東北大学・飛翔型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業)

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平成22年度活動ブログ

平成22年度活動ブログ養成講座の活動を記録しています。

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2012.04.06

仙台向山高校改め、山形大学理学部物理学科1年の須藤です。

私が科学者の卵を通して得られたものはたくさんあると思います。
それは同志だったり、目標だったり、夢だったり。
同じく科学者を目指している、科学を学んでいきたいと思っている友人がいたおかげで互いに切磋琢磨することができ、無事国立大学に入学することができているんだと実感しています(それが東北大学ではないのが残念ですが...)。

また、科学者の卵を通して私には新たな将来の目標ができました。それは教育者になるということです。天文学への夢を捨てたわけではありませんが震災の後、子供たちが海を見て怯えるという姿に切ない気持ちを覚えました。私はもともと自然豊かなところで生まれて、自然が大好きだったから理科が好きになって、理科が好きだから科学者になろうとそう思っていたので子供たちには自然におびえたり恐怖を持ったりしてほしくないと思っています。
子供のころの経験は自分の生き方に強い影響を与えるものだとそう信じています。そのため子供のころから自然や理科にもっと深い興味を持ってもらいたい、自然に恐怖を抱いたまま大人になってほしくないと願っています。
その思いを実現するのが科学者の卵のような機会だと思います。現に私も科学者の卵に参加したことでより科学に興味を持つことができました。科学者の卵も続けてほしいと思いますが、私自身も子供たちが科学に興味を持つことのお手伝いができればと思っています。それが私の新しい夢です。

科学者の卵で出会った人、考え方、経験、知識などを大学生活でも生かしていけるよう頑張ります!また仙台に戻った時には研究室にお邪魔することもあるかと思いますのでその時はよろしくお願いします。
私の今一番の願いは科学者の卵が継続することです。高校生が科学と触れ合える機会はめったにありません。そのため科学に興味がない学生が増えているのだと思います。科学の発展のためにも継続できることを祈っています。また科学者の卵が開催されるときはお手伝いに伺いますので是非連絡してくださいね!!

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