さて、渡辺の講義では、渡辺の小中高校時代をお話ししました。特に高校時代については、それぞれの教科について、考えていたことも。時間の関係であそこでは話をしなかったですが、「科学」ということについては、この「科学者の卵養成講座」のようなものはなかったし、普段の学校での学習と友達との話、テレビ、本などから、科学を知るくらいでした。もちろん、Internetもありませんでしたし。その意味では、参加している皆さんの方が、いろいろな新しいことを知っていると思いますが、ただ、いくらか手を上げてもらって思ったのは、実際の経験が少ないなと思いました。実際にやってみると、結構難しいことがたくさんあります。なので、いまある身の回りの小さな自然でもよいので、それから何かを学んで下さい。将来の様々なことに、活きてくると思いますので。
戦略とか、戦術とかということを考え始めたのも、少なくとも20代か、30代になってからです。10代の頃は、何も考えずに、ひたすらというところもありました。講義で話しませんでしたが、目標点数を足し算で考えず、引き算で考える。つまり、何点とるのでなくて、何点、失っても大丈夫と考えるのか。そうしたことも話し忘れました。そんな引き算の考え方も、いろいろな場面で、ヒントになるのではと思います。
あれこれとあって、皆さんのレポートを拝見するのは、来週以降になりますが、それを見て、また、ここにコメントを書くようにします。もちろん、個別のレポートに渡辺のコメントを足しますので。それから、次回、渡辺は、盛岡での高校生のイベントへの参加をお願いされていて、参加できません。質問は、配付した資料にあるところに送って下さい。数日中には、返事をしますので。
では、では。
わたなべしるす
PS. 渡辺のHPをご覧頂いている方もいるかもしれないですが、研究室での出来事だけでなく、その時に気になったことなどを、月に数回書いてあります。これも書くことを続けることの大切さのおかげで書くことができる訳です。ぜひ、ご覧下さい。HPを気に入った方は、TwitterもHPの下のところにありますので、フォロアーになって頂ければ、研究室から発信していることは、常に見ることができるようにしてありますので。。。。