当研究室の客員教授をして頂いている韓国・順天大・Park教授とは、韓国出張時、JSPS・二国間交流事業等を通じて、共同研究を行っており、2021年にハマダイコンの多様性研究が成果に。今回は、Park教授のプロジェクトにこちらがコラボする形ですが、アブラナ科作物の黒腐病に関連した分子間カーカーの開発、その利用ということで、2つの論文発表となりました。
その2つの論文は「Kim et al. (2023) Molecular marker development for the rapid differentiation of black rot causing Xanthomonas campestris pv. campestris Race 7. Plant Pathol. J. 39: 494-503.」と「Hong et al. (2023) Characterization and distribution of black rot disease causing pathogen-Xanthomonas campestris pv. campestris races of the Jeju island, South Korea. J. Plant Pathol. (in press)」。 病害と植物の相互作用は自家不和合性の自他識別とも比較される認識機構。これからもよい形でコラボできればと思います。
わたなべしるす
【研究成果】アブラナ科作物への黒腐病に関連した分子マーカー開発とその利用「Plant Pathol. J.」「J. Plant Pathol.」(8/4)
2023年11月16日 (木)
【お知らせ】ふくしまサイエンスフェスティバル(福島県立福島高等学校SSH事業)に協力(12/9開催、11/14)
2023年11月14日 (火)
年齢もあるのだろう、たぶん、そう思いたいのだが、いろいろな「忘れ物」が多い。置いたもの、やろうとしていたことなどなど。一方で、今をときめく藤井竜王が3期目を防衛して、八冠を維持。圧巻の強さはどこから来るのか。ちょっとでのよいので分けてほしい。次なるタイトル棋戦は年明けからの第73期王将戦。その挑決リーグも大詰め。今月末には挑戦者が決まるとか。王将戦は年明けから。年明けまでの1.5ヶ月でできることを片付けないと。そんな寒さが一段と厳しくなった今日この頃。 この年末のこの時期になると、SSH事業の運営指導委員を仰せつかっている、福島県立福島高等学校の「ふくしまサイエンスフェスティバル」が開催されます。昨年度からはbeforeコロナと同じ開催形式。12年連続の参加となります。渡辺の企画は「バナナからDNAを抽出しよう」という実験を担当します。今年も福島県立福島高等学校の生徒さんたちがサポートしてくれています。多くの子供さんたちに参加頂ければと思っています。
日時:2023年12月9日(土) 11:00~15:30
場所:福島市子どもの夢を育む施設 こむこむ館
(渡辺の実験は、11:00-11:30, 13:00-13:30, 13:45-14:15の3回実施予定)
↓クリックでポスターのPDF版がダウンロードできます(size=0.78MB)
ポスターにあるとおり、当日は、福島県内の大学、高校なども企画を出しています。もちろん、入場無料。少しでも科学に触れる機会が増えることは、よいことかと思いますので。たくさんの来客をお待ちしております。
わたなべしるす
【研究成果・受賞】日本土壌肥料学会 2023年度愛媛大会における若手口頭発表優秀賞(10/20)
2023年10月20日 (金)
1つ前の記事で記したコロナ禍にてスタートした「ダイズゲノムをベースとした共同研究」。少しずつ成果につながり、日本土壌肥料学会 2023年度愛媛大会において、共同研究者の福島大・菅波先生が発表された「複数形質のGWASの比較によるQTLの特異性・多面性の評価」がる若手口頭発表優秀賞を受賞となりました。HPを見て頂くと分かるとおり、発表者のみでなく、連名での表彰となっており、「若手」とあるのが気恥ずかしいのですが。。
2つの学会での連続での受賞はもちろん初めて。大きな成果につなげるように精進したいと思います。
わたなべしるす
【研究成果・受賞】2023年日本育種学会秋季大会(第144回講演会)における日本育種学会優秀発表賞受賞(10/20)
2023年10月20日 (金)
以前、お知らせの通り、第144回日本育種学会は神戸大学で開催され、「アブラナ科作物の遺伝・育種学の未来像を描く」と題したワークショップで発表する機会を頂きました。この時、共同研究者である福島大・菅波先生が「レガシーデータを活用したダイズの開花期を制御する遺伝子座の探索」と題する発表をして頂き、渡辺も連名となっていました。
この発表が、2023年日本育種学会秋季大会(第144回講演会)における日本育種学会優秀発表賞を受賞したことを報告します。学会発表での受賞は2017年以来で6年ぶりの受賞。コロナ禍でスタートした「ダイズゲノムをベースにした共同研究」もさらに発展できればと思います。
わたなべしるす
【ラジオ番組出演】FMラヂオバリバリ「わくわく自然科学館」にゲスト出演(10/12, 17追記)
2023年10月12日 (木)
朝の気温は一気に秋が深まる気温に。夏から秋への遷移状態はどこに行ったのか。一方、日中は20-25oCくらいで植物の生長にはよい条件。秋らしい青空ですが、温度との組合せが秋らしいのか、少し疑問が残る、10月中旬。昨日、10/11(水)は、第71期将棋王座戦の五番勝負第4局が行われ、藤井七冠が永瀬王座を破り、全てのタイトルを奪取し、八冠に。何故、番勝負で勝利に結びつくのか、研究者としてもtotalに勝利を目指すというようなことを考えてもよいのかも知れないと。 さて、お知らせですが、昨日の10/11(水)、11:00から、FMラヂオバリバリ「わくわく自然科学館」にゲスト出演。実は前の週にも出演していたのですが、諸事に追われて聞くこともできず。。。ところが、世の中よくできていて、アーカイブがあります。包装から1 weekあとになると、ポッドキャスト経由で聞くことができるようです。少なくともパソコン画面からは。携帯端末は???、です。10/12にURLを追加したのがpart 1。今日、10/17にpart 2のURLを追加しましたので、2回分を通して視聴可能です。URLは以下の通りです。
植物の話(ゲスト 渡辺正夫教授) part 1
植物の話(ゲスト 渡辺正夫教授) part 2
お時間が許す方、ご視聴ください。
わたなべしるす
PS. 環境問題は食糧、エネルギーなど多方面に影響が。。われわれはどうするべきか、考える時期のように思います。
PS.のPS. 11/17(火), 21:30。part 2についてもURLを追加しました。あわせて、視聴下さい。