように思います。
PS.のPS. 11/17(火), 21:30。part 2についてもURLを追加しました。あわせて、視聴下さい。
【感謝状】宮城県仙台第三高等学校より、「SSH運営指導員としての貢献」への感謝状(10/10)
2023年10月10日 (火)
9月末から10月最初の週はパンクするような予定の嵐。そんなこともあり、お知らせが遅くなりました。去る9月15日(金)に宮城県仙台第三高等学校・創立60周年記念式典があり、これまでのスーパーサイエンスハイスクール(SSH)運営指導員としての貢献に対して、感謝状を頂きました。ありがとうございました。
初期の立ち上げを工学部・安藤先生とご一緒して、その間、いろいろあったのを感謝状を見ながら思い出しました。これからのさらなる発展を祈念しております。ありがとうございました。
わたなべしるす
PS. 当日は別事案があり、出席できず、感謝状は郵送で受け取りました。記念講演には元プロ野球選手が来られたとか。拝聴できなかったのは残念でした。
【お知らせ・緊急告知】2023年度「中級アカデミック・ライティング」、10/3(火)の5コマ目でスタート(9/22)
2023年9月22日 (金)
数日前から30oCを超えることがなくなり、「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉が正しいのか、それとも平年よりもかなりの高温でこれからも推移するということで、日々の生活、植物の管理に影響が出ないのか、そんなことが気になる9月の終わり。
今年度もカレントトピックスとして、「中級アカデミック・ライティング-現代的課題に関する文献講読とレポート作成-」という講義を開講します。15回の講義のうち、渡辺が担当するのは2回のみですが、自然科学系の科学的な論文がどのように書かれているのか、図書館が有する膨大なdatabaseを効率よく利用して、文献を調査する、そんなことを講義、実習します。それ以外の3名の先生方から、人文社会科学系の研究論文、実際の論文執筆に対する考え方などの講義があります。加えて、提出したレポートに教員がコメントし、たくさんの示唆をくれる希な講義です。5コマ目で他にもこれという講義と重なる等あるかも知れないですが、しっかりした文章力を養成することは、一生の宝物。是非、受講を検討してみてください。初回は所用で参加できませんが、渡辺の講義は10/31と11/7。お目にかかるのを楽しみにしています。
(講義の詳細は、以下の画像をクリックしてください、東北大学図書館のHPが開きます)